2021年6月4日に公開の映画「トゥルーノース」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「トゥルーノース」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
トゥルーノースが視聴できる動画配信サービス
現在「トゥルーノース」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「トゥルーノース」が配信中です。
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トゥルーノースのあらすじ
1960年代の帰還事業を背景に、日本から北朝鮮へ渡ったパク家の物語。平壌で穏やかな日々を送っていた彼らは、父の失踪を機に運命が急転し、家族全員が悪名高い政治犯収容所へ送られてしまう。過酷な生存競争の中で、主人公ヨハンは次第に純粋さとやさしさを失い、他者を欺く道へ踏み出す。一方で母と妹は人間性を保とうと必死に抵抗する。そんなある日、愛する家族を失う悲劇がヨハンを絶望へと追い込み、“生きる意味”を問い直す旅が始まる。彼の闘いは周囲を巻き込み、収容所内に小さな革命の火種を灯していく。
トゥルーノースの詳細情報
「トゥルーノース」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
トゥルーノースの公式PVや予告編動画
「トゥルーノース」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。
トゥルーノースの楽曲
「トゥルーノース」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- サウンドトラックトゥルーノース (オリジナル・サウンドトラック)Matthew Wilder
トゥルーノースを無料で見る方法は?
「トゥルーノース」を無料で視聴するなら、「DMM TV」「Prime Video」「Lemino」「U-NEXT」などの無料トライアル期間を活用するのがおすすめです。
「Dailymotion」「Pandora」「9tsu」「Torrent」などの動画共有サイトで無料視聴するのは避けましょう。これらのサイトには、著作権者の許可なく違法にアップロードされた動画が多く存在し、利用者側も処罰の対象となる可能性があります。
感想・レビュー
終わりを迎えてからも、スタッフロールが本編と一体化したかのように感じられる。物語は過酷で胸を打つ内容だが、あの国ならこうなるのも頷ける。
アニメであるため、少しは軽減されているが、内容はかなり重い。あえて英語にしているのもその影響か?
生きる希望を奪うほど人権が欠如した世界が現実として存在し、今なおその状況が続いていることは、隣国で起きている出来事と重ねて考えると強い衝撃を受けた。
この映画はアニメとして描かれるべきだ。敢えてアニメで表現することで、どれほど残酷で過酷な現実かがより伝わってくる。
だからこそ、もっと多くの人に観てもらうべき作品だと強く感じた。
北朝鮮の強制収容所へ送られた少年と家族の軌跡を描く3Dアニメーション。製作陣と関係者の勇気ある行動には心から敬意を表します。在日朝鮮人の帰還事業や拉致被害者の問題とも深く関わるテーマで、決して他人事ではありません。とはいえ、アニメとしての質には改善の余地があり、終盤の展開がやや過剰に理想化されている点は減点対象。実写版で観てみたい。
2020年を過ぎてもPS2級のグラフィックに笑ってしまう瞬間があった。しかし、その低スペックCGはあえて選ばれた表現だとすぐに理解できる。過激な現実を直視させるには、最先端技術に頼らない描写の方が効果的なこともある。作品『トゥルーノース』は、北朝鮮が公には認めない収容施設の実態を浮き彫りにする。日本では報道が限られがちで、拉致被害者を含む現場の苦悩は今この瞬間も続いているのだと考えると、胸が痛む。
辛さは重く、キツい。だが、その中にわずかな希望を見出す人々。人民とは何かが問われている。
辛くて重い日々の中で、希望をつかむ人々。人民とは何者かその意味が問われている。
現実は厳しく、重くのしかかる。しかしその中に、わずかな希望を見つける人々がいる。人民の意味が問われている。
厳しい現実が重くのしかかる中、希望を守る人々。人民とは何か、その定義が揺らいでいる。
辛さと重さが支配する日常の中で、希望を見出す人々。人民とは何かが問われている。
自分の目で確かめたわけではありませんが、人間の残虐性を考えると、こうした出来事は現実に起きており、今この瞬間も続いているのだろうと強く感じます。これまで写真や証言といった断片的な情報で北朝鮮の強制収容所の実態に触れてきましたが、ストーリー仕立てで見ると、内容がすっと頭に入ります。最初は3DCG風の表現や、朝鮮語ではなく英語で語られる点に違和感を覚えましたが、見始めると違和感はすぐに薄れました。
友人から薦められた映画を観た。この独裁国家を築いた人がいるという事実には本当に恐怖を感じる。やりたくないことを何の躊躇もなく他人に強いることができる人間たち。もし私が異なる環境にいたら、疑問を持たずに看守たちのような立場になってしまうのかもしれない。逆に、ここで働かされる立場になったとしたら、きっと希望を見出せずに命を終えることになると思う。自分の手で他人の未来を奪うような人間にはなりたくないな。普通に生活していたはずなのに、ある日突然連れ去られ、気づいたら9年が経っているなんて恐ろしい。アニメーションのクオリティは正直あまり高くないけれど、この絵柄や雰囲気が好きだ。ゲームにありそうなクオリティも感じる。もし実写だったら、もっと感情移入してしまって危険だろうな。はあ。
北朝鮮・平壌を舞台に、幸せに暮らしていたヨハンは父の失踪をきっかけに一家で逮捕され、政治犯強制収容所での過酷な日々を送ることになる。軍人による性暴力を受けた妊娠女性を「勝手に妊娠しやがった」と罰として銃殺する場面は観る者を強く揺さぶる衝撃的なシーンだ。ただ、実写ではなくアニメーションで描くことで、その耐えがたい痛ましさを和らげる狙いがあるのではと感じられる。日常の生存競争に麻痺していくヨハンだったが、母の死をきっかけに自分と向き合い、妹ミヒ、かつての親友インス、そして多くの収容者と手を取り合い、隣人愛を育みながら自分なりの狼煙を上げていく。加筆もあるかもしれないが、描かれた多くは当時の現実であり、現在も人権の保障が脆弱で不当な逮捕が続いている現状には変化がないと感じる。国民が自由を手にする日は来るのだろうか。民主主義国家へと転換する日は訪れるのだろうか。かつてこの地は日本の植民地であり、日本は多くの朝鮮人を差別し、人権侵害と暴挙で制圧していた。その歴史は今も北朝鮮の根幹に染みついており、日本人として「北朝鮮のやっていることなんて」と片づけず、深く掘り下げて私たちの世代も向き合って考えることが非常に重要だと思う。最後にはわずかな希望も描かれるが、北朝鮮で生き続ける人々の悲壮と、生を守り続けなければならない現実の重みが、強く心に残る。
容赦ない。
人間が思いつく最悪の事態が、ここにはぎっしりと詰まっている。
彼らは人民を守っているのか。
それは、都合の悪い世界だ。
それにしても、監督が狙われることはないのかと、別の意味でハラハラする。