2006年4月29日に公開の映画「Vフォー・ヴェンデッタ」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「Vフォー・ヴェンデッタ」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
Vフォー・ヴェンデッタが視聴できる動画配信サービス
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最終更新日
Vフォー・ヴェンデッタのあらすじ
"V"と出会ったことで、自分自身の真実に気づいたイヴィーは、知らず知らずのうちに"V"の仲間となり、自由と正義を求める革命に立ち向かうことになった。
Vフォー・ヴェンデッタの詳細情報
「Vフォー・ヴェンデッタ」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
監督 | ジェームズ・マクティーグ |
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脚本家 | ラナ・ウォシャウスキー リリー・ウォシャウスキー |
出演者 |
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カテゴリー | 映画 |
ジャンル | アクション サスペンス |
制作国 | イギリス ドイツ |
公開日 | 2006年4月29日 |
上映時間 | 132分 |
Vフォー・ヴェンデッタの楽曲
「Vフォー・ヴェンデッタ」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- サウンドトラックV For Vendetta (Music From The Motion Picture) Various Artists
Vフォー・ヴェンデッタを無料で見る方法は?
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感想・レビュー
N・ポートマンはどんなスタイルでも美しさを保っている。
テロリストを描いた物語なのに、ゴシックな要素が視覚を引きつける。
風刺を交えたダークな雰囲気の中に、可愛らしいエプロンというコミカルな要素も見られる。
報道の役割について考えさせる復讐劇だ。
チャイコフスキーの「1812年」を使用した派手な演出が印象的。
舞台は第3次世界大戦後のイギリス。独裁体制を打破することを狙う謎の仮面の男Vと、彼に巻き込まれるヒロインの戦いを描いた近未来アクション作品。復讐を遂げようとする男の姿が描かれている。ナタリー・ポートマンの出演を期待して観たが、ストーリーにあまり引き込まれなかった。マトリックスのウォシャウスキー兄弟が手がけているだけあって、ナイフアクションは非常にスタイリッシュだった。
物語の進行が予測できず、非常に楽しめた。
終盤のシーンでは、言葉では表せない爽快感と感動があり、映画全体がその瞬間のためにあるかのような気持ちになり、何度見ても涙が溢れてしまう。(悲しみの涙ではなく)
このような感情を抱かせてくれる作品は他にあるだろうか…
『Vフォー・ヴェンデッタ』の実写映画化作品について。最近では、原作以上にアノニマスの象徴としてのイメージが強くなっていますが、主人公Vの思想や行動がアノニマスと密接に関連していることには驚かされました。反体制的で、国家の腐敗をメディアを通じて訴え、民衆の蜂起を促す姿勢は共通しています。最終的に、多くの人が同じマスクをかぶって現れるシーンもアノニマスを彷彿とさせます。アノニマスが単にそのマスクのビジュアルに魅了されて採用しただけではなく、『Vフォー・ヴェンデッタ』からも大きな影響を受けていることが分かり、興味深く感じました。しかし、映画の評価について個人的には少し物足りなかったです。Vの復讐が意外と簡単に進むし、中盤でナタポに獄中体験をさせる理由も曖昧でした。終盤ではVが復讐と国家転覆のどちらを目指しているのかが不明確になり、ずっとぼんやりとした印象を受けました。Vがマスクをしているため表情が見えず、主人公の魅力に欠けていたのも大きなマイナス要素です。また、サッチャー政権下のイギリスやナチスを背景にした全体主義的な世界観は魅力的でしたが、政治的な議論や回想シーンが多く、まるで歴史の授業を受けているような気持ちになってしまいました。イギリスの政治や文学に詳しくないと理解が難しい点も多そうで、いわゆるリテラシーが求められる作品かもしれません。(もちろん、アラン・ムーア原作ということも影響しています。)そのため、映画自体はイマイチだったものの、アノニマスとの関連性を知ることができただけでも満足です。逆に、アノニマスを知らない方には、次はアノニマスのドキュメンタリーを見るのも面白いかもしれません。
