茜色に焼かれるはどこで見れる?今すぐ視聴できる動画配信サービスを紹介!

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茜色に焼かれる 映画

2021年5月21日に公開の映画「茜色に焼かれる」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「茜色に焼かれる」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。

茜色に焼かれるが視聴できる動画配信サービス

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最終更新日

茜色に焼かれるのあらすじ

1組の母と息子がいる。7年前、理不尽な交通事故で夫を亡くした母子。母の名は田中良子。かつて演劇に熱中し、舞台の実力には定評があった。中学3年生の息子・純平を一人で育て、夫の賠償金は受け取らず、入院中の義父の世話も自ら担っている。コロナ禍で経営していたカフェは閉店。花屋のアルバイトと夜の仕事を掛け持ちする日々でも家計は苦しく、そのせいで純平はいじめを受けている。数年ぶりに再会した同級生には振られ、社会的弱者――それが何だっていうのだ。そう、このすべてが良子の人生を熱く燃え上がらせるのだ。果たして、彼女と息子が最後の最後まで絶対に手放さなかったものは何なのか?

茜色に焼かれるの詳細情報

「茜色に焼かれる」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。

監督
脚本家
主題歌・挿入歌
出演者
カテゴリー
ジャンル
制作国 日本
公開日 2021年5月21日
上映時間 144分

茜色に焼かれるの公式PVや予告編動画

「茜色に焼かれる」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。

茜色に焼かれるの楽曲

「茜色に焼かれる」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。

茜色に焼かれるを無料で見る方法は?

「茜色に焼かれる」を無料で視聴するなら、「DMM TV」「Prime Video」「U-NEXT」などの無料トライアル期間を活用するのがおすすめです。

「Dailymotion」「Pandora」「9tsu」「Torrent」などの動画共有サイトで無料視聴するのは避けましょう。これらのサイトには、著作権者の許可なく違法にアップロードされた動画が多く存在し、利用者側も処罰の対象となる可能性があります。

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映画

感想・レビュー

  1. しまにゃん しまにゃん

    尾野真千子の『まあ頑張りましょう』精神で最後まで走り切るのかと思いきや、そう簡単にはいかず、リミッターが外れかけた瞬間の勢いが光っていた。それをみんなで止めてしまうのがもったいない。もっと荒々しく、茜色が夕焼けと血のどちらを指しているのか分からなくなるくらい、焼き尽くしてほしかった。

  2. 杉山 真

    この映画は心に響く辛さがありつつも、とても素晴らしかった。
    こういった作品には、必ずオダギリジョーが出演していますね。

  3. 日野優太 日野優太

    先週の10日(木)、尾野真千子さんの舞台挨拶が行われたそうです。そのことに気づいたのは一昨日で、残念ながら参加する時間はありませんでした。しかし、奈良県出身の凱旋上映を逃したのはやはり惜しいと思います。お祝い申し上げます。

    映画の冒頭の事故シーンを観ながら、息子が車道の近くで自転車に乗って事故に遭わないか心配になったり、悪ガキに放火されて命を落とさないか不安になったり、さらには母が同級生に包丁を向けた場面で、取り合いになって刺されるのではないかとドキドキしていました。幸いにも、母の一番の生きがいを失うことはなく、ホッとしました。そうした経験から、彼女は強いのだと感じます。

    しかし、世の中は厳しく、コロナの影響は不均等で、苦しんでいる人にはとことん苦しみが訪れます。冒頭の事故のシーンを見て、日本に住むことの怖さを実感しました。生活状況を見ると、汚い奴らとの関わりを避けたくなる気持ちも理解できますが、拘りを持っていても、花の美しさが分からないのは不思議です。自分たちの経験と重なってしまうからでしょうか。

    とにかく、エネルギッシュな母、田中良子さんの姿が印象的でした。

  4. りょうま りょうま

    夫を亡くした妻とその息子が、困難に立ち向かい生き抜く映画。意味不明な言葉をあえて口にさせる理由は何か。感動も笑いも見られない。

  5. りょうま りょうま

    果たして狂っているのは彼女なのか、それとも社会の男たちなのか。

    主人公は言う、こんな社会でまともに生きていたら、死ぬか気が狂うか、宗教に頼るしかないと。
    彼女は死んでもいなければ、宗教に頼ってもいない。では、彼女は気が狂っているのだろうか。
    主人公の田中良子は、事故で夫を失い、女手一つで子どもを育てている。さらに義父の介護施設の費用を賄い、夫の愛人が残した子供の養育費まで支払わなければならない。
    彼女は裕福でもなく、パートの仕事に加え風俗業で生計を立てている。
    これは正気ではない。なぜ彼女はここまでするのか? それは亡き夫への当てつけなのか、それとも本当に狂ってしまったのか。

    演技が得意な田中良子。本編では、彼女が演技をしていることが明らかにわかるシーンがある。加害者側の冷酷な弁護士と話している時、風俗店の店長の暴言に無理に合わせる時、彼女の愛想笑い。それはまるで、この世の理不尽さに打ちのめされた彼女が身に付けた自己防衛の手段のようだ。
    夫を失って以来、彼女はこの世の理不尽さに誰よりも憤りを感じながら、感情を表に出すことなく平然と演じ続けてきたのだ。誰よりも怒りたい彼女は、息子にルールを守ることの大切さを教えている。彼女は本心を隠さなければ、自分がルールを破ってしまうことを自覚しているのだろう。
    こうした演技を続け、自分の本当の気持ちがわからなくなってしまった彼女は、偶然再会した中学の同級生との出来事でその感情が揺れ動く。
    勇気を出して恋に走ろうとする良子だが、その気持ちは簡単に踏みにじられてしまう。
    今まで自分の想いを抑え込んできた彼女の内に秘めた感情がついに噴出する時が訪れる。彼女は息子に自分を「お母さん」として見ないでほしいと頼む。この瞬間が、彼女が自らの感情を初めてさらけ出した瞬間だった。
    浮気相手を思わず殴ってしまった彼女は、皮肉にも冷酷な弁護士によって助けられることになる。

