2021年2月19日に公開の映画「世界で一番しあわせな食堂」を今すぐ視聴できる動画配信サービス（VOD）を徹底紹介。この記事では「世界で一番しあわせな食堂」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
世界で一番しあわせな食堂が視聴できる動画配信サービス
現在「世界で一番しあわせな食堂」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「世界で一番しあわせな食堂」が配信中です。
世界で一番しあわせな食堂のあらすじ
フィンランド北部の小さな村にある食堂に、上海から料理人チェンとその息子が訪れた。彼らは恩人を探していると言うが、村の誰もが知る人はいなかった。食堂の経営者シルカは、チェンが食堂を手伝う代わりに彼らの恩人探しを手助けすることにした。恩人探しは思うように進展しないが、チェンの料理は評判を呼び、食堂は大盛況となった。次第にシルカや常連客とも親しくなっていくチェンだが、観光ビザの期限が迫り、帰国の日が近づいていた。
世界で一番しあわせな食堂の詳細情報
「世界で一番しあわせな食堂」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
| 監督 | ミカ・カウリスマキ |
|---|---|
| 脚本家 | ハンヌ・オラビスト |
| 出演者 |
|
| カテゴリー | 映画 |
| ジャンル | ドラマ |
| 制作国 | フィンランド 中国 |
| 公開日 | 2021年2月19日 |
| 上映時間 | 114分 |
世界で一番しあわせな食堂の公式PVや予告編動画
「世界で一番しあわせな食堂」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。
世界で一番しあわせな食堂を無料で見る方法は？
「世界で一番しあわせな食堂」を無料で視聴するなら、「Prime Video」「Lemino」「U-NEXT」などの無料トライアル期間を活用するのがおすすめです。
「Dailymotion」「Pandora」「9tsu」「Torrent」などの動画共有サイトで無料視聴するのは避けましょう。これらのサイトには、著作権者の許可なく違法にアップロードされた動画が多く存在し、利用者側も処罰の対象となる可能性があります。
感想・レビュー
導入部のセンスのなさが、まさに凝縮されている。スマホに依存するガキが親にたしなめられて不貞腐れる、という冒頭の演出を持ってくる時点で、すでに嫌な予感が走る。フィンランドへ来ているのにフィンランド料理を食べようとしないクソ中国人観光客のために、中華を勝手に作ってフィンランド人から気に入られる、という展開にも強い違和感を覚える。15分程度しか見ていないが、カウリスマキ兄に弟ほどの才能がないと判断するには十分すぎた。このクソ映画に日本人が起用されていなかったことだけが、救いだ。
物語は一見良い方向に進むように描かれていますが、冒頭が不快でした。この不快な設定から物語が展開していく内容であれば問題ありませんが、料理と人々に焦点を当てた話なら、もう少し異なる始まりが望ましかったです。シルカのお店に、中国人観光客の団体がバスで訪れ、異国の地でメニューに対して「他にはないの？すしはないの？」と不満をぶつけるシーンには驚きました。そこで居合わせた中国人のチャンが「俺に任せろ」と前に出るかと思いきや、なんと「私が中華料理をつくります」と無断で人のお店のキッチンに入るという行動も不快でした。彼が料理人であるだけに、なおさらです。シルカには料理に対するプライドが見受けられないためギリギリ成立しているのかもしれませんが、失礼な中国人たちに勝手に料理を作ってしまう姿をシルカが受け入れているのが納得できませんでした。もしその失礼なシーンが物語の鍵となるものであれば許されますが、全く重要性がないので不快でした。チャンが料理を振る舞うためのきっかけはほかにいくらでもあったと思いますし、中国人団体が来なかったとしても、フィンランドの人々は中華料理の素晴らしさに気づいていたはずです。その設定自体も必要なかったと感じます。それにもかかわらず、チャンが愛のこもった料理でフィンランドの人々を納得させ、受け入れられる展開は素晴らしかったです。
料理がつなぐ、心と心の物語。中国人の料理人が作る中華料理が、村人たちの心と体を癒していく。異文化交流を軸に描く、温かくて優しい人間ドラマ。美しい自然と香り高い料理が、観る者の心をほっこりと包み込む。監督はアキ・カウリスマキのお兄ちゃん。
家族の不器用さと食を通じた再生。
中国人の親子がフィンランドの小さな町にたどり着き、地元の頑固なオヤジが営む食堂で様々な出来事が展開されます。父と息子の葛藤、異文化間の衝突、過去を背負った人々の心の変化が、全て料理の場で繰り広げられます。
言葉が通じなくても、味は通じる。まさに料理版のGoogle翻訳です。
肝心なのは、親子のぎこちなさが食堂で少しずつ解消されていく過程。
息子は「父は自己中心的だ」と感じ、父は「息子はもっとしっかりすべきだ」と思っています。しかし、フィンランドの人々や料理を通じて、お互いの捉え方が少しずつ変わっていくのです。
この映画が伝えたいのは、血のつながりは複雑だけれど、食事を共にし笑い合うことで意外と和解できるということです。
また、フィンランドや北欧の美しい景色は訪れたくなるほど魅力的です。
結局、誰もが心に未練を抱えていますが、温かい料理を味わい、北欧の絶景を眺めることでそれらも消化できるはず。父と子の確執も、フィンランドのスープに混ぜてしまえば心もホカホカに！
食事の力は偉大ですね。笑
ミカ・カウリスマキの兄の作品を観賞。フィンランドの風景が最高で、私も湖で釣りをしてみたくなる。フィンランド×中国の文化をテーマに、人と文化の違いが静かに深まっていく様子が描かれていて良かった。過保護な父親と少し大雑把なフィンランド人という対照的な背景が絡み合い、それぞれの文化を超えた絆が静かな余韻を生む。老人ホームの仲間を次々と連れてくるおじいさんの描写が、かわいらしくて印象的だった。
風景がとても美しくて、逆光のシーンも素敵だった
湖面の美しさが際立っていたから、岸辺は街並みより山の稜線が映える方がいい、みたいだなと思った。
東京に住みつつ老後は田舎で、そんな暮らしを選ぶのもアリかもしれない、という気持ちにすでになっている。
フィンランドの田舎を舞台にした、ほっこり系の映画。だけど、いくつか気になる点もあった。中国料理がフィンランドの人々に意外と早く受け入れられるものなのか、少し疑問に思う。医食同源の考え方には共感する一方で、文化の違いをどう扱うべきか考えさせられた。さらに、誰かを探して来ているなら最低限のフィンランド語のフレーズは覚えておくべきだろう、という点も気になった。母の命日か何かの儀式の場面で、石に文字を刻んだり色を塗ったりする描写があり、強く中国的な印象を感じてしまった。自国の文化を大切にするあまり、別の国でもそれを押し通してしまう姿勢が引っかかった。
何も起こらないことが、むしろいいんだよ。美味しい料理、美しい風景、そして少しのユーモア。それで十分なんだ。
全てが綺麗事で作られたようなお話。そこが魅力だ。疲れた時に見たい作品。主役の二人が片言の英語で交わす会話に、心がほっこりする。
みんなが中華料理に夢中になっているけれど、毎日それで大丈夫なのかな、と少し不安になってしまう。医食同源の重要性を再認識する。ミカ・カウリスマキの作品は二本目。Go!Go!LAとは全く異なる、落ち着いた雰囲気に癒やされる。25.0706-283