コロンバスはどこで見れる?今すぐ視聴できる動画配信サービスを紹介!

4.3
コロンバス 映画

2020年3月14日に公開の映画「コロンバス」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「コロンバス」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。

コロンバスが視聴できる動画配信サービス

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最終更新日

コロンバスのあらすじ

韓国系アメリカ人のジンは、講演ツアー中に倒れた名高い建築家の父を看病するため、モダニズム建築の街・コロンバスを訪れる。父の容体は変わらず、この街に長く滞在することになったジンは、地元の図書館で働く建築通の女性ケイシーと出会う。父との確執から建築に対して複雑な感情を抱くジンと、薬物依存の母を看病するためコロンバスに留まり続けるケイシー。対照的な運命を歩む二人が、共通の情熱である建築を巡って心を通わせ、語り合ううちにそれぞれの新しい人生へと踏み出していく。

コロンバスの詳細情報

「コロンバス」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。

監督
脚本家
出演者
カテゴリー
ジャンル
制作国 アメリカ
公開日 2020年3月14日
上映時間 103分

コロンバスの公式PVや予告編動画

「コロンバス」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。

コロンバスの楽曲

「コロンバス」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。

コロンバスを無料で見る方法は?

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コロンバスのよくある質問

Q
映画『コロンバス』のあらすじはどのようなものですか?
A

『コロンバス』は、アメリカのインディアナ州コロンバスを舞台にしたドラマ映画です。父親が昏睡状態になり、町に留まることになったジンと、町で暮らすケイシーという若者が偶然出会い、心の交流を深めていく物語です。彼らは互いに自分の将来や夢について考える中で、町のモダニズム建築を通じてつながりを深めていきます。

Q
映画『コロンバス』での主要キャラクターの関係はどのように描かれていますか?
A

『コロンバス』では、ジンとケイシーの関係が中心として描かれています。ジンは父親の看病のために町に滞在し、ケイシーは地元の図書館で働きながら将来について悩んでいます。二人は偶然の出会いによって互いに心を開き、抱えている問題や夢について語り合うことで、精神的に支え合う関係を築いていきます。

Q
映画『コロンバス』の制作スタッフについて教えてください。
A

『コロンバス』は、韓国系アメリカ人の監督コゴナダが手掛けた作品です。彼の独自の映像美とストーリーテリングが特徴的で、監督自身の脚本によって紡がれています。また、撮影監督はエリシャ・クリスチャンが務めており、町の建築美を活かした映像が印象的です。

Q
『コロンバス』のテーマやメッセージはどのようなものですか?
A

『コロンバス』は、家族の絆や個人の夢、そして過去との向き合い方をテーマにしています。登場人物がそれぞれ自分の人生や将来について考え、成長していく過程を通じて、視聴者に普遍的な人間関係や生き方について考えさせるメッセージを伝えています。特に、建築を通しての内面的な対話が独特の魅力です。

Q
映画『コロンバス』が評価されている理由は何でしょうか?
A

『コロンバス』は、その美しい映像と静謐な語り口で高く評価されています。コゴナダ監督の洗練された演出、建築を通じて描かれる深い人物描写、そして自然な diálogo が観客の心に深く残ります。特に、インディアナ州コロンバスの建築が、ストーリーを引き立てる重要な要素として称賛されています。

JAPANMATE運営事務局
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映画

コロンバスの感想&レビュー

  1. 中平一樹 中平一樹

    教授を探し求める声が響く。広々とした建築物の内部で、女性が姿を現す。外に目を向けると、教授が雨の中、傘をささずに佇んでいる。彼女は急いで教授の元へ駆け寄る。女性が屋根の下で通話をしている背後で、教授は傘をさして外へ歩き出し、画面の外へと消えていく。ふと振り返った女性は荷物を落とし、急ぎ追いかける。俯瞰映像で、教授が倒れた様子が見て取れる。

