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感想・レビュー

1. 杉山 真

   2025年10月14日

   所感を自由に記述する。嘘をついたり罪を犯したりした場合、それらを隠そうとすることで事態はますます深刻化することが多いと感じる。今回の事件の核心には、監督が自ら制作した映画の撮影中に自死した未成年の女優の存在を隠蔽しようとしたことがある。監督は、秘密が暴かれる恐怖からさらに罪を重ねてしまった。人が罪を隠す理由を考えると、社会的地位を失うことや、前科者となって生活が困難になることが挙げられる。では、監督はどう対処すればよかったのか？女優に対して高圧的な指導を避けるべきだったと思う。また、事故が発生した際に隠蔽せずに通報すべきだった。しかし、監督の人柄を考えると信頼できるとは言えず、その選択は難しかっただろう。最終的に、罪を重ねた結果、映画も販売されずに逮捕されることになり、非常に同情の余地がない悪役として描かれたキャラクターだと感じた。また、主役となるかが屋の幽霊は本当に存在するのか、最初のインタビューでの言葉が幻や妄想ではないかとも考えられる。これに関しては、シリーズを通して描かれるかもしれないし、描かれないかもしれない。謎解きミステリーとしては、劇中に登場する3つの動画に散りばめられた要素が一つに結びついて犯人を明らかにしており、ミステリーとしては成立している。しかし、犯人の動機は薄弱に感じられる。社会的名誉を守るためや自己利益のために犯行を行ったのではなく、単に犯罪が発覚する恐怖からの自己保身にすぎなかった。これにより、リアリティのない悪役として構築された人物像だと思う。作中で幽霊のかが屋が言っていた通り、動機を軽々しく語りすぎる点も、現代の視聴者に配慮した結果かもしれないが、作品の弱点として表れている。シリーズで扱われる自主製作映画やYouTuberの配信動画、旅行番組の映像は、視聴者にとって親しみやすく、興味を引く要素となっている。さらに、最近のモキュメンタリーホラー（「TXQ FICTION作品」や「Aマッソの奥さマッソ」など）傾向にある、爽やかな恐怖感がありながらも過度な恐怖を感じさせないホラー（ジャンプスクエアなどの要素が少ない、謎解きミステリー寄りの作品）としても楽しめる。また、主役は生きている方のかが屋であることが明白だ。助監督として行き詰まっている時に助言を与える存在として犯人が登場し、廃ビルの中での謎解きの際にはプロジェクターの準備で困っている主役を助けてくれる。そんな10年来の恩人に対し、主役が「あなたが犯人だ」と指摘することで恩師を失うことになる。その喪失を経て、映画の最後ではその恩師であり犯人の夢を引き継ぎ、ドキュメンタリー番組の監督へと成長することが示される。作品の初めから終わりにかけて大きく成長したかが屋の生きている方は、確かに主役と言えるだろう。ひとまずここまで。

2. 西村大介

   2025年10月12日

   ドラマを先に見ると、絶対に楽しめます！

   何気なくドラマを観始めたら（あまり期待していなかったので、面白くないだろうと思っていたのですが）ビックリ！
   ほのぼのとした雰囲気のかがやの2人に心を奪われました

   一気にドラマを観終わったら、続編が気になり調べたところ、映画化されてプライムで視聴可能になっていました。

   ドラマとは別のストーリーかと思ったけれど、ちゃんと繋がっていてホッとしました〜。

   3がとても楽しみです

3. 鬼雀

   2025年10月12日

   ドラマ版は未視聴で、突然映画版を観たので、冒頭のあらすじで加屋さんがまさかの幽霊側で驚きました。ストーリーや二人の漫才のようなシーンもあり、コメディの要素が強かったです。心霊よりもミステリー寄りのヒトコワという印象が意外でした。ドラマ版についても確認してみたいと思います。

4. うさみみ

   2025年10月12日

   ドラマのワクワク感がありました。
   3本の動画を順に解決していく中で、最終的にはそれらが一つの事件に集約されるという構成が印象的でした。
   面白かったですが、ドラマのシンプルなテンポの方がもっと刺激的だったかもしれません。
   次のシリーズが待ち遠しいです！

