1999年8月19日に公開の映画「死国」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「死国」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
死国が視聴できる動画配信サービス
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死国のあらすじ
10数年ぶりに故郷の高知県・矢狗村に戻った明神比奈子は、小学生時代の親友である日浦莎代里が事故で亡くなったことを知る。しかし、莎代里の母・照子は、莎代里がすぐに戻ると告げる。次第に、比奈子は四国に隠された秘密に直面することになる….
死国の詳細情報
「死国」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
| 原作者 | 坂東真砂子 |
|---|---|
| 監督 | 長崎俊一 |
| 脚本家 | 万田邦実 仙頭武則 |
| 主題歌・挿入歌 | 米良美一 |
| 出演者 | 佐藤允 夏川結衣 大杉漣 栗山千明 根岸季衣 筒井道隆 |
| カテゴリー | 映画 |
| ジャンル | サスペンス |
| 制作国 | 日本 |
| 公開日 | 1999年8月19日 |
| 上映時間 | 100分 |
死国を無料で見る方法は?
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死国のよくある質問
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Q映画『死国』のあらすじはどのようなものですか?
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A
映画『死国』は、愛媛県の山間部を舞台に、死者が蘇る「鬼火」の伝説を巡る物語です。葬儀に参加するために帰郷した主人公が、故郷で次々と起こる怪異に巻き込まれていきます。物語は古い伝承と現代の恐怖が交錯するミステリアスな展開が魅力です。
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Q映画『死国』に登場するキャラクターの見どころは何ですか?
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A
『死国』の登場人物たちは、それぞれ複雑な背景を抱えています。特に、主人公の幼なじみである若葉の変貌や、帰郷した主人公の心情の変化が物語の鍵となります。人間関係が徐々に明らかになる中で、登場人物たちの運命が絡み合っていく様子が緊張感を高めます。
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Q映画『死国』のテーマやメッセージにはどのようなものがありますか?
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A
『死国』は、生と死の境界や、故郷と個人の関係性をテーマにしています。過去と向き合うことや、忘れ去られた伝承が現代にどう影響を及ぼすのかが描かれ、見る者に記憶や伝承について考えさせる内容となっています。
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Q映画『死国』の制作スタッフやキャストには誰がいますか?
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A
映画『死国』の監督は長崎俊一で、主演には夏川結衣や筒井道隆が名を連ねています。キャストやスタッフが一体となって、幻想的かつ恐怖感のある作品を作り上げており、演技や演出が作品全体を支えています。
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Q映画『死国』は原作とどのように異なっていますか?
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A
