2022年9月9日に公開の映画「ザ・ミソジニー」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「ザ・ミソジニー」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
ザ・ミソジニーが視聴できる動画配信サービス
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最終更新日
ザ・ミソジニーのあらすじ
女優兼劇作家のナオミ(中原翔子)は、一夏の間借りた山荘に、過去に自分の夫を奪った女優ミズキ(河野知美)を招き入れ、芝居の稽古を始める。演じるのは、ある神秘的な母親殺しの事件を題材にした作品だった。マネージャーの大牟田(横井翔二郎)と共に到着したミズキは、母親を殺した娘の役に取り組むうちに、事件がこの屋敷で起きたのではないかと疑念を抱き始める….
ザ・ミソジニーの詳細情報
「ザ・ミソジニー」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
| 監督 | 高橋洋 |
|---|---|
| 脚本家 | 高橋洋 |
| 出演者 | 中原翔子 内田周作 古山憲太郎 大橋将太郎 根津麻里亜 横井翔二郎 河野知美 浅田麻衣 羽柴有吾 |
| カテゴリー | 映画 |
| ジャンル | ホラー |
| 制作国 | 日本 |
| 公開日 | 2022年9月9日 |
| 上映時間 | 77分 |
ザ・ミソジニーの公式PVや予告編動画
「ザ・ミソジニー」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。
ザ・ミソジニーを無料で見る方法は?
「ザ・ミソジニー」を無料で視聴するなら、「DMM TV」「Prime Video」「Lemino」「U-NEXT」などの無料トライアル期間を活用するのがおすすめです。
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ザ・ミソジニーの感想&レビュー
この映画の良さが分からなかった。初めは説明不足で何が起こっているのか分からず、特に怖さも感じられなかった。最後のバトルも謎のままだった。
現実か時間軸なのかが全然わからなかったけれど、分からないままでも終盤の魔法陣のような演出で戦うトンチキな展開は意外と面白かった。ミソジニーをめぐる話題は出てきたものの、全体がそのテーマを徹底して扱っていたかというと映画の核はそこにはなかった気がする。西洋の難解な演劇を観たときの鑑賞後感に似た、複雑で余韻の残る体験だった。
[Story] 劇作家でもある同業者のナオミから、夫を奪われた過去を持つ女優・ミズキに連絡が入る。ナオミは謎めいた「母親失踪事件」を題材にした芝居を企画しており、取材を受けるようミズキへ促す。数ヶ月後、その失踪事件の取材を受けた娘役を演じてほしいと頼まれ、複雑な思いを抱えつつも芝居の稽古のためマネージャーの大牟田と共に、ある山荘を訪れる。ところが稽古が進むにつれ、現実と演劇の境界が歪み、過去と現在が絡み合う不穏な空気が立ちこめていく。 [Review] 総合評価 5/10、オススメ度 4/10。本作は、謎めいた失踪事件を背景に、不気味な山荘に集まったミズキたちが芝居の稽古に没頭する中で、何者かが憑依する展開を描く。現実と演劇、過去と現在の境界が次第に崩れ、観客の意識が揺らぐ演出を狙うが、要素を詰め込みすぎた印象で途中で迷子になることがある。テンポの悪さや複雑さに戸惑う人も多く、最後まで楽しむには忍耐力が必要。オススメは人を選ぶ。 [Memo] 本作は謎の失踪事件を軸に、山荘での演劇稽古を通じて現実と演劇、過去と現在の境界が崩れていく過程を描く。高橋洋監督の嗜好に寄せた要素が散りばめられているため、好みは分かれやすい。とはいえ、複雑さが過剰で途中で挫折する観客も多く、全体として満足度は高くない。忍耐力と好みの見極めが鍵となる一本。
現実と妄想(演劇)の境界はどこにあるのか?文脈をあいまいにしすぎると、観客は世界観に入り込めず、『どうでもいいや』と冷めてしまう。
理解が追いつかなくて、ここに書くべき内容さえ思い浮かばない
女優で劇作家のナオミは、山荘で元夫の現在の妻である女優ミズキを招き、テレビのオカルト番組をもとにした母親殺しをテーマにした芝居の稽古を開始します。しかし、次第に現実と虚構の境界があいまいになっていきます。
ミズキの母親殺しのエピソードと、屋敷での過去の似た出来事が交錯し、子殺しのナオミの物語と融合しながら、劇の中の劇がどこから始まり、現実がどこまで続いているのかがわからなくなります。中盤の魔法の戦いや人体破壊のシーンは、おそらく劇中の表現だとは思いますが、走り回る足音で生まれる緊張感の演出は見事でした。ミズキの罪悪感からくる復讐の幻想や狂気が、最終的にはナオミに感染したように感じられました。また、マネージャーの怪しげで丁寧すぎる態度が印象的でした。
最後には時間の流れも混ざり合い、非常に複雑な構成となっていました!
途中の結界のアクションは笑ってしまうほどで、ポーズやセリフには新興宗教へのオマージュが色濃く感じられる。監督は幸〇の科学ネタを入れずにはいられない性分なのかもしれない。別の作品でも同様のオマージュをぶち込んでいたから、何がなんでも入れたいのだろうと推測してしまう。作品自体はとても分かりにくい部分もあるが、結局怖いのは人間だという点が、この作品を個人的にいちばん怖くて魅力的にしている。元が舞台を起点に作られているらしく、演技や演出に所々舞台感が出てしまうが、それも味わいとして良い。じわじわとくるジャパニーズホラーと人間の怖さが好きな人にはおすすめ。ただし、推測しながら観て整理しつつ観る必要があり、理解できたときにはより面白く、同時に怖さも深まる。
意味が分からないことは、何よりも怖い。でも、それが私を釘付けにする。乱歩の小説みたいで、とても好きだった。
俳優・劇作家のナオミが、元夫の現妻である俳優・ミズキを山荘へ呼び寄せ、新作制作の稽古を始める。題材は実際に起きた母親殺しの事件。稽古が進むにつれて、現実と創作、妄想と過去と現在が次第に混ざり合い、境界線が揺らいでいく。劇中には「全ては神秘に生まれ政治に終わる」といった謎めいた言葉が飛び交い、私には教養が足りないせいだろうかと自嘲する気持ちにもなる。演技なのか取り憑かれているのか、現実なのか物語なのかもわからなくなるが、終盤の対決を越えたあたりから展開は一気に加速し、会話中心だった場面が突然激しく動き出して圧倒的な衝撃を与える。滅茶苦茶かっこいい。もしこの術が完成していればアメリカは日本に上陸できなかったのでは、という言い過ぎな妄想さえ、さらなる壮大さを求めてしまう魅力の源になる。お母さんの登場と退場の演出の気持ち悪さも秀逸で、ミズキのマネージャーの胡散臭さも作品に深い味を添える。スパッと切れる終わり方も好み。結論が分からなくても、ただただ面白い。
思っていた以上に意外な内容でしたが、どの部分を中心に見るかがポイントです。再度鑑賞して、その楽しみを味わいたいと思います。