ドクトル・ジバゴはどこで見れる?今すぐ視聴できる動画配信サービスを紹介!

4.3
ドクトル・ジバゴ 映画

1966年6月11日に公開の映画「ドクトル・ジバゴ」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「ドクトル・ジバゴ」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。

ドクトル・ジバゴが視聴できる動画配信サービス

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最終更新日

ドクトル・ジバゴのあらすじ

19世紀末のロシア。裕福な家庭に生まれたユーリー・ジバゴは孤児となるが、科学者のグロメーコに育てられる。ジバゴはその家の一人娘トーニャと共に何不自由なく成長し、次第に2人は愛を育んでいく。しかし、婚約パーティの日に思いがけない出来事が起きる。

ドクトル・ジバゴの詳細情報

「ドクトル・ジバゴ」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。

監督
脚本家
出演者
カテゴリー
ジャンル
制作国 アメリカ イタリア
公開日 1966年6月11日
上映時間 194分

ドクトル・ジバゴを無料で見る方法は?

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ドクトル・ジバゴのよくある質問

Q
映画『ドクトル・ジバゴ』のあらすじはどのようなものですか?
A

『ドクトル・ジバゴ』は、ロシア革命とその後の内戦を背景に、医師で詩人のユーリー・ジバゴを中心とした愛と戦争の物語です。ジバゴは、幼なじみのトーニャと結婚しますが、革命の混乱の中で看護師のラーラと出会い、彼女に惹かれていきます。激動の時代に生きる彼の運命が描かれています。

Q
『ドクトル・ジバゴ』に登場する主要キャラクターにはどのような人物がいますか?
A

主要キャラクターとして、医師であり詩人のユーリー・ジバゴ、彼の幼なじみで妻となるトーニャ、そして看護師のラーラがいます。ジバゴは革命の中で揺れ動く運命をたどり、トーニャとラーラの間で葛藤する姿が描かれます。

Q
映画『ドクトル・ジバゴ』のテーマについて教えてください。
A

『ドクトル・ジバゴ』では、愛と献身、革命と混乱が主要なテーマとして描かれています。背景となるロシア革命は、人々の運命を大きく変え、個々の幸せが奪われていく過程が描写されています。その中で、愛が持つ力と限界が浮き彫りにされている作品です。

Q
『ドクトル・ジバゴ』の制作スタッフにはどのような人物が関わっていますか?
A

『ドクトル・ジバゴ』は、デヴィッド・リーンが監督を務め、ロバート・ボルトが脚本を担当しました。また、主な音楽はモーリス・ジャールが手掛け、彼による「ラーラのテーマ」は映画音楽として非常に有名です。

Q
映画『ドクトル・ジバゴ』の原作との違いはありますか?
A

『ドクトル・ジバゴ』は、ボリス・パステルナークの同名小説を基にした映画です。映画では、原作の詳細な背景説明が省略され、ジバゴの個人的な物語に焦点が当てられています。また、映画は感情面をより強調しており、視覚的な表現が印象深いです。

JAPANMATE運営事務局
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映画

ドクトル・ジバゴの感想&レビュー

  1. 鬼雀

    果てしなく広がる白銀の大地。本作は、まるで『アラビアのロレンス』が描く砂漠を雪で表現したかのような作品で、四季折々の美しい風景が差し込んでくる。

    『戦場に〜』や『アラビア〜』が壮大なスペクタクルであるのに対し、本作は『逢びき』や『旅情』を彷彿とさせるメロドラマ。物語のスケールは『アラビア〜』と同等だが、ストーリーは単純な恋愛の物語。男女は幸せなひと時を過ごすものの、結局結ばれず、これは『逢びき』『旅情』と同じ展開を持つ。物語は、オマー・シャリフの死後、異母弟アレク・ギネスの回想から始まり、この手法も『アラビア〜』に似ている。本作の終わりも、再びアレク・ギネスのシーンで締めくくられる。

    ラーラがジバゴと別れる瞬間、彼女を乗せた馬車が銀色の大地の地平線に消えていく。ジバゴはその光景を見つめる。この場面は『アラビア〜』におけるオマー・シャリフの登場シーンを逆転させたものだ。撮影や編集手法でも『アラビア〜』を思わせる場面が多く、特に窓ガラスの反射や、夕暮れの中に汽車のライトが灯るシーンが印象的だ。まるで二つの太陽が現れたかのような視覚的効果がある。汽車の扉を開くと寒さで氷の壁ができており、それを破ると広がる雪景色もビジュアルの魅力だ。

    最後のシーンでは、ダムの水が勢いよく噴き出す。この雪の大地でジバゴたちが過ごした日々が、雪が解けて水になり、大地を流れ川となり、そして海へと向かう様子が描かれる。ジバゴとラーラの愛が受け継がれていくことが、ラストシーンで見事に表現されている。印象的なバラライカの音色の中で、本作の真の主役は雪なのだ。

