2022年1月21日に公開の映画「コーダ あいのうた」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「コーダ あいのうた」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
コーダ あいのうたが視聴できる動画配信サービス
現在「コーダ あいのうた」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「コーダ あいのうた」が配信中です。
動画サービスPR | 配信種別 | 利用料金 |
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最終更新日
コーダ あいのうたのあらすじ
豊かな自然環境に恵まれた海の町に住む高校生ルビーは、両親と兄の4人家族の中で唯一耳が聞こえる。明るく温かい家族のために、ルビーは幼少期から“通訳”としての役割を担い、毎日家業の漁業を手伝ってきた。新学期、憧れのクラスメイト・マイルズと同じ合唱クラブに参加することに決めたルビー。すると、顧問の先生が彼女の歌の才能に注目し、有名な音楽大学への進学を強く勧める。しかし、ルビーの歌声を聴けない両親は、彼女の才能を理解できず…
コーダ あいのうたの詳細情報
「コーダ あいのうた」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
監督 | シアン・ヘダー |
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出演者 |
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カテゴリー | 映画 |
ジャンル | ドラマ 音楽 |
制作国 | アメリカ フランス カナダ |
公開日 | 2022年1月21日 |
上映時間 | 112分 |
コーダ あいのうたの公式PVや予告編動画
「コーダ あいのうた」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。
コーダ あいのうたの楽曲
「コーダ あいのうた」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- サウンドトラックCODA (Soundtrack from the Apple Original Film)Various Artists
感想・レビュー
以前観ていた作品を思い出してのレビューです。家族愛が強く伝わる感動作でした。娘の歌を感じる父の喉に手を当てる場面には、思わず涙がこみ上げます。特筆すべきはコンサートの『無音』の演出。音が途切れた瞬間は一瞬戸惑いましたが、数秒後に意図に気づき、この表現方法の新しさに感動しました。周囲の観客の反応をうかがいながら、お父さんとお母さんはこの場面をどんな気持ちで受け止めていたのだろうと想像します。とはいえ、お父さんの下ネタは少々過ぎる場面もあり、くすっと笑ってしまいました(笑)
父親が娘の発表会で才能に気づく瞬間が非常に印象的だった。
アメリカのヒューマン映画は、聴覚障害という社会テーマとコメディを巧みに組み合わせ、観る者を強く引きつけます。単なる見応えではなく、テーマの扱い方が非常に上手い点が特徴です。特に、ラストの歌唱シーンで手話が登場する瞬間には、心を大きく動かされました。
母親にとっての愛は、子どもの失敗や挫折を避けることだった。かつてモデルを目指した私の過去を振り返ると、挫折した今となっても、あの辛い経験を子にさせたくなかったのだろう。
父親にとっての愛は、家族がいつも一緒にいること。共通の仕事を通じて力を合わせ、絆を深め、生活を支えることだった。
自分は愛を与えてきたつもりだったが
子どもにとっての愛は、家族の暮らしを支えることだった。体力的には兄が、翻訳は妹がと、役割を分担し、自分の人生を捧げることが家族への愛の返し方だった。
愛を与え、愛を受け取る、それが正しい愛の形だと信じていた。愛で縛り、愛で支えるそれが家族の役割だと思い込んでいた。上下左右、隙のない愛の形を。
しかし、それは正しくなかった。時には危険な挑戦に挑ませ、失敗や挫折を経験させることも必要だ。仲良しであるだけが家族の在り方ではなく、別々の人生を歩むことを許容することも愛の一部だ。愛の形は一様には語れない。結局、ただその存在を感じることだけが、確かな答えだった。
一番の見せ場で音を消す演出は、非常に勇気のいる決断だったと思います。けれど、それが父の視点で世界が開く瞬間でもあり、私は涙してしまいました。さらに、喉と胸に手を当てて聴くと音が聴こえる場面と、それを前の音を消した場面とを対比させる演出は、本当に見事でした。ろう者ならではの共感ポイントや、手話が分かる人にはツボにはまる笑いどころがあるのではと想像し、ろう者の方々の感想も知りたいと感じました。
心に深く響く映画。正解は一つではなく、さまざまな感情を理解できる作品だ。兄貴の男前ぶりには思わず拍手。敢えて放つ憎ましさの言葉に、胸が熱くなる。演奏会の場面で描かれるろう者の視点も見逃せない。家族が2階から見守っていたおかげで、声のトーンにも感情が宿り、物語の説得力が一段と高まっている。家族って最高。だからこそ、今この瞬間を大切にしたい。
涙が止まらない。エミリア・ジョーンズは美しすぎるし、魅力いっぱいで、自然の描写が素晴らしい。家族愛も溢れている。
昔、金曜ロードショーで観て号泣。ホールでの歌のシーンは鳥肌が立つほど印象的だった。もう一度観たい。
ルビーの心情が丁寧に描かれており、私はすっかりルビーに感情移入してしまう。自己中心的な家族の言動にときおり苛立ちながらも、最後には温かな家族の姿に涙がこみ上げた。家族だからといって分かり合えるとは限らないし、聴く側と歌う側なら尚更だ。ルビーが合唱の授業をしたと話す場面には反抗期なのだと指摘され、合唱の発表会でドレスが似合ってるねとしか言えない場面には切なさを感じる。でも途中、家族が何とかルビーの気持ちを理解しようとする姿に愛を感じ、ジーンと来る。涙腺も緩んだ。音楽ももちろん素晴らしいが、口が達者でツッコミどころが多い父親や癖の強い先生など、個性豊かなキャラクターが多くてそこも魅力的。何よりロッシ家が本物の家族のように見えた。さらに、ティーンの男女が水に飛び込んでキスする場面は、何かへのオマージュなのかもしれない。焼き直しのようなシチュエーションだが、納得感があり良かった。元ネタ映画の『エール!』もそのうち絶対観るつもりだ。
心に深く響く素晴らしい映画だった。
耳の聞こえない家族の中で、唯一聞こえる少女ルビー。その彼女の歌声が初めて響いた瞬間、心の扉が開かれたように感じた。家族への思いと自分の夢との葛藤。その両方が真剣だからこそ、涙があふれて止まらなかった。静けさの中で「愛の音」が、こんなにも力強く優しく響くとは、本当に感動的な作品だった。
「声に出さなくても、愛は確かに届けられる」
この言葉が物語そのものを表している。