2021年5月21日に公開の映画「やすらぎの森」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「やすらぎの森」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
やすらぎの森が視聴できる動画配信サービス
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やすらぎの森のあらすじ
カナダ・ケベック州の人里離れた深い森に、小屋が佇む。そこには愛犬たちと共に静かな生活を送る年老いた3人の男性がいる。彼らはそれぞれの理由で社会から離れ、世捨て人となっていた。そんな彼らの元に、予期せぬ訪問者が現れる。80歳の女性ジェルトルードは、少女の頃に不当な理由で精神科療養所に入れられ、60年以上も外の世界から隔絶された生活を強いられていた。世捨て人たちに受け入れられたジェルトルードは、マリー・デネージュと名を変え、新たな人生を歩み始める。澄んだ空気を吸い込みながら、彼女は日々力を取り戻していく。しかし、穏やかで温かい森の日常は緊急事態によって脅かされ、彼らは重大な決断を迫られることになる。
やすらぎの森の詳細情報
「やすらぎの森」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
| 監督 | ルイーズ・アルシャンボール |
|---|---|
| 出演者 | アンドレ・ラシャペル ジルベール・スィコット レミー・ジラール |
| カテゴリー | 映画 |
| 制作国 | カナダ |
| 公開日 | 2021年5月21日 |
| 上映時間 | 126分 |
やすらぎの森の公式PVや予告編動画
「やすらぎの森」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。
やすらぎの森の楽曲
「やすらぎの森」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- サウンドトラックIl Pleuvait des Oiseaux (Original Motion Picture Soundtrack)Will Driving West
やすらぎの森を無料で見る方法は?
「やすらぎの森」を無料で視聴するなら、「Prime Video」「U-NEXT」などの無料トライアル期間を活用するのがおすすめです。
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やすらぎの森の感想&レビュー
よく見ると、世捨て「人」ではなく「人たち」だった。どこが「世捨て」なのか。気を使わない仲間たちと心地よい自然の中の家。テーブルやソファ、ベッド、酒も揃っている。定期的に生活物資が届けられる。近隣住民も、あのあたりには社会的義務を放棄した老人たちが住んでいると認識している。何これ。さらに後から加わった二人の女性が最悪だった。一人は愛想のないジャーナリスト気取りで、故人の部屋に無断で侵入し、私物を荒らした。アル中の老人や配達員に注意されても屁理屈を言ってやめない。手紙を盗み読みし、故人の描いた絵を私的に利用する。絵が素敵だからといって、何をしても許されるわけではないだろう。もう一人は精神病院に戻りたくなくなった老人で、わがままを言って森に留まる。人の手紙を盗み読んでいた元郵便局アルバイトだけあって、ジャーナリストと気が合っている。”ここは暖かいわよ”と白髭の老人をベッドに誘い込む。「こんなの初めて」と言いながら関係を持つ。そのうち老人たちのバランスが崩れ、アル中の老人は居たたまれず森を去り、結局死んでしまう。最悪だ。配達員も消息不明になり、白髭の老人とその婆さんは美しい森で仲良く穏やかに暮らしました、という結末。なんだそれ。
60年間も過ごした施設を出て、森で暮らすという選択は、いったいどんな感じなのだろう。いまやその施設が最も落ち着く場所のようにも思えるし、80歳なら怖いものはもう何もないのかもしれない、と思う場面もあった。高齢の方々については、正直、気持ちがつかみ切れない。人の家に勝手に入る写真家には、強い違和感を覚えた。自分の持論を展開する場面には、苛立ちを禁じ得なかった。その場面では、アルコール依存のあるおじいさんに共感する瞬間もあった。最後の展覧会は果たしてどう受け止めればよいのか。画家のおじいさんの本当の気持ちは、私にはとうてい判断できない。
この映画は森の美しさと犬の魅力が際立つ秀作です。背負いながらも自分を守って生きる人々の姿が美しく、観客の心に深く残ります。トムが奏でるギターと歌声は映画の感動を一層引き立て、エンドロールまで見応えがあります。犬の話題だけに偏らず、映画として完成度の高い作品でした。
自由な人生を選んだ高齢者たちの物語。
自然の美しさが際立ち、心地よい風を感じることができた。
『80歳で新たな人生を歩む』と語るマリーが特に印象深かった。
人は何歳からでも人生を再スタートできるのだ。
クライマックスでは涙が止まらなかった。
どうしてそんなに簡単に選択できるのだろう?
エンドロールの途中で披露されたトムの2人への歌を聞いて、再度涙が溢れてきた。
人生は美しい。
ひとりになりたい、さみしいこの二択は、片方だけを選べばどれほど楽だろう。だが両方を抱えたままだから、こんなにも苦しい。
生まれて、死んで、生まれて、死んで。矛盾を胸の奥に孕みつつ、私たちはそれを繰り返す。
だから羅針盤の指す方向は定まらない。その道を全身全霊で信じることも、容易にはできない。
好きに生きると決めても、その好きがいつの間にか見えなくなる。それを、何度も繰り返す。
それでも、その繰り返しの中に、息を止めて見入るほどの美しさがある。その景色の前で、身体は脳の信号を受け取ることを忘れ、ただ見つめることしかできなくなる。そんなうつくしさがある。
ああ、生きること。
理想化された穏やかさや美しさではなく、人間の醜さが強く表現されていて、期待外れではあったが、逆にそれが良かった。写真家がアトリエに無遠慮に入り込み、自分勝手に意見を述べるシーンにはイライラしたが、自分も旅先で写真を撮ることを思い出し、自分の価値観を押し付けるべきではないと自戒した。老人のセックスシーンには抵抗があるため、この作品には合わなかったのかもしれない。
ご注意ください 犬が亡くなります
ご注意ください 犬が亡くなります
穏やかな気持ちを求めてタイトルに惹かれ、視聴してみました。
冒頭では、老人が湖で泳いでいるシーンにドキドキしました。
美しい森の様子や理想的な終活の描写には感心しましたが、老人のxxシーンはあまり見たくなかったです
最近、映画で森林浴を楽しみたい気持ちが高まっています。そんな中で見つけたのが、この作品です。ズンドコ3人組のおじいさんたちが湖で朝に泳ぐシーンは心が和みます。さらに、大好きな大型犬も登場するので、とても可愛らしいですし、おばあちゃんのモジモジする姿も愛らしいです。犬やロマンチックなシーンについては意見が分かれがちですが、死生観はそれぞれ異なるため、どちらを否定することも肯定することもありません。自然の中でのトムの歌とギターの演奏は最高です!森林浴を楽しみたい方にはぜひおすすめです!
とても切なく感じた。けれど川に入る次男の姿は、演技では決して出せないほどの真実味があり、涙がこぼれそうになりました。
深い森を舞台に、淡々と進む静かな物語は心地よく、人生の終焉について考えさせられた。私は家族や親族に囲まれて逝くより、景色の良い場所で猫のように静かに生涯を終えたいと考えてきたため、その気持ちには強く共感した。悲しみは感じなかったのに、なぜか涙がこぼれた。