2019年7月20日に公開の映画「暁闇」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「暁闇」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
暁闇が視聴できる動画配信サービス
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暁闇のあらすじ
大人への失望、親への憎しみ、誰ともつながれない孤独感と疎外感。それぞれに深い闇を抱える3人の中学生が、音楽を通じて結びつく。夏休みのある日、都会の片隅にある廃ビルの屋上に集まり、足りないものを埋めるかのように、届かない何かを求めながら、静かに手を取り合う。友情でも恋愛でもなく、ただ互いの孤独を分かち合う少年少女たちの青春物語。
暁闇の詳細情報
「暁闇」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
| 監督 | 阿部はりか |
|---|---|
| 脚本家 | 阿部はりか |
| 出演者 | 中尾有伽 加藤才紀子 小泉紗希 折笠慎也 新井秀幸 水橋研二 石本径代 芦原健介 若杉凩 越後はる香 青木柚 |
| カテゴリー | 映画 |
| 制作国 | 日本 |
| 公開日 | 2019年7月20日 |
| 上映時間 | 57分 |
暁闇の公式PVや予告編動画
「暁闇」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。
暁闇を無料で見る方法は?
「暁闇」を無料で視聴するなら、「U-NEXT」「DMM TV」「Prime Video」「Lemino」などの無料トライアル期間を活用するのがおすすめです。
「Dailymotion」「Pandora」「9tsu」「Torrent」などの動画共有サイトで無料視聴するのは避けましょう。これらのサイトには、著作権者の許可なく違法にアップロードされた動画が多く存在し、利用者側も処罰の対象となる可能性があります。
暁闇のよくある質問
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Q映画『暁闇』のあらすじはどのようなものですか?
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A
映画『暁闇』は、田舎町を舞台にした人間ドラマで、複雑な人間関係や個々の悩みが交錯する物語です。主要な登場人物たちが人生の転機に立たされ、それぞれの選択が物語を進めていきます。
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Q映画『暁闇』の登場人物の魅力は何ですか?
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A
『暁闇』の登場人物たちは、それぞれに深い個性と背景を持ち、観客に共感を呼び起こします。特に、主人公の内面的な葛藤や成長が見どころとなっており、観客を引き込む要素となっています。
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Q映画『暁闇』のテーマやメッセージは何ですか?
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A
『暁闇』の主なテーマは人間関係と個人の成長です。作品を通じて、過去と向き合い、それを乗り越えることの重要性が描かれており、希望を持って進む勇気がメッセージとして伝えられています。
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Q映画『暁闇』の制作スタッフにはどんな人が関わっていますか?
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A
『暁闇』は実力派のスタッフによって制作されており、特に監督の独自の視点と演出が作品の質を高めています。また、撮影や音楽にも著名なクリエイターが参加し、その調和が映画全体の雰囲気を支えています。
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Q映画『暁闇』の評価や人気の理由は何ですか?
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A
『暁闇』は、その緻密なストーリーテリングとリアリズムが高く評価されています。特に、細やかな人間描写と感情を揺さぶる展開が観客を魅了し、口コミで広がる人気を博しています。



暁闇の感想&レビュー
自分自身を見つめ直すために、自分をさらけ出すこと。
うまく抱きしめられず、もどかしさの中で見晴らしの良い場所を見つける。
この映画に流れる音楽は、ただのBGMではなく、静かに燃え続ける血である。
そしてこの映画は、僕と、まだ出会っていないあなたとの居場所なのだ君島大空(音楽家)
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すべてのシーンが、鋭さを持って迫ってくる。
何かを忘れてなんとか生きている人が、決して消せない記憶を必死に繋ぎ合わせた、切実な映画だ。
目が覚めたら頬を濡らしていたサキの涙が、行く先を見失っていても、私は愛さずにはいられない首藤 凜(映画監督/脚本家)
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ドンキの前の女の子。
このワンカットを見ただけで、観る価値があったと思う。
ハチ公の壁、道玄坂、玉川口改札。
すべてが存在しているけれど、何もないようにも感じる長久允(「TWE ARE LITTLE ZOMBIES」監督)
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この映画の不器用さと寂しさが映し出した美しい光景が好きだ。3人の俳優がそれぞれに魅力的で、きっと彼らは制御の外に存在しているのだろう。いつかは彼らに自分の映画に出てほしいと思う。
孤独になるための屋上で誰かに出会うことは救いなのか悲しみなのか今泉力哉(映画監督)
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小さなアパートの押入れで、打込みで作っているコウの音楽を、15歳の私は押入れで聴いていた。1階から茶碗の割れる音や、母の泣き声が聞こえてきた頃。
ハチ、wowaka、みきとP、DECO*27、40mP、Dixie Flatlineなど、多くの音楽家たちが新しい音楽を生み出していた。
押入れの前にいる悪魔に心を奪われないよう、汗をかきながらヘッドフォンを耳に押し付けていた。
