ナイトクルージングはどこで見れる?今すぐ視聴できる動画配信サービスを紹介!

4.4
ナイトクルージング 映画

2019年3月30日に公開の映画「ナイトクルージング」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「ナイトクルージング」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。

ナイトクルージングが視聴できる動画配信サービス

現在「ナイトクルージング」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「ナイトクルージング」が配信中です。

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最終更新日

ナイトクルージングのあらすじ

視覚を持たず、光すら感じたことのない全盲の加藤秀幸は、映画を制作するという独自の挑戦を決意する。彼は映画製作を通じて、顔や色の実体、2D表現など、視覚で捉える世界について理解を深めていく。その過程で、彼と共に活動する視覚のあるスタッフもまた、加藤を通じて視覚のない世界を体験することになる。見えない加藤と見えるスタッフが、お互いの頭の中の“イメージ”を想い描きながら、一つの映画が創り上げられていく。
加藤が監督する短編映画は、近未来の宇宙の小惑星を舞台に、全盲の男と彼の視覚的相棒が「ゴースト」と呼ばれる存在を追うSFアクション。この作品は、映画制作の現場で浮かび上がる「見える/見えない世界」の狭間に漂う何かと響き合う。
ドキュメンタリーとフィクションが交錯する中、その“ゴースト”を果たして捕らえることができるのだろうか。

ナイトクルージングの詳細情報

「ナイトクルージング」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。

監督
出演者
カテゴリー
ジャンル
制作国 日本
公開日 2019年3月30日
上映時間 144分

ナイトクルージングの公式PVや予告編動画

「ナイトクルージング」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。

ナイトクルージングを無料で見る方法は?

「ナイトクルージング」を無料で視聴するなら、「DMM TV」「Prime Video」「Lemino」「U-NEXT」などの無料トライアル期間を活用するのがおすすめです。

「Dailymotion」「Pandora」「9tsu」「Torrent」などの動画共有サイトで無料視聴するのは避けましょう。これらのサイトには、著作権者の許可なく違法にアップロードされた動画が多く存在し、利用者側も処罰の対象となる可能性があります。

ナイトクルージングのよくある質問

Q
映画『ナイトクルージング』のあらすじはどのようなものですか?
A

『ナイトクルージング』は、視覚障害を持つ主人公が自身の夢を実現するために映画制作に挑戦する物語です。彼の視点から描かれる映像と音が、観客に新しい視覚体験を提供します。

Q
映画『ナイトクルージング』の監督は誰ですか?
A

『ナイトクルージング』の監督は佐藤雅彦です。彼は多様なメディアを駆使して独自の映画スタイルを築き上げています。

Q
『ナイトクルージング』で特に評価されている点は何ですか?
A

『ナイトクルージング』は、その独創的な映像表現と視覚障害者の視点を通じて描かれる新しい体験が高く評価されています。観る人に強い印象を残すことが特徴です。

Q
『ナイトクルージング』の音楽について詳しく教えてください。
A

『ナイトクルージング』の音楽は、作品の雰囲気を引き立てる重要な要素です。特に、音楽と音響を組み合わせた音の使い方は視覚障害者の世界を体感させるのに一役買っています。

Q
映画『ナイトクルージング』はどのようなテーマを持っていますか?
A

『ナイトクルージング』は、夢への挑戦と障害を持つ人々の可能性についてのテーマを持っています。視覚障害者である主人公の映画制作を通し、新たな感性の発見や技術への挑戦が描かれています。

JAPANMATE運営事務局
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映画

ナイトクルージングの感想&レビュー

  1. にゃむ

    大好きなシンガー・けもの青羊さんの曲が主題歌だったこともあり、劇場へ足を運びました。お二人からサインをいただいたパンフレットは、今後も大切にします。アップリンク渋谷。

  2. ぐんまちゃん ぐんまちゃん

    この映画は、ただ凄いというだけではなく、視覚の在り方を根本から揺さぶる体験だった。生まれつき盲目の加藤さんが、色を理解した瞬間その瞬間こそが最大の驚きだった。色を一度も見たことのない彼に、色相環を触らせて理論を語る専門家の姿にも驚かされたが、その説明に「なるほど、そうつながるのか」と頷く加藤さんの頭の中が、衣装打ち合わせの場面で知識として生かされていく様子には、ただ唸らされた。

