アパートの鍵貸しますはどこで見れる?今すぐ視聴できる動画配信サービスを紹介!

4.5
アパートの鍵貸します 映画

1960年10月8日に公開の映画「アパートの鍵貸します」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「アパートの鍵貸します」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。

アパートの鍵貸しますが視聴できる動画配信サービス

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最終更新日

アパートの鍵貸しますのあらすじ

第33回アカデミー賞で5部門を受賞した名作。自分の部屋を上司の情事のために再貸ししている会社員バド。ある日、人事部長が連れてきたのは、彼が密かに思いを寄せている女性だった……。ビリー・ワイルダー監督によるコメディ映画。

アパートの鍵貸しますの詳細情報

「アパートの鍵貸します」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。

監督
脚本家
出演者
カテゴリー
ジャンル
制作国 アメリカ
公開日 1960年10月8日
上映時間 125分

感想・レビュー

  1. 海風

    ・「お熱いのがお好き」や「サンセット大通り」を観た後、ワイルダーの作品はこれで3作目。

    ・相変わらず緻密に練られた脚本や個性的なキャラクター、巧妙に散りばめられたユーモアが光ります。他の作品とは(現時点では)重なる部分が見当たらないのが驚きです。

    ・特に話題になったパスタのシーンが非常に印象的で、現代のネットミーム的なユーモアを感じました。

    ・作品の構成はもちろん、心理描写も秀逸。見せかけのキャラクターは皆無です。

  2. にわとり

    自分のアパートをヤリ部屋として提供することで上司に媚を売り出世を目論むトンデモな主人公バクスター。バクスターが心を寄せるのはコケティッシュな魅力に溢れるフラン。特に新年パーティで部長と一緒にいる場面では、フランのバクスターへの愛があふれ出し、彼女の笑顔が最高にキュートだ。

    テニスラケットに残ったパスタの切なさが印象的。小物の使い方や演出が光る作品で、ラストの発砲音にドキッとするが、不器用な二人らしいはにかむようなエンディングが素敵。

    「わたしってバカね。女房持ちとの恋にマスカラは禁物なのに」

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  3. zxcv8

    特に目立った出来事がないにもかかわらず、序盤を観ただけで引き込まれる映画がある。本作もその一つだ。主人公のバクスターは、仕事中にタイプライターの音に合わせて小さく首を動かしたり、見たい番組が見られずに不満を募らせたりする。そういった些細な仕草には自覚がなく、独身男の常の孤独や寂しさを無意識に表現しているように思える。物語が彼の優しさを語る前から、観客は彼が優しい人であることを感じ取ることができる。
    本作は、脚本の指南書やワークショップで「無駄のない脚本」の好例としてしばしば取り上げられる。小道具を効果的に使い、説明的にならないように台詞に織り交ぜる技術がここに見られる。割れた手鏡、テニスラケット、シャンパンボトル、そして鍵が、その一例だ。

  4. mu mu

    ドアの向こうから響くバン!は『生きるべきか死ぬべきか』を思い出させる。

    会社の物量の多さは、もしかしてルビッチの影響か?

    なんて、何でもルビッチと比較してしまうのは良くないと思う。でも比較すると、ルビッチの方が軽やかで、ワイルダーは重厚でどんくさい印象を受ける。それでも私はルビッチの方が好きだけど、ジャック・レモンのコミカルな演技や雰囲気は本当に生まれ持った才能だと思う。やっぱり好きだ。

  5. カワガラス カワガラス

    コミカルでありながら、哀しみを帯び、優しさが滲むチャーミングなバクスターを、ジャック・レモンが精緻に演じる120分に心を奪われました。テンポの良いストーリー展開と、過剰な内容ではないが物足りなさを感じさせないバランスが絶妙です。上司の逢瀬のために部屋を貸すという奇抜な設定は、一見無茶に思えますが、登場人物の心の動き、嫉妬や執着、誠実さといった様々な心理描写が巧みに描かれ、納得感をもたらします。

  6. にゃるらとほてぷ にゃるらとほてぷ

    久しぶりに観た脚本は、無駄が全くないほど緻密だった。それにしても、会社の描写が乱れすぎていて笑ってしまう。

  7. 松本尚也

    長年録画しておきながら、ようやく視聴してみたこの名作。結論として、これは本当に名作だった。小道具の使い方、緊張感の引き寄せ方、エピソードの配置すべてが脚本のお手本だ。登場人物の中でも特にシェルドレイクにはイライラさせられ、腹が立つ場面が多い。彼の振る舞いは当時としても褒められるものではないだろう。不倫は当然タブーだっただろうし、部下の部屋の鍵を借りるといった上司のパワハラはなおさらだ。そんなに格好をつけたいならホテルを取ればいいのに、と思ってしまう。その姿を出世のために我慢する様子は、どこか切なくもある。これが笑いとともに受け入れられていたのは、時代の寛容さの表れだったのかもしれない。結末がスッキリするのもまた良しといえるけれど、現代なら扱い方がもう少し変わっていそうだ、という気もする。それが良い悪いは別として。古い映画はテンポが遅く眠くなるという先入観を見事に打ち崩してくれ、今観ても十分に魅力的だった。

  8. 田口愛佳

    シナリオの教科書級の映画。
    伏線回収と小道具のクオリティが抜群。
    ラストは圧巻。

  9. hiyoko hiyoko

    『愛してる』に対して黙って配る、という意味はよく分からないけれど、なんとなく好きだ。

  10. ゆぴ ゆぴ

    やはりBワイルダーの手腕は抜群。Jレモンの仕草の一つ一つが実に面白い。Sマクレーンはとにかく可愛い。