2024年12月13日に公開の映画「くすぶりの狂騒曲」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「くすぶりの狂騒曲」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
くすぶりの狂騒曲が視聴できる動画配信サービス
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くすぶりの狂騒曲のあらすじ
大宮ラクーンよしもと劇場で活動する大宮セブンは、観客数が少なく、劇場側からの非難や悪口に晒される日々だった。コロナ禍で劇場の活動が停止し、収入が落ち込むなか、彼らの不安はさらに深刻化していった。そんな状況の中、大宮セブンの一員であるすゑひろがりずがM-1グランプリ決勝進出を果たし、YouTubeでの活動が広がって人気を集めると、大宮セブン全体にも変化の兆しが現れ始める。さらにR-1グランプリでマヂカルラブリー野田の優勝、そしてマジカルラブリーのM-1グランプリ優勝が重なり、一気に大宮の注目が高まる。メンバーたちは賞レースで次々と結果を残し、大宮セブンは着実に躍進していった。
しかし初期メンバーのタモンズは、仲間の活躍を横目に自分の飛躍のきっかけを掴めず、手掛かりを求めて右往左往する日々を送っていた。コンビ名の改名を試みたり、新たにメンバーを加えてトリオを目指すなど、明確な方針を欠く迷走が続く。そんな彼らの姿を見守っていた大宮セブンのメンバーは、夜遅くまで相談に乗り合い、自身の悩みと重ね合わせながらタモンズを支え抜く。
友情と応援の力に背中を押され、タモンズは芸人を目指した頃の純粋な気持ちを取り戻す。ラストイヤーのM-1へ向けて、再び本気の挑戦を決意する。
くすぶりの狂騒曲の詳細情報
「くすぶりの狂騒曲」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
くすぶりの狂騒曲の公式PVや予告編動画
「くすぶりの狂騒曲」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。
くすぶりの狂騒曲の楽曲
「くすぶりの狂騒曲」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- メインテーマ悪い恋人Kyogo Kawaguchi
くすぶりの狂騒曲を無料で見る方法は?
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感想・レビュー
タモンズを長い間見てきた私ですが、彼らが「くすぶっている」とは思ったことがありませんでした。しかし、この映画を見て、改めてタモンズを客観的に捉えた結果、そのくすぶりに驚き、涙が出ました。漫才師という特殊な職業ですが、多くの人が共感できるキャラクターだと感じます。「誰もがちょっとタモンズなんです。」文田大介(囲碁将棋/芸人)
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「くすぶりの狂騒曲」の完成、おめでとうございます!10周年の節目に素晴らしい映画が完成することができて、本当に良かったです。タモンズを中心に映画を作ることが、まさに『大宮』の真髄ですね。皆さんの中にも『大宮』があると思いますので、ぜひ心の『大宮』を解放してください!ハリウッドリメイクにも期待しています!根建太一(囲碁将棋/芸人)
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非常にリアルな作品!役作りのために大宮セブンライブのコーナーを皆で試みたと聞きました。やりすぎです!ただ、和田さんが大波役でカッコ良すぎた点は少し違和感がありました。本物の大波はもっと邪悪な目をしていますから。本作はタモンズと大宮のリアルを追求したものですので、ぜひ映画館で何度も観て、心を揺さぶられてください!南條庄助(すゑひろがりず/芸人)
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4回泣けます!リアルな芸人たちの苦悩が描かれていて、深く感動しました。大宮10年の歴史がギュッと詰まっています。大宮セブンを演じる役者たちが全員似ていて、そこも見どころです!この映画を通じて大宮セブン、そしてタモンズをよろしくお願いします!ハンカチを持って映画館へ、いざ!三島達矢(すゑひろがりず/芸人)
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くすぶっている方々にぜひ観ていただきたいです。この映画は、くすぶる人々に勇気を与えるようなフィクションではなく、現実を突きつけてそっと寄り添うノンフィクションですので、見返りは求めずに流れに身を任せてください!福井俊太郎 (GAG/芸人)
