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ハチとパルマの物語の感想＆レビュー

1. まさや

   2025年10月23日

   実話をもとにした物語。ソ連でハチ公と呼ばれた秋田犬の施設がグランドオープンを迎え、じいさんと孫は招待を受ける。書類を置き忘れたまま宴に臨むと、同型機が降り、父親に引き取られた子犬と仲良くなる。ソ連のプロパガンダで報道され一躍話題になるが、ケージに囲われた飼育の現実が批判の対象となる。批判的な飼い主が現れて連れ戻そうとするも、党の命令で動くことができず、機長たちは書類がないから無理だと嘆く。名前はアルマだと勘違いされていたことが後で分かる。現在、孫の手に渡る秋田犬の名は私のパルマ。

2. やくもい

   2025年9月29日

   ロシア版忠犬の物語と、ハチ公が秋田犬であることがつながる感動のストーリー。心温まる涙が止まらない！

3. 小さな森

   2025年9月5日

   冒頭は日本の場面から始まり、一体何の話かと思ったが、後になってタイトルが『ハチとパルマ』だと気づく。新旧の飼い主の身勝手さが際立ち、観ているこちらが胸を締めつけられる。犬の境遇があまりにも不憫で、感動を超えて見ていられない誕生日に命を贈るべきではないと、強く痛感した。

4. 志乃

   2025年7月14日

   知らずに鑑賞していたところ、故郷・秋田県が劇中に登場して驚かされました。ただ、秋田県が前景として過剰に使われている感はあり、藤田朋子さんの秋田弁はやや不自然に感じる場面も。秋田県知事からプーチンへ贈られた秋田犬ユメの存在が、作品にさりげなく絡む意図があるのだろうと勝手に想像しました。

   犬を飼っていた経験がある身としては、冒頭から涙があふれ、犬の健気さや優しさが丁寧に描かれてさらに感情が高まりました。パルマの名演はもちろん、犬のキャスティング、トレーナー、撮影陣の仕事ぶりも素晴らしいと感じます。

   一方、元の飼い主は実は自己中心的で、いわばクズ野郎だったという設定が作品の核として強く印象に残りました。

5. 福岡聖菜

   2025年7月8日

   犬がテーマの映画は見るのにちょっと覚悟が必要で
   置いておいたままでしたが、やっと観ました。

   これはロシアに伝わる、忠犬ハチ公を思わせる物語です。

   冒頭から犬を置き去りにするシーンで、既に涙が
   いくら理由があっても、犬を飼うと決めた以上、こんなことは許せないと思うのは犬好きだけでしょうか

   何より犬の演技が素晴らしい。
   特に最後、元飼い主と少年の間で見せる戸惑いの表情が、ただの演技とは思えないほど生き生きしています

   非常に感動的な物語ですが、秋田犬の役割が果たして必要だったのかは微妙なところです
   ハチ公の物語と関連付けたかったのかもしれませんね。。

   なかなかの佳作です

   2025-329

6. 茶漬彦

   2025年6月23日

   感動的な実話のように見せているくせに、犬を置き去りにするな。まず、それは捨て子と同じだ。しかも、日本要素は不要すぎる。

7. 水依

   2025年6月11日

   健気なパルマがとても愛らしい。
   空港に置き去りにされるなんてひどいよね..
   コーリャがずっとそばにいてくれたのは良かった。

8. 佐之一郎

   2025年5月31日

   犬の演技力に感心しながら感動的に鑑賞していました。何とも切ない、裏切られた犬の姿が印象的です。アルマは、自分の仕事のために2年間も空港に家族を置き去りにし、飼い主が搭乗したと思われる飛行機が到着するたびに主人を探し続けます。この映画は、飼い主の無責任さや自己中心的な考え方に非常に腹が立ったものです。犬は家族であり、これからも大切にしていきたいと思います。