『死国』は坂東眞砂子の原作小説を元にしています。映画では視覚表現を活かし、特に恐怖感を強調しています。設定やキャラクターの詳細が映像ならではのアプローチで描かれており、小説とは異なる緊張感を味わうことができます。



死国の感想&レビュー
何日も耐えて、ついに1時間08分観たが、もう限界だ。最後まで観ることは稀だが、今回はギブアップ。退屈というより、ただひたすら面白くなかった。原作はきっと良いと予想する。田舎の伝統や人々、オカルトが絡み合っているのだろう。当時の坂東眞砂子先生は人気作家だったから、決してつまらないはず。ただ、映像化がうまくいかなかったのかもしれない。こちらの忍耐力が足りなかったのも影響しているだろう。
ここで、この映画とは無関係な話を一つ。
坂東眞砂子先生で忘れられないのは、子猫を崖から落としてしまった事件だ。これが原因で一躍有名になった。当時、我が家では日経新聞を購読しており、そのコラムで驚愕して記憶に焼き付いている。その文章は無感情で淡々としていたが、今でいうところの炎上騒ぎを引き起こした。普段本を読まない人々にとって、坂東眞砂子先生は作家というより、子猫殺しとして知られているかもしれない。
その後、彼は「子猫殺し」をテーマにした著書を出版している。良いか悪いかは別として、凡人の私には理解できなかったことを今でも鮮明に覚えている。
[Story] 幼少期を過ごした故郷、高知県矢狗村の持ち家を整理するか迷っていた明神比奈子は、15年ぶりに帰省します。そこで、幼馴染の日浦莎代里が16歳の時に事故で亡くなったことを小学校時代の友人・ゆかりから知らされ、驚きに包まれている中、初恋の相手である秋沢文也と再会します。[Review] 総合評価 (6/10点) おすすめ度 (6/10点)[Memo] 1999年制作のため、今観るとチープに感じるのではと心配でしたが、実際はしっかりとした世界観があり、魅力とは言えないまでも心を惹かれる部分がありました。懐かしい田舎の風景と切ない恋愛模様、日本古来のホラーの中で際立つ栗山千明、全体的にテンポが単調で盛り上がりに欠ける印象を受けましたが、その独特の静けさが物語に心地よくマッチしていました。ホラー映画としての評価はそれなりですが、個人的には最後まで楽しめる作品でした。
映画として悪くはないが、くどさを感じた。もう少し短くまとめられたはずだ。雰囲気作りを狙っているのかもしれないが、同じような展開を長々と繰り返す印象だった。ベタすぎる点は好みが分かれるが、個人的にはそういう演出も悪くない。
原作には、凄まじい恐怖と鋭い面白さを潜ませた魅力があるのかもしれません。昔見た記憶がよみがえる一方で、改めて観るとその可能性を強く感じます。何より嬉しかったのは、久々に篠田昇の幻想的なカメラワークを堪能できたこと。お遍路の雰囲気や日本古来の怪奇伝説の気配が漂い、題材として非常に魅力的です。「逆に歩くと死者が蘇る」という発想も秀逸で、ノスタルジックなフィルム質感が淡い恐怖とともに流れるテンポも心地よい。ただ、全体的にはどことなくあっさりしていて、栗山千明が登場してからトーンが大きく変わる印象を受けます。幽霊が実体を持って現れ、人間として蘇ると、怪奇要素が薄れトンデモ寄りの展開に寄ってしまう感があり、悲恋のメロドラマ的な流れが挟まると「怖さはどこへ?」と感じてしまいます。相手を抱きしめると死に至らせる幽霊が、最終的に男を心中させるというベタなドラマ展開も残念。セピアトーンの映像美や柔らかなフォーカスの質感は魅力的なのに、どこか違って見える瞬間がありました。夏川結衣は美しく魅力的で、ホラーが意外に似合いそう。栗山千明はデビュー作としても独特で印象的。不思議な雰囲気と土佐弁の会話も雰囲気を盛り上げますが、やはり全体としては中途半端な印象。強烈な日本の怪奇ホラーを期待していただけに、少し物足りなく感じてしまいます。しかしどこか懐かしさを感じる要素もあり、改めて観てよかったと思える作品でもあります。
【ホラー映画ブームに便乗した作品】
(こちらは1999年に劇場で観た際のレビューです。「リング」(1998年)の大ヒットを受けて、日本ではホラー映画が盛り上がりましたが、そのブームに便乗して制作された映画には、質の低いものが数多く存在しているのが典型的な例です。)