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自分の経験したことが映画になるとは思いませんでした。大きなスクリーンで多くの思い出を客観的に見ていると、素晴らしいエピソードがたくさんあり、改めて大宮セブンの一員であることが誇らしく感じます。観た後には、苦しいながらも少しだけ大宮セブンに入りたいと思いますSJ(GAG/芸人)
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大宮セブンとタモンズの魅力が凝縮された映画です。まず役者たちの演技が素晴らしく、その仕草のリアルさに驚きました。また、福井さんがお酒を飲んでいるシーンがありましたが、彼はそれほどお酒が強くありません。これだけお伝えしておきます。この映画を見て、芸人として熱い気持ちになりました安田ファニー(GAG/芸人)
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映画になった芸人として有名なのはビートたけしさんとタモンズだけでしょうか?この凄さには驚かされます!観終わるとタモンズに会いたくなります。和田さんが全然違うのに大波に見えたり、駒木根さんは安部さんにしか見えません。アンダー11の頃からお世話になっている私が言うのだから、この点は間違いありません!ちなみに、リアルな大波さんの口癖は「なぁ〜」ではなく「ダァ〜」ですアタック西本(ジェラードン/芸人)
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描かれている芸人の日常や感情が非常にリアルです。コンビだからこその微妙な距離感や、若手時代を思い出しゾッとする瞬間もありました。映画の中でのタモンズが本当にタモンズでした。私は大宮セブンメンバーのモノマネをよくしますが、こんなにリアルなタモンズは再現できないです。悔しい気持ちになりました。悔しい気持ちになる映画ですかみちぃ(ジェラードン/芸人)
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#声_囲碁将棋文田大介#声_囲碁将棋根建太一#声_すゑひろがりず南條庄助#声_すゑひろがりず三島達矢#声_福井俊太郎#声_GAGSJ#声_GAG安田ファニー#声_ジェラードンアタック西本#声_ジェラードンかみちぃ
現実がうまくいかないと、つい周りと自分を比べてしまう。好きなことで生きていくのは、改めて言うまでもなく簡単ではない。現実と理想の間で苦しみ、確実な道筋は見えない。でも、この映画を観て自分の心と向き合う力をもらえた。ありがとう。
この映画は、売れないお笑いコンビの物語を描いています。吉本興業の大宮ラクーンよしもと劇場は、まるで芸人の墓場のような厳しい場所で、客入りは少なく、芸人たちの扱いも不当でした。
その中で、コンビ「タモンズ」の大波と安部は、「大宮セブン」の一員として存在感を示せず、停滞を続けていました。彼らはこの現状を打破するために、奇策に挑むことになります。
実際の芸人たちとリアルなエピソードを基に、彼らの苦悩と再起を真摯に描写した作品です。
主役は、売れずに苦しむタモンズ。この設定から、物語がバッドエンドに向かうことが予感されます。
特に印象的なのは、「売れること」と「自分たちの面白さを守ること」の間で揺れ動く芸人たちのリアルな葛藤が、詳細に描かれているところです。
観客を笑わせるより、仲間を笑わせることを優先するエピソードもあり、これは芸人の世界ではよく見られます。実際に、白塗りメイクで大ブレイクした「野性爆弾」のくっきーも、仲間を笑わせることに重きを置いていたと言われています。
タモンズの二人が抱く「自分たちが面白いと思うネタを貫きたい」と、「客の期待に応えるべき」という現実の板挟みは、すべての人の心に響くテーマです。私自身も仕事上、上司のコスト削減に苦しんでいる状況が重なりますが、彼らには理解のある支配人が存在し、自分たちのスタイルを守ることが成功につながるという本能的な感覚がある点が異なります。
また、成功した芸人たちも、自分のスタイルを守り続けた結果、ブレイクすることが多いです。
この作品は、成功者ではなく「くすぶっている」者に焦点を当てることで、芸能界の華やかさの裏にある努力や再起への執念を描き出しています。
良かった点としては、W主演の和田正人と駒木根隆介の演技が特に素晴らしく、実際のタモンズに非常に似た熱演を見せました。駒木根は安部の繊細さを見事に表現し、漫才シーンでもリアリティを生み出していました。