  2. 淋しい熱帯魚 淋しい熱帯魚

    ラーラのテーマは、一生心に残るバラライカ(ロシアの民族弦楽器)とバイオリンやハープが織り成す美しい音色です。20世紀の叙事詩映画と称されるこの物語は、1900年代初頭の帝政ロシアの末期を描いています。ユーリーは両親を失い孤児となり、裕福なギシギン家に引き取られ、教育を受けながら成長します。彼は早くから詩や医学に対する興味を持ち、後に医師としての道を歩む準備を整えます。 1914年、第一次世界大戦が勃発し、ロシアが参戦。若き医師ユーリーは従軍し、戦場で人々を助ける運命に。ラーラも看護婦として前線に赴き、再び出会うのです。 1917年2月、二月革命により皇帝ニコライ2世が退位し、ロマノフ王朝が終焉を迎えます。帝政の崩壊が社会秩序を揺るがし、人々は希望と不安の狭間で生きることになります。ユーリーも周囲の環境の変化に影響を受け、時代の変革を実感します。 1917年10月、レーニン率いるボリシェヴィキが十月革命で権力を奪い、新しい政権が誕生します。理想と平等の名の下に社会は変わり、ユーリーとその家族は時代の波に翻弄され始めます。 1918年から1922年にかけてはロシア内戦が激化し、ボリシェヴィキ(赤軍)と旧体制派や外国支援を受けた白軍との戦いが続きます。ラーラの夫パーシャは革命軍の指導者ストレリニコフとなり、青年の理想から冷酷な権力者へと変貌します。ユーリーは反革命分子として追われ、家族と共に苦難の日々を送ります。 富裕層の財産が没収され、知識人や医師も国家の統制下に。ジバゴ家はモスクワを離れ、ウラル地方へ避難します。そこでユーリーはラーラと再会し、厳しい時代の中で互いに愛を育みます。しかし、知識人として常に疑いをかけられ、追い詰められるユーリー。やがて二人は引き裂かれ、別離を余儀なくされます。 1920年代前半、ソビエト政権が確立し、社会主義国家として再編成されます。ユーリーは詩人として創作を続けるも、その表現は抑圧され、自由は失われていきます。物語のラストシーンでは、二人が再会するも永遠にすれ違うという悲劇が描かれます。個人の夢や愛が歴史に飲み込まれ、2人の娘ターニャが唯一の希望となる一方で、それは皮肉な結末を迎えます。原作では、ラーラがユーリーの葬儀に現れ、彼の死を深く悲しむものの、彼女自身も秘密警察(チェーカー)に連行され行方不明になります。最後は、ユーリーの詩が示され、彼の芸術的精神と記憶だけが残り、愛も人生も歴史に飲み込まれる中で、詩だけが永遠に生き続けるという形で物語は締めくくられます。

  3. Kujira

    アカデミー賞で5部門を受賞した60年代の名作。戦時下のロシアを舞台に、革命の炎が国内を揺さぶる情勢を背景にしつつ、壮大な恋愛叙事詩として完成している。主人公のユーリ・ジバゴと共に育った妻トーニャ、物語のヒロインとなるラーラ、ラーラの夫パーシャ、ラーラを狙うコマロフスキー、語り手でありユーリの兄イェブグラフなど、多数のキャラクターが登場するが3時間という長尺の中で美しく収束。相関図を想像するとより面白くなる。ラーラに声をかけようとするも気づかれずに息を引き取るユーリの切なさ、そしてラストのターニャとイェブグラフのやり取りにも深く心を動かされる。恋愛の軸は幼少期から共に育って結婚したトーニャが王道だが、彼女の描写はやや薄く可哀想なキャラとして扱われる一方、ラーラが主役級の存在として浮上する展開は新鮮で興味深い。冒頭のイェブグラフ語りから本編の回想へ切り替わる構成も巧みで、ユーリとラーラが結ばれる未来が示唆されつつ現在は二人がいないことが暗示される点も見どころ。昔の作品としては長さを感じさせない完成度の高い名作だ。気になるのはフランスへ追放されたトーニャと父の消息。彼らの存在感は大きいはずなのに、最終的にはユーリとラーラに持っていかれる印象があり、やや勿体ないと感じる点もある。

  4. shin

    映画は、ロシア革命と内戦という激動の時代を舞台に、医師であり詩人である主人公の愛と苦悩を描き出す壮大な叙事詩。彼は正妻と情熱的な恋人との間で揺れ動き、理想と現実の狭間で生き抜こうと奮闘する。歴史の渦に翻弄される人々が繊細な心理描写とともに描かれ、個人の感情と社会の変革が交錯するドラマが心を打つ。美しい雪景色や広大なロシアの風景が印象深く映し出され、モーリス・ジャールの哀切な音楽が物語にさらなる深みを与えている。視覚と聴覚の両面で観る者を魅了する本作は、愛と運命、そして人間の尊厳を問いかける不朽の名作であり、時代を超えて語り継がれるにふさわしい作品である。デビッド・リーン監督による芸術性と人間ドラマが見事に融合した作品だ。

  5. 金魚埠頭

    ロシアの鼻先まで冷え込むような空気感と、雪原が一面に照りつく風景を永遠に記憶に刻む名作だと理解できる。スクリーンを通して人の一生を覗き見るような体験だった。それでも私には、3時間の不倫劇が強く印象づけられ、利己的な世渡り上手がちゃっかり幸福をつかむ展開に、胸がざわついた。

