この世界の(さらにいくつもの)片隅にはどこで見れる?今すぐ視聴できる動画配信サービスを紹介!

4.8
この世界の(さらにいくつもの)片隅に 映画

2019年12月20日に公開の映画「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。

この世界の(さらにいくつもの)片隅にが視聴できる動画配信サービス

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最終更新日

この世界の(さらにいくつもの)片隅にのあらすじ

ここではひとりぼっちだと思っていたすずは、広島県呉へ嫁ぎ、夫・周作とその家族に囲まれて新しい生活を始める。昭和十九年(1944年)、日本が戦争のただ中にあった呉では、戦況の悪化が生活を一層困難にするが、すずは工夫を重ね日々を紡いでいく。ある日、迷い込んだ遊郭でリンと出会い、境遇は異なるが呉で初めて出会った同世代の女性として心を通わせていく。しかしその中で、夫・周作とリンとのつながりを感じてしまう。昭和二十年(1945年)三月、軍港のあった呉は大規模な空襲に見舞われる。その日から空襲はたび重なり、すずも大切なものを失ってしまう。そして昭和二十年の夏がやってくる——。

この世界の(さらにいくつもの)片隅にの詳細情報

「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。

原作者
監督
脚本家
主題歌・挿入歌
出演者
カテゴリー
ジャンル
制作国 日本
公開日 2019年12月20日
上映時間 168分

この世界の(さらにいくつもの)片隅にの公式PVや予告編動画

「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。

この世界の(さらにいくつもの)片隅にの楽曲

「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。

この世界の(さらにいくつもの)片隅にを無料で見る方法は?

「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」を無料で視聴するなら、「U-NEXT」「Prime Video」「Lemino」などの無料トライアル期間を活用するのがおすすめです。

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この世界の(さらにいくつもの)片隅にのよくある質問

Q
映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』のあらすじはどのようなものですか?
A

『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』は、太平洋戦争下の広島を舞台に、主人公すずが体験する日常の喜びや悲しみを描いた作品です。戦時中にもかかわらず、彼女の日常生活や人々との絆が繊細に表現されています。この作品では、すずの新たなエピソードが追加され、より深く彼女の世界を探ります。

Q
『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』の登場人物の魅力は何ですか?
A

主人公のすずは、戦争という過酷な状況下でも日常の中にある小さな幸せを見つける強さと優しさを持っています。彼女の純粋な性格と家族や周囲の人々との温かい関係が観客の心を打ちます。さらに、他のキャラクターたちもそれぞれに深みがあり、物語に奥行きを与えています。

Q
映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』のテーマやメッセージは何ですか?
A

この映画は、戦争の影響を受けながらも日々を生き抜く人々の姿を通して、平和や人間の強さ、日常の価値をテーマにしています。戦争の悲惨さを描きつつも、ささやかな生活の中にある希望を描いており、視聴者に深い感動を与えます。

Q
『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』の制作スタッフや声優について教えてください。
A

監督は片渕須直が務め、原作はこうの史代によるものです。主人公すずの声を担当したのは、のん(能年玲奈)で、その繊細な演技が物語の感情を豊かに伝えています。音楽はコトリンゴが作曲し、作品の雰囲気を優しく包みます。

Q
映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』とその原作との違いは何ですか?
A

映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』は、原作漫画に基づいていますが、追加された新たなシーンが多く含まれています。特にすずの心情や人間関係に深く迫るエピソードが追加され、物語にさらなる奥行きをもたらしています。原作ファンにも新しい発見がある作品です。

この世界の(さらにいくつもの)片隅にの感想のAI要約

「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」は、広島と呉を舞台にした戦時中の日常を描いた傑作です。優しい絵柄で描かれる日常の中に、戦争の厳しい現実が淡々と存在し、観る者に深い感動を与えます。主人公のすずは、のんびり屋でありながら内面には強い意志を秘めており、彼女のキャラクターに自然と共感が生まれます。戦争の恐怖や痛みの描写は決して逃げず、観客に直接的に伝わります。特に「さらにいくつもの片隅に」では新たなエピソードが追加されますが、テンポが緩やかになりすぎる印象も受けます。まずは通常版を観ることをお勧めしますが、この作品は確実に観る価値があります。

この世界の(さらにいくつもの)片隅にの感想・評価

  1. 読書の虫 読書の虫

    さらにいくつかの作品を、亡き祖母とともに観たことが思い出されながら鑑賞した。

  2. かず かず

    広島と呉の戦時日常を、優しい絵柄で綴る傑作。後世に語り継ぐべき作品です。

    当時の辛い現実を過度に恐ろしい描写で見せるのではなく、そこに確かにあった日常を可愛いタッチで描くことで、はだしのゲンや火垂るの墓のトラウマを抱える人も自然と観られる仕上がりになっています。

