2021年6月11日に公開の映画「逃げた女」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「逃げた女」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
逃げた女が視聴できる動画配信サービス
現在「逃げた女」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「逃げた女」が配信中です。
逃げた女のあらすじ
5年間の結婚生活で初めて夫の出張中にひとりになった主人公ガミ(キム・ミニ)は、ソウル郊外に暮らす3人の女友だちを訪ね再会を果たす。離婚歴があり頼れる先輩ヨンスン、気ままな独身生活を謳歌する先輩スヨン、そして偶然再会した旧友ウジン。彼女は旅のどの場面でも、“愛する人とはどんなときも一緒にいるべきだ”という夫の言葉を執拗に繰り返す。穏やかで親密な会話の裏に潜む女たちの本心と、それを乱す男たちの出現を通じて、ガミの心には少しずつ変化が生まれていく。
逃げた女の詳細情報
「逃げた女」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
逃げた女の公式PVや予告編動画
「逃げた女」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。
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逃げた女のよくある質問
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Q映画『逃げた女』のあらすじは?
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A
映画『逃げた女』は、主人公が夫の不在中に過去に疎遠だった友人たちを訪ね歩く物語です。3人の友人を訪れる中で、それぞれ異なる生活や価値観に触れ、自身の人生を見つめ直す旅路が描かれています。
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Q『逃げた女』の監督は誰ですか?
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A
『逃げた女』の監督は、韓国映画界で知られるホン・サンスです。彼は独特の演出スタイルと緻密なキャラクター描写で多くの観客を魅了しています。
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Q『逃げた女』の劇中で描かれる主なテーマは何ですか?
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A
『逃げた女』では、孤独や自由、自分探しが主なテーマとなっています。主人公が友人たちとの交流を通じて、自らの内面を深く見つめ直す過程が描かれます。
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Q映画『逃げた女』に出演している主な俳優は誰ですか?
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A
『逃げた女』には、キム・ミニが主演しています。彼女は夫の留守中に友人たちを訪ねる主人公を繊細に演じています。
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Q『逃げた女』が評価されているポイントは何ですか?
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A
『逃げた女』は、緻密なキャラクター描写とミニマリスティックな演出で高く評価されています。特に、日常の中に潜む微細な感情の変化を巧みに描き出す点が多くの観客から称賛されています。



逃げた女の感想・評価
淡々としているのに、不思議と目が離せない魅力。キムミニの話すトーンは静かで可愛らしく、同じやり取りを繰り返すような会話のリズムや仕草が心地よい。
久々のホン・サンス作品。タイトルとビジュアルだけを見れば、キム・ミニが悪さをする話なのかと想像していたが、実際には逃げる話ではなく、むしろ会いに行く話だった。
結婚してから5年間、夫とともに暮らしてきた主人公。夫が出張に出たため、旧知の先輩に会い、彼らを訪ね歩く日々が描かれる。登場人物と夫の関係性はやや曖昧で、彼がこういうと伝えるというセリフの上にだけ存在感がある。
最後に会う夫婦は三角関係にあったらしいが、彼女が彼らの前に現れた理由ははっきりとは示されない。緊張感は高まるものの、劇的な展開はなく、表面上は穏やかに収束する。
描かれていない部分は観客の想像力に委ねられ、彼女の細かな表情と作品のタイトルが、ひとつの物語を紡ぐきっかけになる。
舞台は地方へ移住した先輩のエピソード、3階の謎、猫をめぐる隣人との小さないざこざ。さらに同じマンションに住む想い人と、ストーカーのような若い詩人の存在も絡む。