他のメンバーたちも、雰囲気を捉えつつ感情を巧みに表現しており、モノマネとは異なる自然なリアリティがありました。特にマヂカルラブリーの村上役の俳優は、元の村上に非常に似ていて、感心しました。
物語の中では、タモンズの苦境を描きつつも、「大宮セブン」の温かい連帯感が流れています。売れない仲間を見放さず、時には厳しい言葉をかけながらも支え合う関係が描かれており、ラストシーンでは笑いを交えつつ感動を与える仕上がりになっています。
ただし、タモンズの物語は決して成功物語ではなく、失敗や葛藤が多く、最後も苦闘からの回復には限界があります。そのため、物語全体としては明るさがなく、地味なストーリーとして映るかもしれません。
タモンズの不遇を描くことは、彼らが結果を出せていない側面を強調するため、視聴者に対する愛着や共感を生む一方で、面白さに欠ける点もあります。
演者の中でも特に良かったのは、駒木根隆介と和田正人、岡田義徳、徳井義実、吉田壮辰、柾賢志、東虎之丞、大村わたる、辻凪子です。
情熱や火花を感じる瞬間があり、お笑い芸人好きにはたまらない印象を受けました。苦悩や葛藤、そしてそれにもかかわらず芸を貫く難しさに心を打たれ、タモンズと大宮セブンへの愛着がより深まりました!和田さんと駒木根さんの演技は本当に素晴らしかったです。
劇場公開されてから観たかった作品。
公開後にいつの間にか配信が始まっていて、ポイントを使って視聴した。
タモンズの地元が身近で、安部がオリックスファンということもあって前から応援しているが、なかなかブレイクには至らないな去年のTHE SECONDで決勝まで進んだのは大きかったが、大ブレイクとまではいかず、時々テレビで見かける程度のレベルで止まってしまうのはもどかしい。ネタとキャラがもう少し磨かれれば状況は変わるのかもしれないけれど、今はまだイマイチか。
この映画を見て、タモンズが周りの芸人たちから愛されている理由がよく分かった。大宮セブンで例えるなら、GAGはどうかなほかのメンバーはブレイクしているから、私たちもいつか同じ道を辿れるのではという気持ちは自然と湧く。遅咲きの芸人もいるし、大宮セブンの仲間に引っ張られてブレイクすることを期待する。
てか、岡田義徳が演じていた芸人って実在するの?大宮セブンにいたボーイフレンドというコンビを、名前を変えて演じていたのかな?
リアルな芸人さんの描写が見ていて楽しく、くすぶりからの再生も丁寧に描かれて気持ち良かった。ただ、もっと大きなカタルシスを感じたかった。
みなさんがとても似ていて驚きました。文田さんが手を前に組んで立っている姿が印象的で笑えない葛藤の中でも舞台に立ち続けていることを考えると、本当に素晴らしい職業だと思います。物語は今も大宮で続いているんですね心が熱くなります。
ガチドラマ
吉本興業がプロデュースした、売れない芸人に焦点を当てた作品は、コメディを期待させる。しかし、彼らが成功を追い求める中で、観客の期待に応えるべきか、それとも自分たちの信念を貫くべきかという葛藤をじわじわと描いた、真剣な人間ドラマである。和田正人のパフォーマンスは、本物の芸人にも引けを取らない素晴らしいものだ。
現在人気を博している大宮セブンの中でも、注目を集めることができずにいたタモンズについて。
本当に素晴らしい作品だった。
映画館で観ればよかったと心から思う。
マジカルラブリーをはじめ、すゑひろがりず、囲碁将棋、ジェラードン、GAGなどが賞レースやテレビで成果を上げる中で、タモンズは尖ったネタをやめたりトリオになったりといった葛藤を乗り越え、自分たちのスタイルを貫く決意を見せている。
その姿勢は本当に素晴らしい。
実際、タモンズは間違いなく面白い。
安部ちゃんの奥さんも非常に魅力的だし、チュートリアルの徳井が演じた支配人も素晴らしかった。
大宮セブンが好きで、コメンタリー付きで鑑賞しました。見た目はあまり似ていませんが、喋り方や仕草は本物にかなり近いので、かなり研究されたのだと思います。素晴らしいです。映画ファンとしては正直「火花」や「浅草キッド」の二番煎じのように感じた部分もありましたが、お笑い好きとしては、大宮の中でタモンズをあえて際立たせているのが良いと思いました。映画は単に終わりではなく、タモンズのストーリーは今も続いているのがいいポイントです。特に印象に残ったのは、タモンズの唯一の出待ちファンのシーンがあり、それが印象深い場面になっていたことです。こういったファンはどこにでも存在すると思いますが、しっかりと描かれていたことが、お笑いファンとしては嬉しい限りです。この手の作品に出てくるお笑い芸人のオタクは、最終的に芸人と恋愛関係になったり、モブキャラとして描かれることが多い中、ただのファンとして描かれているのが新鮮でした。そういうことじゃないんだということがよく分かりますよね。