2018年12月8日に公開の映画「暁に祈れ」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「暁に祈れ」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
暁に祈れが視聴できる動画配信サービス
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暁に祈れのあらすじ
ボクサーのビリー・ムーアは、タイでの放蕩生活によって麻薬中毒になってしまう。ある日、警察による家宅捜索で逮捕され、最も悪名高い刑務所に収監されることに。そこは、殺人やレイプ、汚職が蔓延するまさに地獄のような場所だった。死と隣り合わせの日々を送るビリーだが、刑務所内に設立されたムエタイ・クラブとの出会いが、彼の人生を一変させる。これは、世界的ベストセラーを基にした実話である。
暁に祈れの詳細情報
「暁に祈れ」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
監督 | ジャン=ステファーヌ・ソヴェール |
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脚本家 | ニック・ソルトリーズ |
出演者 |
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カテゴリー | 映画 |
ジャンル | アクション スポーツ |
制作国 | アメリカ イギリス カンボジア フランス 中国 |
公開日 | 2018年12月8日 |
上映時間 | 116分 |
暁に祈れの公式PVや予告編動画
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暁に祈れを無料で見る方法は?
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感想・レビュー
昔、彫師に勧められたことがあったな。何年かぶりで、かなり忘れてしまっていた。特に感想はないが、Panya Yimmumphaiはタイの中ではかなりのレジェンド。このスタイルの刺青は今では普通になってきている。ジョニーマッドドッグの作品も好きなんだけど、なかなか見る機会がないな。
たまには爽やかなスポーツ映画でも観ようと思ったのに、全然爽やかじゃなかった。
実話ベースで、ドキュメンタリーのような臨場感のある撮り方。まるで自分がタイの暑さの中にいるかのような熱い映像体験だ。
とはいえ、絶望の淵からムエタイと出会い人生が一変する物語という点では、爽やかなスポーツ映画とも言えるかもしれない高評価も納得の一本。
さて、これからトムヤムクンを食べに行ってきます。
英国のボクサー、ビリー・ムーアはタイでの闇ボクシングに参加し、得た報酬をすべてドラッグに費やす自堕落な生活を送っていた。しかし、その生活は警察に逮捕され、チェンマイの刑務所に収監されることで終わりを告げる。「暁に祈れ」と名付けられたこの映画は、タトゥーだらけのアジア系男性と傷だらけの白人男性のポスターが目を引く。南の島でのサバイバル話かと思いきや、実際は刑務所での生存をかけた話だった。麻薬に溺れて刑務所に入った主人公に同情は感じられないが、彼が再起を目指そうとする姿勢には共感を覚える。実話に基づくドラマとして秀逸である。\n\nビリーは、所内の過酷な環境に放り込まれた。異国で言葉もわからず、孤立感に襲われる彼。雑魚寝の囚人たちと恐怖の中で共に過ごし、非衛生な環境での生活が続く。囚人たちの奪い合いの中、彼は囚人のボスから目をつけられ、ドラッグに誘惑されて命令に従うことになる。ドラッグ依存と懲罰の悪循環に囚われるビリー。その中で希望を失いかけた彼が、外でのランニングに励むムエタイチームの存在に魅せられ、参加を望む。彼の頑固さは、暴力の中でどう生き延びるかを示すものであった。\n\n無事に仲間として受け入れられたビリーは、ムエタイに没頭し、精神面でも成長を遂げていく。ボクサーとしての自己表現はリング上でのみなされると認識するようになる。ビリーの葛藤や努力は、見ている者に強い影響を与える。また、彼の物語には、恵まれない環境の中から希望を見い出す力強さが感じられる。\n\n時を経て、ビリーは刑務所内での全国大会に出場することになったが、長年の不摂生が彼の体を蝕み、試合へ向けての危機が訪れる。悪徳看守の脅迫とともに、ビリーは全てを賭けてリングに立つ。厳しい試合を経て勝利を掴んだ彼だが、その後病院に運ばれることに。意識を取り戻した彼は自ら逃げ出すが、再び元の生活に戻ることへの疑念を抱く。\n\n結局、ビリーは刑務所に戻る選択をする。これまでの物語は、単なる脱出物語ではなく、彼が実際に自分の居場所を見出す過程だった。希望の象徴である父との再会は、ビリー・ムーア本人が演じるというメタ的な演出が施されている。彼はヒーローではないが、希望を見出し、精神的な充実を得ることで成長していく。\n\nビリーの物語は、我々にとっても共感を呼び起こすものであり、失敗や逆境の中からも生きる力を見い出すことができるというメッセージを伝えている。
予想以上に素晴らしかった!囚人たちには実際の元受刑者がキャスティングされていて、半分ドキュメンタリーのような雰囲気が漂っている。タイ語は字幕がなく、何を話しているのか全くわからない。そのため、ビリーと同じ感情を抱かされる。最後に病院から脱出したものの、やはり考え直して戻ってくる場面には感動したそして、最終的には自分自身と真正面から向き合う展開がなんともかっこいいラストだった!
