終わりの鳥はどこで見れる?今すぐ視聴できる動画配信サービスを紹介!

4.3
終わりの鳥 映画

2025年4月4日に公開の映画「終わりの鳥」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「終わりの鳥」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。

終わりの鳥が視聴できる動画配信サービス

現在「終わりの鳥」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「終わりの鳥」が配信中です。

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最終更新日

終わりの鳥のあらすじ

余命わずかな15歳のチューズデーの前に、喋って歌って自由自在に動く一羽の鳥が舞い降りてきた。その名も<デス>。地球を周回しながら生き物の「終わり」を告げる存在だ。チューズデーは彼をジョークで笑わせ、自身の最期を延ばすことに成功する。そして、母親のゾラが帰宅すると、鳥の存在に気づき、愛する娘を守るために全力で<デス>を遠ざけようとするが、思わぬ行動に出る……。

終わりの鳥の詳細情報

「終わりの鳥」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。

監督
脚本家
出演者
カテゴリー
ジャンル
制作国 イギリス アメリカ
公開日 2025年4月4日
上映時間 110分

終わりの鳥の公式PVや予告編動画

「終わりの鳥」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。

終わりの鳥の楽曲

「終わりの鳥」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。

感想・レビュー

  1. ぺご ぺご

    余命が短い少女を訪れる謎の鳥。

    この一文のあらすじだけで、最初から見入ったかもしれません

    A24らしい独特のユーモアと発想が色濃く現れているものの、表現方法は同じでも内容は的確です。

    素晴らしいドラマだと感じます

  2. にゃんこ にゃんこ

    物語としてはあまり引き込まれなかったが、西日が差し込むショットは好きだった。

  3. ザク ザク

    15歳の娘を喪った母の心には、こんな狂気じみた感情さえ許されるのだろうか。デスは決して冷たい存在ではなく、優しくて面倒見が良い。おそらく彼は、非日常を楽しむタイプだったのだろう。私にも、こんなに大きくて美しくてユーモアを理解する鳥がお迎え(救済)に来てくれる日を願う。ヴァレンティーナレンタル鳥として、癒しと希望を運ぶ選択肢。

  4. どんぺー どんぺー

    人間が思い描くような神は存在しない。しかし、来世はあり得る。清監督の独自の視点を期待したが、そこまでのものはなく、あくまで鳥が命の火を静かに消していく。その鳥は長い間、その役目を果たしてきた。今回は少しの休息で、お風呂のダークマターを洗い流すシーンがなんとも和やかだった。この場面には、すべてが凝縮されているように感じる。もしお母さんが鳥の役割を引き継いでいたら、また面白い展開になっていたかもしれない。

  5. いしぐり崇之

    A24らしからぬ独特で柔らかい、不思議な映画だった。オウムのデスの仕草や話し方が可愛らしく、死が恐怖ではなく、生と再生を結ぶ存在として描かれていた。

    娘の命を守るためにお母さんデスを食べる瞬間、それは悲劇でありつつも、誰かを生かすための静かな愛の表現でもあった。

    衝撃的でありながら、映像には愛と哀しみ、柔らかな光が常に漂っている。オウムが羽ばたくたびに、死の中に小さな希望が宿るのが見える。

    どこか不思議の国のアリスのような世界でもあった。

    「約束だよ、絶対に」という言葉が響き、そして「よし、立ち上がろう」と共に幕が閉じる。

    死と再生をつなぐ物語に、同じ母親として胸が締めつけられ、しばらく動けなかった。 #A24

  6. 茶漬彦 茶漬彦

    不気味な鳥のアップと横に浮かぶA24のロゴ。話題作『終わりの鳥』を観てきました。

    死を司る鳥が、余命いくばくもない少女の元へと現れるところから、物語は幕を開けます。死を覚悟している少女とインコの交流から、ファンタジー寄りのハートウォームな作品かもしれないと期待していた矢先、少女の母親が思わぬ行動に出ます。

    その後の展開は予想外で、意味をつかみにくい場面も多いです。予告編では死を奇想天外にビジュアル化すると評されていましたが、実際はそれを超えた独創的な死生観の表現でした。

