2024年8月16日に公開の映画「美食家ダリのレストラン」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「美食家ダリのレストラン」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
美食家ダリのレストランが視聴できる動画配信サービス
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美食家ダリのレストランのあらすじ
1974年、フランコ政権末期のスペイン。バルセロナを離れた料理人フェルナンドとその兄アルベルトは、友人フランソワの紹介でサルバドール・ダリが住む海辺の町カダケスへと辿り着く。彼らを待っていたのは魅力的な海洋生物学者ロラと、ダリを崇拝するレストラン「シュルレアル」のオーナー、ジュールズだった。「いつかダリに当店でディナーを」を掲げ、あらゆる無謀な挑戦を続けるジュールズの情熱は、やがてフェルナンドの料理に新しいインスピレーションをもたらし、世界に名を馳せる革命的シェフの誕生を促すことになる。
美食家ダリのレストランの詳細情報
「美食家ダリのレストラン」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
美食家ダリのレストランの公式PVや予告編動画
「美食家ダリのレストラン」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。
美食家ダリのレストランを無料で見る方法は?
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感想・レビュー
この作品をグルメ映画として観ると、驚く人もいるだろう。しかし生きることは味わうこと以上に、虚無とどう向き合うかという人生の機微に気づけば、心に深く刺さるはずだ。
芸術家の称賛を期待させる話と思いきや、実際にはもっと泥臭く、人生の匂いが濃い。小さな村のレストランを舞台に、料理人の兄弟が未来の可能性と現実の閉塞の間でもがく。そこへダリという世界的な象徴がちらつくが、彼は最後まで顔を出さない。来ないダリを待つ時間こそ、人生の縮図だ、という読み方ができる。
我々だって『いつかチャンスが来る』『誰かに認められる』と何十年も待っている。でも結局ダリは来ない。来ないけれど、その待ち時間に何を作り、どう笑い、どう人とつながるかが大事だ映画はそんなメッセージを伝えている。
この皮肉とユーモアの描き方と、料理シーンの美味しさがポイント。食べ物は人を救うリアルな芸術だと私たちに思わせる。愛や夢は裏切られることもあるが、目の前の皿は裏切らない。
結局、アーティスト志望の人、サラリーマン、猫動画をYouTubeに上げる人まで、誰にとっても刺さる話だ。人生はダリ待ちであり、ダリ不在でもある。その間に何を楽しむかがすべてだ。
結局は、ダリを待つ必要はないんじゃないか。待っているうちに自分の人生が冷めてしまうから。
ダリを登場させないのは、詐欺でありながら粋でもある。しかし、料理はまさに芸術だ。
成功とは、情熱を持ち続けながら失敗を重ねること。
サルバドール・ダリを自分のレストランに招くために、あらゆる手段を尽くすジュールズ。
警察に追われる弟アルベルトと、料理を心から愛する兄フェルナンド。
展開は予測不可能になるが、フェルナンドとアルベルトの料理は素晴らしい。
長年にわたり書き留めたノートが彼らの情熱を物語る。
素晴らしいロケーションと料理。
もう少し料理のシーンが見たいですね
2025年10月13日(月)、WOWOWプライムで字幕付きで視聴。これで通算1489本目。
ダリは全然出てこないじゃないか、タイトル詐欺だ。
笑えて感動的な素晴らしい作品なのに、邦題のせいで知名度が上がらないのが残念です。
ダリやアートに興味がない人には、まったく触れられないかもしれません。
非常に面白かった。ダリはよく取り上げられるテーマだけあって、その魅力は計り知れません。彼に対する興味が湧いてきました。
1970年代のスペインを舞台に、地中海に面した美しい漁村カダケスをめぐる群像劇。バルセロナの北に位置するこの町で暮らすダリをレストランへ招こうと、人々が力を合わせて奮闘する。時代の空気感も鮮やかに伝わってくる。
ダリが自分の開いているレストランに一度でいいから来てほしいと、ひたすら願い続けるシェフと、そこへ警察から逃げてくる3人の男たち。1人はシェフの娘と恋人同士で婚約までしている。ダリを動かすためにあらゆる手を尽くすが、スペイン映画としてここまでぶっ飛んでいるのは初めてかもしれない(私が見逃しているだけかも)。ダリにまつわる作品がレストランのあちこちに並ぶが、センスは正直イマイチ笑。とはいえ、所々クスリと笑える場面があり、結局は引き込まれる映画だった。ジュールズがぶっ飛んでいるかと思いきや、フェルナンドも結構ヤバい。あのレストラン、実際に行ってみたいと思うくらい魅力的だった。
邦題には少し疑問が残りますよね。
原題:Esperando a Dalí
英題:Waiting for Dali
つまり、ダリを待ち続けるということ。
こうした邦題からして、すでに微妙な印象を受けてしまうレストラン映画です。
内容も少々問題ありかなと感じます(´_ゝ`)
シュルレアリスムやカオスをテーマにしたいのは理解できますが、このラストはどうなんでしょうか?
確かにカオスではありますが、人間的にはどうかと思います。
毎度のことですが、フランス料理が全然美味しそうに見えないのも残念です(笑)
泡や草、汁、石など
肉はどこだ肉ww!!!!!
1974年、バルセロナ。
軍事独裁政権下のスペインで、若者たちが自由を求めて日夜反政府活動を行っていました。
有名レストランのシェフ・フェルナンドの弟もその活動に加わり、指名手配され逃走を余儀なくされます。
友人フランソワに誘われて、海辺の街やサルバドール・ダリの拠点カダケスへと向かいます。
そこでダリ崇拝者ジュールズが経営するレストラン「シュルレアル」で働くことになりますが、
ジュールズは店よりもダリへの信仰が強く、次々に店員が辞めて行ってしまいます。
フェルナンドは料理を通じてダリを呼び寄せるため、真面目に経営を進めようとしますが
ダリを好きすぎるあまり、内装はカオス状態で、何度も家に押しかけるジュールズには驚かされます(笑)
しかし、なんだかヴィレヴァンやドンキっぽい雰囲気の店は、嫌いではありませんw
それでも料理が残念でお酒が進むのも当然です!どんな料理が出てくるのか、とても気になりますからね!!
結局、ダリはあまり関係ないというオチもあって(笑)
この映画は、ダリに夢中な人の狂った愛の物語で、料理もあまり重要ではなかったかもしれません。
当時の社会情勢を背景にしつつ、そこをスパイスにした構成は少々ぼんやりとしています。
ダリや料理にもっと重きを置いてほしかったですね。
このタイトルだと何か物足りない気がする。
ダリがこれほど特別視されていることに驚きながら楽しむ、ひねりのある料理映画。
この時代ならではの雰囲気も感じられるのかもしれない。
目にするたびに、マネキンにドキッとしてしまった