シェルブールの雨傘はどこで見れる?今すぐ視聴できる動画配信サービスを紹介!

4.2
シェルブールの雨傘 映画

1964年10月4日に公開の映画「シェルブールの雨傘」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「シェルブールの雨傘」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。

シェルブールの雨傘が視聴できる動画配信サービス

現在「シェルブールの雨傘」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「シェルブールの雨傘」が配信中です。

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最終更新日

シェルブールの雨傘のあらすじ

ジャック・ドゥミ監督の代表作で、カトリーヌ・ドヌーヴが主演。舞台はフランスのシェルブール。自動車修理工のギイと雨傘店の娘ジェヌヴィエーヴは結婚を誓い合うが、ギイは戦争に召集される──。男女の悲恋を描くミュージカル映画。

シェルブールの雨傘の詳細情報

「シェルブールの雨傘」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。

監督
脚本家
出演者
カテゴリー
ジャンル
制作国 フランス
公開日 1964年10月4日
上映時間 91分

シェルブールの雨傘の楽曲

「シェルブールの雨傘」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。

感想・レビュー

  1. 金魚埠頭

    アキ・カウリスマキ監督の『キノ・ライカ』を観賞しました。カウリスマキ映画の持つ独特の人間味はありつつ、懐古趣味にも新旧の優劣にも寄らない、心を揺さぶる体験でした。洗練されたオープニングと余韻のあるビターなラストが特に印象的。こんなにも美しい映画をこの場所で観られたことを、決して忘れません。

  2. オタクのおっさん オタクのおっさん

    2025年、99本目の作品は画期的で非常に興味深かった。通常の映画ではBGMが会話の裏に流れ、シーンの表現や感情を補完するものだが、この映画では男女それぞれの会話の終わりに使われる楽器が異なり、セリフの締めくくりに心地よい音の切れ目があり、これが感情や物語の進行にさらなる深みを与えていた。その結果、各シーンの重要性が際立って見えた。特に最後の音楽には深い感動を覚えた。物語のクライマックスとしての壮大さは感じられるが、単なる幸せでは終わらず、その感情が音楽を通じて伝わってきた。悲しみも含め、全てがあのラストの音楽に集約されており、ミシェル・ルグランの音楽へのこだわりがしっかりと伝わってくる素晴らしい体験だった。

  3. DAI

    結婚はダメなのに、父親が分からない妊娠はいいんだ。画面の色はずっとかわいい。俺の人生もこれでいい。

  4. もっち もっち

    死んだとされていた恋人・愛人が実は生きていたという「お富さん型ラブストーリー」の最高峰であり、代表作とも言える作品です。

    この物語が描く「お富さん」の状況は戦争によって生み出されていますが、思い出される映画は「ひまわり」です。

    ただ、その印象は決定的に異なります。個人的な感想として、「ひまわり」は不気味なのです。

    出征によって引き裂かれた愛は確かなのですが、「ひまわり」では、男性がソ連で新たな家庭を築いている設定です。それを探す女性や、二重生活を送る夫の姿に、松本清張の作品のような雰囲気を感じます。「ゼロの焦点」や、江戸川乱歩、谷崎潤一郎の「友田と松永の話」のようなミステリー要素も存在します。

    これはミステリーとしては非常に面白いですが、それを戦争の悲劇として扱うには無理があるのではないかという気持ちになります。いかなる理由があったにせよ、この男性は無責任ではないかと思えてしまうのです。繰り返しになりますが、これは個人の見解です。

    さて、本作についてですが、これは本当に感動的でした。涙を誘うポイントで、思わず泣いてしまいました。戦争の悲劇を過度に強調しないところが「ひまわり」と異なる根本的な要因だと思います。
    出征で引き裂かれた二人が、お互いをあきらめ、それぞれ新たな生活を築いていく過程が丁寧に描かれています。だからこそ、二重生活ではなく、感動的な物語になっているのです。
    その緻密な描写に加え、セリフが全て歌になっているという独自のスタイルが、少し古めかしい「お富さん型ラブストーリー」に新たな驚きと感動をもたらしました。
    ラストのガソリンスタンドのシーンから目を離さないでください!