    さらに、映像を観たことのない彼が独自に編み出したアイデアを語ると、長年映画を見てきたプロでさえ「普通だね」と言わざるを得なかった瞬間があった。加藤さんは「知るかよ。俺、観たことないもん」と同席のスタッフを笑わせたが、その笑いの中にも、これは途轍もないことだという確信が走るのを感じた。彼は、その普通に、たった一人で、自分の足で辿り着いたのだ。

    私たちは、こんなにも美しく抽象化された世界を、誰とでも共有できる可能性を前にしているのかもしれない。「伝えたい人」と「くみ取れたい人」が真剣にぶつかり合う摩擦熱は伝染し、周囲の人々の本気を引き出して巻き込んでいく。目を背けずに丁々発止のコミュニケーションを繰り返す中で、私たちは互いにすれ違い、過信してしまうこともあると、改めて痛感させられた。知らず知らずのうちに自分で作ってしまうリミットそんなことできるわけないここまでしか行けないそれを私は再び突きつけられ、動き出す決意を固めた。

  3. 海風

    クルージングという言葉を超え、大航海のような体験だ。生まれつき視覚を失っても観て楽しめる作品を作ろうとする、その姿にはただただ敬意を覚える。たとえばダークマターのように、五感では捉えられない感覚があるとして、宇宙人がそれを当然に備えているとしたら宇宙人にとって普通の娯楽を私たちに作らせることは、本当に可能だろうか。感じ取れないから楽しめない、という発想は加藤監督にはないのだろう。最後のシーンはお茶目で、個人的にとても好きだ。

  4. 千葉恵里

    「自分が触れたものから同心円状に広がっていく世界の感覚」。他者の言葉によって自らの感覚をより明確に再認識した加藤さんと、彼の脳内のイメージを映像ではなく言葉で理解しようとする映像制作のプロ。異なるか似ているかもわからない感覚を言葉を駆使してすり合わせる彼らにリスペクトを感じる。お互いが納得する点を探る中で、視覚に依存した表現になってしまうことに少しの違和感を覚えた。完成した映画についても、登場したそれぞれの人の感想をぜひ聞いてみたい。

  5. 茶漬彦 茶漬彦

    岡本喜八「大誘拐」

    追記
    先日、「666号室」というヴィム・ヴェンダース監督の1982年に公開されたドキュメンタリー映画を配信で視聴した。この映画では、ホテルの一室でカンヌに集まった監督たちが、一台のカメラに向かってそれぞれ映画について語る様子が収められている。
    その中の一人、ゴダールが発した言葉が印象的だった。「映画は見えないものまで映像として捉えることができる。通常は見えないものを観ることができるのだ。見えないものを見せるなんて、本当に素晴らしい。」この言葉を聞いて、「ナイトクルージング」のことを思い出した。概念としてではなく、実際に見えない存在が示されることの重要性。映画を観たとき、その撮影の力に感動したが、その感情を言葉で広げてみようとした結果、ゴダールの語る通りだと感じた。素晴らしい。そのとおりでした。

  6. shin

    指で輪郭をなぞり、反響を感じ取る
    目以外の感覚で物を見つめる方法を知る

    異なる世界にいる者同士が、互いの領域に踏み込もうと、言葉を交わしたり、身体的に触れ合ったりする姿に深い感銘を受けました。彼らの独自の工夫はとても美しく、人間のコミュニケーションの根本にあるべきことが多く詰まっていたように感じました。そして、晴眼者であることについても考えさせられました。

  7. どんぺー どんぺー

    生まれつき全盲の加藤が挑むドキュメンタリー。顔や色彩の概念を学び、自身の内なる映像イメージを可視化していく過程は、まさに創造性の極みだ。見えないはずの彼の脳内には、確かなヴィジョンが形を成している。これは大傑作だ。