    もっとも、戦争の惨状と原爆の恐ろしさはきちんと描かれており、安易な楽観主義には寄りません。穏やかな日常の描写があるからこそ、観る者の心により強く刺さるメッセージになっています。

    さらにいくつものは40分の追加シーンを収めた増補版です。ファンには嬉しい追加ですが、映画としてのバランスは崩れがちなので、まずは通常版をおすすめします。通常版が気に入ったら、増補版もぜひ観てください。

  3. 浩史 浩史

    人生で最も好きな作品は『この世界の片隅に』です。日常は美しく、ゆっくりと流れる時間が心地よく、この世界に長く浸っていたいと感じさせます。しかし戦争という現実が物語に影を落とします。観るたび胸が痛みますが、それでも何度も見返したくなる魅力があります。演出面のポイントとしては、すずさんたちが確かに生きていると感じさせる表現が光る一方で、戦争が現実の出来事として確実にあったことを強く突きつけてくる点が挙げられます。個人的な好きポイントは、すずさんの性格です。のんびり屋で楽観的、しかし内省的な一面を持ち、彼女に深い愛着を覚え、自然と自分を投影してしまいます。

  4. ズワイガニ

    1944年2月、すず(のん)は広島から、嫁ぎ先の北条家がある呉へと向かう。

    邦画の戦争映画には、しばしば「戦争が終わったら何をしたいか」や「戦争がなければこんなことにはならなかった」というセリフが登場し、まるで戦争の終息を予見しているかのようなキャラクターがいる。また、現代の価値観を持った登場人物や、戦争の悲劇を過度に感情的に描写することもある。そういった演出が僕には非常に不快だが、この映画には単純で安っぽい演出がない。
    「また空襲警報か、面倒だ」とか「食料の配給が足りない、どうやってご飯を増やそう」といった声が日常生活の中に淡々と溶け込んでいる。また、顔も知らない人との結婚や家父長制度といった、現代では考えられない慣習が疑問なく描かれているのも良かった。邦画でもこういったことが表現できるのだと感心した。

    すずのキャラクターが素晴らしい。兄の大森夏向から暴力を受けても、義理の姉の径子(尾身美詞)から嫌味を言われていても、のんびりと構えている姿には驚かされる。映画全体にはほのぼのとした空気が漂っていて、とても良い。
    映画が始まってすぐ、複数の看板が登場する。その文字が右から左へと読むスタイルで、最初のこの描写から観客は戦前の物語であることに気づく。とても良い導入部で、すんなりと映画の世界に浸ることができた。

    「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」では遊女のリン(岩井七世)とのエピソードが大幅に追加されたが、全体的にのんびりとしたテンポがさらにのんびりしてしまった印象だ。個人的にはその部分は削っても良かったと思う。

    2020/03/14 Amazon Prime Video 4.5 この世界の片隅に
    2022/09/30 Amazon Prime Video 3.5 この世界の(さらにいくつもの)片隅に

  5. 連装砲君

    過去には数えきれない悲劇が繰り返されてきた。死が日常的に近くにある世界を想像することは難しく、またしたくもない。

    主人公たちは、その後の人生をどう乗り越えていったのだろう?
     帰らない誰かをいつまでも待ち続けていたのか、
     死んだ誰かを心の中にいつまでも留めていたのか。

    最後の孤児は、リンさんと重ね合わせていたのかもしれない。

    そして、瓦礫と化した街が再び美しい街並みに復興する様子から、人間の力の偉大さを感じた。

  6. しんのすけ しんのすけ

    この可愛い絵柄のタッチで描かれる数多くの短編物語を眺めつつ、戦争の現実を感じさせる映画

  7. ぺご ぺご

    小学校の頃に読んだ記憶がある切ない話で、私は絵を描くのが好きな子供でした。そのため、巾着の子どものシーンが印象深いのですが、もし自分がその状況に置かれたら耐えられないと思います。戦争なんてするべきではないですね。

  8. 内山昂輝

    人を失っても、ただ悲しみに浸り続けるのではなく、居なくなった現実を受け入れつつ日常を再構築していくことが現実的だ。ご飯を食べ、笑うこともでき、以前とは違う新しい日常を着実に歩んでいく。

  9. 山田太郎

    周作さんもすずさんも、穏やかで素晴らしい人々で、私は彼らが大好きです。戦争の最中にあそこまで優しさを持てる自信が全く持てません

  10. koramame

    さまざまな感情があふれて、何も書けなくなる。物語が淡々と進むおかげで観ることはできたけれど、実際にはもっと過酷な生活だったに違いない。最後の子どもたちの場面は、すずちゃんとはるみちゃんが逆の世界線にいるように感じられて、わずかな差で世界が逆転してしまう時代だったんだよね。