2020年9月25日に公開の映画「蒲田前奏曲」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「蒲田前奏曲」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
蒲田前奏曲が視聴できる動画配信サービス
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蒲田前奏曲のあらすじ
### 第1番「蒲田哀歌」
**監督・脚本**:中川龍太郎
**出演**:古川琴音、須藤蓮、松林うらら
売れない女優マチ子は、オーディションと食堂のアルバイトを行き来し疲れ果てていた。ある日、親しい弟から彼女を紹介され、ショックを受ける。だが、この出来事が女として、姉として、女優としての自分を見つめ直すきっかけとなる。
### 第2番「呑川ラプソディ」
**監督・脚本**:穐山茉由
**出演**:伊藤沙莉、福田麻由子、川添野愛、和田光沙、松林うらら、葉月あさひ、山本剛史
マチ子はアルバイトをしつつ女優を目指している。大学時代の友人5人との女子会で、独身チームと既婚チームに分かれ、気まずい時間を過ごす。そこでマチ子が蒲田温泉へ行くことを提案し、仕事や恋愛について会話が進むうちに皆の隠していた思いが明らかになっていく。
### 第3番「行き止まりの人々」
**監督・脚本**:安川有果
**出演**:瀧内公美、大西信満、松林うらら、吉村界人、二ノ宮隆太郎、近藤芳正
マチ子は映画のオーディションに挑む。セクハラや#metooに関する実体験を語るという内容だが、みんなが思い出すことに抵抗を感じ、演技ができない。しかし、隣の黒川は迫真の演技を披露する。マチ子も共に最終選考に残るが・・・。
### 第4番「シーカランスどこへ行く」
**監督・脚本**:渡辺紘文(大田原愚豚舎)
**出演**:久次璃子、渡辺紘文
マチ子の実家は大田原にあり、親戚の小学5年生リコが映画の撮影現場に出向いている。そこへ現れた映画監督が、撮影待機場所である彼女たちに出会う。渡辺監督独自の視点から、東京中心主義や映画業界、日本社会の問題を皮肉を込めて描く。
蒲田前奏曲の詳細情報
「蒲田前奏曲」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
監督 | 中川龍太郎 安川有果 渡辺紘文 穐山茉由 |
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脚本家 | 中川龍太郎 安川有果 渡辺紘文 穐山茉由 |
出演者 | 久次璃子 二ノ宮隆太郎 伊藤沙莉 古川琴音 吉村界人 和田光沙 大西信満 山本剛史 川添野愛 松林うらら 瀧内公美 福田麻由子 葉月あさひ 近藤芳正 須藤蓮 |
カテゴリー | 映画 |
ジャンル | オムニバス |
制作国 | 日本 |
公開日 | 2020年9月25日 |
上映時間 | 117分 |
蒲田前奏曲の公式PVや予告編動画
「蒲田前奏曲」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。
蒲田前奏曲を無料で見る方法は?
「蒲田前奏曲」を無料で視聴するなら、「DMM TV」「Prime Video」「Lemino」「U-NEXT」などの無料トライアル期間を活用するのがおすすめです。
「Dailymotion」「Pandora」「9tsu」「Torrent」などの動画共有サイトで無料視聴するのは避けましょう。これらのサイトには、著作権者の許可なく違法にアップロードされた動画が多く存在し、利用者側も処罰の対象となる可能性があります。
感想・レビュー
『シーラカンスどこへ行く』は、松林うららの期待通りだったのか。
『シーラカンスどこへ行く』は、松林うららの期待を裏切らなかったのか。
『シーラカンスどこへ行く』は松林うららの期待を満たしたのか、それとも外れたのか。
「シーラカンスどこへ行く」は、松林うららの期待に応えたのかどうか。
この作品は、社会における女性の立場や生き方をテーマにしているのではないでしょうか?
オーディションを受ける女優の立場が不安定であることは、不遇な現実を反映していると思います。一方で、浮気されながらも耐えている女性に関しては、本人が納得しているのなら、それも一つの選択肢かもしれないと感じました。
瀧内久美のオーディションシーンは非常にリアルで緊迫感がありましたが、帰り道の笑顔とのギャップが印象的でした。
最後のエピソードについては少し困惑しました。監督の意図次第ということなのでしょうか?
