2024年3月29日に公開の映画「オッペンハイマー」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「オッペンハイマー」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
オッペンハイマーが視聴できる動画配信サービス
現在「オッペンハイマー」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「オッペンハイマー」が配信中です。
最終更新日
オッペンハイマーのあらすじ
第二次世界大戦のさなか、米国で極秘裏に進められたマンハッタン計画。指導者として名高い J・ロバート・オッペンハイマーは、優秀な科学者たちを束ねて世界初の原子爆弾の開発を成し遂げた。ところがその兵器が戦場で使用された事実を知ると、オッペンハイマーは深い葛藤と苦悩に苛まれる。冷戦の到来と赤狩りの風潮が続く中、彼は時代の激動に呑み込まれていくのだった。)
オッペンハイマーの詳細情報
「オッペンハイマー」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
監督 | クリストファー・ノーラン |
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出演者 | アレックス・ウルフ エマ・デュモン エミリー・ブラント オールデン・エアエンライク キリアン・マーフィ グスタフ・スカルスガルド ケイシー・アフレック ケネス・ブラナー ゲイリー・オールドマン ジェイソン・クラーク ジャック・クエイド ジョシュ・ハートネット ジョシュ・ペック スコット・グライムズ ディラン・アーノルド デイン・デハーン デヴィッド・クラムホルツ デヴィッド・ダストマルチャン デヴォン・ボスティック トニー・ゴールドウィン トム・コンティ フローレンス・ピュー ベニー・サフディ マイケル・アンガラノ マシュー・モディーン マット・デイモン マティアス・シュヴァイクホファー ラミ・マレック ルイーズ・ロンバード ロバート・ダウニー・Jr |
カテゴリー | 映画 |
ジャンル | ドラマ 伝記 |
制作国 | アメリカ イギリス |
公開日 | 2024年3月29日 |
上映時間 | 180分 |
オッペンハイマーの公式PVや予告編動画
「オッペンハイマー」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。
オッペンハイマーの楽曲
「オッペンハイマー」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- サウンドトラックOppenheimer (Original Motion Picture Soundtrack)Ludwig Göransson
感想・レビュー
・3つの時系列が並行するため、中盤まで前後関係を掴みにくい(ノーラン監督らしい演出)。
・『原爆開発中』『終戦後』『その後』という3つの時間軸で描かれており、人物の人間模様と戦時・戦後に国が求める人物像の違いが際立って表現されており、非常に興味深い。
当時の米政治情勢やオッペンハイマーを取り巻く人間関係を知らずに観たため、途中で少し混乱した。しかし、物語はロスアラモス、オッペンハイマー聴聞会、ストローズ聴聞会という三つの場面を断片的に挿入し、それらの因果関係が徐々に結びついていく構成で観客を引き込む。光線の作用で皮膚がただれていく幻覚や、爆発音を感じさせる音響(ボボボボバリバリという響き)は非常にリアルで、心臓が苦しくなるほど恐怖を呼び起こす。とはいえ、広島・長崎の描写はなく、原爆を生み出した科学者と政治家の権力の移ろいと政治の流れが主題となる。軍人は大佐ひとりのみで、あとは科学者と政治家たちが理論や思想を軸に対立し、利用したり出世したり落ちぶれたりする姿が描かれる。現場を直接見ていない者たちが、人の命を左右する武器を生み出し、それを使う恐怖を別の角度から浮かび上がらせる。
アメリカの物理学者、J・ロバート・オッペンハイマーを中心に描かれた人間ドラマは、彼が「原爆の父」と呼ばれるに至る背景と、その苦悩を描写しています。
主要キャストだけでなく、脇役も豪華な配役です!
物理学史に名を刻む偉人たちについて事前に学習したものの、途中で理解が追いつかず何度も振り返ってしまいました。視聴にはかなりの時間を要しましたが、ラストシーンが非常に印象的でした。
登場人物の多さや時系列の複雑さ(過去はカラー、未来は白黒!)により、(集中できない環境で見たせいもあり)流れを理解するのに精一杯だった。これは映画館でじっくり観るべき作品だ。
オッペンハイマーの葛藤や周囲の人物の人間性が深く描かれるドラマだと思っていたが、実際は事実に基づき淡々と進行する印象だった。
政治や権力とは異なる方向で、科学者たちが自身の信念と誇りを持って研究を追求する姿を考えさせられる。
トリニティ実験のシーンは、科学的観点から見ると、前例のない挑戦の成功を喜ぶ感動的な瞬間だが、その目的や結果として多くの尊い命が犠牲になることを考えると、実験の成功に喜ぶ人々の姿に人間の恐ろしさを感じてしまった。
キャストも豪華で、突如現れたラミ・マレックにも驚かされた。
クリストファー・ノーランはこれまでの作品で物理学を基にしたSFを創作しており、その影響が今回の作品にも色濃く表れています。そのため、物理学者に焦点を当てることができたのだと感じます。
日本は、原爆の唯一の被害国として、多くの作品で被害者の視点が取り上げられていますが、人間の進化や豊かさを追求する根源的な欲求を考えると、別の視点から見ることは鑑賞の価値を高めると思います。
劇場で観ると迫力があって楽しめるが、それ以外は難解でネットリとした印象しか残らない。
前知識があるとついていきやすい反面、時系列が前後し会話が多いため集中力を要する歴史ドラマ。特筆すべきはトリニティ実験の圧巻のシーン。科学と人間性、そして戦争の葛藤を描く作品。
科学そのものが問題なのか、それともその使い方なのか。
ウィニーでも似たようなテーマが扱われていた気がします。包丁を作った人が、その使い方で罪に問われるのか? 完全犯罪を描いた作家は、その実行犯と同じ罪を背負うのか?
個人的には、そんな悩みを今さら深刻に描かれてもまあ、そうでしょうねとしか思えません。
映像は素晴らしいですが、あえて見たいと思う作品ではないかもしれません。
オッペンよりもノーランの作品が見たい! たかが地球の歴史なんて気にしないで! もうあなたは火星での撮影だってできるはずでしょう!
物理とは一体何なのか。
原爆は科学の産物ではないのか。
原爆は単に人を殺すためのものではなく、戦争を終わらせるための兵器だったのか。
もちろんこれはアメリカ側の見解だが、当時の日本も負けるわけにはいかない状況の中で、兵器のように扱われた人々に終止符を打つものだったのかもしれない。
日本と深く関わる戦争映画は洋画ではあまり多くないが、それを知ることは重要だと思う。
Initially, the documentary’s approach bored me, but in its second half it sparked deep reflections on war and the psychology behind the atomic bombing.