2018年5月25日に公開の映画「妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢが視聴できる動画配信サービス
現在「妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ」が配信中です。
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妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢのあらすじ
史枝は、成長期の息子二人と夫の幸之助、さらにはその両親と3世代で生活する主婦。ある日、家事の合間にうとうとしていた昼下がり、泥棒が侵入し、冷蔵庫に隠していたへそくりを盗まれてしまった!夫から「俺の稼いだお金でへそくりをしていたのか!」と嫌味を言われ、その無神経な言葉に積もり積もった不満がついに爆発した史枝は、家を飛び出してしまう。主婦不在の平田家は大混乱に陥る。体調の優れない富子に代わって周造が掃除、洗濯、食事の準備に挑むが、そんなことがうまくいくはずもない。家族全員が史枝の存在の大切さを痛感するが、肝心の史枝は戻る気配すらない。家族会議が緊急召集され、平田家は崩壊の危機に直面するのか!?
妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢの詳細情報
「妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
| 監督 | 山田洋次 |
|---|---|
| 脚本家 | 山田洋次 平松恵美子 |
| 出演者 | 中嶋朋子 吉行和子 夏川結衣 妻夫木聡 林家正蔵(9代目) 橋爪功 立川志らく 笑福亭鶴瓶 蒼井優 西村まさ彦 |
| カテゴリー | 映画 |
| ジャンル | コメディ |
| 制作国 | 日本 |
| 公開日 | 2018年5月25日 |
| 上映時間 | 128分 |
妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢの公式PVや予告編動画
「妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。
妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢを無料で見る方法は?
「妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ」を無料で視聴するなら、「Prime Video」「Lemino」「U-NEXT」などの無料トライアル期間を活用するのがおすすめです。
「Dailymotion」「Pandora」「9tsu」「Torrent」などの動画共有サイトで無料視聴するのは避けましょう。これらのサイトには、著作権者の許可なく違法にアップロードされた動画が多く存在し、利用者側も処罰の対象となる可能性があります。
妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢのよくある質問
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Q映画『妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ』のあらすじは?
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A
『妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ』は、山田洋次監督による人情喜劇で、熟年夫婦のつまらない日常をコメディタッチで描いています。記念日を忘れた夫の振る舞いに対する妻の怒りと、その後の家族の交流を描くストーリーです。家族の価値観改革がテーマになっています。
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Q映画『妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ』に登場する主要人物は?
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A
『妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ』では、橋爪功演じる平田周造と、吉行和子演じる平田富子が主要なキャラクターとして物語を牽引します。彼らの子供たちや孫も絡み、家族全員がその関わりを描いています。
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Q『妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ』で特に注目されるテーマは何ですか?
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A
『妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ』では、家族の絆と夫婦の理解が主なテーマです。日常の中での小さな不満やすれ違いを通じて、互いに気付きと感謝の心をどう育むかが描かれています。
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Q映画『妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ』の監督は誰ですか?
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A
『妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ』の監督は山田洋次です。山田洋次監督は、日本映画界で長年活躍しており、人情溢れる物語を得意としています。
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Q『妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ』の音楽を担当したのは誰ですか?
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A
『妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ』の音楽は、久石譲が担当しました。久石譲は、映画音楽の巨匠として知られており、本作でも作品全体に温かみを加えています。



妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢの感想&レビュー
これは本当に素晴らしいですね
まさにThe・山田洋次監督のスタイルが前面に出ています。