    とはいえ、退屈にはならず、どこか引き込まれる感覚もあり、不思議な時間を過ごしました。

    映像も含めてA24らしさが光る作品。理解の深い観客には特に刺さるタイプの映画です。

  7. ゆぴ ゆぴ

    ファンタジーと現実が交差する不思議な物語『パケ借り』は、余命わずかな娘を生かすためだけに生きてきた母の人生を、希望と再生へと向かわせる。内容がつかみにくいまま読み始めても、病と死の重さの中で揺れる二人の絆が次第に鮮やかに浮かび上がる。公園でうたた寝しているとき、もし娘が死んでいたら一生後悔するだろうし自分も後を追うかもしれないそんな母の不安は、娘の存在によって救いへと変わっていく。

    物語には謎めいた存在が絡む。余命を抱えた娘のそばに現れるコンゴウインコは、死神のように振る舞いながら母の家計と介護の現実を照らす。母は介護費用を捻出するため、思い出の品々まで売り払う決断を迫られ、家財道具や風呂のタイルまで手放す。最初は酷い母親だと思われたが、実は娘のためだけに生きてきた自分を見つめ直すきっかけとなる。

    鳥は来世はあると告げ、来世でよりよく生きるにはこれからの母の生き方が左右されると説く。娘はこの世を離れても来世で生きる力を母の行動に見出し、それが母にとっての生きる意味を作っていく。物語は宇宙と地球、そして鳥の視点を行き来しながら進行し、やがて死神のような死と向き合う瞬間へと近づく。

    そして最も衝撃的な転生の場面が訪れる。死の間際に現れた死神の役割を自認していた鳥は、母の体内から現れ、母は抵抗するものの娘の死を受け入れる決意を固める。死者の声を聴くようになった母は、娘を背負って死者のもとへ導く新たな仕事を自分の生き方として受け止めようとする。家へ帰りたいと訴える娘を見守りつつ、母は最期の選択を迎えるそしてこの物語は、死と生の境界を越えた静かな希望の光を灯して幕を閉じる。

  8. koramame

    【いい日とは、悲惨な出来事のない日】

    本来は『犯罪たち』を見る予定でしたが、全てレンタル中だったため、A24が描く不思議なモンスターファンタジーを観賞しました。死神のような鳥・デスが、余命わずかな少女を迎えに行く場面はいつも通りの衝撃を与えます。しかし、それを許さない母親の存在が世界を奇妙な方向へ巻き込んでいくA24らしい挑戦的な脚本が光ります。

    余命わずかの少女とデスの関係性は非常に魅力的で、予想の斜め上へと展開する驚きのストーリーが強い印象を残します。さらに、全ての生き物には終わりがあるという普遍的なテーマを深く掘り下げ、終末感と人間味のバランスをとる演出は、ヴィム・ヴェンダースの名作『ベルリン・天使の詩』を彷彿とさせます。

    ラストはA24らしくないほどすっきりとした結末で、発想の斬新さも光り、総じて普通に好きな作品でした!

    #2025年に鑑賞した作品

  9. リョウジ

    ダイナ・O・プスィッチ監督・脚本(長編デビュー作)

    キャスト:
    ゾラ:ジュリア・ルイス=ドレイファス
    チューズデー:ローラ・ペティクルー
    ビリーリア・ハーベイ
    デスアリンゼ・ケニ

    本作は、命の終わりを告げる鳥と出会った母と娘が、別れを受け入れていく様子を描いた感動的なドラマです。
    (2025年公開、イギリス・アメリカ合作、110分)

    めちゃくちゃ心に刺さりました!
    こんなに独特な作品に引き込まれた自分が少し切ないです

    でも本当に素晴らしい映画でした!

