2024年6月28日に公開の映画「WALK UP」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「WALK UP」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
WALK UPが視聴できる動画配信サービス
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WALK UPのあらすじ
映画監督のビョンスは、インテリアデザインを目指す娘のジョンスと共に、インテリアデザイナーとして活躍する旧友ヘオクのアパートを訪れる。このアパートは、1階にレストラン、2階に料理教室、3階に賃貸住宅、4階に芸術家向けアトリエ、地下にはヘオクの作業場がある。三人は和やかに会話を楽しみ、ワインを交わす。しかし、仕事の連絡が入り、ビョンスは一時その場を離れる。戻ると、そこには娘のジョンスの姿はなかった...。
WALK UPの詳細情報
「WALK UP」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
監督 | ホン・サンス |
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脚本家 | ホン・サンス |
出演者 | イ・ヘヨン クォン・ヘヒョ シン・ソクホ ソン・ソンミ チョ・ユニ パク・ミソ |
カテゴリー | 映画 |
ジャンル | ドラマ |
制作国 | 韓国 |
公開日 | 2024年6月28日 |
上映時間 | 97分 |
WALK UPの公式PVや予告編動画
「WALK UP」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。
WALK UPを無料で見る方法は?
「WALK UP」を無料で視聴するなら、「Prime Video」「Lemino」「U-NEXT」などの無料トライアル期間を活用するのがおすすめです。
「Dailymotion」「Pandora」「9tsu」「Torrent」などの動画共有サイトで無料視聴するのは避けましょう。これらのサイトには、著作権者の許可なく違法にアップロードされた動画が多く存在し、利用者側も処罰の対象となる可能性があります。
感想・レビュー
中年男性のこういった持て余し方には驚かされる。
お酒が入ると男女の距離が急激に縮まる。二人とも年齢を重ね、男はそこそこ名の知られた映画監督だ。酒宴の流れからベッドシーンには進展せず、ダイニングで向かい合って食事をしている。監督の健康を気遣い、彼女が野菜料理を用意するも、彼女自身は同じメニューには付き合わないらしい。こうした微妙なすれ違いが色々見えてくる。
年齢的に、生活習慣や価値観はそう簡単には変えられない。そして別れ方も、互いに威嚇し合うのではなく、静かにどちらかが去るのみとなる。
その後、すぐに別の女性を連れ込んだ監督は、今度はパルコニーでサーロインと高麗人参を楽しみ、「やはり健康には美味しいものが一番」と語っている。新しいタバコをもらい、二人で煙をくゆらせる。
ホン・サンスの真骨頂がここにあり、思わず笑ってしまうが、結局は活力にあふれているなと、他人事として眺めざるを得なかった。
孤独になれない苦悩は、誰が見ても贅沢な悩みだと思う。
うーん、どういうことなのかよく分からないけれど、楽しい時間を過ごせた。そんな映画の体験だった。
以前はジメジメした陰鬱なガチ鬱映画が多かった時代と比べ、いまはカラッと明るく美しくぐるぐる回る不思議なラビリンスだ。人間味あふれる描写と謎の浮遊感が印象的だ。
オートロックの解錠音って、こんなにも不快だとは思わなかった。会話の雰囲気の危うさはまさにホラー級で、マジでホラーかよと思ってしまう。でも部屋のかわいさがそれをわずかに和らげてくれる。
モノクロの画に惑わされて意味を探ろうとする自分が疲れてしまう。奥行きのない閉塞感と、逃げ場のない吹き溜まりのような居心地の悪さ。上部だけの会話、愚痴と言い訳。そこに居る人間に魅力は見いだせない
1年以上前、町の小さな劇場で観た作品。韓国映画をあまり観たことがない自分が、その時公開していたからという理由だけで、情報をほとんど持たないままなんとなく観に行った。感動があったかと問われれば特別な感情はなかったが、それでも今でも断片的に思い出してしまう。不思議と印象に残った作品だ。
ラストシーンに関しては多様な解釈が可能で、制作側も明確な答えを決めているとは言えない。しかし、杉田協士監督(『春原さんの歌』)が公式サイトで述べた「門を一度くぐった彼がそのビルを出られる日はきっと来ない」というコメントには、個人的に非常に共感を覚える。
オートロックの音が響く。1階から2階へ移動する。孤独にりんごをかじっていた。続いて2階から3階へ。神様との出会いについて語る。煙草をふかしながら。その時、ズーム機能はなかった。
予備知識ゼロで観始めたせいか、つい独り言をつぶやく自分に嫌気がさしてくる。建前と本音、不誠実さ、自分勝手さ、矛盾だらけの心それは私自身にも当てはまる。そんな中で特に印象に残ったのは、階数は忘れた室内の壁と、スノコを使ったパッチワークのデザインだった。あんな風に部屋をリフォームできるかもしれないそんな可能性を感じた。
意味があるようでない会話、つながっているようでつながっていない展開。まるでメビウスの輪のような不思議な映画でした。定点カメラとそうでないカメラの使い方も魅力的でした。