2025年1月17日に公開の映画「満ち足りた家族」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「満ち足りた家族」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
満ち足りた家族が視聴できる動画配信サービス
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満ち足りた家族のあらすじ
兄のジェワン(ソル・ギョング)は、物質的利益を重視する弁護士で、仕事のためには殺人犯の弁護さえも真剣に取り組む。彼は年下の妻ジス(クローディア・キム)や10代の娘と共に豪華なマンションに住み、家事は家政婦が担当する、誰もが羨むような生活を送っている。一方、ジェギュ(チャン・ドンゴン)は小児科医として、常に道徳的で良心的な生き方を信念にしている。彼は年上の妻ユンギョン(キム・ヒエ)と10代の息子と暮らし、老いた母の介護にも献身的で、品行方正な日常を大切にしている。相反する価値観を持つ兄弟だが、彼らは月に一度、高級レストランでディナーを共にするため、家族を伴って集まる。ジェワン夫妻が常連客であるこのレストランでは、彼らが優先され、兄弟家族の会話はどこかぎこちないものとなる。そして、ディナーの当夜、予期せぬ事件が発生し、満ち足りた日々を送る家族に衝撃の結末が待ち受けている―。
満ち足りた家族の詳細情報
「満ち足りた家族」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
満ち足りた家族の公式PVや予告編動画
「満ち足りた家族」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。
満ち足りた家族の楽曲
「満ち足りた家族」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- サウンドトラックA Normal Family (Original Soundtrack)조성우
感想・レビュー
めっちゃおもしろかったー
チャン・ドンゴンって、こんな顔なんだ!
青汁王子にそっくりだ。
このジャンルの映画はやはり韓国作品に限られる。感情の起伏を巧みに描くことで、観客は思わず「マジか」と声を上げてしまう展開が待っている。全体として非常に面白かった。
派手さはないが、キャストの演技が一流なので飽きることはない。兄弟の夫婦と子供が引き起こした事件の物語。
理性的な兄夫婦と感情的な弟夫婦。
このまま成長していけば、案外美しく歪んだ形へと変化する。歪まなければ、実はとても危険だ。
登場した瞬間、その独特の存在感を放っている人、絶対に有名なはずなのに、初めて見たので調べたら、あのチャンドンゴンだった!
韓流ブームの四天王の一人、チャンドンゴン!!?
当時はサブスクリプションサービスはなかったのかな、やっと彼の姿を見られました
イカゲームでイビョンホンを観たときと同じような衝撃を受けました🫨
やはりずっと胸がざわついていました。
保身や他人への責任転嫁が相変わらず目立ちますね。
せめて少年院に入って欲しかったと思うほど、モラルが崩壊している子供たち。
いや、モラルの問題ではなく、少年院に入ったところで何も変わらない気がします。
チャンドンゴンの変わり様、本当に凄まじいですね。
ユスビンさんは、毎度、和牛の水田くんを彷彿とさせます。
何不自由なく暮らす2組の兄弟家族。しかし、幸せな日常の中で、高校生の子どもたちが犯罪を犯してしまったら、どうなるのか?父親同士は兄弟であり、家族会議が開かれる。弟の妻は、子どもを守るための考え方が根本的に間違っている。子どもたちの行動は、それを上回るほどの残酷さがある。最後には、隠し撮りした子どもたちの会話に寒気を覚えた。これは、日本でも見られる現象だ。悪いことをしたという自覚がなく、反省や良心の呵責を感じない時代を描いた映画。
利益優先の弁護士ジェワンと、良心的な小児科医ジェギュ。2人の夫婦は月に一度の食事会を開くが、雰囲気は常にぎこちない。そんな中、彼らの子供たちが事件を引き起こし、家族の状況が大きく変わるサスペンスドラマ。
韓国のサスペンス作品ながら、痛々しい描写はほとんどなく、ストレートなサスペンスで引き込まれる。冒頭では交通事故が発生し、加害者を弁護するジェワンと、被害者の女児を救おうとするジェギュの立場がはっきりと描かれる。
性格が正反対の兄弟は、気まずいながらも定期的な食事会を続け、明るさは欠けた重い雰囲気。この食事会は2人の関係をよく表している。
ある日、子供たちがホームレスに暴行を加え意識不明の重体にするという衝撃的な事件が発覚。防犯カメラの映像は不鮮明で警察の介入はまだないが、親たちは自分たちの子が関与したことを認識している。
ここから物語の核心が始まる。自首させるべきか、見過ごすべきか。その結末に向けた展開が見事で、ラストシーンには衝撃を受ける。人間はこんなにも変わるものかと考えさせられる内容。
オープニングとエンディングの類似性も巧妙で、映画としての面白さをしっかりと持ちながら、物語が誰にでも起こり得る現実であることを感じさせた作品。社会的メッセージも強く伝わり、芯の強さを実感した。
母へイライラする場面が続く。息子と娘にも苛立ちは残る。髪型のせいか、チャン・ドンゴンが矢部に似て見える。携帯を忘れたエピソードから結末を予想してしまうが、結局は子も親もそれぞれの立場がある。餅屋の娘には、貰い事故という運命がつきまとう。
子供が悪いことをした際に、親が徹底的に隠そうとする作品は、韓国に多い印象がある。冒頭の事故シーンが非常に印象的で、それが物語の事件ともっと関連性を持つのかと期待していたが、意外にもすぐに終わってしまった。子供たちが動画を見た時の親の心境はどうだろうか?心が痛む。ラストシーンでは、どんなことがあっても子供は後ろ指を指されながら生きていくことになるのだと思うがその後の一場面があったのは良かった。
邦題の『満ち足りた家族』に対する違和感はあるものの、映画としての完成度は高いと感じた。ラストへと向かうさりげない伏線、認知症の母の一言、事件を一場面に絞って描かない演出。そして現代ならではの見守りカメラの音声がリアリティを生み出している。清廉潔白をアイデンティティにすると生きづらく脆い。一方で、心の中に一定の強度の正義を持たない人は恐ろしい。その狭間に「Normal」という価値があるのだろう。あの子どもたちの言葉は決して本気で言っているわけではなく、現実逃避の一形態だと受け止めるべきだろう。