2011年6月11日に公開の映画「星守る犬」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「星守る犬」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
星守る犬が視聴できる動画配信サービス
現在「星守る犬」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「星守る犬」が配信中です。
星守る犬のあらすじ
北海道の山林で、身元不明の男性の白骨死体が発見された。そばには犬の死骸も見つかり、死体処理を担当した市役所福祉課の奥津京介は、この男性と犬との関係に興味を持つ。奥津はレシートを手がかりに足跡を辿り、その男性が出会った人々に思い出を残していたことを知る。
星守る犬の詳細情報
「星守る犬」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
| 原作者 | 村上たかし |
|---|---|
| 監督 | 瀧本智行 |
| 脚本家 | 橋本裕志 |
| 主題歌・挿入歌 | 平井堅 |
| 出演者 | でんでん 三浦友和 中村獅童 余貴美子 八木昌子 塩見三省 宮本大誠 山崎樹範 岸本加世子 川島海荷 柳英里紗 永倉大輔 温水洋一 濱田マリ 猪野学 玉山鉄二 菅原大吉 藤竜也 西田敏行 阿南敦子 |
| カテゴリー | 映画 |
| ジャンル | ドラマ |
| 制作国 | 日本 |
| 公開日 | 2011年6月11日 |
| 上映時間 | 128分 |
星守る犬の公式PVや予告編動画
「星守る犬」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。
星守る犬の楽曲
「星守る犬」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- メインテーマ夢のむこうでKen Hirai
- 挿入歌三百六十五歩のマーチKiyoko Suizenji
星守る犬を無料で見る方法は?
「星守る犬」を無料で視聴するなら、「U-NEXT」「Prime Video」「Lemino」などの無料トライアル期間を活用するのがおすすめです。
「Dailymotion」「Pandora」「9tsu」「Torrent」などの動画共有サイトで無料視聴するのは避けましょう。これらのサイトには、著作権者の許可なく違法にアップロードされた動画が多く存在し、利用者側も処罰の対象となる可能性があります。
星守る犬のよくある質問
-
Q映画『星守る犬』のあらすじはどのようなものですか?
-
A
映画『星守る犬』は、一匹の犬とその飼い主の男性が旅を通じて絆を深めていく物語です。バラバラになった家族の再会を願う中で、犬が最後まで忠実に寄り添い続ける姿が描かれています。切なくも温かい感動のストーリーです。
-
Q映画『星守る犬』で登場する主要なキャラクターについて教えてください。
-
A
映画『星守る犬』では、主要なキャラクターとして犬の「ハッピー」とその飼い主である「おじさん」が登場します。ハッピーはいつもおじさんと寄り添っており、その忠誠心が物語の軸となっています。おじさんは人生の困難を抱えながらも、ハッピーとの旅を通じて希望を見いだそうとしています。
-
Q映画『星守る犬』のテーマやメッセージは何ですか?
-
A
映画『星守る犬』のテーマは「愛」と「絆」です。人間と動物の間にある無償の愛や、たとえ困難な状況でも支え合うことの大切さが描かれています。心温まる物語を通じて、人生の意味や大切なものについて考えさせられます。
-
Q『星守る犬』の映画音楽の特徴について教えてください。
-
A
映画『星守る犬』の音楽は、物語に寄り添う優しいメロディラインが特徴です。感動的なシーンではピアノや弦楽器が効果的に使われ、観客の感情を引き立てています。音楽がストーリーの感動を更に深めています。
-
Q映画『星守る犬』の製作スタッフについての情報はありますか?
