2020年2月21日に公開の映画「ダンサー そして私たちは踊った」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「ダンサー そして私たちは踊った」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
ダンサー そして私たちは踊ったが視聴できる動画配信サービス
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ダンサー そして私たちは踊ったのあらすじ
ジョージア国立舞踊団で、幼少期からダンスパートナーのマリとともに鍛錬を積んできたメラブ。日中の過酷な稽古の後はレストランでのアルバイトに明け暮れ、家計を一手に支える日々で心にも休まる暇はない。そんな折、カリスマ性を放つイラクリが入団し、同時に主役団の欠員補充のためのオーディションが開かれることが知らされる。イラクリのダンスの才能に驚嘆したメラブはライバル心を燃やし、オーディションに向けて二人だけの特訓を重ねるうち、憧れと抑えきれない欲望へと変化していく…
ダンサー そして私たちは踊ったの詳細情報
「ダンサー そして私たちは踊った」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
| 監督 | レヴァン・アキン |
|---|---|
| 脚本家 | レヴァン・アキン |
| 出演者 | Giorgi Tsereteli アナ・ジャヴァヒシュヴィリ タマル・ブフニカシュヴィリ バチ・ヴァリシュヴィリ レヴァン・ゲルバヒアニ |
| カテゴリー | 映画 |
| ジャンル | ドラマ |
| 制作国 | スウェーデン ジョージア フランス |
| 公開日 | 2020年2月21日 |
| 上映時間 | 113分 |
ダンサー そして私たちは踊ったの公式PVや予告編動画
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ダンサー そして私たちは踊ったを無料で見る方法は?
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ダンサー そして私たちは踊ったのよくある質問
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Q映画『ダンサー そして私たちは踊った』の主なあらすじは何ですか?
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A
『ダンサー そして私たちは踊った』は、ジョージアの伝統舞踊に情熱を注ぐ青年メラブが主人公です。彼は新しいライバルであるイラクリと出会い、友情がやがて恋愛感情に発展していく過程が描かれます。この恋がメラブの人生とアイデンティティに大きな影響を与えます。
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Q『ダンサー そして私たちは踊った』でのメラブのキャラクターの魅力について教えてください。
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A
メラブは努力家で伝統を重んじる人物ですが、同時に自分の感情やセクシュアリティに揺れる人間味あふれるキャラクターです。彼の成長と自己発見のプロセスは、多くの観客に共鳴を呼びます。
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Q映画『ダンサー そして私たちは踊った』が描くテーマは何ですか?
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A
この映画は、愛とアイデンティティの探索をテーマにしています。ジョージアの保守的な文化の中で、メラブが自身の感情を受け入れ、自己を確立していく姿を描いています。
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Q『ダンサー そして私たちは踊った』の監督やスタッフについて教えてください。
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A
映画の監督はレヴァン・アキンです。アキン監督は繊細なタッチでキャラクターの内面を描き出し、観る者を深い感動へと導きます。
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Q『ダンサー そして私たちは踊った』が評価された点について教えてください。
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A
この映画は、ジョージアの踊りと共に繊細な物語を描いたことで高く評価されています。特に主人公の演技と、LGBTQ+テーマを重層的に取り扱った点が称賛されています。



ダンサー そして私たちは踊ったの感想&レビュー
踊りが繋ぐ禁断の恋
伝統を守るダンスチームに所属するメラブは、新入りのイラクリと出会い、心と体を大きく揺さぶられる。ダンスを通じて芽生える恋と、それに揺れるメラブの胸。伝統と個人の情熱が交差する中で、メラブが本当の自分を見つけるまでの心の旅路が描かれる。
ネイティブのジョージア語を楽しむために鑑賞しました。ジョージアの踊りにも焦点が当てられており、とても興味深かったです。