    全盲の作り手が生んだ作品が安っぽく感じられることはなく、彼にはチープさが何を意味するのかが分からない。自分が映画を観るとき、視覚の見る行為にどれほど依存しているのかを、逆説的に突きつけられる。完成した映画が本当に成功しているかどうかを加藤自身が測れない点こそ、この作品の意義だろう。

    映画の本質へ、視覚以外の感覚から踏み込む快作であると同時に、人と人が一つの事柄を共有する難しさを痛感させる。ドキュメンタリー映画のオールタイムベストを更新する一作。#レクのドキュメンタリー映画

  8. オタクのおっさん オタクのおっさん

    目に見えない人の映画体験(真っ暗)からスタートします。

    完成した映像は置いておいて、制作プロセスで多様な人々とクリエイティブなアイデアを共有できたことがとても良かったです。私のものづくりはひたすら一人で行っているので…

  9. まるちっぽ まるちっぽ

    全盲の人が映画を撮るというのは、無謀とも思える挑戦だ。視覚を持たない人がどのようにしてその映像を表現し、いかにその完成度を評価するのかは疑問が残る。クリエイターチームが実際の視覚体験を持たない加藤さんに自分たちのビジョンを押し付けているようにも見える一方で、加藤さんもプロの質問に対してややあいまいな構想しか持っていない印象がある。彼が山寺宏一や石丸博也との対面を楽しむ様子からは、本気で映画作りに取り組んでいるのか疑問に思えるほどだ。その結果、完成した映像は非常に質素で、彼のさらなる作品に興味を持つことはなかった。映像的な魅力はほとんど感じられなかったが、最後に「猫ってなんですか?」と問う加藤さんの姿勢は明らかに監督としてのものだった。これに戸惑う佐々木監督も、その瞬間を映画に組み込み、自覚的に表現している点が面白い。

  10. 中島純

    2024/4/13

    先日、ギャラリーでお会いした佐々木監督の映画『ナイトクルージング』を鑑賞しました。全盲の人が映画を作る過程を追うドキュメンタリーです。

    目が見えない人が映画制作を成り立たせられるのかそんな率直な疑問から観始めました。

    障害のある方への意見は、気遣いすぎても不足しても難しく、差別とは何かを見極めるのが難しいものです。正直、すべてを書き切るのは難しいと感じます。ただ、私は個人として協力の姿勢を持ちつつも、特別扱いすることには違和感を覚えます。いち映画好きとして、あるいは制作の視点から、感想を述べます。

    まず本作『ナイトクルージング』自体は内容が深く、全盲の方が映画制作に挑む姿を丁寧に描いており、非常に興味深いものでした。

    視覚情報が全く使えない状況では、キャラクターデザインや背景の表現方法をどう工夫するかが鍵になります。立体的なセットを用いれば形は伝わっても、色や総合的な認識は難しい。どこまで互いの理解がすり合わせられているのかを把握するのは、想像以上に時間がかかります。

    監督に求められるのは、脳内のビジョンをいかに明確に伝えるかという点です。通常は双方向のやり取りが前提ですが、視覚情報がないと情報共有そのものに莫大な時間がかかります。伝えたい内容をどう伝えるかを考える時間が、その前提の違い以上に必要になるのです。

    だからこそ、これは監督だけの挑戦ではなく、制作スタッフ全体の挑戦でもあると感じました。

    ボイスキャストには山崎さんや能登さんといった豪華な顔ぶれが揃い、ボイスドラマとしての完成度は高いものの、映像作品として観ると、視覚を前提とする観客には気になる点が残りました。本当にこれを作りたかったのか、という点で確証を得づらく、ストーリーや音の部分以外の評価が難しく感じられました。ラストの意味も分かりづらかったです。

    同じく障害を抱える主人公の演出には、当事者の視点でしか描けない場面があり、作中のペットボトルの水を受け取る場面などは、当事者の体験を明確に主張していて印象的でした。こうした場面はリアルで、ニュアンスが細かく伝わってきます。

    ハンチバックを読んだ時にも感じたことですが、当事者の描写はニュアンスが繊細で、未知の世界を強く伝えてくれます。

    とにかく、映画を完成させたこと自体がすごい。世の中には作りたいという気持ちだけで終わってしまう人が大半なのです。