伏線らしきものは見えず、回収もされないこの作風は、最近のホン・サンスの作風といえるだろうか。ゼロ年代の露悪的なトーンからは距離を置く一方で、年長の芸術家が若い女性と関係を持つモチーフは変わらない。今後も同じ皿を突きつけるのではないかと想像してしまう。
序盤にうたた寝してしまったせいか、結論がよく分からないまま話が終わってしまった。
確かに、同じことを何度も繰り返して言っていると、それが本心なのかどうか疑問に感じることがある。
正直、伝えたいことがはっきり分からなくても、見入ってしまう会話劇。不思議なズームの使い方が魅力。逃げた女はガミのことなのか泥棒猫とストーカーの展開が緊迫感を生む。
逃げた女。今の私と哀れなくもシンクロする瞬間があり、胸がじんわり熱くなるのを感じつつ観賞している。前に見たことがある気がして振り返ると、濱口竜介のハッピーアワーを思わせる会話の積み重ねがどこか重なる。オンニを巡る冒険が続き、さっき見た場面をもう一度戻って見ても、キムミニの可愛さが弾けていた。海を見せてくれるだけで、もう10万点だ。
遅ればせながらの初観賞、ホン・サンスの新作。冒頭の素人くさいズームアップは戸惑いの洗礼のようで、軽い尻すぼみのような導入にも関わらず、次第に決定的瞬間を逃さない瞬間も混在する。ときに猫がカメラ目線でお行儀よく佇む奇跡のショットへと転じるのが、彼らしい手つきだ。物語の核は、主人公の女性ガミが疎遠になっていた三人の女友だちを順に訪ね、同じ話を三度ずつ語るという構図。内容は、「結婚してから夫と五年間一度も離れていない。愛しているなら共に寄り添うべきだ」という趣旨のものだ。語られる口調は、まるで用意した台本を読み上げるかのように、三人の旧友へ同じ話を三度ずつ伝える。エリック・ロメール風の設定といえば、例の三題話の引用にもつながるが、本作では三人目のウジンが夫について語ると、言葉は「同じ話の繰り返しには本心がない」という厳しい真実へと収斂してゆく。この格言は本作の核であり、ガミ自身は何を求め、何を欲しているのか。目的、本心、欲望いずれも最初から不透明だ。逃げた女は誰なのか。ガミなのか、それとも別の誰かなのか。推測はできても断定はできず、作品は曖昧さを曖昧のまま温存しつつ、微妙に変化していくようにも見える。とはいえ、なぜこうした日常会話がこれほど惹きつけるのか。そこには、彼女たちが確かに存在するという実感があるからだ。長回しの固定カメラで切れ目なく撮影され、時にはズームも挟まれる。視線の動きや息遣いが損なわれることなく、私たちはまるでその場に居合わせたかのように会話の全体像を見守ることになる。登場人物の会話は基本的に友好的で穏やかだが、常にノイズが混じる。特に初回訪問のヨンスン宅でのやり取りには、それが鮮やかに現れる。焼肉をつまみながらベジタリアン志向を語り、田舎で出会った子牛の黒い目をめぐる話題。髪をばっさりと切り整えたガミは「人に会うのは疲れる。会うと、しなくてもいい話や嫌なことまで喋ってしまうから」と吐露し、ヨンスンには「あなた、変わったわね」と言われる。夜更け、眠気まじりに「三階を見せてくれないのはなぜ?そこには何があるの?」と問い返す場面もある。彼女たちの関係は決して偽りでも表面的でもない。スヨン先輩は不倫の恋心に身を焦がし、建築家の上階の部屋に関わる過去を断ち切れず、詩人の男性に追われ続けるのだ。会話の連なりの中で、ガミは「先輩、うまくいくよ、だいじょうぶ」と囁くように言い、微笑みを添える。ウジンが過去の言い分を謝ろうとする場面、手を重ねる場面、剥いたリンゴを分かち合う場面など、何気ない瞬間が丹念に描かれる。こうしたスケッチが積み重なるうち、ガミは少しずつ解放へと向かうのだ。次に注目すべきはフレームの扱いである。防犯カメラの低解像度の映像が、二人の女性と抱擁を捉える場面は、情感を過度に損なわず、むしろ距離感を生む。インターフォンのモニター越しに彼女たちのやりとりを目撃するシーン、そして窓。三人部屋のいずれにも海を望む窓があり、ガミが窓を開けて外気と外部ノイズに触れると、章の終わりの合図となる。こうした室内の枠は、閉じ込めるのではなく、外へと開く。外部との連結を暗示し、それが逃げるというテーマと結びつくのだろう。繰り返される会話の中で、ガミは確実に変化していく。その転化の頂点は、映画内映画との関係性に現れる。三番目の友人、ウジンとの距離感には、過去に傷があったことが示され、ウジンの元夫がガミの元カレであり、現在は著名な作家として活躍しているらしい、という情報が徐々に浮かび上がる。併設のシアターでの映画鑑賞後、彼女は自作トークイベントに呼ばれている元カレと再会するが、よそよそしく挨拶を返し、場を早々に離れる。彼女が折り返しもう一度映画館に戻ると、カラーとなった海の映像が再びスクリーンに映り、夕方の光が海を斜めに照らす。満潮の予感か、浜辺の地平線がわずかに見える。波音とともに、静かなギターが情動を掻き立てる。孤独の底にはこんな静謐で切ない海が広がっており、それは救いの形を取る。空虚を埋めようと必死になるのではなく、空虚自体を静かに見つめるとき、満たされていく感覚が生じるのだ。人間だけが大事なわけではない。生が終わっても、この営みは続く。忘れたとしても、思い出せるときだけで十分だ。芸術は、さりげない日常の中にも、その形式と創造を通じて深い真実を伝えうる。