-
A
映画『星守る犬』の監督は瀧本智行です。脚本は橋本裕志が担当しています。この映画は同名の人気漫画をもとに製作され、心に残る物語を映画として見事に描き出しています。



星守る犬の感想&レビュー
昔、なんとなく借りて読んでいた漫画が、西田敏行さんのWOWOW特集で放送されるとのことで、泣く準備をして観ました。
ハッピー、頑張ったね。本当に偉い。人間というのは、愚かな生き物だ。
動物映画はあまり得意ではないのですが、敬愛する西田敏行さんの追悼のためにWOWOWで放送されていた作品を録画して視聴しました。しかし、やはり私には相性が良くありませんでした。説明的な展開が多く、何度も再生を止めてしまいました。
ペットとの関わり方に対する社会的な考え方が制作当時から変わったのかもしれません。今見ると、この映画に対して怒りを感じる人も多いのではないでしょうか。原作を読めば印象が違うかもしれませんが、ハッピーな結末にもあまり感情移入できずに終わってしまいました。
WOWOWで観賞。タイトルの印象が「星と犬の温かい感動作」だったので期待していたが、現実はそれを大きく裏切る社会派ドラマだった。星守る犬は、現代社会の孤独と無関心を鋭く抉り出す作品として私の心に刺さった。
あらすじをざっくりまとめると、北海道の山中で発見された白骨死体をきっかけに物語は動く。死体のそばには、亡くなった飼い主を見守るように寄り添う秋田犬・ハッピーがいる。市役所職員の奥津(玉山鉄二)は身元を探るうち、犬の存在に導かれるかのように旅へ出る。最初の目的地は東京。そこで家出少女・有希(川島海荷)と出会い、なぜか二人は旭川まで一緒に行くことに。
旅は連続するドラマ的ハプニングの連打だ。次々と出会う人物の背後には、現代日本の複雑な事情が透けて見える。特に中年男性のお父さん(西田敏行)は、旅館の福引に当たるが道中の借金に覆われる生活の痛手を体現している。コンビニで万引き少年を保護した過去が、翌日には全財産を盗まれて終わってしまうという出来事は、その人物の生き方を大きく揺さぶる。
お父さんの過去が徐々に明かされる。リストラ、妻・美子(岸本加世子)の就労、娘の反抗、離婚人生の歯車がずれてしまった人の孤独と葛藤が、一見ユーモラスにも見える旅の中で静かに浮かび上がる。ハッピーと共に最後の旅へ出る決意を固めるが、荷物は満載のワゴン車。家に帰る気が薄れていく描写には、救いのなさが強く響く。病を抱え生きる意味を問い直す中、ハッピーを託そうとする場面もあるが、結局は別れを迎えることになる。
ここまでは飼い主と犬の絆を描くお涙ちょうだい的ベクトルの物語といえる。しかし本作は、そこに強い違和感を挟み込む。犬が死に至る過程には納得しづらい点が多く、家の有無や車の所有、生活保護といった救済手段を活用できたはずだという疑問がどうしても残る。なぜ主人公の死後、ハッピーが残されるのか名前の意味を問い直す場面が、違和感をさらに増幅させる。
さらに少年期の奥津が飼い犬クロにボールを投げつける場面や、キャンプ場の客がハッピーに薪を投げつける場面といった、動物に対する残酷さの描写には胸を締めつけられ、観るのがつらくなる。首輪をつけているはずの犬が、無慈悲な扱いの的となる描写は強く衝撃を与える。
総じて、本作が描くのは涙で癒える感動ではなく、社会から人が切り離されていく痛みであり、怒りと悲しみを喚起する作品だと感じる。製作陣が狙った涙の演出は、私には社会の闇を問う問いかけへと転じ、ただの感動映画としては受け取れなかった。星の評価は3つ。アンハッピーな犬の存在に敬意を払い、あくまで自分の視点では社会の叫びを映し出す作品として捉えた。
感想の要点まとめ
– 星守る犬は現代社会の孤独と無関心を露呈させる社会派ドラマだった
– 犬と人の絆を描く一方で、救済手段を巡る倫理的な疑問が残る
– 犬の死や人の孤独に対する描写が強い衝撃を与える一方、涙の演出に違和感を覚えた
– 最終的には怒りと悲しみが勝り、単なる感動作には留まらない作品として印象に残った
#映画レビュー #星守る犬 #社会派ドラマ #孤独と絆 #動物映画 #Koumeレビュー #涙できない涙
WOWOWで観賞した『星守る犬』は、タイトルから想像する心温まる物語とは真逆の、現代社会の孤独と無関心を露わにする社会派ドラマだった。物語は北海道の山中で発見された白骨死体を発端に動き出す。死んだ飼い主を見守る秋田犬のハッピーが、物語の鍵となる存在だ。