ずっと気になっていた作品。
ウォシャウスキーが製作したので、やっぱり好き。
映画で1812年序曲が流れると、盛り上がりが一段と増す。
V
#westアクション #westヒーロー
ウォシャウスキー兄弟(当時。現姉妹)の脚本を受け、監督には『マトリックス』の現場経験を生かした体制で、DCコミックのダークな成人向けグラフィック・ノベルを映画化する試み。『ウォッチメン』と同様の陰鬱さを持ち、1984年風の管理社会を舞台に、反体制の復讐鬼が屍山血河を築く。だがその主人公はVのような改造人間ヒーローとしての異様さとユーモラスさを併せ持つ。『巌窟王』になりきって剣を振るう場面には、ニチアサ風のキュートさも見える。殺陣は剣閃の残像をスローで描くが、斬られ役の血だけがリアルタイムで飛び散るという珍妙な演出で、笑いではなく真剣勝負の緊張を伝える。80年代ディストピアSFのパチモノ感が全体を覆い、製作陣の意図どおりの貧乏臭さが漂う。しかし美麗なナタリー・ポートマンを、必然性の乏しい拷問で丸坊主にする展開には、表層の虚飾を剥がした真善美を貫こうとする心が痛む。
悪党に鉄槌を下す怪傑ゾロとは異なるダーク・ヒーロー。政治やメディアが世間を欺き、自分を良く見せるために虚偽の報道を流す様子は、令和の時代とも重なる。公開から20年が経ち、当時は理解できなかった部分もあったが、今見ると予言的に思える。ナタリー・ポートマンの坊主姿には驚かされた。Vの花柄エプロンをつけて料理する姿は、とても可愛らしい(*´`)。
この作品もDCコミックの世界なのだろうか。あまりにも硬派なストーリーに引き込まれる。
近未来の独裁国家が支配するイギリスを舞台に、仮面の男Vが現れる。彼は一人で体制へ壮大な反逆を開始し、自由を求める人々の希望になれるのか、それとも単なる破壊者なのか
舞台は独裁者による支配が続く近未来のイギリス。
ある夜、仮面をまとった謎の男Vが、体制に虐げられていた少女イヴィーを救い出す。彼は卓越した戦闘能力と知性で国家に反逆を挑むテロリストだった。
Vの目的は何なのか。そして彼の過去にはどんな秘密が隠されているのか。
自由と正義を問う物語。私も恥ずかしながら二度ほど眠りに落ちてしまったが(笑)、その緊迫感は忘れられない。
別の作業をしながらBSで吹替版が流れていて、なんとなく付けっぱなしにしていた作品。気づいたら最後まで見てしまった。やはりナタリー・ポートマンに目が行くと、止められない。
いつか観たいと思っていた作品を、ついに20年の時を経て鑑賞。ナタリー・ポートマンの演技力は本当に圧巻で、彼女の存在感に心を奪われた。演技に飲み込まれてしまい、これだけで映画を観て良かったとさえ思えるほどだった。
事前情報はほとんど入れず、素直に物語を受け止めたが、予想していた展開とは違い、画面に食い入るように見つめてしまう。20年前に日本を描いたかのような雰囲気の描写に、結局は大きく変わらない現実へ対する怒りが湧き上がるようで、少しがっかりもした。全てを理解できたわけではないが、彼が成し遂げたかったことは感じ取れ、時代や歴史を知るほどショックが深まっていった。衝撃的なシーンもあり、心臓が一瞬速く鼓動する。
最後までVの素顔を知ることはできなかったが、なぜか恋をしてしまったような気分になった。イヴィーとVの関係性には強く惹かれ、第三者の私でもときめきを覚えた。Vにとっては復讐のための行為だったとしても、彼女に対して見せた気遣いは愛情にも思える場面が多く、彼女のために料理をする描写など、甲斐甲斐しさが憎めず、Vを憎むことができなくなる。
面白かった。そう感じられる作品だった。熱い激情や大きな叫びは前景にはないが、静かな革命が起こる物語だ。映画を観れば分かるが、決して静かではなく、むしろ暴力の強さが強く印象に残る。しかし思い返すと、その静かな革命という表現がしっくりくる気がする。少し不思議な作品だ。