2019年6月22日に公開の映画「アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場が視聴できる動画配信サービス
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アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場のあらすじ
1941年、前年のソ連との“冬戦争”で一部の領土を喪失したフィンランドは、ソ連に対抗して進攻し、“継続戦争”が始まる。この戦争において、フィンランドは400万人の人口に対して50万人の軍隊を編成し、強大なソ連軍に歩兵戦で挑む。その中で、それぞれ異なる背景を持つ4人の兵士たちが最前線で激しい戦闘に巻き込まれていく。彼らが戦場で倒れても、その存在は各々の家族や大地に確実に刻まれていく…。
アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場の詳細情報
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| 監督 | アク・ロウヒミエス |
|---|---|
| 脚本家 | アク・ロウヒミエス |
| 出演者 | アク・ヒルヴィニスミ エーロ・アホ ハンネス・スオミ ヨハンネス・ホロパイネン |
| カテゴリー | 映画 |
| ジャンル | アクション |
| 制作国 | フィンランド |
| 公開日 | 2019年6月22日 |
| 上映時間 | 132分 |
アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場の公式PVや予告編動画
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アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場の感想&レビュー
1941年、ソ連に侵略されたカレリア地方を含む広大な領土を取り戻すべく、フィンランドはドイツと同盟を結ぶ。3年2ヵ月に及ぶ過酷な戦いを兵士の視点で描いた物語。
名もなき兵士たちの極限の日常を描く。第二次世界大戦を背景に、フィンランド兵の戦いを骨太なドラマとして浮き彫りにする。泥と血と疲労にまみれた人間としての戦争が、冷たいほどリアルに胸を刺す。個性豊かな兵士たちのやり取りには時折ユーモアが混じるが、それが終盤の重みをより一層際立たせる。
序盤と中盤にかけて戦闘シーンが豊富に展開され、緊張感が途切れない。中盤は人物のドラマに焦点を当て、物語は基本的に4人の視点で進むが、そのうち1人の視点が最も大きく描かれているため、ストーリーの推進力が強い。登場人物は英雄になりたいが何もできない小隊長カリルオト、実直すぎる小隊長ヴィルホ、生きるために戦う伍長ロッカ、投擲が際立つウルホンの4人。いずれも特徴的で読者の関心を引くキャラクターだ。武器や兵器の描写も魅力的で、戦争ものが好きな人には満足感の高い一作になるだろう。
小国の抵抗
第二次世界大戦のただ中に起きたソ連のフィンランド侵攻(冬戦争・継続戦争)を描く作品。マンネルヘイム元帥が率いるフィンランド軍は、孤立無援のまま迫り来るソ連機械化陸軍を迎え撃つ。塹壕に籠もり、機械化した敵に対してゲリラ戦術で抵抗する。乾いた銃声が飛び交い、戦争の悲惨さが無機的な演出の中で浮き彫りになる。フィンランドは国連憲章の敵国条項に該当するが、ソ連と対立した背景のため、ロシアを刺激しないよう長くNATO非加盟であった。しかし何度も侵略の恐怖を知るこの国は、恐怖を胸に強く立ち向かう姿を描く。
終始激しい戦闘シーン
歴史を基にしているとはいえ
感情に共鳴できないと観ていて辛くなるんだよね
そのあたり、わかるかなぁ
わからないだろうなぁ
フィンランドの映画は初体験でした。
描写が非常にリアルで、主要人物が淡々と亡くなっていくことで、より一層の悲惨さが際立ちました。
冬戦争ののちに続く継続戦争を題材とした作品。
フィンランドが枢軸国側に立っていた事実には、驚きを禁じえない。
総人口約400万人のうち約50万人が動員され、国家存亡の危機だったことがうかがえる。
映画は4人の兵士に焦点を当て、途中までは作戦が順調に進んだが、結局は全員が戦死。フィンランドは降伏という悲劇的な結末を迎える。
数字上はたった4名の戦死に過ぎないかもしれないが、彼ら一人ひとりには語るべき物語がある。
スウェーデン人の友人から勧められて見た。
小林源文の漫画では、フィンランド語にかわいいイメージを抱いていたが、実際には殺伐としていてその場面ではなかった。
フィンランドに納入された三号突撃砲を見たいので、別の戦線の話もしてほしい。
1941年6月25日、フィンランド継続戦争を描く映画
概要
原作はフィンランドの小説家ヴァイニョ・リンナの『Unknown Soldier(1954)』。この作品は継続戦争を背景に、数名の兵士の視点で人間ドラマを浮き彫りにします。フィンランド国防軍の前線協力と、エキストラ約14,000人を超える協力によって、スケール感が際立つ点が特徴です。フィンランド国民550万人の1/5が映画館へ足を運んだとの報告もあります。
原作と背景
・ヴァイニョ・リンナ著『Unknown Soldier(1954)』を映像化
・継承戦争を軸に、兵士たちの葛藤と連帯を描出
・国防軍の全面的な協力と大規模な撮影体制が話題に
解説
以下はフィンランドの歴史の流れ(年代別)
️1939年11月30日:冬戦争
️1940年3月12日:モスクワ講和条約(終戦)
️1941年6月25日:継続戦争
️1941年7月4日:ソ連領カレリア
️1941年10月1日:ソ連領ペトロザヴォーツク
️1942年6月4日:ヒトラーのフィンランド訪問
️1944年9月4日:休戦協定
感想
島国ゆえに想像しにくい側面だが、ソ連と国境を接する国々は長期にわたり侵略の危機にさらされてきたことを思い起こさせます。ヒトラーが初期段階から対ソ連を視野に入れていた背景も理解できます。ソ連の拡張主義と、それを抑え込むべく戦場へと向かう北欧諸国の緊張感を、作品は静かに伝えます。大国の狭間で生死を分ける人々の尊厳と苦悩、「大きなフィンランド」の夢を垣間見る視点です。
小説は未読ですが、実際には国土の約10%を失ったという現実と、それに対する国民の怒りと葛藤が伝わります。人口約500万のうち約50万人を徴兵する総力戦体制のもと、志願兵だけでなく民兵の存在感も強く描かれています。家族や恋人を守るために戦場に向かう人々の決意と、青く広がるフィンランドの森林が印象的です。
総評・評価ポイント
物語:0.3/映像:0.4/主演:0.4/リピート視聴:0.4
結末:0.3/音楽:0.2/助演:0.2/満足度:0.4
#第二次世界大戦(澄千代)
派手な戦闘シーンは控えめだが、心に残るセリフが多かった。
『戦争は悪であり、誰が始めても、どちらの側にも影響がある。』
『最も大きな犠牲者は、誰も傷つけていない子供たち。』
無茶な上官のせいで、英雄になれない兵士たちが多く、見ていて切なくなった。『英雄なき戦場』というタイトルとは裏腹に、ロッカは英雄だと思えた。