2022年9月25日に公開の映画「PARALLEL」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「PARALLEL」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
PARALLELが視聴できる動画配信サービス
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PARALLELのあらすじ
幼少期に両親から虐待を受けた舞は、その記憶と向き合えず、親友の佳奈と共にただ時間を忘れて遊ぶ日々を送っていた。そんなある日、舞はアニメキャラクターのコスプレ姿で連続殺人を犯すコスプレ殺人鬼に出会う。奇妙にも舞に興味を抱いた殺人鬼は自らの正体を隠し、近づいてくる。舞は心の傷を、殺人鬼は真の姿を隠しながらも、二人は徐々に絆を深めていく。しかし、お互いの秘密を知った時、それは別れを意味することになる。
PARALLELの詳細情報
「PARALLEL」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
監督 | 田中大貴 |
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脚本家 | 田中大貴 |
出演者 | ひと:みちゃん ふじおあつや ミネオショウ 中村柚陽 井手尾敦 十代修介 古堅元貴 山城渉 山日涼夏 幡乃美帆 手塚利市 掛川将希 村田啓治 松﨑イワオ 楢葉ももな 清水一哉 灯敦生 甲斐優風汰 篠崎健人 芳村宗治郎 菅沢こゆき 鈴木はるか 長谷川弘 鶴田雄大 |
カテゴリー | 映画 |
ジャンル | ホラー |
制作国 | 日本 |
公開日 | 2022年9月25日 |
上映時間 | 84分 |
PARALLELの公式PVや予告編動画
「PARALLEL」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。
PARALLELの楽曲
「PARALLEL」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- サウンドトラック映画「PARALLEL」 オリジナル・サウンドトラック加藤賢二
PARALLELを無料で見る方法は?
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感想・レビュー
監督の「この画を撮りたい!」という強い思いが感じられる。
観る人に伝えたいメッセージはあまり見受けられないが、
好きな人には心に響くのかもしれない。
キービジュアルを見た瞬間「これ、私の好きなやつだ!」と一目惚れ。公開を心待ちにしていた作品。
被虐待を受けた過去を抱える女性と、アニメのコスプレをする殺人鬼のラブストーリー。『まどマギ』ファンには特に刺さるはずだ。
過去の傷は癒えることなく、肉体にも心にも深く刻まれる。自分の価値や生きる意味を見失い、生きづらさと向き合う二人の、意味を確かめようとする行動は痛々しくも美しい。
現実には魔法はない。しかし、ステッキは悪を討つ武器であり、自分を守る力。変身は過去を乗り越える第一歩。ネオンカラーの世界を背景に、血が飛ぶスプラッタ描写と対照的に、二人が徐々に惹かれ合い、新たな生き方を見出していく姿は繊細だ。
自分のように恵まれた環境で育った人間には理解しづらいが、世の中には苦しみや困難な状況を経験している人が確実に存在するのだろう。大変だね。ドラマや映画でしか見たことがないような人間も実際にいるのだろうか。性格が歪んだ人に出会ったことがないのは幸運なことだけれど、それが想像力を鈍らせる原因にもなっているかもしれない。
PARALLEL パラレル|82分・2022年制作|Amazon Prime配信
監督: 田中大貴
出演: 楢葉ももな / 芳村宗次郎
あらすじ
舞(楢葉ももな)は幼少期の虐待の傷を抱え、心と折り合いをつけられずにいた。ある日、彼女はアニメキャラクターのコスプレ姿で殺人を繰り返す鬼(芳村宗次郎)と出会う。なぜか舞に興味を示す彼は自分の正体を隠して舞に近づく。互いに秘密を抱えつつ、次第に絆を深めていく二人。しかし、お互いが隠している本当の姿を知るとき、別れが訪れる。
内容がいまいち理解できなかったです。メインの2人が美男美女なことが、逆に話の妨げになっている気がしました。(これは良くない意見かもしれませんが、このストーリーが容姿が整っていない人によって描かれたら、見るのが辛いだろうなと考えつつでも、それって話自体が成立していないということではないのかな?と疑問に思いました。)私の好みではありませんでした。
良い映画。
ストーリーが深い。
親や社会によって生まれた心の傷を、互いに癒し合えるのかそれが恋愛の本質なのか。
ずいぶん前に映画館の予告を見て気になっていた作品を、ようやく観る機会を得た。世間から理解されない者同士が傷を舐め合うような関係を描く、共鳴し合う歪んだラブストーリーには、個人的に魅力を感じる。とはいえ、ヒロインの舞ちゃんが何を欲しているのかがいまいち伝わらず、結局は相手がイケメンなのが減点ポイントになるのが残念だ。とはいえ、傷をつけ合うようなラブシーンと、最低な女友達のキャラクター描写には強い印象を受けた。
自主制作映画という点を踏まえれば一定の評価はできるかもしれないが、特に強く心を動かされることはなかった。ヒロインの存在感は感じられたものの、これ以外の出演作は見当たらないようだ。
ラストの10分が本当に好きかもしれない。『どうして作ったの?』と聞いても、多分答えは返ってこない。『仕方がなかった』とか『避けられなかった』といった言い訳ではなく、ただ作られて生まれてきたんだと思う。
コスプレの殺人鬼が活躍する映画だと思って観始めたら、実は正統派のラブロマンスだった運命って素敵。
冒頭に、8歳の女の子が親から虐待を受けるシーンがあり、思わず観るのをやめようかと思ったけれど、忍耐強く見ていたら、女装したおじさんが助けに来た(笑)。助けるつもりはなかったようだけど、なんで髭を剃らなかったんだろう(爆笑)。
でも、押し入れの鍵を壊してくれて本当に嬉しかった。成長したマイは、模倣犯のコスプレ殺人鬼のニュースを優しい表情で見つめている(ᴗ)。
そして、2人が出会うシーンここが本当にうっとりする。マイがそのおじさんをボコボコにしている様子をコスプレ殺人鬼が目撃し、一目惚れ(どういう状況なのか)。このシーンは素晴らしい。やはり、自分のダメな部分や変なところ、トラウマに由来する不安定な部分を理解してもらって愛されたいと思うよね。暗い公園でおじさんを殴っている姿に惹かれた時点で運命です。本当に素晴らしい。
みっきーが苦しんだり、マイの友達がひどかったりと、目を背けたくなる場面もあるけれど、基本的に恐ろしいシーンは長引かず、メンヘラでもつらくなく楽しめます。面白かった!