2019年9月6日に公開の映画「アス」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「アス」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
アスが視聴できる動画配信サービス
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最終更新日
アスのあらすじ
アデレードは夫ゲイブと娘ゾーラ、息子ジェイソンとともに、幼いころを過ごしたカリフォルニア州サンタクルーズの家を再訪する。夏休み初日、友人たちとビーチへ向かうが、不可解な偶然に巻き込まれ、長く封印していた原因不明のトラウマがフラッシュバックする。次第に、家族を襲う恐怖の気配を現実と妄想の狭間で感じ始めるアデレード。その夜、家の前に自分たちとそっくりな“私たち”が現れる…
アスの詳細情報
「アス」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
監督 | ジョーダン・ピール |
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脚本家 | ジョーダン・ピール |
出演者 |
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カテゴリー | 映画 |
ジャンル | スリラー ホラー |
制作国 | アメリカ |
公開日 | 2019年9月6日 |
上映時間 | 116分 |
アスの公式PVや予告編動画
「アス」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。
アスの楽曲
「アス」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- サウンドトラックUs (Original Motion Picture Soundtrack)Michael Abels
感想・レビュー
想像していたものとは違い、ラストが怖い。そういうことか、と思った。
『ゲット・アウト』で世界を震撼させたジョーダン・ピール監督の第2作。監督自身の手掛ける脚本・演出は相変わらず鋭く、写真からも伝わるように、人物を社会的テーマの核として据える作りだ。とはいえ、表現には強い視点があり、全編を通じて陰鬱で不気味な空気が支配する。唯一の救いとなるのは、夫ゲイブの能天気さが場の緊張を緩和する場面だ。彼の存在が観客にとっての冷静さの拠り所となり、恐怖の演出を際立たせる役割を果たしている。『必要なキャラクターだ』と感じさせる要素だ。
物語は完成度が高く、終盤には驚くべきスケールと恐怖が展開され、観客の予想を超える展開へと導く。ジョーダン・ピールは前作に引き続き独自の視点で社会派ホラーの新機軸を切り開き、映像と物語の両方で強い印象を残す。この作品は、ホラーと社会批評を見事に結びつけた一作として、現代映画の新たな潮流を提示している。
NOPEを観た後、続けてゲットアウトを視聴。NOPEには失望し、ゲットアウトで挽回した印象も本作で再び落ち着く。終盤の実はというネタバレはあるが、結末が遠く、ただ「そういうことか」と受け止める程度。結局は殺すしかないのかという結論にも納得感が薄い。敵サイドの全体的な目的が一見意味不明で、深読みを促す監督の意図が透けていて不快。この監督の作品にはもう興味が持てなくなった、という教訓に至った。
二度目だけど、本当に面白いな。個人的には一番美しいホラー映画だ。
気になっていた映画をついに鑑賞。ホラーは好きだけれど、ポスターから伝わる怖さに旦那と共に挑戦することに。予想以上にハラハラドキドキの場面が多く、グロテスクなシーンは少なかった。主人公一家が団結し『悪者』と戦い、機転を利かせて勝利に向かう姿は爽快感があった。しかし、その爽快感自体が後半の真相が明らかになった後には、地上に住む側のエゴだったのかと考えさせられた。単なる『正義』の勝利ではない、良い意味での後味の悪さを感じるエンディングだった。前回の朝ドラでもしばしば語られていたが、逆転しない正義を見つけるのは容易ではない。この物語が地底の人々の視点で描かれていたら、全く異なる展開が待っていただろう。どちらに感情移入するかによって『良い人』『悪い人』の立場が逆転するという現象は、映画のような非現実的な設定に限らず、私たちの現実社会でも起き得ることだと気づかされ、現実の恐ろしさを再認識した。とても面白かった!
アメリカの Movie Night に参加してみて、相変わらず笑いが起きる場面が多く、内容には現実味が欠けすぎると感じた。怖さよりも面白さが勝ってしまった気がする。
あらゆる描写が伏線として機能し、終始見応え抜群の作品。何度も見返したくなる魅力があります。役者陣の演技力も素晴らしく、特に感情表現の豊かさが印象的でした。
オチが予想できそうなのに、途中で「あれ、やっぱり違うのかな?」と思ったり、「え、本当に違う?」と混乱したりして、とても楽しめた
予想以上に楽しめた父親の白人側かと思ったり、パフォーマンスアートかよとツッコミを入れたりした。影の人たちについて、目や口、鼻がある同じ人間なのに異なる扱いを受ける様子が、なんとなく人種のメタファーのように思えた。最初に会った時に「なんなの?」と尋ねたら「アメリカ人」と答えたのも関連があるのかもしれない。ラストのどんでん返しの展開には考察が求められるが、弟の方だけが正体に気づいたのかもしれない。彼の分身は未熟だったのだろう。こうした考察を交えながら楽しむことができる映画だ。【追記】驚くべき考察記事を見つけた。ジェイソンは気づいていた様子だったが、彼にも不自然なシーンがあったので、入れ替わったのかもしれない。彼がテザートと人間のハーフという考察を見て、なるほど!と感心した。そう考えると、同じ行動をする理由も納得できる。その考察記事では、この映画はハーフとしての葛藤を抱える子供と、悩みを抱えた母親の物語として描かれているようだ。人種や階級はもちろん、テーマとしても強く感じられる。特にジェイソンは最年少にもかかわらず、終始落ち着いた様子で、プルートとは心を通わせている場面もある。ただ、彼と母親だけは車の中でリズムが合わなかったり、姉から集中力がないと言われたりと、双子たちからも異常だと言われていた。最初の被害者と遭遇した際も、慌てずに絵をスケッチする余裕を見せたりと、考えれば考えるほど深い内容だ。一方で、黒人問題とは関係のないのに黒人一家を主人公にしたのは新鮮!彼らは特別ではなく通常の扱いを受けている点がポリコレ的でなくて良いという意見もあったが、そうではない感じもある。教養と歴史を知らないとこうなるのだなと感じる。考察記事の批判をするつもりはなかったが、さすがにこれは違うだろうと思った。
・どんな場面でも最後までユーモアを忘れないお父さんが好き。
・適度な間で「やっぱ警察呼ぼう」となる瞬間がツボにはまる。
・字幕で読んだだけど、緊張感のある場面のさりげない会話は吹替版でも見てみたい。
・ずっとシリアスなのはお母さんだけ。お父さんも娘も息子も、時折飛び出すトンデモ発言で笑いを誘う。
・主人公の家族は初対面の人にも躊躇なくぶん殴りかかりそうな雰囲気があって笑える。
・ピリつく逃走劇の最中、娘が運転したがる場面でお母さんに怒られて、お父さんがほらな?みたいなことを言って、娘が討伐数を競い出すといった「家族あるある」な小競り合いが生まれて笑った。
・お父さん、死ななくて良かった〜!