1969年1月11日に公開の映画「ローズマリーの赤ちゃん」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「ローズマリーの赤ちゃん」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
ローズマリーの赤ちゃんが視聴できる動画配信サービス
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最終更新日
ローズマリーの赤ちゃんのあらすじ
不吉な噂がつきまとう古いアパートへ引っ越してきた若い夫婦ガイとローズマリー。ある日、隣家の娘が突然亡くなり、ローズマリーは彼女の形見となるペンダントを受け取る。その後、二人は日取りを決めて子どもを授かろうとするが、ローズマリーは突然気を失ってしまう…
ローズマリーの赤ちゃんの詳細情報
「ローズマリーの赤ちゃん」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
監督 | ロマン・ポランスキー |
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脚本家 | ロマン・ポランスキー |
出演者 |
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カテゴリー | 映画 |
ジャンル | ホラー |
制作国 | アメリカ |
公開日 | 1969年1月11日 |
上映時間 | 137分 |
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感想・レビュー
感想
ローズマリーは売れない役者のガイと結婚し、劇場の近くにある古いアパートへ引っ越す。2人で童話作家ハッチに相談するうち、その部屋には赤ちゃんを食べる悪魔の姉妹の噂があると知り、どこにでも噂はあると引っ越すことにする。
ローズが洗濯をしていると偶然テリーと出会い、話すうち隣室のカスタベット夫妻が居候だと知る。親がいなく、弟は海兵隊にいる拾われ者だと語る彼女の口ぶりには不気味さがあり、夜には不気味な音も絶えない。二人はこれからは一緒に洗濯しようと約束するが、間もなくテリーは部屋から転落して自殺する。
この夜、若い夫婦が帰って死体を目撃し、ほどなくカスタベット夫妻も戻ってくる。ローズはテリーと知り合いであることからカスタベット夫妻と顔見知りになる。
ある日、訪ねてくる隣人は二人になっており、寂しさを紛らわせるため今夜ステーキでもと年老いた相手をする話をガイに相談する。ガイは年寄りの面倒を見るのは面倒だから一度だけ行くと決める。
ここからが伏線。隣へ赴くと、ガイは想像以上に主人のローマンと打ち解けている。部屋に戻って来て、あのステーキは何だったのか、食器もばらばらだ、銀の皿だけは良かったなとふざけて悪口を口にする。なぜ絵が一枚しかなかったのかとローズが問うと、ガイは明日もう一度ローマンに会うと答える。演劇に詳しいと仲よくなることで二人の距離は縮まり、その後ガイのライバルは失明し、思いがけないチャンスが舞い込んでくる。
物語は劇場仕立てで2時間を超える長編。厚化粧のミニーのお節介はコントのように滑稽で楽しいが、後半は冗長に感じられる。もっとコンパクトにできたら良かったとも思う。セリフは日常的で、長い独白はなく観やすい。冒頭と結末だけでも伝わる構成にしても良かったかもしれない。教訓として、最初だけ親切にして後で全てを奪ってくる詐欺師や偽善者や宗教家は今も多く、普遍的な価値観を持つ映画だ
終始不気味な雰囲気が際立っていた。謎のものを飲まされる場面が特に印象的で、日常のさりげない不快感と超常的な恐怖が見事に入り混じる感覚だった。
アイラ・レヴィンの同名小説を基に、ロマン・ポランスキーが手掛けたホラー映画。
不吉な噂が浮かぶ古いアパートに移り住んだ若夫婦、ガイとローズマリー。隣家の娘の死を受けて、ローズマリーは形見のペンダントを受け取る。やがて、二人は子供を作る日を決めるが、ローズマリーは突然失神してしまう。
