2018年2月10日に公開の映画「赤色彗星倶楽部」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「赤色彗星倶楽部」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
赤色彗星倶楽部が視聴できる動画配信サービス
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赤色彗星倶楽部のあらすじ
数十年に一度、地球の夜空を赤く染める彗星が現れる。その彗星が通り過ぎる瞬間、強力な磁場が生まれ、タイムパラドックスが発生するとされる奇妙な学説を耳にした主人公のジュンと天文部の仲間たちは、彗星と同じ物質でできた“彗星核”を作ることに取りかかる。傍らには、くだらないことで盛り上がる仲間がいて、幼馴染のハナがいつもそばにいる。平凡でありながら満ち足りた日々。彗星の真実なんて、彼らにはどうでもいいことだった。願い事なんて、きっと一つもなかった。)
赤色彗星倶楽部の詳細情報
「赤色彗星倶楽部」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
赤色彗星倶楽部の公式PVや予告編動画
「赤色彗星倶楽部」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。
赤色彗星倶楽部を無料で見る方法は?
「赤色彗星倶楽部」を無料で視聴するなら、「U-NEXT」などの無料トライアル期間を活用するのがおすすめです。
「Dailymotion」「Pandora」「9tsu」「Torrent」などの動画共有サイトで無料視聴するのは避けましょう。これらのサイトには、著作権者の許可なく違法にアップロードされた動画が多く存在し、利用者側も処罰の対象となる可能性があります。



赤色彗星倶楽部の感想&レビュー
この青臭さがたまらなく魅力的です。
相米慎二や山下敦弘の過去の作品へのリスペクトも感じられ、素晴らしい仕上がりになっています。自主映画の傑作と言えるでしょう。
タイトルから相米慎二のスピリットを強く感じるも、死の匂いや空虚さは薄まり、生の匂いと真っすぐさに満ちた青春映画になっている。
シーンの構成は学生映画っぽさを残すが、ひとつひとつの場面は愚直にエンタメを追求していて好感が持てる。映画はこうあるべきだと感じさせる挟みのギターや能面の演出が浮き上がり、浮遊感が心地よい。
幼馴染のキャラクター解釈を、もう二、三度ひねってほしかった。 #りっく25
音楽が全体的に素晴らしく、オープニングや彗星を見るシーンで流れる絶妙な合唱曲が印象的でした。また、社会の授業で見るビデオに流れるような曲は、当然ヴェイパーウェイブではありませんが、ノスタルジックな雰囲気を醸し出しており、埼玉の高校の風景と非常によくマッチしていました。私たちの世代は、誰もが派手さのない高校生活を送った最後の世代であり、そのことに誇りを持っています。
面白い映像や演出がありながら、地に足のついた堅実な撮影スタイルも印象的で、少し上から目線で申し訳ない気もしますが、とても好感が持てました。自主制作の良さを改めて感じさせられました。
本当はもう少し低い評価をつけるつもりだったんだけど、曇りのない雰囲気が肌には合わなかったせいか、演出があまりにも巧みで好みを超えてしまった。 それに、主人公が高校の頃ずっと好きだった人に顔がそっくりで、思いがけず私情が入りまくり。映研の制作を見て、正直かなり驚いた。びっくりの連続で、映研を抜けられない理由が増えていくよ(笑)。サークルの友人みんなも観ているみたいだし。
相米慎二と山下敦弘の感性が溢れる本作。カット割りのセンスが抜群で、二人の監督が緻密な編集でテンポを生み出す。学生映画とは思えない完成度で、丁寧に重ねられたカットが疾走感ある青春を支える。物語は学生のモラトリアムと複雑な人間関係を描くが、派手なストーリーラインはなくても観客を引きつける力がある。登場人物のキャラクター造形はくっきりとしており、自主映画特有の誰が誰だか分からなくなる混乱も起きない。実に素晴らしい。さらに、俳優陣の演技力が光る。手島実優さんの若き日の輝きが印象的で、男3人の演技も全員高水準。キャスティングが丁寧に練られていることが伝わってくる。
すごい!青春の真っただ中で、押し付けがましくない愛おしさが全員に感じられる!彼らは永遠を駆け抜けていたんだね。廊下での走るシーンが本当に素敵だった。靴下の部分も、メガネくんの想いが説明なしにしっかりと恋心を伝えていて、そこから続く感情がたまらない。素晴らしかった!
個性的な天文部のメンバーの日常がよく描かれており、さまざまな感情が伝わってきた。やりきれない瞬間も多く、それが作品に深みを与えていた。音楽も素晴らしかった。
学生らしさのなさが逆に印象的な雰囲気作りでした。正直な感想としては、雰囲気が中心で深みが足りない点が気になります。こうしたテイストの映画はインディー作品に溢れているため、もう一歩の独自性が欲しかったです。奇抜さを狙うあまり計算された印象にも見え、自然さが欠ける場面が目につきました。学校名のネームバリューがない評価にも引っかかります。同世代の恋愛をこじらせる若者に刺さるテーマですが、私には若さが痛く響きました。ただ、若者を主人公にした映画が流行だけでなく深い体験へつながるきっかけになる可能性はあると感じます。
アフレコ感はあるものの、撮影と音楽が良く、昔の新海誠作品のような空気感を感じさせた。
なんかこの憂鬱、妙に変だけど、気持ちは止まらない。半端なく刺激的で、大好きだ。特に途中のバンドの演奏がめっちゃかっこよくて、久しぶりに胸がときめいた。