5. White Unicorn

   2025年10月10日

   面白かった！！でもドラマ版が本当に素晴らしかったから、期待値が高くなってしまったかも‎
   少しチープな部分もあったけど、それが逆に魅力とも言えるので、興味がある人にはぜひおすすめしたいです！ホラー初心者でも安心して楽しめると思います！！

6. B2mama

   2025年10月9日

   ドラマ版も視聴済みです。可能であれば、これを観る前にドラマ版をチェックしておくと、設定が理解しやすく、序盤がスムーズに進むと思います。

   内容はドラマシリーズと同様の形式です。映像を見て謎を解きながら次へ進むこのテンポ感が心地よく、ホラー要素も強くなっています。

   特にラストの謎解きには圧倒されました。ただ、ドラマシリーズを含めて視聴しないと、楽しさが薄れてしまうかもしれません。

   ドラマシリーズの雰囲気をそのまま楽しめるので、もしドラマシリーズを観て「この雰囲気が好きだな」と思ったら、ぜひ時間があるときに全て観てほしい作品です。

7. 連装砲君

   2025年10月7日

   安定して面白く、ストーリーのつながりがとても好きです。ただ、ドラマの謎が進展しなかったので、早く続きが見たい気持ちになります。

8. ストラトファイター

   2025年10月3日

   Amazonプライム・ビデオで購入して視聴しました。

   本作はテレビドラマシリーズとしてシーズン1とシーズン2があり、会員なら無料で視聴できます（テレビシリーズのみ無料の条件です）。
   私はこの作品のファンで、ずっと無料で観られるかなと待っていましたが、ついに購入して観賞しました。
   物語には明確な主筋はないものの、映画はシーズン2の続きとして、時間が経過した設定になっています。
   制作費は抑えめに感じますが、ストーリーはしっかりと練り上げられており、個人的には満足しています。
   オカルトライターの鬼頭と編集者の江尻の関係性が絶妙で、終わり方には続編の予感があり、続編が観られる日を期待しています。

9. 藤川徹

   2025年10月1日

   おぉー！アキラ100%のネタが出てきて、思わず声をあげた。もしかしたら今回の中で一番唸ったのは、あの場面かもしれない（笑）。最初は、へ？何を見せられてるんだ？って感じで、つまらない短編映画を見せられているようにしか思えず、意味が分からなくて戸惑った。ところが本編が動き出すと、撮影の作りが『カメラを止めるな！』的な手法を感じさせる。とはいえ、あの作品は出だしから一気に面白くなったのに対し、本作は冒頭の掴みが弱く、私にはどうつながっていくのか見極めが難しかった。結局は、これって回収系の話なのか？もう一度見返したくなるタイプなのか？といった感想に落ち着く。そうした謎がいくつも後半で回収されていくのは良かったし、続きが気になる展開もあったが、入り込みづらさが残る部分もあって、期待しすぎた分だけ少しマイナスにも感じた。長めの会話劇の場面もあって、テンポは緩めだが、芸人さんのコント・漫才のような空気感は心地よく、全く笑えなかったわけではない。総じてこの作品は序盤・中盤・終盤で毛色が大きく変わり、最後の怒涛の真相解明へと繋がる展開は見事。作り手の手腕は評価できる。ただ個人的には、正直絶妙に微妙という感想になってしまう。期待値が高すぎたせいもあるのか、賛否が分かれる仕上がりだった。

10. つかまる

    2025年9月30日

    大好きなドラマの続編が放送されると聞いて、関連の映画も観ました。本作は一見ホラー風ですが、実はミステリー要素が強いシリーズ。緻密な伏線が順に回収され、ラストで全てが結びつく展開が痛快です。ただ、ラストの設定には少し無理があると感じる場面もありました。それでも話の流れ自体は楽しく、難なく鑑賞を終えました。次のドラマが今から楽しみです。