    韓国で翻訳業を行っているジンは、インディアナ州コロンバスに短期間滞在することになる。彼は倒れた教授の息子であり、建築学者としての父が研究に没頭していた幼少時代の影響から、父に対して複雑な感情を抱いている。

    コロンバスの図書館で働くケイシーは、薬物依存から立ち直ろうとする母と同居し、内心では建築を学びたいと願うが、母のことが心配で進学を諦めている。

    モダニズム建築が観光名所となっているコロンバスの町で、二人はすれ違いを繰り返しながら出会い、共に歩き、立ち止まり、煙草を吸いながら話をする。

    静謐さを湛えた美しい画面構成の作品で、町景観に溶け込んだ建築物が人物と共に映し出される。画面は基本的に固定されており、移動する際もゆっくりとしたドリーで撮影される。特に、二人が煙草を吸いながら並んで歩くシーンの動きが印象的だった。

    左右対称なシンメトリックな構図が記憶に残る。川辺に佇む二人を捉えたショットはまさに小津の影響が感じられる。

    また、鏡を用いたショットの緻密さも際立っていた。特定の場面では、人物が去る際にもう一人の人物を一瞥し、その姿が画面奥の鏡に映り込む様子が印象的だった。

    開放されたドアを画面に取り入れ、人物をフレーム内に収めるシーンが頻繁に見られる。この映画の二人はこの場所に留まるべきだと感じており、その内面を反映した構成が見受けられる。ジンが宿泊する部屋でクローゼットを開けるシーンでは、彼が左側に押し込まれたかのような印象を与える構図で、引きの映像なのに圧迫感が感じられる。

    画面だけでなく、少ないセリフも効果的だと感じた。ケイシーが母と食事をしている際に、「刺激が足りない」という母の言葉に対して、「素材の味を生かすために薄味にした」と返す場面は、作品そのものを象徴すると思った。また、建物について「非対称だがバランスを保っている」と語られるセリフは、ケイシーと母、ジンと父の関係を示しているように思えた。

    さらに、煙草の使い方も興味深い。ケイシーは内面的な葛藤をごまかすために煙草を使用し、ジンは父との関係が根付いた建築物に囲まれた環境で、ほっと一息つくための手段として煙草を持っている。二人はこの場所で呼吸がしづらく感じ、その煙が呼吸を可視化することで、互いに少しずつ楽になれる関係を示しているように思えた。

    異なる背景を持つ二人が、偶然の出会いで少しばかり楽になり、自らの人生を見つめ直すことができる。このような物語が現代において心に響くと感じた。

    監督、脚本、編集はコゴナダ。2017年アメリカ製作。

  2. 鈴木秀樹

    「建築は人を癒す力がある」
    その言葉を体感させる映像美。モダニズム建築の街、コロンバスに行かずにはいられないと思わせる作品だった。恥ずかしながら、この映画を見るまでコロンバスの存在を知らなかったが、一度見たら行きたくなるのは誰しも同じだろう。

    余計な音楽がなく、会話は心地よいリズムで流れ、穏やかな時間に包まれる。パターソンやスモークのような日常の中に、非日常を感じさせる建築がある。しかし、それでも日常であり、心地よさの理由を考えさせられた。「真心あるモダニズム」という言葉がピッタリだと思った瞬間でもあった。

    それと、ケイシーの存在が素晴らしく、この映画に命を与えている。特に、パーティを避けて車のヘッドライトの中で、映画に似合わない曲に合わせて踊り狂う姿には心が打たれた。

    最後に気になるのは、ケイシーがサーリネンが設計した銀行の建築に感動した理由だ。彼が発した言葉は音声が途切れていて聞こえなかった。
    長くなってしまった。これで終わり。

  3. 藤川徹

    インディアナ州コロンバス
    ミラー邸
    大学
    初のモダニズム建築銀行
    エーロ・サーリネン

  4. ゆんちゃん ゆんちゃん

    静謐さが似合うほど豊かな作品。私の癖にも刺さる、珠玉の映画だった。全編の美しさは言い尽くせず、モダニズム建築の美を軸にしつつ、スクリーンに切り取られるコロンバスの日常空間、その完璧な構図と空間のバランス、光量、環境音、湿度感すべてが好きすぎる。

