川っぺりムコリッタはどこで見れる?今すぐ視聴できる動画配信サービスを紹介!

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川っぺりムコリッタ 映画

2022年9月16日に公開の映画「川っぺりムコリッタ」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「川っぺりムコリッタ」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。

川っぺりムコリッタが視聴できる動画配信サービス

現在「川っぺりムコリッタ」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「川っぺりムコリッタ」が配信中です。

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最終更新日

川っぺりムコリッタのあらすじ

築50年の安アパート「ハイツムコリッタ」に、孤独な若者・山田が新生活を始める。北陸の小さな町で塩辛工場に就職し、ほとんど金のない状態で暮らす彼は、風呂上がりに冷えた牛乳を飲むことと、給料日になって初めて米を買える喜びだけが楽しみだった。そんな静かな日々は、隣の部屋の島田が風呂を借りたいと押しかけてきたあの日から一変する。人と距離を置いて生きたいと願っていた山田だったが、大家の南(夫を亡くしたばかりの女性)や、息子と二人暮らしで墓石を売る溝口といった不思議な住人たちと次第に関わりを持つことになる。みんなで一緒にご飯を囲んだり、笑い合ったりする日々の中、北陸の街にやってきた山田の“秘密”が、住人たちの間で少しずつ明らかになっていく。

川っぺりムコリッタの詳細情報

「川っぺりムコリッタ」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。

原作者
監督
出演者
カテゴリー
制作国 日本
公開日 2022年9月16日
上映時間 120分

川っぺりムコリッタの公式PVや予告編動画

「川っぺりムコリッタ」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。

川っぺりムコリッタの楽曲

「川っぺりムコリッタ」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。

川っぺりムコリッタを無料で見る方法は?

「川っぺりムコリッタ」を無料で視聴するなら、「DMM TV」「Prime Video」「U-NEXT」などの無料トライアル期間を活用するのがおすすめです。

「Dailymotion」「Pandora」「9tsu」「Torrent」などの動画共有サイトで無料視聴するのは避けましょう。これらのサイトには、著作権者の許可なく違法にアップロードされた動画が多く存在し、利用者側も処罰の対象となる可能性があります。

JAPANMATE運営事務局
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映画

感想・レビュー

  1. JOJO

    『めがね』や『食堂かたつむり』の監督作品ということで、興味をそそられました。
    案の定、期待を裏切らない内容でした。

    うつむきがちな松山ケンイチの演技がポイント。
    うっとうしさ全開のムロツヨシも、印象的。
    満島ひかりが割烹着姿で登場し、圧巻の存在感。

    「死」と向き合う人々や、その渦中にいる人、またそれを生業とする人々の日常が織りなされます。

  2. オタクのおっさん オタクのおっさん

    お弔いの話。生きている人は身内の死をどう受け止め、どう日々を続けていくのだろう。
    『死なない人はいません』墓石販売を営む親子の言葉が、物語の扉を開く。

    南さん(満島ひかり)を乗せたタクシーの運転手(笹野さん)は語る。いろいろなお弔いがあっていい。彼は元花火師で、妻を三尺玉の花火として夜空へと打ち上げたのだという。

    南さんは夫を樹木葬で弔う。三尺玉で愛する人を空へ還すのか、樹木葬で土へ還すのかそれぞれに故人を想う祈りがあり、それは同時に生き方の多様さを肯定しているようだ。

    日本人は日常的には無宗教を自認していながら、葬儀だけは伝統的で堅苦しい形式に走りがちだ。映画の世界では魂は金魚のような形になって空へ昇るとされる。もし器である「本体」はすでに空っぽなら、形式に縛らず自由に送り出してよい。もちろん、残された者の愛があればこそだ。

    さらに、「私が死んだら海に撒いて」といった遺言よりも、遺族が望む形を選ぶべきだと感じる。葬式は遺族のものであり、遺族の心を整える儀式だ。絢爛豪華にするのも、静かな式にするのも、それぞれに正解がある。

    樹木葬、花火、粉状の散骨など選択肢はさまざま。南さんが夫の遺骨を口にする場面は衝撃的だが、愛と悲しみが強く伝わる。飼っていた金魚が死んで土に埋めた場面も描かれる(人間の遺骨は日本の法律上難しいが、作中の象徴として用いられる)。お弔いの形は多様だ。

    物語のクライマックスは、山田のお父さんのお葬式で訪れる。前科を持つ山田は長い間、父との関係を悔い、前へ進むことができずにいた。南さんが「お父さんのお葬式をやろう」と提案し、家族は音楽を奏でて行進。散骨を選ぶことで、山田は金銭的な制約や過去の重荷から解放され、最も温かな別れを選ぶ。死者にとっても、小さな墓石の下に閉じ込められるより、川辺を流れ、海へと旅立つ方が自然なのだ。

