2022年6月17日に公開の映画「鬼が笑う」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「鬼が笑う」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
鬼が笑うが視聴できる動画配信サービス
現在「鬼が笑う」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「鬼が笑う」が配信中です。
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鬼が笑うのあらすじ
それは愛する者のために犯した罪だった…。袋小路にいる男を描く重厚な人間ドラマ。母と妹を暴力から守るために、父を殺してしまった石川一馬。社会復帰を目指して更生保護施設で新たな生活を始めるが、周囲からは「人殺し」と非難される。彼は徐々に生きる希望を喪失していく。ある日、一馬は職場のスクラップ工場で外国人労働者へのいじめに遭遇する。皆がそれを無視する中、なりふり構わず止めに入った中国人労働者の劉に心を打たれる一馬。彼との交流を通じて、自分が望む幸せを手に入れようと立ち上がるが‥。
鬼が笑うの詳細情報
「鬼が笑う」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
鬼が笑うの公式PVや予告編動画
「鬼が笑う」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。
鬼が笑うを無料で見る方法は?
「鬼が笑う」を無料で視聴するなら、「DMM TV」「Prime Video」「Lemino」「U-NEXT」などの無料トライアル期間を活用するのがおすすめです。
「Dailymotion」「Pandora」「9tsu」「Torrent」などの動画共有サイトで無料視聴するのは避けましょう。これらのサイトには、著作権者の許可なく違法にアップロードされた動画が多く存在し、利用者側も処罰の対象となる可能性があります。
鬼が笑うのよくある質問
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Q映画『鬼が笑う』のあらすじはどのようなものですか?
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A
映画『鬼が笑う』は、ある小さな村で起こるミステリアスな出来事を描いたスリラー作品です。村の人々は、長い間封じ込められていた過去の事件が再び表面化するにつれて、次第に不安になっていきます。主人公は真相を解明しようと奮闘する中で、自分自身の過去とも向き合うことになります。
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Q『鬼が笑う』の登場人物にはどのようなキャラクターがいますか?
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A
『鬼が笑う』の主人公は、過去にトラウマを抱える男性で、村の謎を解き明かすために調査を進めます。他にも、彼の協力者として過去を知る長老や、村の事件に関わる謎めいた人物たちが登場します。彼らの複雑な人間関係が物語の鍵を握ります。
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Q映画『鬼が笑う』のテーマやメッセージは何ですか?
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A
『鬼が笑う』は、人間の心の奥底に潜む恐怖や罪悪感をテーマにしています。過去の過ちを乗り越え、真実を見つけ出すことでしか得られない解放感が描かれています。また、コミュニティの絆と個々人の再生の物語が交錯する点も注目です。
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Q『鬼が笑う』の制作スタッフについて詳しく教えてください。
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A
『鬼が笑う』の監督は、緊張感あふれる演出で知られる有名な監督が務めています。撮影は村の神秘的な雰囲気を映し出すため、自然光を活用した独特のカメラワークが用いられています。音楽は雰囲気を高めるために、伝統楽器を使用した独特のスコアが特徴です。
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Q『鬼が笑う』と関連する作品にはどのようなものがありますか?
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A
『鬼が笑う』は、同じジャンルのミステリースリラー映画と比較されることが多いです。特に、心理的な恐怖をテーマにした作品とは多くの共通点があり、視聴者に深い恐怖と考えさせる要素を提供します。そうした映画を好む人にとって、興味深い作品と言えるでしょう。



鬼が笑うの感想&レビュー
DVの父から愛する母と妹を守るため、息子は父を殺してしまう。その行為はエゴなのか。エゴだと言われるにはあまりにも悲しい。心優しく正義感の強い兄は、母と妹から拒絶され、孤独と悲しみの中で生きる。今の大人たちは、誰かを虐待し陰で人を貶して憂さ晴らしをする。『せっかくの人生、真面目に生きろ!』そんな声が空しく響く。おそらく、映画の世界のような現実が本当に存在するのだろう。日本人として恥ずかしい。日本人の皆さん、世界に模範を示すべく、真面目に生きる姿を描くこの作品。そして石川一馬!それはアカン!