    雨天の少ない日、曇天の冷たいながらも柔らかい自然光が差し込む部屋の描写は特に胸を打つ。

    本筋は、死期を看取るべきか葛藤を抱える知的な中年男性と、母の引力に囚われ環境格差への閉塞感を感じる地元の青年女性との出会いと交流を、現実的に描く。微妙に危うい関係性を丁寧にプラトニックに育み、それぞれの諦観を吐き出させるセラピー的な過程へと落とす。

    鬱屈と愛情のはざまを描き、突き放さねばならない場面を感じつつも手放せない。自分が二人の中間の年齢であることもあって、家族に対する苦悩を双方の視点で理解できる点が大きい。

    共通項としての建築をきっかけに距離を縮める二人。映画と向き合う私の姿勢や伝達の手段としての思いと重なる部分も多い。

    やや陰鬱で、先に触れたようにロリコン的な見方をされかねない過剰で個人的な要素を含むため、人を選ぶ作品かもしれない。それでも私にとっては非常に大切な一本になった。

  5. しまにゃん しまにゃん

    親子の世代間の対立。ジンとケイシーは、それぞれ父母との関係に苦しみながら対比的に描かれている。

    その明確な物語構造は、劇中に登場するモダニズム建築のシンプルさと呼応している。


    『見はらし世代』に類似した作品として視聴。

  6. Ayumu Kohiyama Ayumu Kohiyama

    – 主人公たちと一緒にコロンバスの建築を見学すると、まるで現場にいるかのような臨場感を味わえる。
    – コロンバスの建築を主人公たちとともに眺めると、現地の空気を肌で感じるような感覚が広がる。
    – 主人公たちと同じ視点でコロンバスの建築を見つめ、リアルな空気を体感する。
    – コロンバスの建築を主人公たちと共に鑑賞する場面は、まるでその場に立っているかのようだ。
    – 主人公たちと共にコロンバスの建築を見て、現場さながらの臨場感を味わう。

  7. shin

    ジャケットの構図が印象的。リンネル特別編集『心を動かす、私の好きな映画』で本作を知り、『ハズさないおうちシアター作品』として紹介されている。テーマは『心に沁みる映画』。U-NEXTのおすすめ作だ。整った映像があまりにも素晴らしく、主張しすぎず、逆に控えめすぎることもなく、二人の人物のちょっとだけ苦い部分を描き出していて、最高だ。作品は、小津安二郎にオマージュを捧げたコゴナダ監督初長編作だとされる。

  8. たなか たなか

    何かが起こりそうでいて、結局ラストまで動きは起きない。モダニズム建築の学術都市を舞台にした光景は、つくば市を思わせる要素が多く、さまざまな連想を呼び起こす。学術都市には知識人が集まる一方、開発前の地元住民はブルーカラー層だったりする、という対比が印象的だ。

  9. はるか はるか

    全編カット割りが美しいバグ映画。
    コロンバスの街並みと監督の雰囲気が見事にマッチしている。
    いい映画には、タバコを吸いたくなる場面が多い。
    生で観てみたい。
    クラブへ行かず、車のライトだけでむしゃくしゃするのが好き。

  10. ろく ろく

    かわいらしい笑顔が印象的なヘイリー・ル・リチャードソンを目当てに映画を観賞しました。
    モダニズムや安二郎についての知識はありませんが、なんとなく良い作品でした。

    モダニズム建築を称賛しながらも、吸い殻のポイ捨てが気になりました。

    「昔、告白してきたよね」と過去を振り返り、焼けぼっくりに火を灯しておいて、 “早く帰りなさい”というのはちょっと酷な仕打ちでした。

    お母さんのヘルパーのような人物とのやりとりが、いまいち理解できませんでした。