2020年12月25日に公開の映画「AWAKE」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「AWAKE」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
AWAKEが視聴できる動画配信サービス
現在「AWAKE」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「AWAKE」が配信中です。
AWAKEのあらすじ
大学生の英一(吉沢亮)は、かつて奨励会(日本将棋連盟の棋士養成機関)で棋士を目指していた。しかし、大事な局面で同世代の強豪・陸(若葉竜也)に敗れ、降格の危機に直面。その結果、プロの道を諦め、普通の学生生活を送るために大学に入った。幼少期から将棋一筋だった英一は、急に社交的になることはできず、ぎこちない学生生活を送るが、友人がなかなかできない日々が続く。そんなある日、ふとしたことからコンピュータ将棋に出会う。独創的で強力なそのプログラミングに心惹かれた英一は、早速AI研究会を訪れ、個性的な先輩・磯野(落合モトキ)に教わることになる。自分の手で作り出したソフトを強化したいと、新たな目標を見つけた英一は、プログラム開発に没頭していく。数年後、コンピュータ将棋の大会で優勝した英一は、棋士との対局である電王戦出場のオファーを受ける。最初はその申し出を断る英一だが、相手がかつてのライバル・陸であることを知る。
AWAKEの詳細情報
「AWAKE」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
AWAKEの公式PVや予告編動画
「AWAKE」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。
AWAKEを無料で見る方法は?
「AWAKE」を無料で視聴するなら、「DMM TV」「Prime Video」「U-NEXT」などの無料トライアル期間を活用するのがおすすめです。
「Dailymotion」「Pandora」「9tsu」「Torrent」などの動画共有サイトで無料視聴するのは避けましょう。これらのサイトには、著作権者の許可なく違法にアップロードされた動画が多く存在し、利用者側も処罰の対象となる可能性があります。
AWAKEのよくある質問
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Q映画『AWAKE』のあらすじは?
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A
『AWAKE』は、大学の将棋部を舞台にした物語で、元アマチュア将棋棋士の青年がコンピュータと人間の対決を通して成長する姿を描いています。人工知能プログラムを開発する過程や人間ドラマが見どころです。
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Q映画『AWAKE』の主人公の魅力は?
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A
主人公は、挫折を経験した元将棋棋士で、再び将棋に向き合うことで自身の成長を遂げます。彼の情熱や仲間との協力が、見る人に深い印象を与えます。
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Q映画『AWAKE』の制作スタッフについて知りたい
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A
『AWAKE』は、監督を務めた山田篤宏氏による作品で、彼の手腕が光る細やかな演出が特徴です。キャラクターの内面を丁寧に描き出しています。
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Q映画『AWAKE』にはどんなテーマが含まれているか?
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A
『AWAKE』は、人間とコンピュータとの対決を通じて、技術革新と人間の限界を問いかけます。また、挫折を乗り越える強さや仲間との連携も重要なテーマです。
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Q映画『AWAKE』と原作との違いはあるのか?
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A
映画『AWAKE』は、オリジナルのアイデアに基づく作品で、特定の原作はありません。そのため、独自のストーリー展開が楽しめます。



AWAKEの感想&レビュー
主演の二人の演技が圧巻。将棋の世界をもっと詳しく知りたくなる作品。
ノンフィクションとして、非常に興味深い。また、俳優たちの演技も見事に役に合っている。
インスパイア作品で架空のストーリーではあるものの、吉沢さんの演技がそのリアリティを高めている。
最後に勝率を計算するのか、それとも負けないように計算するのかで、人間と機械の違いが際立っている印象を受けた。
映画『AWAKE』は、勝敗を超えて人間とAIの尊厳を描いた穏やかな戦い。電王戦での早すぎる投了は、敗北ではなく誇りの象徴として心に刻まれる。理解を超えた沈黙が、深い余韻を醸し出す。
この顔立ちで陰キャっぽいチー牛みたいなのは現実にはありえないんだけど、陰キャ特有のムーブをきっちりこなす腕前はさすが吉沢亮だ。
将棋盤と表情の切り替え、棋士と視聴者や解説者との異空間の往来が心地良い。最初の一手、歩を置く瞬間から、終局を迎える飛車への大胆なアクションが展開される。
棋士固有の「指し手」がプログラミングの関数として再構築され、一手を巡るサスペンスが巧みに織りなされる。プロ棋士になったかつてのライバルのタイトル戦と、駒を対面で打つ主人公の対局をカットバックし、戦法も含めて図式的にリンクさせるこだわりが感じられる。
ほぼ対面形式で行われるクライマックスの対局では、意図的に吉沢亮の顔が映らない角度のショットが使われている(編集のアクションから逸脱している)。最後に行われる人知れずの対局が、この試合を穏やかに変奏している点も魅力的である。
将棋盤と対局者の表情を切り替える編集は、視聴者を異空間へ誘う快感を生む。序盤の一歩から終盤の飛車まで、編集のアクションが連続し大胆な跳躍をつくり出す。棋士固有の指し手というコードを、関数型プログラミングの比喩に置換し、一手を巡るサスペンスを精密に組み上げる。プロ棋士となった元ライバルのタイトル戦と、対面で駒を打つ本来の競技性から一歩外れた主人公の対局がカットバックで結ばれ、戦法の類似性まで緻密に描写される。クライマックスの対局はほぼ対面型で進行するが、吉沢亮の顔が映らない画角を選ぶなど編集上のアクションを控える演出が意図的に光る。最後に静かに行われる対局が、この試合全体を緩やかに変奏して余韻を残す。
役者の演技は素晴らしいが、ビジュアルが淡泊だ。将棋のルールがよくわからないため、AIが優勢なのかどうかを、もっと別の方法で表現してもらえると理解しやすかったかもしれない。
ライバルであり、腐れ縁のような絆
友人と呼ぶには照れが生まれる
それに、お互いが不器用
そんな関係が心地よい
将棋とコンピューター
プロと奨励会
いろいろなものに置き換えて考えると、見えてくるものがある
2025年公開の映画で、58作目・通算900作目。大学生姿の吉沢亮の表情がとても可愛かった。演技も役柄にぴったり。将棋のルールは全く知識がなかったが、作品としてはとても面白かった。
存在自体を知らなかった
実話を基にしている点はいいね
フィクションの要素も多いとのことだが
陰影を帯びた吉沢亮のような印象だった