2023年3月31日に公開の映画「わたしの見ている世界が全て」を今すぐ視聴できる動画配信サービス（VOD）を徹底紹介。この記事では「わたしの見ている世界が全て」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
わたしの見ている世界が全てが視聴できる動画配信サービス
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わたしの見ている世界が全てのあらすじ
熊野遥風は、家族の価値観と衝突しながら育ち、大学進学を機に実家を出た。ベンチャー企業で頭角を現していたが、目標達成の手段を選ばない性格が災いしてパワハラを理由に退職に追い込まれる。復讐心に突き動かされた遥風は、自ら事業を立ち上げて雪辱を果たそうとするが資金繰りに苦戦。母の訃報をきっかけに実家へ戻ると、3兄弟に実家を売却して現金化する案を提案する。しかし、興味を示さない姉と、強く反対する兄と弟がこれに反発。野心を燃やす遥風は、家族を実家から追い出し自立させるための『家族自立化計画』を始動させる。
わたしの見ている世界が全ての詳細情報
「わたしの見ている世界が全て」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
わたしの見ている世界が全ての公式PVや予告編動画
「わたしの見ている世界が全て」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。
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わたしの見ている世界が全ての感想＆レビュー
出だしから期待感が高まる雰囲気だった。最年少の妹がガンガン前へと進み、兄二人も姉も普通感満載で、物語の行方がどう動くのかと引き込まれる。森田想さんはどこかで見た気がしていたが、NHKの『三千万』のキーパーソンだった人物だと知り、納得のキャスティングだと感じた。主人公が周囲をどんどん変えていく様子に、自分自身も知らないうちに影響されていくのがおもしろい。見られて良かった。
サクッと楽しめるけれど、再視聴はしないタイプの作品だ。
ああいうスタイルは、順調な時は良いが、失敗した際の立て直しが難しいのではないか。
優しさを持って生きるだけでなく、自分の利益を優先して進むこととのバランスが、ちょうど良い場所にいられればいいのにと思う。
まさに『私の見ている世界こそがすべて』。さまざまなきっかけで世界はどんどん広がっていくんだろう。
見終わって大きく盛り上がるわけではないが、80分という尺のおかげで飽きずにサクッと観られる。登場人物にはそれぞれクセがあり、主人公のキャリアウーマンも合理主義寄りの性格でこういうタイプ、いるよねと納得できる。詐欺師から取り戻した30万円の扱いについては、自分ならきちんとポケットに入れてしまうかもしれない、という気持ちがふとよぎる。
自分の考えた筋書き通りに物事が進まないと、退屈そうな表情を浮かべる。そう言えば、相手はその反応に対して「わかったようなことを言うな」と感じることもあるだろう。それは、自分の想像を押し付けているだけに過ぎない。遥風は、家族や同僚に対して長い間そのような態度で接してきたが、自覚していなかったのかもしれない。他者の感情に無関心な態度を見せてきた遥風が、店仕舞いを惜しむ客を呼び止めたときの言葉は、感謝の気持ちからであってほしいと願う。
実家を手放し、兄弟がそれぞれの人生を歩むまでの物語。同時に、一人の女の子が周囲に目を向ける成長の過程を描いています。主人公は、正義を貫くことを第一に考える4人兄弟の末っ子で、兄弟を見下しがちです。自己中心的な言動が際立ち、周囲の人々を傷つけていることには無頓着です。この物語は、実家の売却をきっかけに、家族の強い絆や身内特有の煩わしさを浮き彫りにします。タイトルにちなんで、各々が持つ視界がその人の全てを表しています。個々の世界を改善しようとする行動が他者に悪影響を及ぼす場合もあれば、時には偶然に誰かを救うこともあります。実家の荷物が片付けられ、空っぽになった空間に感じる寂しさは、人との絆や温もり、思い出から来るものでした。人はその思いを抱えながら、忘れた顔で日々を生きています。自身のことで手一杯な中にも、人とのつながりの大切さを感じた映画です。
パワハラにより退職せざるを得なかった遥風は、事業を始めるために資金調達に奔走する。しかし、久しぶりに実家に帰省した際、実家を売却して得たお金を起業資金に充てることを思いつく。
自分が全て正しいと思い込んでいるタイプのパワハラOLがいることに憤りを感じた。正論のように聞こえる言葉を並べ、家族の人生を無理に変えようとする姿には不快感を覚えた。結局、彼女の行動がどうなったのかは観客にゆだねられているが、考察をしたくなる気持ちにはあまりなれず、少々残念であった。
こういう人はいるよね。関わりたくないと思いつつも、社会には欠かせない存在だ。家族として、物事が円滑に進んだのは彼女のおかげ。感情に流されず、起こりうる事態を的確に整理してくれるのも彼女の力だ。商売人の心に近い感覚を感じ、それに気づけたのも、これから変われる未来があると信じられる理由になる。まだ若いし、行動力も抜群だ。
この主演女優さんは何度か拝見しますが、今作のようなキツい役が特に似合う気がします。そんな主人公は勘違いだらけの、仕事はできてもパワハラ寄りの自己中心的な女。自分勝手な人間が身近にいたら地獄のような日々を送りそうで、本当に耐え難い。とはいえ、そんな展開を勝手に期待していたのに、結局は何も解決せず、主人公も相変わらず自己中心的なままで物語は幕を閉じてしまいました。
野心を持つ人は素敵だと思います。常に高いモチベーションを保ち、前向きにがむしゃらに進む姿勢は本当に素晴らしい。ただ、そんな人ばかりの世界を想像するのは少し怖いことでもあります。人それぞれで、理想と現実にはギャップがあるのが当然です。だからこそ、今この瞬間を大切に、できることをやるだけでも十分に素晴らしいと思います。理想通りにはいかないのが現実です