    物語は
    病に冒された15歳の少女チューズデーの前に、命の終わりを告げる鳥が現れます。
    チューズデーはその鳥をジョークで楽しませ、自らの命を少し延ばすことに成功しますが

    私、どんどんこの鳥「デス」が好きになっていきました。
    「死」に心惹かれました。

    チューズデーはまるで天使のようで、
    その一方で、母ゾラは、なかなかのA24感満載でした。笑
    それでも、彼女の思い切った行動、その背後にある真意は考えれば考えるほど深いもので、受け入れるのは難しいかもしれませんが、彼女の娘に対する深い愛は心を打ちました。

    後半はずっと涙が止まらず、どうしようかと思いましたが、エンディング曲でピタッと止まりました。笑

    そのための曲だったのか
    まさにA24らしいおもしろさでした

    私は、必ず死を迎えるけれど、来世は存在する。
    あなたが私の死を受け入れてくれたら、

    「promise promise promise promise」

    鳥も笑うし、泣くんですね

    〈どうでもいい一言〉

    ゾラ役のジュリア・ルイス=ドレイファスが、若い頃のヒュー・グラントに見えることがあったのは私だけかな?笑

  10. ろく ろく

    A24らしい作品で、リアルなコンゴウインコは美しさや可愛さを超え、どこか恐竜のような印象を与え、ストーリーと見事にマッチしていました。余命モノとして、残される者の心の準備を描いた物語は、旅立つ者の重さを強く感じさせます。デスという異様な鳥を用いながら、暗くなり過ぎずに巧みに描写している点が素晴らしいです。

    物語は、余命わずかな15歳の少女チューズデーの前に、命の終わりを告げる鳥・デスが現れるところから始まります。チューズデーは、母であるゾラが帰ってくるまで待つようデスに頼みますが、ゾラはデスの存在に驚愕し、娘の死を受け入れようとせず暴走します。

    ネタバレ 

    ゾラは看護師のビリーにチューズデーを託し、現実から目を背けて出かけます。一方、チューズデーは自らの余命を理解しつつ、デスの存在を恐れながらも受け入れます。デスは多くの者の死を待つ声を聴き、パニックに陥りますが、チューズデーがその落ち着きを取り戻させます。彼女はデスに殺さないよう頼むが、それはできないと言われ、母と話すチャンスを求めます。
    ゾラが帰宅し、チューズデーは今夜自分が死ぬことを告げますが、ゾラは耳を貸しません。デスが小さな体で耳に隠れて説明し、ゾラが動揺する様子が描かれます。
    その後、ゾラはデスに襲い掛かり、焼き鳥にするという信じられない行動に出ます。チューズデーはデスがどこかに行ってしまったと聞き、2人の時間を楽しむも、チューズデーが外の物音に気付き窓を覗くと、頭のないデスが窓にぶつかっていました。
    ゾラとの口論は激化し、ゾラもまたデスのように体を大きくします。看護師ビリーが現れ、ゾラの変貌に驚きます。ゾラは外の世界が異常だと訴え、チューズデーはデスが消えたせいだと思い、ビリーに連れ出してもらいます。
    チューズデーは、ゾラにデスの仕事を引き継ぐよう伝えます。ゾラは大きくなりながらも、チューズデーを背負って人々の命の終わりを告げる役目を果たします。そして、内なる声でチューズデーの支えを感じます。
    ゾラの口からデスが飛び出し、交渉の後、デスは再びゾラの中に戻ります。家に戻ったチューズデーは、「私がいなくても大丈夫」という言葉を残し、2人は最後の別れをし、デスがチューズデーに死をもたらします。
    チューズデーの居ない世界で、ゾラは生きる希望を失ってしまうのです。看護師ビリーがその様子を見に来ると、デスも現れ、チューズデーにとっての来世は、彼女が存在しない世界でゾラが生き続けることだと説くのでした。

    母が娘の死を受け入れる準備の物語はこれまで見たことがありませんでした。ゾラがデスを焼いて食べるという奇妙な展開は理解できないものの、娘を奪おうとするデスを排除する気持ちは共感できます。ゾラがデスの代わりに人々に死を伝えることを体験し、それが安らぎへと繋がる過程は見事でした。母としての最後の務めを果たしたゾラには拍手を送りたいですが、その先に「生きろ」と言われても、やはり無理でしょう。それは何があっても…。それでも、独自の発想と素晴らしい作品でした。