    追伸1
    セリフが全て歌になっているのは、Wikipediaによればレチタティーヴォという形式だそうです。この映画のスタイルを参考にして、ぜひ日韓合作の「釜山港へ帰れ」を映画化してほしいです!

    追伸2
    「お富さん型ラブストーリー」のもう一つの頂点と言えば、日本映画「夜霧よ今夜も有難う」ですが、それについてはまたの機会に。

    追伸3
    この作品は何十年も観ておらず、昨年初めてアマプラで鑑賞しました。

  5. 関西風

    今日、還暦を迎えた私は、早速シニア割を利用して映画を観に行きました。
    記念すべきシニア割での初映画は、昨年60周年を迎えた『シェルブールの雨傘』です。
    何度も観てきましたが、その映像と音楽は色褪せることがなく、特にメロディは時折脳裏に蘇り、思わず涙ぐんでしまいました。

  6. かず かず

    日本は初恋の文学を代表し、フランスは不倫をテーマにした文学だと教授が言っていたことを思い出す。主人公にはあまり感情移入できなかったが、当時の年齢と経済的背景から見ると、その決断は確かに理解できる。また、フランスの恋愛は刹那的であるがゆえに、一途な愛よりも多情多感な恋の方がよりロマンチックに描かれるのではないかと思った。ルグランの繰り返される音楽は、後半に行くにつれて切なさが増し、じわじわと心に響いてきてとても素晴らしかった。

  7. 田貫

    空からの長回しショットで撮影されたこの映画が、結末をガソリンスタンドで迎えるとは誰も想像しないだろう。
    空撮の引きで撮られた映画が、最後の舞台をガソリンスタンドに据えるとは、誰も思わないはずだ。
    空撮の長い引きで進行するこの映画は、結末をガソリンスタンドで迎えるとは信じられない。
    空からの引きカットで撮影された本作は、結末がガソリンスタンドで終わる展開に驚かされる。

  8. ぽん ぽん

    短い作品の中から選んだこの映画、初めて観るカトリーヌ・ドヌーブの美しさに心を奪われる。ポニーテールにリボンを結びたくなる気分だ。シェルブールの港町の四季の移り変わり、特に雪のシーンが印象的。オープニングの滝のように降る雨の中でカラフルな傘たちが踊る。これは間違いなく素晴らしい映画だ。映像の可愛らしさには何度も目を奪われ、止めて見直してしまった。ジェヌヴィエーヴのワンピースやマダムのショッキングピンクのジャケット、傘屋のディスプレイ、サイケデリックな壁紙、花柄の壁紙、無造作に活けられた菊、シノワズリの小物や家具、どれも好みにぴったりで魅了された。アメリのようなキラキラした感覚を思い出した。大好きなミュージカル映画という点でも高得点。見送る駅での二人の別れのシーンが切なすぎる。ストーリーは悲恋だが、どちらもそれなりに幸せを掴む。マドレーヌとギイの組み合わせが最適だと思う。私が評価する映画は悪役が出てこないことが重要。復刻版を映画館で見たいなー、なんて思っている。

  9. まるちっぽ まるちっぽ

    ダンサー・イン・ザ・ダークのキャシーに引き込まれ、U-NEXTで視聴しました。

    カトリーヌ・ドヌーヴは本当に美しかったです。16歳には見えませんでしたが、、、

    全てのセリフがミュージカル風だったのに驚かされました。

  10. にゃるらとほてぷ にゃるらとほてぷ

    4年ぶりの恋愛に関する真理が、映画という形で見事に表現されていると思います。悪い意味ではなく、全てのストーリーの元となる典型的なテーマだからこそ、それが自然に感じられるのも理解できます。淋しさを癒してくれる相手が、理想的な人生のパートナーになるのは、古今東西でよく見られることですよね。それにしても、フランソワという名前の持つ意味には興味を持ちます。服や壁と心情とのつながりに目が行きながら、母と一緒に観たのですが、伯母さんが辛そうなのに、まだ歌い続けている様子を見て笑ってしまいました。まるでミュージカルのようですね。