2020年1月24日に公開の映画「テリー・ギリアムのドン・キホーテ」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「テリー・ギリアムのドン・キホーテ」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
テリー・ギリアムのドン・キホーテが視聴できる動画配信サービス
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テリー・ギリアムのドン・キホーテのあらすじ
情熱を失ったCM監督トビーは、スペインの田舎での撮影中に謎の男からDVDを渡される。それは、学生時代に監督し、受賞歴を持つ映画『ドン・キホーテを殺した男』だった。舞台となった村が近いと知ってトビーはバイクを飛ばすが、映画の影響で村の人々は変わっていた。ドン・キホーテを演じた靴職人の老人ハビエルは自分を本物の騎士だと信じ込み、清楚だった少女アンジェリカは女優になる夢を追い村を飛び出していた。トビーを忠実な従者サンチョだと思い込んだハビエルは、無理やり彼を連れ出して大冒険の旅へと出発するのだが──
テリー・ギリアムのドン・キホーテの詳細情報
「テリー・ギリアムのドン・キホーテ」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
監督 | テリー・ギリアム |
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脚本家 | テリー・ギリアム |
出演者 |
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カテゴリー | 映画 |
ジャンル | アドベンチャー・冒険 コメディ |
制作国 | イギリス スペイン ポルトガル |
公開日 | 2020年1月24日 |
上映時間 | 133分 |
テリー・ギリアムのドン・キホーテの公式PVや予告編動画
「テリー・ギリアムのドン・キホーテ」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。
テリー・ギリアムのドン・キホーテを無料で見る方法は?
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感想・レビュー
最高だった。長年胸に温めてきた構想が、ついに映画として現実になった瞬間を、私にはっきりと感じさせてくれた作品です。構想は30年、頓挫した企画を映画化した『ロスト・イン・ラマンチャ』から20年。テリー・ギリアム監督のファンとなり、ドン・キホーテが映画化される日を待ち続けてきた私にとって、公開の話題性が薄い印象を受けた時は、配信で観るのを躊躇う要因にもなりました。ですが、観始めてみればその不安は一瞬で吹き飛び、むしろ新しい魅力へと変わりました。キャストが一部入れ替わり(ジョニー・デップがアダム・ドライバーへ)、物語にも新鮮な息吹が加わったことで、私の好みにもぴったり合ったのです。
画面は常に美麗。こだわり抜いたロケ地が映像を美しく包み込み、テリー・ギリアムのダークファンタジーにふさわしい、豪華で力強い演技が光を放ちます。『ロスト・イン・ラマンチャ』の時と同様、風車の巨人のカットは期待通り、圧倒的な存在感を放っています。
そして、馬鹿馬鹿しいほどユーモラスでありながら、哀愁を帯びたストーリー。ラストには、感動と喪失感が同時に胸を押し抜くような余韻が残ります。夢と現実の闘いを描く、鬼才テリー・ギリアムが30年間温め続けた想いの結晶です。
ぜひご覧ください。鑑賞後、私は再び『ロスト・イン・ラマンチャ』を観直しました(3回目)。この作品もAmazonプライムで視聴可能なので、ぜひご一緒に楽しんでほしいです。どちらも単体で極上ですが、映画製作の現実と人々のリアルな絶望を、リアルに描き出す点で見逃せない魅力があります。
過去の栄光はあまりにも眩しすぎて、人を狂わせることもある。その意味で、主人公はまさにドンキホーテのようだった。
正直なところ、内容がよくわからなかった。戯曲だろうか?
昔、自主制作映画の主演を頼んだ靴職人の老紳士が、何十年も経った今も役に没入していて、彼の影響で周囲も変わり、最終的には主人公も同じようになっていく、そんな物語を感じた。まるでおとぎ話や言い伝えのようだと思った。
でも、ドンキホーテがみんなの前で笑い者になったとき、主人公がしっかりと怒るシーンや、自信を失ったドンキホーテが「ここが幸せなんだ」と言いながら床を掃除する場面、それに、死の間際に本当はわかっていたと告白する部分など、後半は強いシーンが満載だった。
結局、金や富よりも大切なものがあることを伝えている。そういったことを見失ったときに、再度観るのも良いかもしれない。
あまり自分には響かなかったけれど、気が向いたらいつか再度じっくり見たいと思った。ジイさんは大丈夫かな?そんな感想しか浮かばないけれど、アンヘリカは本当に美しい。
終盤、アダム・ドライバーが黒い衣装を身にまとった瞬間、スター・ウォーズのカイロ・レンを思い起こさせた。
牛島信明訳『ドン・キホーテ』読破記念。
『狂ってる映画』と評される作品を観た感想としては、原作のほうがはるかに狂っていて、むしろ安心しました。
ただし、アダム・ドライバーの過去パートが挿入されるたびに、本編の流れがブツ切れになる点は正直イライラします。
それでも、話の脱線を抑える工夫があるおかげで、ロストインラマンチャの二の舞にはならないだろうと自分を安心させる要因にもなりました。
世界遺産検定の準1級を学んでいる中で、新しいジャンルの映画を発見し鑑賞しました。
感想としては、テリー・ギリアムらしい独特の作品でした。また、アンヘリカが非常に美しかったです。
メモ:
舞台はトマールのキリスト教団の修道院。
サンタバルバラ回廊の大窓はマヌエル様式の豪華な彫刻が施されています。
自身を騎士と信じる老人と映画監督の物語。制作に30年を要した挫折の過程がメタ的に描かれ、現実と虚構が交錯する作家性が感じられる。監督の自己表現を色濃く反映した作品でもある。
「ドン・キホーテ」という名前は知っていたものの、中身はあまり知らなかったため、原作の知識をある程度身につけてから観賞した。ロスト・イン・ラマンチャも先に観ておくべきだったかもしれない。作品自体がドン・キホーテをメタ的に描いている点には強く共感した。原作を読んでいないと気づけないオマージュもかなり多いと思う。一方で、オマージュの知識がなくても物語として十分に楽しめた。
「ロスト・イン・ラマンチャ」での頓挫を経て、ジャン・ロシュフォールの死を知り、もうこの映画を観ることはできないのではと心配していました。無事に完成したことに感激し、しかも内容が面白い!アダム・ドライバーは私にとって魅力的で、ジョナサン・プライスは愛らしく、スカルスガルド父も素晴らしかった。