  6. るるるる るるるる

    デヴィッド・リーン監督による「風と共に去りぬ」。
    激動の時代における国家の変化を、個々の情緒を交えて描いた壮大な叙事詩です。
    リーン監督らしい圧巻のフィクスショットや象徴的なカットが豊富に盛り込まれており、特に窓越しのワンカットや回想を利用したセリフのやり取りなど、驚異的な演出が際立っています。そんな素晴らしい作品を4Kビッグスクリーンで上映してくれたTOHOシネマズららぽーと門真に心から感謝です!
    #午前十時の映画祭

  7. 松尾智之

    BS録画視聴、字幕版
    小説原作・ロマンス・戦争・叙事詩
    デヴィッド・リーン監督、オマル・シャリーフ、ジュリー・クリスティ出演

    第二次世界大戦後のソ連、エフグラグ・ジバゴ将軍は姪を探していた。彼女の名はターニャで、父ユーリー・ジバゴの人生を語り始める…
    19世紀末ロシア、ユーリ・ジバゴは裕福な家庭に生まれるが両親を失い孤児となり、母の友人グロメーコ夫人に育てられる。成長後、医学生となり詩の才能も開花。医師免許試験に合格し、グロメーコの娘トーニャと婚約する。
    第一次世界大戦勃発に伴い軍医として戦地に赴く。そこで数年前のクリスマスパーティーで不倫相手を射撃したラーラと再会し、恋に落ちる。
    モスクワに戻ると、豪邸は共同住宅化し、財産は没収、家族は貧しい生活を強いられる。ユーリは共産党のエフグラフと再会し、詩が原因で不穏分子と見なされる。家族は田舎へ疎開し、そこでラーラと再会する。

    タイトルは知っているが内容はあまり知らない。スピルバーグが評価しているが、同年の「サウンド・オブ・ミュージック」の影に隠れている。全体的に革命や共産党への批判が根強い印象。戦後も小さなことで強制収容所送りだった時代。原作はソ連で出版できず、ノーベル文学賞も辞退せざるを得なかった。
    ユーリには共感できない部分が多い。彼は良い人だが、トーニャと息子がいながら、ラーラとの不倫生活を続け、田舎と町で二重生活を送る。ビクターに対する嫌悪感と同じくらい低い評価を受ける男だ。また、自分の信念に従い周囲の助けを拒むが、最終的にはビクターや弟の助けを受ける。

    ユーリが母から受け継いだ唯一の財産であるバラライカは娘ターニャへ渡る。親子三代のバラライカ名手という設定なのに、演奏シーンは一切なし。ユーリの詩も特に作中で披露されることはない。
    人物描写や動機には疑問が残る。

    赤化した脱走兵の反乱、列車のシーンや氷の宮殿は印象的。広大な土地に計算されたカット、幼少時やラーラとの出会い、疎開先のガラス越しのシーンは記憶に残る。悲惨な物語だが、何となく良い雰囲気で終わっており、見ごたえのある作品だった。

    トーニャ役はチャップリンの長女が演じている。

  8. 彩場翔人 彩場翔人

    この作品は3時間を超える長さですが、長いからといって必ずしも面白いわけではありません。男女の愛憎劇が戦争を背景に描かれている作品のようです。しかし、魅力的な奥さんがいる中でラーラという美しい女性と不倫をするストーリーには、批判が集まりそうだと感じました。タイトルに反して、医者のシーンはそれほど多くはありません。それでも、ジュリー・クリスティさんは本当に美しいですね。#ドクトル・ジバゴ #オマル・シャリーフ #ジュリー・クリスティ

  9. りょうま りょうま

    デヴィッド・リーンの名作

    非常に長かった。
    時間がかかり、なかなか引き込まれない。

    物語は、ロシア革命の時代に生きる医者で詩人のユーリが、ラーラという女性に心を奪われていく様子を描いている。最初は貴族たちの物語から始まり、革命によって皇帝が倒され共産主義国家へと移行。中盤ではウクライナに渡り、戦医として働くも、既婚者でありながらラーラと不倫してしまうユーリ。これを聞くと、彼は本当に最低だと感じざるを得ないが、別れのシーンは非常に感動的。枯れ葉が舞う中、泪を流しながらラーラを見送るユーリの姿が、この映画で最も心に残った。

    長い映画特有の途中で飽きてしまう部分もあり、『アラビアのロレンス』の続編とも言われるが、あまりそうは感じない。大作の割には、ユーリとラーラの個人的な物語に焦点を当てている印象が強い。

    実際、『戦場にかける橋』は何度も挫折するほど夢中になれず、もしかしたらデヴィッド・リーンの作品にはあまり惹かれないのかもしれない。

  10. ザク ザク

    小説『あの本は読まれているか』を読むにあたっての観賞ポイントは、長さを感じさせない緻密な群像劇と時代の空気が抜け目なく伝わる描写です。特にジュリー・クリスティの魅力が際立ち、登場人物も生き生きと描かれています。さらに、彼女の他の作品にもぜひ触れてみたいと感じさせる一冊です。