踊りが好きだと感じるのは、自由の象徴だと思っていた。しかし、踊りには文化的背景があることに気づいた。『ダンス・ダンス・ダンスール』を通じて、様式の中での踊りが必ずしも不自由でないことを学んだ。ただし、振り付けに今では時代遅れな「男性性」や「女性性」が関わっている場合、それが踊る者のセクシャリティや思想と対立することもある。そうした状況において、その様式での踊りが本当に自由なのか、多様な視点で考えさせられる。しかし、主人公が選んだ踊りには深い敬意を表したい。彼の神経質な顔立ちとナード感に心をつかまれ、友愛、恋愛、親子愛、兄弟愛など、さまざまな愛の形が描かれていて、私にとってとても印象的な映画だった。
千と千尋のポスターを剥がそうとする瞬間から始まる感想。結局は剥がさないのかいっ、その場面で思わずにっこりと笑ってしまう( ) 中盤以降、物語の面白さが加速的に高まり、メラブの十代の不安定さと色気が圧巻だった。初演技でこんな変化を出せるのはすごいじゃないか?! 痛々しさが際立ち、観客としては途中からただ「幸せになってくれ」と祈るしかなかった。 もしゃもしゃを被って踊る姿や、イラクリとのペアダンスの手の動きが美しく、これこそメラブの武器だと確信した。最後にイラクリと話しているのかと思いきや、実はお兄ちゃんだったとは見分けがつかなかった。
メラブのダンスはとても美しかった。二人が惹かれ合う様子が印象的で、イラクリの目は色気を帯びている。ジョージアダンスはコサックダンスとは一味違った雰囲気がある。男性の男らしさや女性の女らしさは、変化を好まない年配者には受け入れられるに違いない。そして、幼なじみのマリとの関係も素晴らしい。マリはメラブを常に気に掛けており、彼をしっかりと好きなのだろう。二人の親密なシーンは、ライティングが美しく演出されていた。
素晴らしい映画でした
こんなにはっきりとした起承転結を持つ作品に出会うのは久しぶりです️
鑑賞前はパリのバレエダンサーの話だと思い込んでいましたが、実際はジョージア国立舞踏団で伝統的なダンスに情熱を注ぐ若者たちの物語です。
踊りは、しなやかというより力強く、非常に男性的で、新しい感覚でした。
最近、異国の多様な素晴らしい作品に恵まれて嬉しいです️
主人公のメラブは、アルメニアの著名なダンサーの祖母から受け継がれたジョージア舞踏しか知らない少年。裕福な家ではないため、夜遅くまでアルバイトをし、毎朝、ひとりで稽古場に向かい朝練に励む努力家です。
ある日、稽古場に現れた才能ある新入生イラクリの登場により、心と体が揺れ動いていきます。
ネタバレになるので詳しくは言えませんが、まさかあのような展開になるとは思いもしませんでした
主役の俳優は本物のダンサーで、演技も素晴らしく、表情豊かで目が離せませんでした。「ある」結末が訪れるとき、彼の背中に悲しさがにじんでいて、心が引き裂かれるような思いでした。
大人たちはダンスで伝統を守るため、表現方法に固執しており、国全体が閉鎖的に感じて苦しくなりました。主人公の父が「ダンスなんて将来のためになるのか」と言った言葉にも腹が立ちましたが、様々な葛藤の中で揺らぎながらも自分を貫く主人公が本当にかっこいいと思いました。心から敬意を表します。
「かっこいい」という言葉は男性だけではなく、他の性別にも使いますよw
2019年の作品ですが、個人的にはもっと評価されるべきだと思います
ダンス映画好きなので観てみたのですが、想像していた展開とは少し違いました。ジョージアのダンスにも魅力を感じます。
ジョージアは馴染みの薄い国ですが、そんな国の映画にはいつも興味が湧きます。初めてジョージア映画を観たのは、おそらく岩波ホールで上映されていた『花咲くころ』だと思います。内容は詳しくは覚えていませんが、こちらも良い作品でした。
ジョージア舞踏の映画だとだけ認識して視聴したので、予想外の展開に驚かされた。思春期特有の初々しい恋心と、振れ幅の大きい衝動的な行動が交錯するさまが印象的だった。主演ダンサーの表現力は圧巻で、観る者をぐっと引き込む。
女性は白鳥のように優美に、男性は釘のように、銅像のように力強く踊る。太鼓のリズムに合わせた振付の面白さも光っていた。
宗教と禁忌が歪んだ存在として描かれ、閉塞感のある社会構造の中で、もがく若者たちの姿が鮮明に浮かび上がる。痛々しさを伴いながらも、心に深く刻まれる表現だった。
初めて観るときには、兄と彼氏の関係性や両親の立場といった要素がつかみにくく、混同してしまう場面も多かった。
主人公が千と千尋のファンだという事実には、思わず嬉しくなる発見があった。カオナシのタトゥーまで登場するとは! ジブリの世界観がところどころ自然に織り込まれていて、驚きとともに感嘆してしまう。
はみ出しプライド月間️ 6月に観られた LGBT関連の長編はこの2作だけだった
ずっと観たいと思っていた作品を、ようやく鑑賞。ジョージアの国立舞踏団を舞台に、ダンサーを志す青年メラブの戸惑いと葛藤、自身の新たな一面との出会いをセンセーショナルに描く青春ドラマ
ジョージアンダンスは地域ごとに伝統とスタイルが異なるといい、独特のステップが印象的だった。男性は力強くアクロバティック、女性は優雅で滑らかな動きが特徴とのこと
主人公メラブは幼少期から厳しいダンス訓練を受けてきたが、ジョージアダンスの象徴たる男らしさとは違い、線の細さとしなやかさが目立つため周囲には「向いてない」と見なされがち。
父は元ダンサーでそれしか道だと思い込ませる一方、裕福でない環境が視野を狭くする影を落とす。
そんな中、力強さを持つ新加入のイラクリが現れ、メラブの日常は一変。最初はライバル関係だったはずが次第に距離が近づき、深い絆へと変化していく。2人の関係が揺れ動く様子は、瑞々しさに満ちていた
メラブを演じたレヴァン・ゲルバヒアニは現役のコンテンポラリーダンサー。演技にもぐいぐい引き込まれ、彼の輝く笑顔が印象的だった
社会の不寛容さが2人の関係を揺さぶり、物語は終盤へと緊張感を高める️ ディレクターズノートによれば本作は2020年公開だが、2024年には反 LGBT 法の成立があった事実を知ると、重さがさらに増す。
歓喜・苦悩・痛みを経て、メラブを開眼させた魂のダンス。見終えたとき、胸の奥に深く刻まれる一本だった #プライド月間