2011年2月26日に公開の映画「英国王のスピーチ」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「英国王のスピーチ」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
英国王のスピーチが視聴できる動画配信サービス
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英国王のスピーチのあらすじ
アカデミー賞主要4部門を含む世界各国の映画祭で数々の賞を受賞した伝記ドラマ。吃音症に悩む英国王ジョージ6世が、言語療法士ライオネルの手を借りながら、ナチス・ドイツとの開戦に揺れる国民を勇気づけるスピーチに挑む。
英国王のスピーチの詳細情報
「英国王のスピーチ」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
監督 | トム・フーパー |
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脚本家 | デヴィッド・サイドラー |
出演者 |
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カテゴリー | 映画 |
ジャンル | ドラマ 伝記 |
制作国 | イギリス オーストラリア |
公開日 | 2011年2月26日 |
上映時間 | 118分 |
英国王のスピーチの楽曲
「英国王のスピーチ」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- サウンドトラックThe King's Speech OSTAlexandre Desplat
感想・レビュー
(公開時に新宿ミラノ1で鑑賞)
アカデミー賞で「ソーシャルネットワーク」を打ち負かしたことで映画ファンから反感を買っている「英国王のスピーチ」。
この作品は賞を狙って制作されたと言われており、ハーヴェイ・ワインスタインはアカデミー作品賞を獲得させるために15億円を投じた。
ハリウッドではアカデミー賞を目指して名刺を配ったり、業界人が通る場所に広告を出すなどの手法が多く用いられるが、ワインスタインはそれ以上の戦略を展開し、
「会員が利用するゴルフ場に俳優を訪問させる」「会員がいる老人ホームで試写会を行う」といった選挙のような施策を実施した。
(当時のアカデミー会員の平均年齢が65歳だったため、「ソーシャルネットワーク」は厳しい状況だったが)
しかし、では本作が悪い作品だというわけでは全くない。
国王が吃音を克服する様子は、結末がわかっていても心に響くものがある。
吃音だけでなく、様々なコンプレックスを抱える観客に勇気を与える映画と言えるのではないだろうか?
これが実話かどうかは別として、英国王は非常に努力したに違いない。自分で選んだ訳ではない立場に伴う吃音という障害は、逃げ場のないほどの困難な人生だっただろう。妃の献身的なサポートもあり、王としてのプライドを捨てて治療に踏み出した姿は、誇り高く素晴らしい。貴族社会にも苦労は付き物だ。
吃音症の国王ジョージ6世と、平民出身の言語療法士ライオネルとの物語は、見応え十分な人間ドラマでした。二人の信頼と絆が時間とともに深まっていく様子が丁寧に描かれ、ジョージを支えるエリザベス妃の献身にも心を揺さぶられます。終盤の戦時スピーチは緊迫感に満ち、思わず息を呑んで見入ってしまうでしょう。歴史の語り口は王の業績だけに焦点が当たりがちですが、こうした内面のドラマを掘り下げると、物語の魅力はさらに高まると感じました。
コリン・ファースの正面顔は本当に素晴らしく、毎回「うわぁ、カッコよすぎる!」と思ってしまいます。
2人の信頼関係が築かれていく様子がとても心地よく、会話の中にあるオシャレな表現が印象的です。英国紳士が登場する映画に求めている要素がしっかり詰まっていて、感謝の気持ちで楽しめました。
映画自体はあっさりとした味付けで、まるでドラマを観ているかのような感覚でした。
「プレッシャー」をここまで視覚化している点は本当にすごい。 さらに、英国らしさを感じさせる、洗練されたオシャレで軽妙なやり取りが素敵だ。
吃音に悩むジョージ6世が、言語療法士ライオネルとの出会いを通じて、訓練を重ね少しずつ自信を回復していく物語です。
私もあがり症で吃音気味のため、人前でスピーチをするジョージ6世の気持ちに深く共感します。ライオネルのユニークな治療法には、私も挑戦したくなるものがあります。
王と平民という立場の違いを越え、信頼を築いていくジョージ6世とライオネルの関係がとても魅力的でした。また、ジョージ6世を支えるエリザベス妃も素晴らしい存在です。
最後の戦争のスピーチは感動的でしたが、戦争の重みが少し切なく感じました。
2025年 31本目の鑑賞。Twitterで流れてきた映画紹介の投稿をきっかけに視聴。第二次世界大戦開戦間近の緊張感と、英国らしい皮肉やユーモアの緩急が絶妙で、最後まで満足度が高かった。映像、ストーリー、音楽、いずれも素晴らしい。14年前の作品だという事実にも驚く。世界史は得意ではない私だが、人物像が見えると興味が湧くタイプで、作品を見終えた後は皇室やイギリス王室について約1時間調べてしまった。
歴史を深く学べました。良作でしたが、トレーニング内容にもう少し焦点を当ててほしかったです。
コリン・ファースが大好き。疲れていたので吹き替えで観ちゃったけど、吃音の話題だから次は字幕で観たい! ヘレナは剣心みたいに凛とした奥様なのに、ハリー・ポッターのベラトリクスの印象が強すぎて、この女!!!ってなりつつも、爆笑してしまった。
二人の友情が素晴らしすぎる!どれだけバーティにツンツンされても、優しく受け入れるライオネルの懐の広さが感動的だ、、。