    女性にとって生きづらい社会。災害や危機に直面するたび、最も被害を受けるのは弱い立場の人々だ。コロナ禍においても女性の自殺者が目立っている。男社会が築き上げた社会が、女性にとってどれほど厳しいものだったか。
    こんな現代でも、女性は最終的には体を売ることができる一方で、「俺たちは無理だ」と口にするゲスな夫の仲間の言葉が何より象徴的だ。
    彼女は言う、客と接することは、毎回自分が殺されているような気分だと。平然を装い、理不尽から気を逸らさなければ、彼女は本当に狂っていたかもしれない。正面から受け止めれば、車にひかれたような衝撃だ。彼女の演技は、まさに自己防衛なのだ。
    本作に登場する男たちは、良子の息子を除いてほぼ全てが屑ばかり。風俗嬢に対して何様という態度の男、冷酷な官僚の顧問弁護士、YouTubeに出てくるような愚かな不良学生、上司の言いなりで彼女に仕返しをする無能な店長、いじめに無関心な教師、女性を道具として扱う店長、そして自身の娘を犯す実の父親や、その彼氏のDV男など、多くの醜悪なキャラクターたち。
    私はフェミニストでもないが、これほどまでの男たちの評価が続いた後に不幸な結末を迎えたケイが実に哀れでならない。
    もう一つの主人公であるケイも、この男社会の犠牲者として描かれる。むしろ本作は、ケイのようなキャラクターに焦点を当てることで、女性の生き辛さというテーマをより強調できたかもしれない。それだと重すぎるかもしれないが。
    尾野真千子が演じる主人公は、その特異なキャラクターがテーマをぼかしてしまっているが、作品が重過ぎないという点では一定の成功を収めたのだろうか。
    結局、女性にとって理不尽な社会の中でたくましく生きる主人公の姿を見せたかったのかもしれない。とはいえ、主人公のキャラクターは非常に特異である。

    主演の尾野真千子は、新たな代表作に相応しい、視覚的に圧倒する役を見事に演じきった。撮影後も役から抜け出せなかったという彼女のコメントには深く納得させられる。

    映画鑑賞費用は1550円(チケット屋で購入)、往復交通費は560円。

  6. ようび ようび

    尾野真千子主演の映画を観賞しました。

    「なんで自分だけ」という不幸の連鎖が描かれ、生きることの難しさを痛感しました。
    その中でも息子がよかった。救いようのない世界で、彼だけが純粋で光でした。

    そしてオダギリジョーの存在感。あれだけの出演時間なのに強さを放っていました。

    こんな内容だとは思わず、爽やかなパッケージに騙された気分です。

    けれど、最後に見せた女優魂には、強さを感じました。

  7. 小川 小川

    主人公が苦手なタイプの女性で、観ている間ずっとイライラしていた。頑張る方向が間違っているし、矛盾も多い。ただ、彼女の正義感はそこでしか成り立たないのだろう。石井監督らしい作品で、共感できない部分が目立つけれど、新作が出るたびに結局観てしまう。不思議と好きなのかもしれない。私自身も矛盾しているし、人間ってほんとに面倒だな。

  8. こっちゃん こっちゃん

    父の死を契機に、家族は深い苦境に陥ります。
    貧困にあえぐ家族が懸命に生きる姿が描かれています。

    そんな厳しい状況の中で、唯一の希望は息子の高い学力です。

  9. イーロン・マヌク

    冒頭から、あの有名人の事故を連想させる出来事だった。父親が死んだのは残念だと思うが、生前は新興宗教にはまったり愛人を作ったりと、ろくでもない生き方をしていた。良子も自分の信念を貫くのは理解できるが、せめてお金は受け取っておけばよかった。素直に受け取っていれば、風俗で働くほどの貧困には陥らず、公営住宅に住むこともなかったかもしれない。そうすれば、息子のいじめもなく、もっと良い教育を受けさせてあげられただろう。とはいえ、良子が必死に頑張っているのは伝わるが、生き方が不器用すぎて、それが息子に過度な苦労を強いているようで、もどかしい。息子の純平は、厳しい状況の中でも非常に素直で優しいいい子だ。映画では描かれていなかった未来を、きっと熊木のように中村さんがあのクソガキどもを成敗してくれる世界だと信じたい。さもないと、放火のことを自慢しているようなクズがのさばる現実だけが残ってしまう。ケイちゃんには生きていてほしかった

  10. ズワイガニ

    父を亡くした後も、母と子は生きていかなければならない。そんな物語。

    父は決して悪い人ではないのだが、生き方を誤っていた。浮気相手の子の養育費を払い、義父の老人ホーム代も負担していた。優しさはあるのに、人生の舵取りが下手だったと感じる。私自身も、同じような性格なのかもしれないと、ふと自分を振り返る。

    息子には風俗で働いていることを話していないが、それを知ってしまっている息子の様子は、私には切なく映る。

    そして、近しい同僚で友人でもあった人が亡くなったとき、どうしていいか分からない感情があふれ出した。