1977年10月8日に公開の映画「人間の証明」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「人間の証明」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
人間の証明が視聴できる動画配信サービス
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最終更新日
人間の証明のあらすじ
"キスミーに向かうんだ"と告げ、ハーレムを後にした黒人青年ジョニーは、東京のホテルのエレベーターで鮮血に染まる。彼の言葉は"ストウハ"という最後の響きと共に、西條八十の詩集に残る。刑事たちは彼の過去を追い、ニューヨークへ向かう。キスミーとは何か?ストウハとは何を示すのか?捜査が進むにつれ浮かび上がるのは女流ファッションデザイナーの影。次々に明るみに出る新事実。父と子、母と子、男と女の愛が、見えざる意図に絡み合っていく。
人間の証明の詳細情報
「人間の証明」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
監督 | 佐藤純彌 |
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脚本家 | 松山善三 |
主題歌・挿入歌 | ジョー山中 |
出演者 | E・H・エリック シェリー ジャネット八田 ジョージ・ケネディ ジョー山中 ハナ肇 ブロデリック・クロフォード リック・ジェイソン ロバート・アール・ジョーンズ 三船敏郎 中田博久 伴淳三郎 佐藤蛾次郎 北林谷栄 和田浩治 地井武男 坂口良子 夏八木勲 大滝秀治 室田日出男 岡田茉莉子 岩城滉一 峰岸徹 島崎奈々 星美智子 松田優作 森村誠一 深作欣二 相馬剛三 竹下景子 范文雀 菅野菜保之 西川峰子 角川春樹 鈴木ヒロミツ 鈴木瑞穂 長門裕之 高沢順子 鶴田浩二 |
カテゴリー | 映画 |
ジャンル | クライム ドラマ |
制作国 | 日本 |
公開日 | 1977年10月8日 |
上映時間 | 133分 |
人間の証明を無料で見る方法は?
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感想・レビュー
結局のところ『人間の証明』が何を指しているのかははっきりしないまま、役者の演技と情緒的な場面だけで無理やり作品をまとめようとする流れに流され、結局どうでもよくなってしまった(警察ものなら現場を止めてほしいところだが)。谷底へ飛ぶ麦わら帽子のカットで終わらせておけばよかったのに、わざわざ妙に間抜けな野垂れ死のシーンまで引っ張るので、収まりが悪い。
この時代に白人を全て悪者にする発想を作れたのはすごい。ただ、麦わら帽子を英語で言うキャラが『憎い』と連呼するのはシュールすぎるし、都合主義に頼った展開はあまり面白くなかった。
素晴らしい映画だった。
確かに『砂の器』に似た部分もあると思ったが、これは独自の作品として非常に面白かった。
点と点が繋がっていく様子が分かりやすく、話に引き込まれていった。
実は、自分は親子愛に心を動かされやすいのかもしれない。
50年近く前の作品だから、脚本や演出が昭和の影響を強く受けている。
令和の時代に初めて観ると、長さが気になって疲れてしまうのは仕方ないかもしれない。
雷の音が非常に大きいので、ヘッドホンなどで視聴している人は注意が必要だ。知らないけれど。
動機は『砂の器』とほぼ同じで、展開も似通っている。無駄なシーンが多い。違う点としては、こちらにはアメリカの刑事と若い刑事の松田優作主演ドラマがあることかな。曲はルパン三世みたいだと思ったら、大野雄二の作曲だった。笑
ミステリーの謎解きと社会問題をヒューマンドラマとして織り込み、『砂の器』のような作品を目指したつもりだったのだろう。しかし、制作費をかけた影響か、展開が詰め込み過ぎのご都合主義に傾いてしまう。特に中盤の冗長さと、全体が133分という上映時間の長さが惜しまれる。
過去に観賞した作品。
あまり話題にならなかった原作は読んでいないが、映画が大ヒットした後で本も売れたという話。
西條八十の詩とジョー山中の「人間の証明のテーマ」が印象的で、ジャケット写真も素晴らしかった(子供が可愛く、心に響く)。その点でかなり好きな映画といえる。
大人になってから再度観ると、突っ込みどころや余分なシーンがいくつかあることに気づいたけれど、どなたかうまく編集して名作に仕上げてくれないかなと思う。もちろん、一つも間違いがなければ名作になった可能性が高い。
松田優作が魅力的。著名な俳優たちが脇を支える当時の角川スタイルだね。映画を観ると原作も読みたくなる、角川の思惑にはまったわ(笑)。この作品は映画の売り方においても重要な転機となった。
犯人の立ち位置や事件に潜む日本の闇を描く。砂の器のような趣きもある。思わず『んなアホな!』とツッコみたくなる場面も同じくらいあるけれど、人の情感に訴える力が強く、憎めない魅力が残る。
ケンが逃亡した恭平を撃ち殺した時、棟居の迫力は圧倒的だった。
「お前それでも人間か!何人の日本人を殺せば満足なんだ!」と、日本語が通じないケンに向かって罵るシーンは印象的だ。通じないと知りつつも、彼は言わずにはいられなかったのだろう。
鏡越しにケンに拳銃を突きつける場面は、緊張感が漂った。
その瞬間にケンを本当に撃ってしまったら、棟居は本来の人間性を失ってしまっただろう。あのシーンこそが「人間の証明」を象徴していたのではないだろうか。
ケンの結末は実に皮肉な結果だ。
ジョニーはあまりにも可哀想で、何も悪くないのに涙が出そうだ。彼もまた戦争の被害者の一人かもしれない。
恭子が表彰式で詩を読むシーンは、非常に悲しかった。
恭子が守りたかったものは、結局何一つ守ることができなかった。この上なく悲しい結末だ。
恭平が自首すると決意を告げた時の恭子の言葉「苦しみを背負って生きなさい」は、自身の過去を反映したものなのか、それとも?
NYでのカーチェイスは見応えがあり、とてもかっこ良かった。³w