2006年10月28日に公開の映画「虹の女神 Rainbow Song」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「虹の女神 Rainbow Song」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
虹の女神 Rainbow Songが視聴できる動画配信サービス
現在「虹の女神 Rainbow Song」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「虹の女神 Rainbow Song」が配信中です。
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虹の女神 Rainbow Songのあらすじ
大学生の岸田智也は、佐藤あおいの友人をストーカーまがいの行動で追い回していた。あおいは智也に声をかけられ、恋のキューピッド役を引き受けるが、2人の関係はうまく進まない。やがてあおいが主宰する映画サークルに智也が引き込まれると、彼は彼女が監督を務める作品の主演に抜擢される。作品づくりを通じて、2人は他愛のない話から将来の不安まで、さまざまな思いを打ち明け合うようになる。大学を卒業し社会人となったあおいは、さらなる成長のため渡米を決意。あおいの留学後、映像制作会社で忙しく働く智也は、ある日友人からあおいがアメリカで命を落としたと知らされる…
虹の女神 Rainbow Songの詳細情報
「虹の女神 Rainbow Song」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
虹の女神 Rainbow Songの楽曲
「虹の女神 Rainbow Song」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- メインテーマThe Rainbow Song 〜虹の女神〜Tomoko Tane
虹の女神 Rainbow Songを無料で見る方法は?
「虹の女神 Rainbow Song」を無料で視聴するなら、「DMM TV」「Prime Video」「U-NEXT」などの無料トライアル期間を活用するのがおすすめです。
「Dailymotion」「Pandora」「9tsu」「Torrent」などの動画共有サイトで無料視聴するのは避けましょう。これらのサイトには、著作権者の許可なく違法にアップロードされた動画が多く存在し、利用者側も処罰の対象となる可能性があります。
感想・レビュー
悪くはないけど、特別感はないね。切なさが感じられる。
映画の中での父親のシーンが一番印象に残っているよ。
恋愛ものとしては非常に楽しめました。
冒頭で未来を描き、その後に過去を示す手法が印象的で、内容も素晴らしかったです。
現実に翻弄され、どこか浮ついている日々を送る主人公たち。彼らは掴みどころがないけれど、どこか自分の過去を思い起こさせる存在。そんな不安定さに共鳴を感じる。
はじめに事実が提示され、そこから過去を振り返る構成の映画で、結末を知っている安心感の中で物語を追える点が印象的でした。
佐藤あおい(上野樹里)は、渡米先の飛行機事故で亡くなり、物語はそこから始まります。そこからあおいと智也の関係をさかのぼって描くドラマは、大学時代に映画研究部で映画監督をしていたあおいと、後に主演を務めることになる智也の二人の関係性に焦点を当てます。
男女の友情がいつ恋へと変わるのか。その境界は、自分では気づかないうちに訪れるのか、それとも相手の宣言で急に気づくものなのかといった問いが観る者の胸をかき立てます。
あおいの魅力と欠点を、智也が素直に、時には鈍感さとして受け止める姿は、二人の関係をより切なく、生々しく描き出します。『バカだなあ、お姉ちゃんも岸田さんも』というセリフは印象的で、そんな言葉を贈ってくれる妹がいて、この先に何かが起こるのではないかと淡い期待を抱かせます。
エンディングの曲も、物語の自然な流れに寄り添い、余韻を残します。
事故であおいが亡くなったことで過去を振り返る視点が成立し、あおいの気持ちに焦点が集まりました。もし事故が起きなかったら、二人はずっと離れ離れのままだったのではと考えると、どちらが良かったのかと想像してしまいます。
最後まで見ていて、岩井俊二を思わせる作品だなぁと思っていたら、実はプロデュース作品だったんですね〜
大好きです!!!!