生き地獄のような体験が描かれている。
映像は非常に生々しく、没入感と臨場感が際立っている。ムエタイのシーンも印象的だが、獄中でのさまざまな出来事が非常に近い距離で感じられ、恐怖すら覚える。
主人公は麻薬に溺れる闇ボクサーで、どん底から物語が始まる。すぐに逮捕されて投獄され、劣悪な環境の中での生活はもみくちゃな状態。麻薬、レイプ、殺人など、本当に地獄のような状況が描かれていて辛い。
その中で更生しようとするものの、再び転落してしまうが、少しずつ希望が見え始め、再び厳しい状況に追い込まれる展開はつらいものの、目が離せない。
ムエタイシーンの迫力は本当に素晴らしく、ラストの展開にもひねりがあって良かった。体力を使う作品だった。
私が心霊や悪魔映画よりも怖いと感じたのは、この人間の恐怖を描いた作品です。さらに、不衛生なシーンが多くてとても嫌でした。本当に怖かったです
この映画は、タイの刑務所に収監されているイギリス人ボクサー、ビリーがムエタイと出会い、更生していく過程を描いています。A24の初期作品は良作が多いですが、一般的な爽やかなまとめ方とは異なり、一人の人間が変わっていく様子を淡々と描いています。エンターテインメントを求めていない私にはちょうどよかったです。
主人公ビリーのすぐそばで観ているような臨場感を持つカメラワークですが、ブレブレで、試合のシーンも寄りで撮影されているため、ガチな格闘技を観たい方には物足りないかもしれません。説明もほとんどなく、キャストの99%はタイ人でありながらタイ語には字幕が付かないので、起きていることは雰囲気でしか理解できないのが残念です。これはビリーの戸惑いを表現したかったのかもしれません。
ポストエンディングが特に良かったです。逃げ出せる状況の中で、自分を抑えることを学び、それまでビリー・ムーアという名前で応じていたのが、ウィリアム・ムーアと名乗れるようになって成長をさりげなく描いていました。最後は、唯一手紙が来たお父さんと対面するのかと思ったら、原作者本人でした。実際の彼はとてもたくましいボクサーです。
映像の力に圧倒された。物語を動かすセリフを最小限に絞る演出のおかげで、映像だけに見入ることができた。えっ、これ実話なのか?
タイ語が何を言っているのか分からず、字幕が出ないのはどうして?オカマに振られて自暴自棄になるのは、ちょっと情けない。主人公だったけど、結局は楽しめた。
悪くはなかったけれど、そこまで物語にのめり込むことはなかった。タイの刑務所描写は、インフォーマで見た光景そのものという印象だったが、それでも現実は想像通りの地獄だった。実在の元囚人を起用したリアリティの高い映像には、終始うんざりさせられること間違いなし。
ただ、この映画はとにかくカメラが被写体に寄りすぎて見づらい。しかもぐるぐる揺れて疲れる。内容自体もしんどいだけに、カメラワークのせいで観続けるのが相当な苦痛だった。狙いは理解できるし意図も分かるが、私には合わないタイプのカメラだった。主人公が悩む場面だけならまだしも、トラブルが起きる場面やボクシングの試合シーンまでも、終始そのカメラワークなのだから、ぐったりしてしまう。
周囲が実在の元囚人であることもあり、主人公がとても弱く見えてしまうのも問題だ。顔つきが幼いのも影響しているのかもしれないが、体つきやボクシングの動きも、力強さを感じさせない。メンタルの弱さと相まって、どうにも応援したくなくなるのがかなり痛い。こういう系の映画で主人公に「頑張ってほしい」と思えないのは、かなり致命的だ。
主人公以外のキャラクターが薄い存在に見えるのも、作品の熱量を削いでいる。設定と展開を考えれば、敵役であろうと周囲の人物をもっと魅力的に描く工夫が必要だったと思う。
それでも御本人登場の演出は熱く、好きな要素。タイトルのデザインもおしゃれで自分は大好きだが、どうやら原作のまま再現しているようだ。
タイのビッグジェイルは、異国の地で捕らえられた英国人ボクサーの自伝を基にした恐怖の実録作品。舞台はタイに実在する刑務所。周囲を取り囲むのは本物の囚人とタイのギャングたち。入れ墨だらけの屈強な囚人たちは、何を起こすか分からない危険な空気を放つ。暑苦しく不衛生な環境、暴力、レイプ、自殺といった過激な場面が次々と展開し、どの場面も強烈な衝撃だ。原作者が現地で体験した生々しい出来事だけに、リアリティは圧倒的。さらに特筆すべきは、タイ人同士の会話には字幕が一切つかない点。何を話しているのか分からないことで主人公への共感は深まり、読者は孤立感と緊張感をより強く味わう。タイでは絶対に捕まりたくないそんな覚悟を突きつける一冊。