古川琴音と瀧内公美からは、特別な何かを感じます。
「からっぽだから、いのちという瓶に水を注いで、時折磨き込み、ゆっくりと満たしていけばいいんだよ」第一話に心に残るこの言葉が、今も深く響く。ほかに何ができるだろう。戦争は80年程度の無自覚な年月だけで終わるはずがない。第二話・第三話では「幸せ」の意味がいまだに明確にならず、暴力は肉体よりも精神を傷つける形でまかり通っていることが描かれる。第四話は、一見すると第三話までの流れを裏切る逸脱のように見えるが、実は内容的には整合している。非現実の世界でなら認識できる大切なことが、現実では雲散霧消しつつも仄かに生き長らえていく。渡辺紘文監督の名を知らないとこのエピソードの価値は伝わらないかもしれないが、少なくとも映画のオルタナティブな可能性を示したと考えられる。
中川龍太郎監督を目当てに鑑賞しました。
4人の監督が各々の脚本を基に作品を作るとなると、その個性が際立つのは誰にでも予想がつくことです。4番目の監督も自身の作品を撮影しただけで、オファーした側はこの結果を理解していたに違いありません。
良いシーンもありましたが、オムニバス作品としての魅力は十分に発揮されていたのか疑問です。結果的に、少々計算高い印象を受ける映画でした。
大田区は、山の手の田園調布と下町の蒲田という対照的な魅力を持っています。その蒲田を舞台に、売れない女優・蒲田マチ子を主人公にした四つのオムニバスエピソードが展開されます。
第一話では、古川琴音が演じる不思議なキャラクターが登場。第二話では、女子会を開く五人組の中で伊藤沙里が存在感を見せます。第三話では、男らしい魅力を持つ瀧川久美が堂々とした演技を披露し、周囲の男性陣との対比が際立ちます。また、二ノ宮隆太郎監督の控えめながらも独特な雰囲気が光ります。しかし、第四話は特に必要ではないと感じました。
ライフステージや時期、コミュニティに応じて変化する自分の立ち位置の不安定さ
伊藤沙莉ちゃん目当てで観ました。最初はオムニバス映画だとは気づかず、第一話の弟くんのその後が気になって3話目まで見てしまいました。4話目でようやくこれがオムニバス映画だとメタ的に明かされ、納得。特に2話の温泉エピソードが印象的。5人の同級生は、年収や結婚の有無、仕事の進め方などが少しずつズレていく。結婚話で雰囲気が悪くなるとき、温泉へ行く展開に自然につながり、結婚相手の不倫現場に遭遇するという意外な展開へ。そこから各自の自白が始まり、本音を言える側と最後まで言えず立ち尽くす側という対比の演出がよく機能していた。伊藤沙莉は、こうした強気で弱音を吐けないキャラが本当に似合う。メイクをきっちり決め、友達と温泉に入るのも躊躇してしまうような武装感には、過去に何か理由があるのかと想像させられた。素晴らしい演技だった。あと『女王の教室』で共演していた福田麻由子さんとの再会も嬉しかった。3話のオーディション話は途中まで不穏な展開だったが、映画業界へ一石を投じる勢いがあり、良いアクセントになっていた。1話目も不思議な雰囲気。結局弟はどこへ行ったのか。4話目はコメディとして捉えてもいいのか?笑
でも、古川琴音さん・伊藤沙莉さん・瀧内公美さんには、やはり視線がそちらへ自然と向いてしまうなにかを感じる。
うーん、3作目までは良かったけど、最後が残念な感じ 早送りしちゃったわー。
松林うららさん、初めての女優さんだったけど、印象に残りました。
瀧内公美さんは相変わらずの存在感ですね!
第一編が一番よかった。みんながそう言うけれど、この映画で古川琴音さんの存在感は特別だった。ほかにも恋愛系の女優さんが多数出演していた。沙莉さん、瀧内公美さん、和田光沙さんなど。オムニバスはやっぱり難しいね。友だちがきもい男と結婚しようとする場面は、もっと強く止めるべきだったかも。第四編は一体何だろう?(笑)劇場で観ていたら「何を見せられているんだ」と怒っていたかもしれないけれど、配信で観られて面白かった。