私は山田監督の独特の雰囲気に弱いんです。
「家族はつらいよ」シリーズの1作目や2作目は、感動よりも賑やかでコミカルなシーンが多かったですが、今回は感動が基盤になっています。
いつものように家族の問題やちょっとした事件がたくさん描かれており、パターンはほぼ同じですが、今回は特に深い内容になっています。
豪華なキャストに加えて、演技が素晴らしいですね。
観ていて共感することが多く、ああ、この時代を生き抜いた父親像はまさにこういうものだなと感じます。特に『頑固オヤジ』の描写が秀逸です。
このシリーズの中で最高傑作だと思います。
そして涙涙で終わる訳ではなく、しっかり笑えるシーンがあって、これが山田洋次監督作品の魅力ですね。
素晴らしい作品でした
吉行和子さんの訃報を受け、彼女が長年私たちに届けてくれた家族ドラマの記憶が改めて胸に迫ります。今回、BS松竹東急の録画データの中から本作を選び、視聴してみました。1と2はすでに鑑賞済みでしたが、3は後回しになっていた作品です。
本作には「主婦の話」が色濃く描かれ、家事の中心を女性が担わないと回らない現実に直面させられます。自分自身の内面にも同じような葛藤が現れ、亭主関白の父に対する反発と、女性を大切に扱わないといけないという反省が絡み合います。とはいえ現実には、私自身が根拠のない自信で現実逃避してしまう場面もあり、さまざまな自分が次々と浮かび上がってくるようで忙しく感じられました。
お墓の話題では、私の母も同じような考えを持っており、先祖代々の墓に入りたくないと思う人が多い理由がよく分かります。親戚関係が薄くても、知らない人だらけのお墓に入ることへの抵抗感は、祖母の意見と同じく私にも共感を呼びます。分骨という選択肢にも目を向けるべきだろうかと考えさせられます。私は自分の遺骨を墓には埋めず、海や川に流してほしい、あるいは冗談として阿倍野ハルカスのトイレに流して、ビル全体を墓標の像としてもらえればと子どもには言っています。もちろん勝手なことをすれば罰せられるだろうという自覚もあります。
山田洋次監督は作品作りの基本として「家族が仲良く生きていくことは、笑いを交えた知恵のある解決が不可欠」という信念を挙げていました。家族というテーマを軸に、常にその視点を忘れずに映画づくりを続けていると語る監督の言葉は、私にとっても深い示唆となりました。これは、BS松竹東急が一周年を迎えた際のコメントとして語られていた言葉でもあります。
ところで、BS松竹東急というBSチャンネルは、いつの間にか10へ吸収され、放送期間は約3年3か月で幕を閉じました。多くの映画作品が放映される一方で、自分から積極的に選ぶことは少なくても、放送される作品を見ようと思える機会が増え、録画データは次々と蓄積していきました。未視聴のデータも多く、このチャンネルがなくなることはとても寂しいことです。
私は、吉行和子さんが長年にわたり演じてきたおばあちゃん役の存在感を強く感じています。大島渚監督の『愛の亡霊』を初めて見たときの衝撃は忘れられません。若いころの彼女は大胆な演技で観客を魅了し、多くの苦労を重ねながら生涯を女優として歩んできました。本当におつかれさまでした。
シャドーワークとしての主婦の家事労働を描く。社会学者の講演風に堂々と語る橋爪功の演技は、討論映画のようなポリティカルフィクションを想起させる。現代の家計は口座の指紋認証といったデジタル化の陰影を帯び、都会的で東宝風のホームコメディとして展開する。映像は黒澤と成瀬を連想させる美学を取り入れ、東宝家庭劇の独特さを改めて思い起こさせる。登場する妻の郷里の実家が空き家となる場面は異世界感を生み出し、日常と非日常が交錯する物語へと導く。
深刻な夫婦のすれ違いをきっかけに、妻の大変さを浮き彫りにするアプローチは、ステレオタイプを覆す物語の展開として際立つ。説教的でなく、大家族の客観的な選択肢を通して思いやる愛を教え、身近さを感じさせる日常の一幕を描くことで、その大切さがより鮮明になる。
妻よ、薔薇のように 家族はつらいよ
これで終わりなのか?
妻も苦労が多いよなぁ
こんな男たちと一緒じゃ、確実に疲れるだろうな。
U-Nextで鑑賞。家族はつらいよ三部作の完結編、パートIIIを観ました。今回も人間味あふれるドラマで、じっくりと楽しませてもらえました。
本作の中心は、西村雅彦演じる夫と夏川結衣演じる史枝。家事の合間に史枝が眠気に負けてうとうとしているときに、泥棒が家に侵入します。冷蔵庫の裏に隠してあったヘソクリ40万円相当も奪われてしまうという不運な事件。これを知った西村は怒りに震えますが、史枝は長年家族のために自分を犠牲にしてきたと語り、酷い言葉を浴びせられて家を出てしまいます。お金の損失以上に、彼女の献身に対する価値観のすれ違いが痛々しく描かれます。ヘソクリについての扱いは「どうでもいいじゃないか」と現実的な反応も見せつつ、映画の演出としての意図を感じさせます。
さらに、シリーズのお約束的な見どころとして、2作目で亡くなったはずの小林稔侍が映画の冒頭に出演する回想シーンが登場。1作目では沼田君、2作目は丸田くん、3作目は角田くんと役者は変わっていますが、橋爪功の旧友という設定は連綿と引き継がれています。これには山田洋次監督ならではの仕掛けに気づかされます。
また、物語に彩りを添える脇役陣も強力です。風吹ジュンが飲み屋の女将として登場するほか、家政婦を演じる場面も。家に誰もいないと家事が回らず、息子2人の将来を案じる不安も増幅します。
史枝と西村雅彦は果たして仲直りできるのか。どういう形で和解へと進むのかその結末が観客を引きつけます。
今回も深い余韻を残してくれる作品でした。なお、シリーズ完結を受けて「東京家族」という別シリーズもあるようなので、こちらも視聴してみたいと思います。
山田洋次作品は相変わらず追いかけてしまうタイプで、いつの間にか沼にはまっているのかもしれません。公開時に劇場へ足を運びました。
熟年夫婦を描く作品で、『家族はつらいよ3』はシリーズの第三作ですが、物語同士のつながりはあまり強くない印象。1作目と2作目を見ていなくても普通に楽しめます。
とにかく旦那が悪い描写が目立ち、全てが悪者のように見える場面が多いです。とはいえ、奥さんはこれまで本当によく頑張ったと思います。現実にはこうした夫が多いのかもしれませんし、奥様は夫の所有物ではありません。
日常にありそうな出来事の空気感をここまで巧みに描ける作品は、やはり素晴らしいと感じました。
前作・前々作と比較しての相対評価は-0.1ポイント。橋爪功に違和感を覚える一方で、彼が脇役に回ると作品のテンションが一段下がる。妻夫木聡は、あの頃の筒井道隆を思わせるところがある(笑)。この家族ドラマでは長女の存在感が特に大きい。
シリーズの伏線を回収しているように感じた。まるで実在する家族のようだった。
このシリーズは寅さんと比べ、派手な揉め事は少ないのが特徴だが、この三作目でついに大きな波乱が訪れる。田舎の風景が随所に描かれ、寅さんの雰囲気を感じさせる場面も多い。キャストは相変わらず絶妙で、固定メンバーが毎回違う役を演じるのも見どころ。シリーズの中でも特におすすめなのがこの作品だ。