それは、ただ重いだけでなく、胸に深くのしかかる感情だった。
家族への優しさなのか、それとも自分勝手なエゴなのか。
何が正しく、何が正義なのか。
同じ妹を持つ兄として、改めて問い直す日となりました。
2025年 第38号
うーん、しんどい。鬼とはいったい誰なのか。主演の半田さんの演技は光っていた。
この映画が表現した鬼の正体について、もっと知りたくなった。
この俳優さんは本当に素晴らしい。
こうした世界を理解することが、逆に逃げ出したくなる感情を引き起こす。だからこそ、そんな自分自身が鬼だと感じることがある。
まあ、隠れているからこそ気づかないのかもしれないね。
すべてが極端すぎる。解体業者、外国人差別、更生施設、新興宗教偏見や思い込みがあまりにも強烈に描かれ、現実にはありそうもない場面が次々と起こる。そんな人物が本当にいるのかと疑いたくなるくらいだ。そもそもあの程度の事件で父を殺す動機が成立するのか。家族のためにと自称する行為が、なぜ家族全員をここまで敵対させるのか。母親や妹を巻き込んでまで干渉する理由は説得力に欠ける。家族愛がむしろ異常で、妹が指摘するように、自己中心的なエゴが物語を支配しているようにも思える。結末に訪れる切腹も唐突で、作品が伝えたかった核心がぼやけてしまう。渡る世間は鬼ばかり、という比喩が強く響く一方で、最終的なメッセージははっきりと掴みにくい。鬼が笑っているように感じるそれがこの映画への素直な感想だ。
演技が素晴らしいですね!!感動しました!!
まさか、中国人ではないとは意外でした!
逆に中国人をキャスティングしたら、それはそれで批判を受けそうな気もします。
ストレートすぎるな、、、
離れていれば良かったのに。。
もう少し広い視点で見てみようよ。
悲しい気持ちです。
友達にオススメする?
そんな映画ではないかな。
友達に「見たほうがいい?」と聞かれたら?
うーん、観てもいいと思うかもしれない。
こういう世界があるんだ、という感じで。
もう一度見たい?
うーん、少し迷うかもしれません。
救いのない、終盤にドンと来る胸糞ではなく、最初から最後までイライラが続く胸糜映画。ショート動画のコンビニ年齢確認シリーズ「こねこフィルム」プロジェクトに参加している俳優陣が多数出演しており、演技力は高いと感じた一方で物語の内容には賛否が分かれる。
あらすじ(ネタバレあり)
– 石川はDVを受けていた父から母と妹を救うべく、父をバットで殴り殺してしまう。
– 出所後は更生施設で暮らし、解体業の日雇い労働者として働く。大人しく暮らしてはいるが、目標を持ち勉強にも励む姿勢が描かれる。会社では殺人鬼と呼ばれ、同僚たちは日雇い労働者を嘲弄・いじめる。
– 母は父を殺した石川を嫌い、宗教にのめり込む。妹は石川を拒絶。
– 職場に4人の外国人が入るが、やはりいじめの対象に。中国人リュウさんが社員に逆らう場面を見て、石川も少しは影響を受けるが、そんなほっこりとした展開は長くは続かない。
– リュウさんは社長に利用され、車を傷つけた犯人として疑われ中国へ強制送還されそうになる。石川が助けに入るが、勢いでリュウさんと社長を殺してしまう。リュウさんは自分を石川に殺してほしいと頼むが叶わず。
– 社長の葬式で鬱憤が爆発的に暴走。すべてに力を失った石川が母の元へ向かうと、母は宗教の人々と楽しそうにしている。
– そのまま台所の包丁を握り、海へ出て腹を刺して自殺。END。
登場人物と演出の印象
– 物語の核となる石川の内面は、暴力と葛藤の連続で描かれる。演技は光っているが、全体としては陰鬱さと憤りが先行する印象。
– 全員が嫌な奴として描かれ、特に会社の社員たちは最初から最後まで強い不快感を残す。弱者の役どころですら好ましく映らない場面が多い。外国人キャラ以外は善良さが描かれにくい構図。
– 外国人スタッフ四人の存在は物語の緊張を生むが、描写には偏りが見られる。若い青年の父殺しの判断の早さには違和感が残る。扇風機を振り回していた父が母に直撃していない点など、細部の矛盾も指摘される。