1969年に公開されたこの傑作ホラーは、悪魔の子供を妊娠する恐怖を描いています。果たしてそれは本物の悪魔なのか、それとも不安定な精神の妄想なのか。サスペンスに満ちた描写は必見です。
第41回アカデミー賞(1969年)ではルース・ゴードンが助演女優賞を受賞しました。
08.07.2025
木曜日の午前4時、部屋で鑑賞
Afterall…
面白すぎる
ずっと見ていられる
怖い
ふと、ぞっとする視線
崩れ落ちる均衡
June 28
02.05.2021
#6月28日(月)#6月(月)#マタニティ(月)
世界中の女性の中から、あなたは選ばれた。悪魔の世継ぎの母となる運命を背負う者として
彼女はとてもおしゃれだった。
母性は、狂気と紙一重だ。
物語の終始にわたり漂う異様で不穏な雰囲気は、主人公の心情と過剰に共鳴する結果としてのパラノイアなのだろうか。それとも、得体の知れない同調圧力から生まれる受動的な思考停止がもたらしたものであろうか。
NYのレトロで魅力的なアパートに引っ越した新婚夫婦。妊娠中の妻は、隣人が悪魔崇拝者ではないかと不安を抱くようになる
この怪しい隣人、悪魔崇拝者というよりは、現代で言うスピリチュアル系のカルト的な近所付き合いで、若夫婦がそこに引き込まれていく様子が意外だった。
確かに、こういった世界にハマるのは若い妻のイメージそのものだが、実際には彼女がきっかけを作り、スピ系自然派カルトで人脈を広げる中、夫は売れたい俳優という設定も、今見てもフレッシュで生々しさを感じる。
1966年当時、サタン教会などはまだ存在していなかったが、カウンターカルチャーや新興宗教、復興運動が盛んだった時代だったのかもしれない。その影響を受けている雰囲気が漂っている。
悪魔と魔女のイメージが融合していることもあって、この時代には真剣に魔女をしている人たちが「私たちは悪魔とは関係ありません」とか「白魔術」と主張したくなるのも納得がいく。
ミア・ファローのファッションや部屋のインテリアはオシャレで、映画としても楽しめる要素がある。マタニティブルーの描写も良かったが、ロマン・ポランスキーを賞賛したい気持ちはあまりない。どうしてこんな作品を撮れる人がという思いもあり、悪魔に本当に魂を売ったのかと考えたくなる。
前日譚として制作された『7A号室』も観たくなる。確かに『オーメンザファースト』や『IMMACULATE』にもローズマリーの影響は強いが、「結局ローズマリーの赤ちゃんでしょ」と一言で済ますのはもったいない。この作品には別の楽しみ方があるのだ。
70年代の子供時代に抱いた精神的恐怖を形成した作品で、何度観ても悪魔の存在感が際立つ。演出や編集が物語を加速させるのは、監督の才能によるものだろう。
自分にとってトラウマ的な映画体験であるため、客観的に見ると映画としての面白さはそれほど感じないかもしれないが、記憶に深く残る作品だ。
終始不快な雰囲気の中、執拗な隣人や医者たちの行動が妊婦の不安を倍増させる。妊娠によるヒステリックな状態なのか、それとも悪魔取引を示唆するヒステリックなものなのか、最後まで解明されない描写は見事である。瞬間的なショックや恐怖はないものの、徐々に明らかになる事実の恐ろしさは格別だ。確実にホラー映画の金字塔である。
悪夢が静かに忍び寄る。
以前から楽しみにしていた名作ホラーをついに観ることができました!おせっかいなおばさんがとにかくうざくて、びっくりしました。薬草の香りや、変なドリンクを飲んだような感覚が伝わってきて、途中で胃がちくちくしました。1960年代に実際に発生した薬害による奇形児事件からインスパイアを受けた小説を映像化したものです。ラストは原作とは異なるらしいので、どんな赤ちゃんだったのか、あるいは幻想だったのか、非常に気になります。
『戦場のピアニスト』などを手掛けたロマン・ポランスキー監督による作品です。
冒頭から不気味な雰囲気が漂い、展開はある程度予想できたが、後半の絶望感には圧倒された。恐怖をストレートに描写していないのに、通常のシーンですら恐ろしさを感じさせられた。