沖縄スパイ戦史はどこで見れる?今すぐ視聴できる動画配信サービスを紹介!

4.6
沖縄スパイ戦史 映画

2018年7月28日に公開の映画「沖縄スパイ戦史」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「沖縄スパイ戦史」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。

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最終更新日

沖縄スパイ戦史のあらすじ

沖縄戦は、米軍の上陸と民間人を含む約20万人の犠牲者を出した戦いとして記憶されている。1944年の盛夏、陸軍中野学校出身者42名が沖縄へ渡った。北部で繰り広げられたゲリラ戦と諜報戦に動員されたのは、まだ10代半ばの沖縄の少年たちだった。彼らは「護郷隊」として組織され、秘密戦の技術を習得させられたのだ。指導にあたったのは、中野学校出身のエリート青年将校たちだった。さらに、偽名を使い学校の教員として離島に配置された出身者もいた。身分を隠し、沖縄の各地に潜伏していた彼らの真の狙いは何だったのか。そして、彼らがもたらした惨劇とは…

沖縄スパイ戦史の詳細情報

「沖縄スパイ戦史」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。

監督
カテゴリー
ジャンル
制作国 日本
公開日 2018年7月28日
上映時間 114分

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沖縄スパイ戦史のよくある質問

Q
映画『沖縄スパイ戦史』のあらすじはどのような内容ですか?
A

『沖縄スパイ戦史』は、太平洋戦争末期における沖縄戦を背景に、秘密工作やスパイ活動を描いたドキュメンタリー映画です。戦争中に行われた情報操作や諜報活動の裏側に焦点を当て、人々の知られざる歴史を掘り起こしています。

Q
映画『沖縄スパイ戦史』で描かれる登場人物やキャラクターの魅力は何ですか?
A

『沖縄スパイ戦史』では、スパイ活動に関与した実在の人物が登場し、彼らの葛藤や苦悩が描かれます。特に、戦争の影で重要な役割を果たしたスパイの人間性に迫ることで、観客の共感を引き出すことに成功しています。

Q
『沖縄スパイ戦史』はどのようなテーマやメッセージを伝えていますか?
A

『沖縄スパイ戦史』は、戦争の陰で行われた秘密活動や情報戦に焦点を当て、戦争の残酷さと影響を改めて考えさせる作品です。戦争による人間関係の複雑さと、正義についても問いかけています。

Q
『沖縄スパイ戦史』の制作スタッフや監督について知りたいです。
A

『沖縄スパイ戦史』の監督は三上智恵氏と大矢英代氏です。彼らは、数々のドキュメンタリー作品を手掛けており、正確で深い歴史の掘り下げに長けた監督として知られています。

Q
映画『沖縄スパイ戦史』はどのように評価されていますか?
A

『沖縄スパイ戦史』は、戦争の影に隠れた歴史を見事に描き出した作品として高く評価されています。特に、ドキュメンタリーとしての緻密な構成や、真実を追求する姿勢が称賛されています。

JAPANMATE運営事務局
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映画

沖縄スパイ戦史の感想&レビュー

  1. 松田渉

    三上智恵と大矢英代が共同監督したドキュメンタリー、2018年。

    まだ知らないことが多いと感じさせられる作品で、沖縄における三つの悲劇が取り上げられています。

    1. 北部で徴用された少年ゲリラ「護郷隊」
    2. 戦争マラリア(強制疎開によるマラリア感染と死者)
    3. スパイリストと虐殺

    どれも陸軍中野学校の将校が関与しているため、このタイトルが選ばれたのかもしれません。

    スパイリストとは、民間人の口封じを目的とした虐殺リストのことです。実際に米軍と通じていたスパイもいた可能性はありますが、雑役として日本軍に協力した民間人や他国語を話せる者も含まれています。また、村民同士の密告もありました。

    軍人も民間人も、国家のために利用されます。国民の命は重要視されず、誰の命も守られない現実が描かれています。そんな遠くの妄想に捕らわれ、「兵隊さん」に憧れた少年が見た地獄の様子がインタビューで明かされます。記録に残さない作戦も、資料を通じて丁寧に掘り下げられており、非常に見やすい作品に仕上がっています。

    先日観た沖縄の戦後を描いた『宝島』が思い起こされ、戦争をなくすには人類が滅びるしかないのではと考えてしまいました。勝つことが全てではなく、勝った側も未来永劫幸せでいられるか疑問です。

    『宝島』は沖縄県人の心に深く入り込む作品でしたが、同時に勝者である占領軍の悲劇も描いていました。私はそう感じたため、戦争をするくらいなら「日本国」が滅びた方が良いのではと思いました。勝っても負けても結果は同じです。戦争とはそういう「システム」なのだと、本作を観て再確認しました。

  2. chinta chinta

    北部の戦いでおじいちゃんが不在だった件についても知りたかったので、情報を得られてラッキー。さらに、結構グロめの映像まで公開されていて、ありがたい。

  3. 杉山 真

    沖縄の悲惨な歴史に触れられるドキュメンタリー映画は、本当に貴重だと感じます。さらに、U-NEXTのラインナップには良質なドキュメンタリーが豊富に揃い、今後も積極的にディグっていきたいと思います。