長年映画を見てきた私の中で「ロードムービーに外れなし」と「映画を作る映画に外れなし」は不動の2大法則だが、後者の最高傑作としてこの作品を挙げたい。上野樹里が主演する映画の代表作としても、岩井俊二監督の最高傑作としても妥当だと思うし、主演作だけでなくプロデュース作品も含めればこれが最良と感じる。
映画は虹をタイトルに7章(+終章)という構成。章の並びは以下のとおりである。
第一章 水平の虹
第二章 ストーカー時代
第三章 コダック娘
第四章 妹
第五章 失恋
第六章 恋人
第七章 地球最後の日
終章 虹の女神
ヒロインのあおいは第二章から第五章に登場する。
冒頭の第一章ではあおいの事故死を知らせるニュースが描かれ、つまり第二章〜第五章はすべて生前の回想である。ヒロインだけでなく、主人公・智也を演じる市原隼人の軽薄な喋り方や、佐々木蔵之介が演じる上司・樋口の調子のいいキャラもリアリティを与えている。ヒロインの妹役で蒼井優が象徴的な存在感を放ち、脇役陣も光っていて、大学のサークルのノリも再現度が高い。演技の下手さも含めて、タイプはさまざまだ。
岩井俊二が関わっているだけあってカメラワークは当然のように優れている。セリフで説明しすぎず、目つき・表情・話し方だけで物語を描く。音の使い方も秀逸で、あおいが思いがけない言葉を聞いてはっとする瞬間には背景音が一瞬ミュートされるなど、さりげなさすぎて気づかない人も多いが実に巧妙だ。
この生前パートが生き生きと魅力的に描かれるため、観客はいつの間にか「おおいはすでに死んでいる」という事実を忘れてしまうのだ。
生前パートの魅力があまりに強烈なため、次の展開につながる第六章は不思議さを伴う。
この章だけが浮いて見えるのだが、物語上は必要不可欠な歪みであり、智也にとっての悪夢のような日々を描く役割を担っている。あおいが一切登場しないこの章だけ現実感が薄くなるのも、演出の妙と言える。相田翔子が演じる天性の不思議キャラのおかげで、白昼夢のような不気味さが一層際立つ。なお相田翔子は劇中で年齢を詐称する役どころを演じており、実年齢よりも若く見えることがかえって印象的だ。
そして「第七章 地球最後の日」は、あおいが大学の映画サークルで作った8mm映画のタイトルであり、それ自体が物語の主要なモチーフとして丸ごと上映される。大学の映画サークルという設定に興味がない観客には「このクソ映画」と脱力感を抱かせるかもしれないが、映画を作る映画として見ると非常に高レベルな完成度だ。
まず、サークルが制作する映画としてここまでのクオリティが出せるのは稀だ。しかもこれは安っぽいちゃっち風ではなく、作中のあおいが実際にFujica ZC1000のカートリッジにコダックのコダクローム40を詰めて撮影されているという貴重な8mm映像だ。さらに重要なのは、この素人っぽさの中にある『THE END OF THE WORLD』という仮題の映像が、観る者の視点と重なりあい、第一章から第六章の縮図として機能している点である。
終章は美しくまとまり、切ない余韻を残して終わるが、恋愛映画としての完成度はやや普通寄りの印象を受ける。結局、最も輝くのは生前のあおいが活躍する第二章〜第五章だ。公開当時、絶賛派の間でも意見が分かれた要因の一つには、智也が主体性や向上心、情熱を欠く情けない男として描かれている点が挙げられる。あおいの魅力に惹かれるのが不自然だとの批判も、確かに指摘として的を射ている。智也が初めからストーカー的な要素を含むキャラクターである点も、観客の感情移入を難しくしている。
それにもかかわらず、熊澤監督がこのレベルの映画を撮り切った事実は称賛に値する。彼の他の作品も決して目立たないが、この作品があれば十分に時代を語れる。いずれはこの作品に匹敵する、さらなる名作を熊澤監督にも期待したい。
結局、人生を振り返ると、あの時言わなかったことへの後悔ばかりが浮かびます。それだけに、あおいが遠くに去ってしまうことや、手の届かない存在になることが、より一層実感として伝わってきます。
不思議な世界観が魅力の作品。演者は同じなのに人物同士のつながりが見えず、連作なのかと思っていたら、実は同じ男女と周囲の人々の物語が展開していた。Abemaで放送中なので、また視聴できるかもしれない。
岩井俊二がプロデュースした作品で、非常に素晴らしかったです。映画制作がストーリーの中心にあるのが特に良かったです。上野樹里の魅力が詰まった作品で、1万円の指輪をはめて水たまりに虹を映し出すシーンは印象的でした。お祭りで妹に内緒で潜入するのに、最初からバレてしまう展開や、色の話から虹の話になるシーンは感動的でした。上野樹里はずっと一途に市原隼人を思っているのに、彼は鈍感で多くの選択を誤ってしまうのがもどかしいです。このすれ違いがうまく噛み合っていた世界線を羨むのは良くないですね。
途中で違う名前を呼んでいなかったか?気のせいだろうか。流し観には向いていなかったようだが、集中できるようなストーリーでもなかった。
このような流れの構成が苦手だということが明らかになった。
小日向さんが空港で言った「墜落してお姉ちゃんのところに行くか!」というセリフには心を打たれた。