    父を川へ還すことで、山田は自分自身も流れに身を任せられるようになった。死者を弔うことは、生を肯定することでもある。そんな結末は、命の巡りを静かに、しかし力強く描き出していた。

  3. 淋しい熱帯魚 淋しい熱帯魚

    食べることは生きることを再認識させる。最初はこの人、図々しいなと感じる島田さんだったが、その図々しさも人によっては救いになるのだと知り、次第に魅力が増していく。不思議なくらい惹きつけられるようになった。ほっこり系を想像していたのに、実際は重いテーマを扱っていた。登場人物たちに救われた。

  4. プリンス プリンス

    予告をちらりと見て、音楽パスカルズだ!と直感して観始めた。始まり早々、知久さんが川で将棋を打っている場面に出会い、ゲスト出演かと想像したが、その後も場面にちょくちょく登場した。

    穏やかな雰囲気の中にも、死を軸に据えた深いテーマを感じる映画だった。観ながら、身の回りに溢れる死をぼんやりと考える。植物や虫、飼っていた金魚、テレビで見かける芸能人、そしてじいちゃんばあちゃん死は身近にあることを知っていながら、実体がなくなると漠然としてしまう不思議さ。魂は本当にふわりと浮かぶのだろうかと、つい思いを巡らす。

    ムロツヨシ演じる島田さんの言葉がとても印象的だった。「ささやかな幸せを細かく見つけていけば、何とか持ち堪えられる」「どんな人でも居なかったことにしては駄目だ」といった、心に刺さる台詞の数々。

    それに、食の場面がとにかく美味しそうだったのも忘れられない。監督が『かもめ食堂』の人だと知って、なお一層、温かな日常の描写に引き込まれた。真夏の湯船の心地よさ、風呂上がりの牛乳、質素な一汁一菜でも米が炊けたときの香り。塩辛を片手に無我夢中で頬張る瞬間これらはすべて、小さな幸せの確かな時間だ。

    ただし、こうしたちまちまの積み重ねを日々続けられなければ、満足感のある幸せへと結びつかないのかもしれないと感じる。

    忘れそうになる幸せをかみしめつつ、一歩ずつ、死を意識した旅として自分の人生を歩んでいきたい。

  5. 山田太郎

    できるだけ静かに暮らしたいから、最初は島田がいつ来るか気になって仕方なかった。私なら、バレないように音を立てずに風呂に入るだろうなと思った。そんな島田に、自分も徐々に救われていく。やっぱり人と関わる方が楽しいのかもしれないと感じつつも、それを無理にやるのは違うなと考え、一人でもみんなとでも、あまり深く考えずに流れに身を任せるのが良いと思った。

    アイスを食べようと誘う南、一人でスッキリして去っていく姿が良いなと思った。

    葬式はお金がかかるし、仕事を休む必要もあるし、面倒だと感じることもあるけれど、それで嫌な思いをするのは自分だし、しっかり向き合おうと思う。

    少しずつ、自分に言い訳をするのをやめていこう。こう見られたいと思う自分を笑って受け入れよう。

  6. にゃむ

    苦悩の中で、小さな気づきを得る食事は、安らぎをもたらすものではなく、むしろ心に響く体験だ。そのため、コミュニティの強引さが温かさとして感じられる。苦しむ人々と、母なる大地の自然の恵みとの共生を実感する。

  7. White Unicorn White Unicorn

    今、半分まで観ました。

    満島ひかりがあまり出演していなくて、

    ちょっと不満です。

  8. Kujira

    穏やかなものをなんとなく見たくて、かもめ食堂の関連作の中から選んだ。

    泣くとは思わなかった。いろんな人がいる。みんな生きている。生きることも悪くない。

    蝉の声がずっと聞こえているのが好きだった。

  9. にゃんこ にゃんこ

    ムロさんは島田のように寂しさを抱えつつ、空元気に笑っている瞬間があるのかもしれないと感じた。空元気でも、訳が分からない繋がりでも、誰かを恋しく思う気持ちを素直に認め合い、そこに居てくれるだけで心は安らぐ。生と死を超えるような深い絆が心を浄め、潤してくれる。ナメクジが唾をかけられたのと雨に濡れたのとでは、潤い方が全く違う。ラストは、そんな静かな連帯の中で生まれた、素敵なお葬式だった。

  10. へっぽこライダー

    虫が!

    想像以上にほっこり感がなかった。湿っぽさが気になった。さすが、役者たちの演技は素晴らしい。