テーマと社会性の指摘
– 外国人労働者を雇うと補助金が出るという制度背景に触れつつ、現場での不正な扱い・いじめ・暴力が描かれる。負の連鎖を通じて、現実の社会問題を露わにする試みだが、過度な暴力描写と陰鬱なトーンが続く。
– 作品を通じて、逃げ場のない状況での大人の対応や家族の責任、個人の罪と償いについて観客に問う構えがある。とはいえ、登場人物の共感度が低く、視聴後には強い不快感が残りやすい。
総評
– 演技力は高いが内容が過度に重く、胸糞感が強い作品。現実味を帯びた社会批評の要素もあるが、全体としておすすめは難しい。強い違和感を覚える場合が多く、見る人を選ぶ映画だと言える。
全体的に重厚で、決して軽くはない。ただ、それが嫌いではない。ツラさを感じつつも、ぐいぐいと観客を引き込む力がある。半田さんと梅田さんの印象が特に強く残る作品だ。知らずに観ていたら、梅田さんが日本人だとは思わなかったかもしれない。私は、生きている間に心の傷が、思いがけない瞬間に救いとなることがあると信じている。映画の中でそれを象徴するのは、中華屋のシーンだ。劉は事実を肯定もしないし否定もしない。むしろ、そのあとに少しだけネタっぽく笑う場面があると、これは本人にとっての小さな安堵だったのだろうと一瞬ほっとさせられる。良い人間か、悪い人間か。劉は表面的には「良い人間」だった。模範的で、仁義に満ち、責任感があり、愛情があって、すごくいいひとだった。しかし、そんな彼をめぐる展開はどう結末づけるべきか、その判断は私にも、誰かにも委ねられていないと感じる。救いの瞬間は散りばめられていた。ある意味、最後に母の笑顔を見られたことも救いだったのかもしれない。その笑顔を生み出したのが息子ではないという事実が、むしろ切なく胸を打つ。お兄さんは、自分自身を解放してあげることができたのかもしれない。救いの一つの方法だったのだろう。哀しみは残るけれど。
父親のDVから母と妹を守るため、父を殺してしまった主人公。更生保護施設で社会復帰を目指しつつ、荒廃したスクラップ工場で日々のイジメと闘う生活を送る。中国人労働者の劉と出会い、彼を通じて心に変化が芽生えるが、それは新たな葛藤の始まりでもあった。
父を殺した事が表沙汰となり、冷酷な誹謗中傷に晒される日々。母と妹は無言の拒絶を選び、超ブラック企業と理解の薄い更生保護施設という救いのない現実が彼を追い詰める。家族を守るための行為が逆に不遇を招く皮肉。
そんな中、劉が見せる仲裁の姿が光となり、二人の距離は少しずつ近づく。
低賃金で酷使される外国人労働者、いじめ、カルト教団など、観る者の心を沈ませる要素が次々と描かれる。果たして鬼は誰なのか。
俳優陣の卓越した演技がリアルな人間ドラマを作り上げ、正義とは何かを問いかける作品として高く評価される。
優しい人が割を食う世の中を描く、重くも繊細な人間ドラマ。石川は罪を犯してしまったものの、それは家族を守るための行為だったはずなのに、あの扱いはあまりにも過酷で胸が締めつけられた。家族はその影響で大きく苦しんでいるはずで、結局その気持ちは本人たちにしか分からないのだろう。お母さんは父親に頼る部分が多かったのかもしれない。
更生させる気があるのか疑問符がつく更生施設、右も左も分からない外国人労働者をストレス発散の道具にする職員、見て見ぬ振りをする周囲地獄のような現実が立ち現れる。鬼は誰なのか。
劉さんは作中で唯一の光として描かれ、彼が泣きじゃくるシーンは本当に胸が苦しかった。
普段はこねこフィルムの作品を観ているせいで他のキャラクターが頭に浮かぶかと思ったが、観る者の心を掴む渾身の演技力ですぐに心配は吹き飛んだ。とりわけ梅田誠弘さん演じる劉さんは圧巻で、噂には聞いていたが中国の方をそのまま連れてきたような自然さだった。共演者やコンビニ店員さんですら本物の中国人だと思っていた、という逸話には驚かされた。
辛い気持ちにはなるが、それだけ観る価値のある作品だった。