もしあの時出会っていたら、私はLOWPOPLTD.くんの音楽に支えられていたかもしれない。
あの屋上を探しに行っていたかもしれない。
この映画を観て、暗くて辛いと感じる。
しかしながら、どうしても撮らなければならない映画が存在し、技術やセンスを超えて、撮らなければ生きていけない映画があって、「暁間」は、阿部はりかにとってそのような作品なのだと思う。
Uchiに来てぬいぐるみを抱いているはりかちゃんの横顔が、サキに似ているふくだももこ(映画監督・小説家)
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消えるまで本当だった数年間があった。
昨日SoundCloudで聴いていた音楽が、翌日には消えても平気だった。
数年前の記録を遡って読んだ日記や、LIKEしたヌード写真、絵が次の日にはなくなってしまっても、それが真実だと思える日々。
私はいつアカウントを消しても良かったし、あなたも友達を驚かせるようなツイートを、気にせずに瞬時に消しても良かった。
この映画は、何かを削除した後の画面のように、私を照らしてくれる。
言葉にしきれないことを、誠実に言葉にしないでいてくれてありがとう大島智子(イラストレーター・映像作家)
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不安定で不確かな日々を漂うコウ、ユウカ、サキの3人は、現在の人であり、また監替にとっては幾年前の知人や友人であるかもしれない。監替は、演出を通してこの3人を使い、若い日々の記憶を映像に焼き留めようとしているように見える。
従来の起承転結から離れた、若い監督ならではの物語の在り様が強く伝わってくる関根忠郎(惹句師・映画ライター)
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『暁闇』の持つ質感は、初対面の時に感じた阿部はりかのそれそのものであると感じた。また、彼女の柔らかさに触れることができたように思った。彼女の心の奥には変わらぬ凛々しさが感じられ、そこに惹かれている吉田圭佑(KEISUKEYOSHIDAデザイナー)
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点景が、物語ではなく空間配置として非連続を貫いている。この製作発想は現在的で鋭敏であり、少女たちが揺らぐ様子を捉えている。
特に若い女性観客は、この作品の余白に多くのものを見いだすだろう。
少女としての崇高を平面に再編成しつつ、新たに列聖を試みる難しい試みに成功している阿部嘉昭(評論家)
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この映画を観ている間、自分も同じように諦めていた体験があると思った、同じ涙を流したことがあると思った。それが思い込みであったとしても、Iwas you.私はあなただった。このように出会うと、同じ血液の色を持つ者同士、共に乾かぬままでいたいと思う。痛みが永遠に続けば、いつか涙が流れるのではないか。その涙が流れるとき、ここにいた証になるかもしれない戸田真琴(女優)
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#声_君島大空#声_首藤凛#声_長久允#声_今泉力哉#声_ふくだももこ#声_大島智子#声_関根忠郎#声_吉田圭佑#声_阿部嘉昭#声_戸田真琴
内容が薄くなりそうなのに、奇をてらった演出がなく、シンプルさが保たれていて良かった。
すべてに対して諦めていて、いつでも死んでも構わなくて、どうしようもない状況で。
それでも、実は誰かにこの孤独を理解してほしくて、できれば最も近い人にそれを感じてほしいと願うのに、伝わらず、伝えられず、心が壊れていく。
生きている実感があるからこそ、首を絞めることを笑ってしまう。
自分の存在意義を見失うと泣きたくなる。どこにいるのかも分からなくなる。ただ、抱きしめてくれるだけでいいのに。
名前も知らない誰かがアップロードした音楽が好きで、よく聴いていた。MySpace。
本当に小さな世界に生きていたからこそ、それが救いだった。
この子たちと重なる人々のための映画で、あの場所も夕暮れも花火も、すべては小さな救いだった。
それと、ホチキスを投げたガキ、お前は地獄に落ちろ。
あのロケーションの開放的と閉鎖的な雰囲気は素晴らしいですが、それ以外の部分が少し青臭く感じます。もしこれが公開された当時に観ていたら、もう少し心に響いていたのかもしれません。
LOWPOPLTD.にインスパイアされて制作された映画だそうだ。Spotifyで聴こうと検索してみると、まさにno public soundsそのものだった。映画と連動しているかのようで、この作品に宿る刹那を強く感じる。
中学生は、本当に大変な時期だよね。
不思議な絆や花火の思い出がある。
痛みを抱えながらも、
それでも生きていく。
ダークな青春物語
約1時間と短めですが、その内容は陰鬱で、次第に眠気を誘います。
退屈さを感じました。
安定した家庭環境で普通の学生生活を送ってきたため、共感を得られなかった。
高校生3人が屋上で出会い、少しずつ交流を深めていく物語。これは再出発というよりも、以前の自分に戻り始める過程を描いています。感情の長回しが多く、心の微妙な変化が鮮明に映し出されます。多感な彼らは様々な方向に揺れ動き、混乱することもありますが、同じように歪んだ者同士だからこそ、互いに正しい道を示し合えるのです。広い世界では大きな変化ではないかもしれませんが、自分や周囲の狭い世界ではまるで再生したかのように、時間が戻ったように感じられます。
この作品は、君島大空のアルバム「no public sounds」に影響を受けていると感じられ、私はその世界観が大好きで視聴しました。3人それぞれが抱く孤独と痛みを描写から少しずつ拾い上げ、感じ取った黒い液体を脳内の容器にそっとしまっておくつもりです(私を含めて育ってきた環境が違うため、彼らの全てを理解するのは難しかった)。花火大会の場面は、画面に映る花火と3人の映り方が非常に印象的でした。この作品の原点となったLOWPOPLTD.は、サンクラにある曲を聴いたことがある程度でしたが、劇中歌も含めて私の好みに強く刺さりました。今後はBandcampやYouTubeでも聴いてみたいと思います。
観終えた瞬間、喜怒哀楽のどれにも当てはまらない不思議な感覚に包まれた。
救われない日々の中で、わずかな安らぎを分かち合う3人の姿には、切なくもじんわりとした余韻が残る。
多くを語らない余白こそ、この映画の深みだと感じる。
夏の花火大会は、どうしてこんなにもセンチメンタルな気持ちにさせるのだろう。
本作の監督・阿部はりか監督には、ぜひ新作を撮っていただきたい。必ず観ます。