2018年4月14日に公開の映画「心と体と」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「心と体と」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
心と体とが視聴できる動画配信サービス
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最終更新日
心と体とのあらすじ
ハンガリー、ブダペスト郊外に位置する食肉処理場での出来事。代理職員として働くマーリアは、コミュニケーションが得意ではなく、職場に馴染めないでいる。一方、片手が不自由な上司エンドレは彼女を気にかけつつも、上手く接することができずにいる。そんな不器用な二人が、偶然「同じ夢を見た」ことで急接近することに。孤独を抱える男女の、少し不思議で刺激的なラブストーリーが展開する。
心と体との詳細情報
「心と体と」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
監督 | イルディコー・エニェディ |
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脚本家 | イルディコー・エニェディ |
出演者 |
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カテゴリー | 映画 |
ジャンル | ドラマ |
制作国 | ハンガリー |
公開日 | 2018年4月14日 |
上映時間 | 116分 |
心と体との公式PVや予告編動画
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感想・レビュー
淡々としていて、面白かった。こんなタイプの人を見ると、共感性羞恥心のような感情が湧いて辛い。最後の展開だけ、年配の男性が若い女性を搾取しているように感じて、微妙だった。愛には心だけでなく体の関係も必要なのかもしれない。
夢の中に登場する鹿のシーンは、清々しい空気を感じさせて好きだ。コミュニケーションがとても苦手な彼女の気持ち、少し理解できる。最後には二人の孤独が癒されて、穏やかな心境になれたのではないだろうか。
左手が不自由な中年男性と、彼より娘ほど年の離れた白人女性が、肉の解体業者という異色の現場で出会う。彼女は記憶力に優れて緻密だが、コミュニケーションが苦手でカウンセリングを受けている。ある事件をきっかけに、ふたりが毎日同じ夢を見ていることがわかり、急速に距離を縮めていく。夢の内容を互いに語り合ううち、関係は深まるはずだったが、実際にはうまくいかずぎこちさが生まれる。女性は絶望に沈むが、それが自分の思い過ごしだと気づく。男性は手は不自由でも普通の人間だが、彼女は宇宙人のような不思議さを帯びている。真面目さとユーモアを両立させた、そんな映画はなかなかない。)
主人公と生きづらさを抱えるヒロインの女の子の関係が深まっていく様子は微笑ましく、心が温まる映画だった。序盤の工場の衝撃的な映像には驚かされた。終盤の彼女のシーンでは、心から助かってほしいと願う自分がいて、感情が揺さぶられた。2頭の鹿のシーンは、その空気感が素晴らしく、思わず見入ってしまった。また、女の子の美しさにも驚かされる瞬間があった。
ショッキングな映像が多くありますが、ストーリー自体は比較的微笑ましいため、そのギャップに戸惑いつつも少し笑いがこみ上げてきました。屠殺シーンはかなりグロテスクなので、鑑賞する際は覚悟が必要です。
感覚をそのまま受け止められる人を素晴らしいと思いつつ、彼女の苦労もなんとなく理解できました。自分の身体感覚を切り離し、頭の中の情報だけで物事を判断してきた彼女にとって、人や物に触れ、その感覚を受け入れることは非常に恐ろしい経験なのだろうと思います。
言葉だけでは伝わらないもの、触れることですら躓くもの。それでもなお、触れ合おうとする痛みと欲望。マーリアとエンドレは、それぞれ別々の殻に閉じ込められ、夢という境界でしか交わらないように見える。夢の鹿は、無垢で隔てのない存在の象徴でありながら、人間の意識を超えた他者性も持つ。観客はそれをどう解釈するか、あるいは解釈を超えて感じることが求められる。この曖昧さが、この映画の深さと美しさの核心にあると感じる。また、夢のつながりが終わる可能性を示唆するラストは、「つながりは脆く、途切れうる」という現実の警告でもある。人と人、身体と身体、魂と魂の重なり合う可能性を信じつつも、その永続的な保証はない。だからこそ、一瞬一瞬を大切に、丁寧に生きることの重要性をこの映画は静かに訴えてくる。この作品を観終えた後、心地よい余韻と共に、自分自身の孤独、他者との距離感、触れ合うことの意味について思索しました。心と体を繋ぐ「間」の領域を感じた。
美しい映画だった。ただ、個人的には導入と結末が自分の好みには合わなかった。
作品全体は好きだけど、肉体的な繋がりがなければ関係を続ける意味はない、という結論を突きつけられた瞬間、結局そこかと冷めてしまった。残念だ。
夢の相性に気づいた瞬間の二人の笑顔が、あまりにも可愛らしい。男性は、マシュー・マコノヒーと寺尾聰を混ぜたような端正なルックスだ。リスカの描写は生々しく、観るのがつらかった。
夢の設定が斬新な面白い映画。大人には魅力が伝わりにくいかもしれないけれど、どんな点が光るのか気になる。登場する女の子は人付き合いが苦手なところが、くすっと笑えるくらい可愛かった。結末が死なずに済んでよかった。