1992年10月31日に公開の映画「青春デンデケデケデケ」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「青春デンデケデケデケ」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
青春デンデケデケデケが視聴できる動画配信サービス
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青春デンデケデケデケのあらすじ
ある日の昼下がり、うたた寝をしていた藤原竹良、通称“ちっくん”は、ラジオから流れ出したエレキサウンドに驚いて飛び起きた。それ以来、エレクトリック・リベレーションを受けたちっくんは、すっかりエレキの魅力に魅了され、気分はいつも“デンデケ”状態に…。
青春デンデケデケデケの詳細情報
「青春デンデケデケデケ」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
| 原作者 | 芦原すなお |
|---|---|
| 監督 | 大林宣彦 |
| 脚本家 | 石森史郎 |
| 出演者 | ベンガル 佐藤真一郎 佐野史郎 入江若葉 勝野洋 及森玲子 大森嘉之 天宮良 安田伸 尾美としのり 尾藤イサオ 岸部一徳 日下武史 林泰文 柴山智加 根岸季衣 梶原阿貴 水島かおり 永堀剛敏 河原さぶ 浅野忠信 滝沢涼子 高橋かおり |
| カテゴリー | 映画 |
| ジャンル | ドラマ |
| 制作国 | 日本 |
| 公開日 | 1992年10月31日 |
| 上映時間 | 135分 |
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青春デンデケデケデケの感想&レビュー
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2011年12月21日 再度の鑑賞
クレーンを用いた長回しのショットがたくさんあり、迫力がある。結末のない少女との小さな出来事が、大きな事件のように語られていた点が特に印象的だった。
人間に共通する根源的な性質は、時代が異なっても大きく変わらないと考えがちだ。しかし、高校生活の3年間には、その後の人生を大きく形づくる経験が含まれており、世代ごとに価値観の差が生まれる。
彼らが高校卒業を、まるで今生の別れのような出来事として捉える光景は、現代の高校生には想像しにくいかもしれない。気軽に連絡を取り合えるツールがなく、地方と東京の距離感は心情的にも遠く、家業への責任感が強い。だからこそ、青春の一頁はかけがえのない輝きを保つ。
もちろん、時代ごとに良い面も悪い面も存在する。しかし、それぞれが自分にとってかけがえのない経験として位置づけるなら、普遍的な部分はやはり変わらないのだろう。
林康文さんのトボけた眼つきはなんとも魅力的で、彼の淡々とした演技が心地よく伝わってくる。
大林宣彦作品の中でも観やすい青春グラフィティだ。
1968年は名曲がぎっしり詰まり、四国を舞台にした楽しくてたまらない作品でした!
楽しい映画です!
青春の輝かしい瞬間が詰まっています。
坊主のキャラクターがとても魅力的です。
大林作品の中でも屈指の映像美を誇る一作だが、こうした系の映画にはどうしても音楽への愛を求めてしまう。『リンダリンダリンダ』と比べてしまう気持ちにもなる。さらに冒頭から演奏が上手すぎて、それがリアリティを欠く原因にも感じられた。自分には少し眩しすぎた面もあった。欠陥を抱えた人間や何かを背負う人間の救済としての青春像に、改めて惹かれる自分に気づいた。
1960年代を背景にした四国観音寺市で、The Venturesに影響を受けた高校生たちがロックバンドを結成し、音楽に没頭する姿を描く。
「電気的啓示」という一曲から始まるロックとエレキギターへの熱中は、共感を呼ぶものがある。メンバーの募集に奔走し、楽器を手に入れるためアルバイトに明け暮れ、練習場所の確保に苦労し、バンド名を決めるのに頭を悩ませ、ジャムセッションを楽しむ様子は、軽音楽部ならではの懐かしさを感じさせる。
エンジニア志望の友人が自作のアンプを持ってきてくれたり、ロックが不良音楽とされることが少なかったりと、やや理想的な情景も見受けられるが、受け入れられる範囲内だ。
ベースを担当する大森嘉之がMVP。彼の坊主頭と人懐っこい性格がバンドのシンボルとなっている。ドラムを担当する永堀剛敏との偶然のキスからスタートする高橋かおりの恋愛模様が愛らしく、主人公と海デートをする柴山智加も素朴で魅力的だ。主人公たちを支える教師役の岸部一徳も印象的で、ザ・タイガースの元ベーシストという背景がこの役にぴったりだ。
往年のロックの名曲が登場するのも嬉しい。文化祭でのThe Venturesの「Pipeline」、The Beatlesの「I Feel Fine」、Chuck Berryの「Johnny B. Goode」といった定番曲が流れると、思わず体がリズムを刻む。
秋の文化祭が終わった後、大学受験を控えた寂しさや焦りが見事に描かれており、大人たちに向けて孤独な戦いが始まるこの時期の雰囲気を巧みに捉えている。
以前にビデオで観たことがあるけれど、大林信彦の独特な編集スタイルが自分には合わないと感じます。彼の意図は理解できますが、どうしてもついていけません。観ないほうがいいと言われるかもしれませんが、観ることでしか始まらないです。 #青春デンデケデケデケ
宝物のような映画だった。海辺のバンドが卒業式を迎える場面へ切り替わる瞬間、映像の美しさがあまりにも圧倒的で、思わず声を上げてしまった。後半は受験の流れの中でジブリを思わせる空気を感じさせたが、それを支えたのは久石譲の音楽だった。
青春の勢いを感じさせる映画で、細かいことにこだわらず全力で突き進む姿が描かれています。
現代では、老若男女問わず誰もが数字や未来を自分の問題として捉えていますが、そんな時にこの映画を見ると、生きる喜びを再認識させられます。「あなたは本当に全力で生きていますか?仲間はいますか?」と問いかけられるような感覚に浸ります。しっかりせよ、と背中を押されるような励ましも感じます。
情報に溢れた現代を生きる私たちに、再び生きる意義を思い起こさせる素晴らしい作品です。皆で元気を分かち合いたいものです。