恐怖を狙っているはずなのに、まったく怖くありません。
死国と四国の関連性も、浅薄です。
以前に観たので記録として残しておきます。
お遍路に関する話です。
夏川結衣さんの若い頃は本当に美しかったです。
栗山千明さんのデビュー作も印象に残っています。
途中までは不穏な雰囲気や田舎特有の閉鎖感が良かったものの、ヒナコとフミヤがくっついてからは「ん?」と思う展開に サユリのことを忘れられるから告白されても、果たして嬉しいのかな?と思ったし、フミヤが生き返ったサユリに近寄ってキスまでした理由も謎でした。ヒナコも最後まで何も止めることなく、もっと派手な展開を期待してしまったけど、お母さんの鬼気迫る儀式がピークだったかもしれません〜死者のサユリよりも怖かったです笑 夏川結衣と栗山千明の美しさには文句なしでした
思い出しながらのうろ覚えレビューを、整えて再投稿します。確か『リング2』と同時上映で映画館に観に行った気がする。不景気の今を考えると、一本の料金で二本見られるのはとても嬉しい発見だ。作品自体は長くて暗い印象で、個人的には星2.7くらい(⭐️2.7相当)といったところ。長さと暗さに対して評価は微妙でした。
ただ、別日に観た、恋愛体質のクラスメイトがこの映画のラストについて考察していて、それが妙に納得できた点が印象に残っています。ホラー寄りではなく、恋愛映画として別の角度から楽しめる要素があるため、興味があれば一度は観ても損はないかもしれません。
あらすじ(設定)を簡潔に:
・四国・高知県の村へ里帰りした主人公ヒナコ(夏川結衣)。
・幼馴染のサヨリ(栗山千明)とフミヤ(筒井道隆)は十数年ぶりに再会するが、サヨリは16歳の時に事故で亡くなっており、ヒナコはその事実を初めて知る。
・四国には死者をよみがえらせる危険なお遍路があり、村の有力者の家族は長年サヨリを生き返らせようと動いていた。
・ついに生き返ってしまい、サヨリは妖艶で美しいがどこか不気味さを伴い、家族の抱擁の際に骨を「ボキボキボキッ️」と力強く砕くなど、欲しいものを手に入れようとする。
・ひとりの女性としてフミヤを想うヒナコと、フミヤを巡る三人の関係は深く揺れ動く。
・結末は、サヨリを選んだフミヤと、ヒナコの間に緊張が生まれ、三人の関係は崩壊へ。フミヤは最終的にサヨリを選び二人で深いあの世へと沈み、ヒナコだけが取り残されるという展開です。ネタバレ含みの描写があります。
観終わって改めて感じたことは、恋愛体質のクラスメイトの解釈が非常に筋が通っていて納得できた点。『フミヤが本当に愛していたのはどっちだと思う?』と尋ねられたとき、私は『どっちもではなくサヨリだよね』と答え、その後の彼のヒナちゃんというつぶやきが、真実の答えだったのではと納得させられました。
現代なら長さや字幕の有無に対して難ありと感じる場面もあるかもしれませんが、それを差し引いてもこの映画で描かれる『究極の愛』を、もう一度味わってみたい気持ちは残ります。(YouTubeの限定公開があるらしい、という情報も耳にしています)
おすすめポイント:
– ホラー寄りの要素を恋愛映画として別角度から楽しめる点が新鮮。
– 四国・高知県の村を舞台にした、死者をよみがえらせる特殊な伝承が物語に独自性を与える。
– ラストの三角関係に対する視点が興味深く、恋愛映画ファンにも興味深い解釈を提供する可能性がある。
注意点:
– ホラー好きには刺激が強すぎる、長尺で字幕なしの場面が難解に感じられる点がある。
– あらすじ・結末は強いネタバレ要素を含むため、未視聴の方はご留意を。
諸星大二郎の影響を受けた映画で、映像の雰囲気も素晴らしく楽しんで観ていたのですが、意外にも刺激的な展開があって満足しました。
Jホラーでは登場人物に感情移入させる必要はないと語られがちだが、本作ではそれが仇となり、誰にも共感できないまま強引に感動を誘おうとする展開に引きずられてしまう。
前半は幽霊のさゆりが後ろにぼんやり映るカットや、空いた襖の闇のショットが不気味で良い。だが後半へ進むにつれさゆりの映し方が雑になり、もはや人間と区別がつかないため恐怖はほとんど感じられない。終盤にはツッコミどころが多く、カメラの腕も発揮されていない。さらに解説口調のセリフが目立ち、物語に余白を残す試みが裏目に出てしまっている。