9. どりーん

   2025年5月29日

   ハチとパルマの物語は、犬と少年の深い絆を軸に、70年代ソ連を舞台にした人間模様と社会風刺を見事に描く日露合作の感動作です。孤独な少年コーリャと飼い犬パルマが出会い、互いを支え合いながら成長していく姿は、多くの人の心を揺さぶります。涙と希望が交錯するストーリー展開は、世界中の観客に強い共感を呼び起こします。以下は各界の著名人が語る、本作の魅力と感動の源泉です。- デヴィ夫人は、70年代のソ連という時代背景と風刺性が巧みに織り込まれた本作に深く感銘を受け、日露協力の新しい可能性を実感したと語ります。- 王貞治は、犬と少年の心の交流の美しさを称賛し、犬の忠誠心と少年の純粋な愛情が世界の誰にも共通する感情だと感じたと語ります。- 都倉俊一は、古来から語られてきた犬と人間の絆を、官僚社会の偏見や大人の醜さと対比させる視点の新しさを評価し、パルマの演技と指導の妙を称賛します。- 八代亜紀は、パルマとコーリャが孤独を分かち合う姿に心を打たれ、物語を見終える頃には涙が止まらなかったと語ります。- 鳩山由紀夫は、二人の名演技が強い印象を残し、涙を誘う場面が多かったと感想を述べます。- 作道雄は、犬を通じて人間の本性と社会の矛盾を鮮明に描く演出を高く評価し、パルマとコーリャの名演技に涙したと伝えます。- ジェーニャは、主役犬リリヤの見事な演技と、日露双方の撮影技術の高さを絶賛します。- 越村義雄は、ロシアと日本の合作としての質の高さを認め、秋田犬の存在感が特に印象深いと語ります。- 田中和彦は、パルマとコーリャの絆の純粋さに感動し、犬と人の関係性のドラマが強く印象に残ったと述べます。- 佐藤優は、ロシアにもハチ公と同様の忠犬物語があると知り、国を越えた普遍的な信頼の物語だと感じたと語ります。- 下村博文は、デジタル時代に薄れがちな情愛や絆を、犬が私たちに思い出させてくれると語ります。- 阿部雅龍は、地元秋田での撮影エピソードとパルマの演技の素晴らしさを挙げ、登場人物たちが映画を通じて変化していく点を評価します。- クリスタルケイは、犬と人の絆が温かく心に響く作品だと称賛します。- 中庭アレクサンドラは、日本とロシアの架け橋となる作品としての意義と感動を語り、多くの人に観てもらいたいと願います。- 林雄一は、犬の忠誠心の芯の強さに心を打たれ、家族の暮らしの中で犬を大切にしたいと再認識したと綴ります。- 名越健郎は、現代社会の中で秋田犬が描く勇気と純粋さを高く評価し、日露双方の演技陣の完成度を称賛します。- みずしな孝之は、パルマの走りと表現力を絶賛し、世界中の映画賞で犬が主演する未来を夢見るべきとコメントします。- 宮野恭輔は、コーリャとパルマの演技が特別で、映画の中での心の成長を強く感じると語ります。- 日坂良は、パルマの視点を通じて、子供と犬の間に芽生える信頼と優しさの大切さを描いた点を評価します。- 田中優子は、パルマとコーリャの関係性が人と動物の共生という真実を浮き彫りにすると評します。- 堰八義博は、パルマが少年を待つ姿に涙したと語るなど、映画全体を通じて愛の力を強く印象づけます。- エレキコミックのやついちは、パルマの可憐さと走りの力強さを絶賛し、犬好きには特別な感動を提供するとコメントします。- みつき愛は、子どもから大人まで家族で楽しめる普遍のテーマを持つ作品だと語ります。- 公式のハッシュタグには、デヴィ夫人、王貞治、都倉俊一、八代亜紀、鳩山由紀夫、作道雄、ジェーニャ、越村義雄、田中和彦、佐藤優、下村博文、阿部雅龍、クリスタルケイ、中庭アレクサンドラ、林雄一、五十嵐匠、名越健郎、みずしな孝之、宮野恭輔、日坂良、田中優子、堰八義博、エレキコミックやついちろう、みつき愛といった顔ぶれが名を連ねます。- 物語の核心は、飼い主を待つ犬と父を失った少年が互いを救い合い、言葉を超えた絆で結びつく瞬間にあります。犬と人が互いの心を理解し合う姿は、観る者に幸福感と希望を届け、国境を越えた共感を呼び起こします。現代社会の喧噪を離れ、家族の絆と動物の尊厳を再認識させてくれる名作として、多くの人に観てもらいたい作品です。

10. カワガラス

    2025年5月23日

    パルマが滑走路を走る姿には思わず感動してしまう。犬なのに、パルマの表情からは悲しみや喜びが伝わってきて、犬好きにはたまらない作品です。

    コーリャとの出会いや絆が自然に描かれていて、彼らを取り巻く登場人物たちも皆優しく、心が癒されます。

    本作は「ハチとパルマの物語」ではなく、「コーリャとパルマの物語」。初めと終わりに絡む秋田犬のハチのエピソードは余分な気がします。ザギトワが秋田犬を飼っていることと、ソビエトにも似た物語が存在することから作られたと思われますが、無理がある印象です。それでもパルマの物語だけで十分に楽しめて感動できます。

    空気を読まない一人の男性がいましたが、パルマがもたらした家族の誕生と幸せな未来に繋がるエンディングも素晴らしかったです。日本のエピソードが不要であれば、評価を+0.5したいです。