2023年6月23日に公開の映画「愛のこむらがえり」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「愛のこむらがえり」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
愛のこむらがえりが視聴できる動画配信サービス
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愛のこむらがえりのあらすじ
地方公務員の香織(磯山さやか)は、浩平(吉橋航也)の自主映画に心を動かされ上京したが、気づけば二人の同棲生活は8年目。背水の陣で浩平が書き上げたシナリオに香織は心を奪われ、映画化を実現させるべく全力で推すが……。
愛のこむらがえりの詳細情報
「愛のこむらがえり」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
愛のこむらがえりの公式PVや予告編動画
「愛のこむらがえり」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。
愛のこむらがえりの楽曲
「愛のこむらがえり」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- エンディングテーマ夢がよぶほうへVOLOMUSIKS
愛のこむらがえりを無料で見る方法は?
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愛のこむらがえりの感想&レビュー
本気度が謎で、もしかしたらヘタウマの感覚で制作されたのかもしれない、真意が掴めない奇妙な作品。
映画に情熱を注ぎ、監督を目指す男性と、その夢を全力で支えるパートナーの物語
コメディ要素があって楽しめた
パートナー役の磯山さやかが素晴らしかった
柄本明は威厳があり、存在感抜群。
ラストのカチッが印象的だった
映画監督という職業、実に興味深いな〜
シネマネコ。毎回楽しませてくれる映画愛の作品柄本明が「古いんだよ、昭和のやり方」と語るのは、まさに自らに返ってくる言葉。リバースショットを多用し、テレビドラマのような劇伴を使って基盤を構築し、磯山さやかの喜劇風味で作品を仕上げている天井から降りてくる梁が放つ木の香り、古風で柔らかいシート。この空間での意図が理解できる。
女性タレントの中で、実は磯山さやかが一番好きという男性ファンは意外に多いという印象です。『磯山さやか主演作』と聞いて、彼女に恥をかかせたくない!と来場する観客も少なくなかったのでは。私もそんなノリで劇場に足を運びました。磯山さやかがパートナーの男性を支える健気な演技が、何より印象的でした。何年か経ったら、もう一度この映画を観たいと思う作品です。
映画業界への壮大な愚痴を笑いに変える、そんな雰囲気の作品だった。こんな世界でも、映画を愛し続ける制作陣の情熱が、登場人物や演出ににじみ出ている。映画のご都合主義を皮肉るような、無理のある展開も笑いを誘う。私もホヤは苦手だけど、それを含めても作品の魅力に引き込まれた。さらに、映画監督として成功するには奇跡が必要な場面があるのだろう。カタカナ語を格好つけて英語風に言うプロデューサーの発音は、わざとらしさがツボにはまる。正直、少し鼻につく場面もあった。
磯山さやかさんは本当に魅力的です。彼女の献身的な姿勢はどこにも見当たらないほど特別で、理想的な人物ではないでしょうか…
あなたの夢は、私の夢。髙橋正弥監督が放つコメディ・ドラマは、磯山さやかと吉橋航也を主演に、映画監督を志す青年と彼を取り巻く女性たちの奮闘を描く。主人公・浩平が夢を追う姿と、それを支える同居人・香織の関係性を軸に、彼らが作成する自主映画にまつわるエピソードが物語を彩る。豪華キャストには柄本明、品川徹、吉行和子、浅田美代子、菅原大吉、篠井英介、菜葉菜、京野ことみ、しゅはまはるみ、和田雅成といった名優が名を連ね、脇を固める。展開は普通づくりながら、映画づくりを題材にした小ネタがところどころ散りばめられ、篠井演じる謎のキャラクターが登場しても現実味は薄い。とはいえ、邦画界の皮肉を鋭く刺すセリフが光り、心温まるコメディとして悪くない仕上がりだ。見どころは、長年の重鎮・柄本明の登場シーン。登場時には空気が一気に引き締まる。髙橋監督の渇水を彷彿とさせつつ、本作は終始安定したテンションを保ち、磯山の笑顔に癒やされる一本。痛くないよ、ペインレス。
スワローズつながりでしか知る機会がなかった磯山さやかさんが、久々の主演映画として話題を呼んでいます。市役所職員という設定や、自宅の山がまったく金にならないといったネタも地味にウケます。相方は東京乾電池の方ですが、初々しさだけが印象に残るかもしれません。菜葉菜さんはコメディエンヌとしても魅力的。あんなプロデューサーに翻弄される展開も見どころになりそうです。
2023年の106作目(劇場57作目)では、コメディを通じて邦画業界について触れられており、新鮮な体験でした。「原作至上主義」や「監督は夢という嘘で人を狂わせる罪人だ」というセリフには驚かされました!
磯山さやかさんの舞台挨拶を目当てに劇場へ行ったが、作品の中身も思いのほか深くて満足度が高かった。
とりわけ印象的だったのは、パートナーの夢を自分のことのように追いかけ、懸命に支える磯山さやかの等身大の演技だ。演技初挑戦と聞いていたが、自然で力強い演技に驚かされ、彼女の演技力の高さを実感した。全編を通じて磯山さんの魅力が爆発し、役柄にも見事にはまり込んでいた。キャスティングの妙を改めて感じる場面だった。
舞台挨拶で磯山さんが語った、8年間もの交際を経ても結婚には至らず、浩平を支え続ける香織の愛情は並のものではないという言葉には深く頷いた。ただし香織は浩平のこと以上に彼の作品を愛し、いつか大成すると信じていたからこそ、彼をそばで支え続けられたのだと感じられた。
自分の夢をパートナーと同じ目線で追いかけられる関係に出会えるのは、ほんとうに稀で幸せなことだと実感した。
本作はサクセスストーリーでありながら、映画に魅了され人生を揺らされながらも夢を諦めずに追い続けた人々の物語でもある。落ちぶれた元映画監督・品川徹のエピソードも心に染み、作品全体の余韻を深めてくれる。