市役所職員・奥津(玉山鉄二)は身元不明の遺体の謎を追い、犬の感情の揺れに引き寄せられる形で旅へ出る。最初に向かった東京で出会うのが家出少女・有希(川島海荷)。なぜか彼女と一緒に旭川まで行くことになり、倫理観が揺らぐ展開へと進む。旅の途中には、お父さんと呼ばれる中年男性(西田敏行)が登場。旅館、コンビニ、リサイクルショップ、レストランと場を移すたび、借金とトラブルが重なっていく。とくにコンビニで万引き少年を保護した直後、全財産を盗まれてしまう出来事が彼の人生を大きく揺さぶる。
彼の過去が徐々に明かされると、リストラ、妻(岸本加世子)の就労、娘の反抗、そして離婚といった要素が絡み合い、孤独と貧困の連鎖が強く浮かび上がる。ハッピーとともに旅をするうち、奥津はお父さんの最期を看取る決意を固めるが、病を抱える描写が示唆される一方で、生活保護や救済といった現実的な選択肢が十分に描かれているとは言い難い。結末に向けて、犬を家族として受け止める心情と、現実の壁との間で揺れる姿が印象的だ。
ここまでの展開は、飼い主と犬の絆を軸にした感動ドラマの枠にはまる。しかし本作は、涙を誘うだけの構図に留まらず、社会の構造的な痛みを鋭く問う。少年時代の奥津が飼い犬クロにボールを投げつける場面や、キャンプ場の客が薪を投げつける衝撃的なシーンなど、倫理の境界を問う場面が強く残る。観終わって残るのは涙だけでなく、怒りと喪失感だ。
結論として星は3つ。アンハッピーな結末を通じて何が間違っていたのかを考えさせられる作品であり、涙の感動を超えた社会の痛みを描く点には評価できる。ただし感動を期待して観ると裏切られる可能性が高い。星守る犬は、家族と犬の絆を描く泣かせ要素以上に、現代社会の孤独と無関心を鋭く炙り出す作品として観るべきだ。
WOWOWの追悼特集で、西田敏行さんを偲ぶ作品を再鑑賞。没後1年を迎える今、主演作を振り返る機会となり、以前レンタルで観た際の感動を改めて思い出した。舞台は北海道と東京を結ぶ旅。車の中で白骨死体となったおじさんと、死後もなおおじさんの側に添い続けた犬・ハッピーを軸に、奥津という市役所職員(玉山鉄二)が手掛かりを辿っていくロードムービーだ。残されていたレシートのわずかな手掛かりから、おじさんの過去と目的を追いかける過程が丁寧に描かれる。なぜハッピーは東京から北海道まで来たのか。その答えを探しながら、父としての不器用さを抱えた普通の男性がいかに家族と別れを迎えたのかが浮かび上がる。
自分の力ではどうしようもなくなり、絶望感に襲われた時と同じ気持ちになった。
ハッピーーー西田敏行さんへの感動が止まらない!
私には3歳になる愛犬がいますが、犬がケガをする場面を見ると、あまりにもショックで気分が悪くなります。犬を飼ったことがなかったら感動していたかもしれませんが、今はその光景がつらく、気持ちが沈んでしまうのです。
主人公が役所で働いているが、その姿がまるでお笑い芸人のマジブの野に見える。物語は、亡くなった人々が辿った道を、彼らと関わりがあった人々に出会いながら聞き取り、その人物像を理解していく過程を描いている。しかし、その行動について疑問を持つ人たち(主人公自身も含め)が多く出てきて、感情移入が難しい。また、結局のところ「それで?」という気持ちに至ってしまう。可哀想だと感じる瞬間はあっても、感動は得られず、中途半端な理解で終わってしまうという印象が強い。映画のみを観た限りでは、原作があるなら詳細に描かれているかもしれないが、現状では少し物足りなさを感じてしまった。
これは涙なしでは見ることができない。
心が大きく揺さぶられた。
犬とその飼い主のお父さんの、切なくて悲しい物語。
西田さんの演技が素晴らしい
最後のハッピーは切ない
周囲のキャラクターは不要だ
北海道という言葉に惹かれて観賞しましたおおおおおん切なくて悲しくて涙が出ました西田敏行さんや玉山鉄二さんも素敵ですね。まるで朗読を聴いているような感覚でした何が素晴らしいかというと、ハッピーがとんでもなく賢い犬なんですもふもふで可愛いだけじゃなく、動物にも心があることを改めて感じました。私は動物を飼ったことがないのですが、犬と人間の絆が本当に羨ましいです歯車って、どうしてかうまく噛み合わないですよね。心はそう簡単には通じ合うものではなく、意図しないことで傷つけあったりします。言葉にしないと伝わらないし、言葉にしても噛み合わなかったり。無駄な出来事の連続が人生というものかぁ〜最後、ハッピーが木を投げつけたり血を流したのは本当じゃないですよね前足もケンケンしていましたが、あれはどうなっているのかな、別の犬なのか??とにかくハッピーのボロボロな姿と悲しい鳴き声を観るのがとても辛かったです原作は漫画なのかな。読んでみたいです
おじさんとハッピーだけでなく、旅館の女将、コンビニの店員、リサイクルショップの夫婦みんな、それぞれの事情を抱えつつも、日々必死に生きている。その姿を目の当たりにして、今の自分はどう生きているのかと、少し恥ずかしくなる。