    本作を観たのは少し前のことですが、沖縄の第二次世界大戦史に光を当てるきっかけになりました。

    当時、日本本土と沖縄の島民は対等な扱いを受けていなかったと言われることが多く、もしかすると現在も暗黙の差異が続いているのかもしれません。エリート軍人たちの態度は、本作にも多く描かれています。日本国民としての振る舞いが求められる一方で、戦死・病死・処刑死など、非業の死を遂げた島民の无念を深く思います。国家の体制を守ることを最優先とする思想のもとで、命が使い捨てのように扱われた時代、それは極めて悔しく、やり切れない気持ちになるでしょう。

    戦時中の痛ましい記憶が語られ続ける沖縄。戦後、米軍は島を深く破壊した土地を接収し、基地を建設しました。現在も日本国内の米軍基地の多くは沖縄に所在します。占領と復帰を経ても、沖縄の戦後はなお続いているのだと実感します。自分を含む本州の人間が忘れがちな事実を心に刻み、今後も自分事として捉え直していきたい。

  4. オタクのおっさん オタクのおっさん

    先に観賞した沖縄問題をテーマにしたドラマ「フェンス」を踏まえて、改めてこちらを述べます。

    戦後から続く沖縄問題の根本に位置する沖縄戦。その中で実際に起こった少年兵たちによるゲリラ活動やスパイ戦。当事者たちの痛ましい回想には胸が締め付けられる思いです。村内には猜疑心が渦巻き、同じ村民同士が疑心暗鬼に陥り、互いに殺し合う姿が描かれています。しかも、その加害者が少年であるという事実がより衝撃的です。

    沖縄には毎年訪れており、今年も宮古島に釣りに行きました。また、カヌーを楽しんだ西表島には、かつてそんな暗い歴史があったことを知らなかった自分を悔いなくてはなりません。

    来年再訪する際には、旅行の楽しみだけでなく、沖縄の抱える問題をしっかりと理解した上で訪れたいと思います。
    #沖縄

  5. 淋しい熱帯魚 淋しい熱帯魚

    知らなかった沖縄の一面を知る機会だった。以前見たドキュメンタリーでは「日本軍は沖縄を守らなかった」と語られていたが、今回の映像を見て、その認識が単なる印象ではなく現実だったと痛感した。

    護郷隊として組織され、少年たちに銃を持たせゲリラ戦・スパイ活動へ動員された。役に立たなくなれば容赦なく殺害。民間人から食料や金属の供出を強要させ、疎開と称してマラリアが蔓延する島へ追いやる。

    日本軍は国を守っても民間人を守らない。民間人を利用しても命は守られない。そんな現実が、今の自衛隊法の中にも生きていると知って驚いた。もし今、戦争が起きたら自衛隊は国を守っても民間人を守ってくれないのだろうか。戦争とは、そうした現実なのだろうか。

  6. DAI

    「歩けない少年兵は後で銃殺されていた。米兵に殺されるよりは隊長に殺させたほうがいいと。隊長たちがやるんだったらしょうがないと僕は思った」

    陸軍中野学校出身者が沖縄で引き起こした悲劇を、戦争を経験した島民たちの証言を通じて描くドキュメンタリー。

    民間人の命を軽く見る軍部への強い忌避と怒りが、映画の核を貫く。島の住民は戦力や食糧の供給源として利用され、都合が悪くなるとスパイ容疑をかけられて処分される。敵に捕虜として渡さないために、波照間島の約1200人をマラリアが流行する西表島へ閉じ込めて犠牲にしようとしたのは特に衝撃的だった。英雄として名前を刻まれることはあるだろうが、島民にとっては「決して許さない人間」として刻まれているのだろう。

    住民同士で監視社会を作らせる仕組みにも、残酷さがあった。軍部は監視を容易にするため何人かを監視役に任命し、旧東ドイツさながらのスパイのような社会を構築していった。当然、島民の間には疑心暗鬼が広がり、疎まれた者は密告され斬首されていく。過去を誰がどう知っているのかは皆が理解しているはずなのに、斬られた人の名を口にすることは絶対にできない島社会の空気が伝わってくる。

    戦争は避けるべきだ、という作品の根底的なテーマが明らかで、現在の自衛隊の「戦時下には民間人を利用してよい」という規範にも鋭く疑問を投げかける内容だ。出てくる実寫の写真(突撃兵の遺体など)は生々しく、頻繁に映し出される。終盤の元レンジャー隊員の言葉「弾薬庫を狙わない攻撃などあり得ない。基地を作るとはそういうことだ」という一言が特に刺さる。

    以下、セリフ抜粋。

    「アメリカに護郷隊の情報を渡さないために殺した」

    「僕が幽霊のようになっているから、お母さんは駆け足で来て僕の首を抱いて、『どうしてこんな姿になったの』と泣いていた。お父さんは僕のところまで来れないで縮こまっていた」