今まで観たホン・サンス作品の中で、最も好きな作品。
マイペースでありながらしっかりとした信念を持つ女性、離婚経験がある女性、不倫や若い男性とのワンナイトを経て付きまとわれる貯金のある女性、コーヒーを飲むと気分が悪くなる女性、映画を見る女性
どこにでもいるようでいて、個性的な女性たちが淡々と魅力を放っている。
映像に映らない場面での悲しみや苦労を想起させる、何気ない会話を楽しんでいた。
喫茶店や居酒屋の雑踏の中で、他のテーブルの会話がランダムに耳に入ってくる心地よさがある。
謎のズームの対象になった猫ちゃんが超可愛い
(記録用)
18:50〜/真ん中
ホン・サンスの特集上映に合わせてアトロクの放送をチェックし、気になった作品を観ることにした。その中で一番記憶に残っていたタイトルを選んだ。アトロクでは、「ホン・サンスの代表作は選びがたい」「一本だけでは彼の作品を理解しづらい」という意見があったが、私はこの作品を楽しめた。ただ、アドバイスに従ってもう一作品観るつもりだ。半分以上は、普段利用しているカフェでヘッドホンをつけ、スマホで観ながら編み物もしていた。普段とは違うスタイルだったが、そんな観方が意外に心地よかった。
ヒューマントラストシネマ有楽町のシアター1で、午後1時45分の回を鑑賞しました。ホン・サンス監督の作品は初めてでしたが、77分という短い時間ながらも、しっかりとした会話劇でした。
もしあの時、別の選択をしていたらそんな仮定の視点から始まる物語。しかし現実は、隣人の不穏さや理解されない会話、ストーカーの影、そしてパートナーの人間性が変わってしまう不安からは逃げられない。映画鑑賞という一時の逃避が、さらに入れ子の構造として絡みつく。最初の家で深夜に涙を流す場面と、映画を楽しむ表情には心の真意が宿る。そして映画館でこっそりパンを食べたと告白するそんなエピソードも印象的だ。
U-NEXTで視聴した『逃げた女』は、前作『小説家の映画』に続いて、女性同士の友情を軸に展開する作品です。登場人物の多くが比較的若い女性で構成され、男性の存在はかなり薄く描かれています。会話の中には、夫や恋人、まだ恋人でない男性といった不在の男性がいくつも絡んでくる。そんなねじれた関係性の中で紡がれる会話劇を、じっくりと楽しむ一本と言えるでしょう。
この作品での逃げた女を素直に解釈すると、キム・ミニが演じる主人公がそれに当たるでしょう。しかし彼女が出会う人々も皆女性であるため、特定の誰かを仮定してもよい一方、必ずしも誰かを決めつけなくても成り立つ、というのが率直な感想です。
物語の出発点は、大学時代の先輩や後輩に会いに行くという、ホン・サンス作品には定番の設定。筋書きを最初からしっかり用意するよりも、「昔の知り合いに会って会話をさせてみる」という進行が定石といえます。その中で際立つのは、男性の影の薄さです。
前作の『小説家の映画』も男性の影は薄い場面がありましたが、それでも画面にはしばし登場していました。しかし本作では、画面に現れる男性はほとんどなく、登場しても背中だけだったり、横から一瞬現れてすぐ去っていったりと、ホン・サンスらしい「顔を向き合わせて喋る」場面は長くは続きません。語り合うのは常に女性たちで、彼女たちの会話を眺めながら「逃げた女」とは誰なのかを観客が問い直す構図となっています。
– 「何度も同じ話をするのは本心じゃない」なんて、今後の人生に支障をきたしそうな一節を残して、あっという間に走り去らないでほしい。
– 「何度同じ話をしても本心ではない」といった言葉を、今後の人生を左右しかねない一節として残さず、急に立ち去らないでほしい。
– 「何度同じ話をしても本心じゃない」と言う言葉を、今後の人生に影響を与えそうな一節として残さず、私の前から去っていかないでほしい。
逃げ出した女たちの元を、初めて夫のもとを離れたガミ(キム・ミニ)が訪ねていく三部構成の作品。第一部と第二部は、ホン・サンスらしい要素の反復が特徴で、似たようなガミの台詞や、突然現れては不条理に介入してくる男たちの場面が何度も繰り返される。第三部はやや趣を変え、舞台を映画館へ移すことで、突然作品自体がメタな視点を露わにする。キム・ミニがスクリーンを横切る瞬間が象徴的だ。構成、カメラワークはこれまでより遥かに洗練されており、一作としての完成度は高い。しかし、ホン・サンスらしい自己批判めいたエクスキューズは、相変わらず作品の枠組みに付きまとう。
メモ:先輩は人生を楽しんでいるようですね。先輩、うまくいきそうです。大丈夫です、ありがとう、信じてくれて。
なんだか、本当に救われた気がする。
平和な世界における一人の存在。
平和で幸せであることを楽しんではいけないという感覚が、私の中にはしみついているんだけど、それが少し解けたような感じがする。
この構造があるからこそ余計に強く感じる部分もあると思う。
(話をすればするほど、何が真実なのかわからなくなるけれど)
芝居の完成度が本当に高い。
監督の力が素晴らしい。
そして、純粋にファッションも最高だね。