2016年12月17日に公開の映画「SAD VACATION ラストデイズ・オブ・シド&ナンシー」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「SAD VACATION ラストデイズ・オブ・シド&ナンシー」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
SAD VACATION ラストデイズ・オブ・シド&ナンシーが視聴できる動画配信サービス
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SAD VACATION ラストデイズ・オブ・シド&ナンシーのあらすじ
シド・ヴィシャスと恋人ナンシー・スパンゲンの破滅的で激しい恋愛模様と、1978年チェルシーホテルの100号室で二人の関係に終止符が打たれた瞬間を克明に描く映画。未だ謎の多いナンシーの死の真相に迫り、目撃情報を語る友人や関係者の証言を通じて真実に迫る。幼少期から衝撃的な最期まで、二人の生涯を初公開の秘蔵映像や写真とともに綴るほか、シルヴェイン・シルヴェイン(ニューヨーク・ドールズ)、リー・ブラック・チルダース、スティンカー(Pure Hell)、シンシア・ロス(ザ・ビーガールズ)、ボブ・グルーエン(写真家)、マルコム・マクラーレンといった彼らと交流のあったアーティストたちのインタビューも多数収録している。
SAD VACATION ラストデイズ・オブ・シド&ナンシーの詳細情報
「SAD VACATION ラストデイズ・オブ・シド&ナンシー」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
監督 | ダニー・ガルシア |
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脚本家 | ダニー・ガルシア ブレット・ダンフォード |
出演者 | シド・ヴィシャス シルヴェイン・シルヴェイン ナンシー・スパンゲン |
カテゴリー | 映画 |
制作国 | スペイン |
公開日 | 2016年12月17日 |
上映時間 | 94分 |
SAD VACATION ラストデイズ・オブ・シド&ナンシーの公式PVや予告編動画
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感想・レビュー
ドキュメンタリーは、本人の主観が色濃く表れる作品だが、この作品は当の本人たちが登場しないため、さまざまな視点からシドとナンシーという二人の少年少女を知ることができ、とても面白かった。ただし、本人たちの言葉ではないため、真実はわからないのも事実だ。人によって見方が180度変わることを実感する。
“シドは迷子の子供のように見えた”
“蝋燭の火のように儚い人だった”
“可哀想な人だった”
“バンドでのイメージとは異なり、悪ガキのような一面があった”
と、シドに関しては印象が一貫している一方で、
“シドはナンシーと出逢ってから廃人のようになった”
“私はナンシーが好きだった、正直に言えば”
と、ナンシーについては人によって意見が異なるのが特に興味深かった。
end to punk rock. シドの遺灰はナンシーの墓に置かれ、シドの遺灰を吸ったのは俺だけだった。ニューヨークのチェルシーホテル100号室にて。
ナンシーの評価は一方的に下がっているようですが、それには理由があるのでしょう。ただ、お互いにとって特別な存在である一方、実際はそこまで崇高な関係ではなかったのかもしれません。ナンシーはさまざまな追っかけをしていたし、シドも彼女が亡くなった後に他の女性と付き合っています。彼らの関係は表面的に過剰に神格化されているのかもしれません。
偶然YouTubeで観ることになって、今の年頃で改めて観ると、自分がまだ子どもの心のままだったのだと痛感させられる。
それにしても、母親と一緒にヘロインを打って死んでいくなんて、どんな家庭環境だったのだろう。
二人とも若すぎる!
薬は危険だね⭐︎
アレックス・コックスの『シド・アンド・ナンシー』も観たいな。
黒いレザージャケット、破れたスキニージーンズ、スパイキーな髪型。そして南京錠のネックレス。
パンクのアイコン、セックス・ピストルズのシド・ヴィシャスと彼の恋人ナンシーの謎の死に迫るドキュメンタリー映画。
ゲイリー・オールドマンの作品と合わせて観ると、より深い理解が得られます。
伝説のパンク・ロックのアイコン、シド・ヴィシャスに関するドキュメンタリー。27Clubについては知っていて、ジミ・ヘンドリックスやジャニス・ジョプリン、(風変りな)ジム・モリソンなど、27歳で亡くなったミュージシャンたちのことが頭に浮かぶけれど、彼はなんと享年21歳で逝った。残念ながら、セックス・ピストルズはリアルタイムでは聴くことができなかった。高校時代にはクイーンやブロンディのファンになり、パンクにはギリギリでCRASHを少しかじった程度だった。ピストルズを聴くなら、むしろツェッペリンが好きだった。そんな時代、(今もかな)普通にドラッグが蔓延していて、早死にしても仕方ないだろうなと思う。マイクの前でラリっている姿が目に浮かぶ。でも、やはりみんな、(ジェームズ・ディーンも)早く散っていくからこそ伝説となるのだよね。
シドは良い子だが、意思が弱く影響を受けやすいタイプで、ナンシーは悪い子ではないが自我が強すぎて周囲との関係が難しい子として評価されていたことがよくわかる。
インタビューに出演している人々は、同じ時代を生き、多くの経験を経て今も生きていることを考えると、一種の感慨を覚える。濃厚な人生を早く終えるのも一つの価値だが、過去を思い返しつつ笑えるような人生も素晴らしいものだ。
特徴的なベストを着たハウイ・ピロ氏とサスペンダーを身に着けたニキが気に入っている。ハウイ・ピロ氏はすでに故人らしいが、パンクは普段聴かないものの、ピストルズだけは時々聴く。そしてセディショナリーズの服も着る。
ユーモアと愛嬌を持ち合わせていたシド・ヴィシャスが、ナンシー・スパンゲンという女性と出会ったことで、彼の人生は次第に堕落していく。その後、ナンシーの死という衝撃的な事件が起こり、彼らの経緯をインタビュー形式で描いたドキュメンタリー。
なお、セックス・ピストルズに関する情報はあまり多くない。
チェルシーホテルでのシドとナンシーの生活や両者の成り立ち、さらにはその後の出来事に関する貴重な情報を知ることができるが、未解決事件であるため全貌を把握することは難しい。
ナンシーは有能で嫌われがちだが、彼女の魅力は伝わる。一方、シドに関しては「ヘロイン中毒」「廃人同然」「常に寝ている」「ナンシーの指示があるまで動かない」といった話ばかりで、彼の実態はつかみづらいものの、朝6時には起きるしっかりした一面もある。
悪夢のような女性とヘロイン中毒の男性、スキャンダラスなふたりは出会ってはいけなかったのかもしれないが、同時に非常にお似合いのカップルのようにも思える。
マルコム・マクラーレンの人間らしいエピソードは意外性があった。
ピストルズに特別な思い入れがないため、事件の詳細は知らずに観てみました。
映画というより、テレビで放送されるジョンベネちゃんのミステリー解決に近い感じですね。
一番話を聞きたいマルコム・マクラーレン氏は既にいなくて(もし生きていても出演しないかもしれませんが)、なんとも言えない気持ちです。
逆に、年を重ねて今ではじじいになったジョン・ライドンさんの方が好きだし、私にはあまり向いていなかったのかもしれません。
ナンシーの死因を追究すると同時に、当時関わった人物の証言を通じて、ムーブメントの裏側とシドやナンシーの人柄が浮かび上がる、貴重な作品。