    (石碑に)
    かつてあった山下軍曹(偽名)の行為は、許しはしようが、決して忘れはしない

    「あの野郎みんなで殺せばよかった。あの人のせいで波照間みんな死んだんだから。本当に殺したいくらい」

    「波照間の島民全員に西表島へ移住しろと命じた。西表島では悪性マラリアが流行っていたからもう帰れないと思った」

    「移住は島民を保護するためではなかった。山下は軍の作戦(敵に捕虜を渡さないこと)を優先して、マラリアの島に住民を閉じ込めた」

    「軍は秘密部隊を使って、地域の有力者や学校の先生、全部集めて彼らなりの裏の軍隊を組織した」

    「国は住民に住民を監視させるシステムを作っていた」

    「日本兵が住民を殺すとは思っていなかったから、大変なことになったなと」

    「日本軍は山から降りた避難民を全員スパイだと思っている」

    「最高機密の軍事機密・陣地など、全部住民に知られてしまっているから、『死んでもらわなくては困る』と。『絶対に降伏を許さない』と。そういう中で住民の悲劇・犠牲が拡大していった」

    「(軍は)住民を利用しながら、住民が裏切るのではないかと監視。場合によっては殺していく」

    「戦争はやらん方がええよ。どこかが負けるから」

  7. こしあん

    最近、レビューで頻繁に目にしたのでこのタイミングで観賞しました

    まだ15歳の少年が軍人として、自分の身長を超える銃を携え、アメリカ軍に立ち向かう姿が印象的でした🪖

    ドキュメンタリーだと承知していましたが、当時のリアルな写真や映像は予想以上に衝撃的でした

    上司からの命令は絶対で、仲間同士でもスパイとして疑われ、虐殺される事例も少なくありませんでした。

    誰が誰を殺したのか、事情を知っていても口に出せない環境。地元住民がその話題になると、言葉を濁し、沈黙します。

    自国での出来事でありながら、初めて知ることが多すぎて驚きました

    2025-177

  8. たなか たなか

    最近、地元の図書館でDVDをレンタルできることを知り、次々と借りています。先日、先行試写会で「宝島」を観た影響で、沖縄戦についてさらに理解を深めたいと思い、いくつかの作品をレンタルしました。その内容に衝撃を受けました。評価をつけるのは難しいですが、最後の桜が咲いた丘で少し安堵感を覚えました。

  9. うい うい

    8月が近づいてきました。未鑑賞の戦争映画を観る時期が来ましたが、『沖縄戦』では全く知らなかった悲劇を知ることになりました
    日本人(陸軍中野学校出身の軍人)が、日本人(民間人)にもたらした悲劇️

    【以下を指揮したのは陸軍中野学校の青年将校たち】

    沖縄の終戦後も、本島北部でゲリラ戦を続けていました。
    [少年ゲリラ兵部隊『護郷隊』は秘密部隊で公式映像は存在せず、米軍が撮影した少年兵の姿をイメージ画像として使用]

    地上戦のなかった八重山列島の住民が西表島の山間部へ疎開させられ、3000人以上がマラリアに感染し死亡しました。

    -:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-+:-+:-+:-+:-+

    1944年の晩夏、42名の陸軍中野学校出身者が沖縄に渡り、身分を隠して各地に潜伏しました。10代半ばの少年たちを護郷隊として組織し、アメリカ軍を翻弄します。中には偽名を使って学校の教員として離島に配置された者も。エリート青年将校たちは、少年たちに秘密戦の技術を教え込み、銃を持って故郷の山にこもり、米兵を翻弄しました。

    インタビューに応じるのは当時90歳前後の老人たちです。

    「入隊時は16〜17歳。大きすぎる兵服を着て、36kgの軍用リュックと自分の身長より長い16kgの軽機関銃を渡された」
    当時の状況を語る彼らは、今までずっと言えなかったことを少しずつ語り始めますが…

    中野学校の軍人たちが行っていたことの実態が明らかになります。アメリカ軍を村に近づけないために、川に架かる橋を落とす。しかし、その行動により多くの村民が餓死してしまいます。

    やがてマラリア地獄が始まり、年寄りや女性、子供ら住民は西表島へ移住させられ、多くがマラリアに感染します(戦争マラリア)。

    捕まれば虐殺される(スパイ虐殺)。

    「嘘でしょう️」としか思えない話が次々と続きます。
    『軍人のせい』とは言い切れない。それは『軍事を追い込むシステムのせい』です。

    アウシュビッツでも同じことが言われています。担当した兵士たちはこう口を揃えます。『ただ従っただけ』

    今の私たちが観ることにこそ意味があります。ありえないと感じることが重要です。戦争は何一つも利益を生まない。ただ人間を愚かにします。それを胸に刻むために観る必要があります。

    ︎淡く美しい色合いのジャケット写真に惹かれましたが、内容とのギャップは凄まじいです。

  10. はるか はるか

    戦争は二度と繰り返してはいけない。
    私たちは歴史から学び、戦争について深く理解する必要がある。
    現在、日本でも戦争を容認しようとする意見が存在しており、とても不安を覚える。