2017年6月10日に公開の映画「コールド・ウォー 香港警察 堕ちた正義」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「コールド・ウォー 香港警察 堕ちた正義」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
コールド・ウォー 香港警察 堕ちた正義が視聴できる動画配信サービス
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最終更新日
コールド・ウォー 香港警察 堕ちた正義のあらすじ
国家の存亡を脅かす警官誘拐事件で、優れた捜査指揮を発揮し仲間を救出したショーン・ラウは、警察署長に昇進。しかし、彼には新たな試練が待ち受けていた。逃亡中の犯人が彼の妻を誘拐し、主犯のジョー・リーを解放するようラウに要求する。
コールド・ウォー 香港警察 堕ちた正義の詳細情報
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監督 | サニー・ルク リョン・ロクマン |
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脚本家 | サニー・ルク リョン・ロクマン |
出演者 | アーリフ・リー アーロン・クォック エディ・ポン ジャニス・マン チョウ・ユンファ マット・トッティ リュウ・チャーリャン レオン・カーフェイ |
カテゴリー | 映画 |
制作国 | 香港 |
公開日 | 2017年6月10日 |
上映時間 | 110分 |
コールド・ウォー 香港警察 堕ちた正義の公式PVや予告編動画
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感想・レビュー
やっぱり続編は観ないと。公開から4年も間が空いたのだから、2本撮りされたわけではないはずだ。毒戦ほど過激さは感じないものの、皆んなが少しずつ年を取っている印象だ。
そして、最後のシーンでもう1本ありそうな余韻(死んでいないのか!)も、それから9年が経過しているから、続編の可能性はほとんどないだろう。
前作よりは渋い展開で悪くないが、結局これは香港映画、ひいては香港警察を称賛している作品なのではないかという気がする。時代背景や歴史的な背景が影響しているのかもしれないが、詳しくは分からない。
結局、1作目のレビューで書いた通り、インファナル・アフェアには及ばない。もっとヒリヒリするやり取りを求めたいが、警察組織だけを描く限界なのかもしれず、マフィアを絡めれば変わったのかもしれない。
それにしてもチョウ・ユンファは年を取らないね。公開時点で60代後半のはずだが、今なお存在感は衰えない。
ぐいぐい引き込ませる展開で最後まで見られるが、警官としての矜持を貫くべき場面で結局は単なる親バカ展開に終わり、ガッカリ。とはいえ、ラストにまだ続くのかと期待させておきながら結局これで終わりなのかと思うと、惜しい。全体として最後まで観客を飽きさせない作りだっただけに、落差が残る。チョウユンファとレイチーホンの議論は男たちの挽歌を思わせる見せ場だったのに、という感想だ。
「インファナル・アフェア」の後継として期待される香港警察ノワールの新作!最初から3部作構想で、意気込みが感じられますが、1作目では警察副長官同士の対立がメイン。このうち一方が長官に昇進し、もう一方が辞職寸前のためか、「異なる立場や信念で衝突しつつも、最後には仲間や市民のために力を合わせる」といった感動的な要素は薄れ、家族を守るための私闘が職権を悪用する形に変わってしまいました。また、一方のキャラクターは突然悪堕ちし、元長官に屈服する展開が残念です。主人公アーロン・クオックの魅力が保たれているものの、他の刑事との対面で身長(172㎝)が際立ち、印象が薄れました。全体的に盛り上がりに欠け、気になる点が多いですが、「ヒート」風の路上での銃撃戦や悪党の拠点での派手な爆破シーンは楽しめる要素として残っています。
チョウユンファが演じるカンは、悪徳弁護士かと思わせつつも信念を貫くキャラで好印象だった。もう少し活躍を見たかったが、終盤は出番が目立たず、ちょっと拍子抜けした。
イントロダクション
続編となるサスペンスアクション『コールド・ウォー 香港警察 二つの正義』。指揮を執り国家存亡を揺るがす警官誘拐事件を解決したショーン・ラウは警察署長に昇進。しかし逃亡中の犯人は彼の妻を人質に取り、主犯の解放を要求してくる。
放送情報
2025年10月17日(金) 19:55〜22:00
BS12 トゥエルビ
ストーリー
国家存亡を揺るがす警官誘拐事件を解決したラウは署長へと昇進するが、逃亡中の犯人は彼の妻を狙い主犯ジョー・リーの解放を要求。地下鉄の駅にジョー・リーを連れ出させる大規模な犯行計画を提示し、ラウは市民の混乱と危機に直面する。彼は政治家やメディアの批判を浴びつつ、職を失う瀬戸際で信念を問われる。
みどころ
香港映画の正統派ポリティカル・サスペンスの頂点
本作は単なる刑事アクションではなく、警察という巨大組織内の権力闘争を描く重厚な政治スリラー。前作のテーマ「正義とは何か」がさらに深掘りされ、法と組織、個人の信念が三つ巴で激しくぶつかり合う。
ショーン・ラウ(アーロン・クォック)と、権力の闇に生きる元副長官リー(レオン・カーフェイ)、司法長官カン(チョウ・ユンファ)の心理戦・駆け引きは、香港ノワールの白眉として称賛された。
チョウ・ユンファ復活 王者の風格
新キャストのオズワルド・カンを演じるチョウ・ユンファは久々の本格香港映画出演。彼の存在感が作品全体に重厚感と緊張感を与え、カンの冷静さと信念が複雑に絡み合う演技は圧巻。
複雑なプロットと緻密な構成
誘拐事件を軸に展開する物語の裏には、警察・政界・財界の癒着や思惑が絡み合う多層構造が潜む。脚本の緻密さと再視聴性の高さが特徴。
シリーズとしての完成度と進化
前作『二つの正義』のその後を直接描きつつ、単体でも強力なスリラーとして成立。映像表現はより洗練され、夜景や警察本部のガラス空間がスタイリッシュさを強調。
現代香港の政治的空気の投影
制作時期の香港社会の緊張感を背景に、権力に屈しない個人、体制内部の腐敗、正義の不確かさといったテーマが描かれる。娯楽性と社会性が共鳴する作品として映る。
迫力のアクション&演出
銃撃戦や車両爆破、ビル屋上での対決など迫力は健在。ただ派手さよりも沈着した緊張感を重視する、沈黙の中の暴力という香港ノワールの美学が際立つ。
主なキャスト・登場人物
アーロン・クォック(Aaron Kwok) ショーン・ラウ
レオン・カーフェイ(Tony Leung Ka-Fai) M・B・リー
チョウ・ユンファ(Chow Yun-fat) オズワルド・カン(新キャスト)
チャーリー・ヤン(Charlie Yeung) フェリックス・リョン
エディ・ポン(Eddie Peng) ジョー・リー
基本情報
ジャンル:アクション/バイオレンス/サスペンス・ミステリー/ドラマ
製作国:香港・中国
製作年:2016年
公開年月日:2017年6月10日
上映時間:110分
配給:ギャガ
作品に合う食事とお酒
権力闘争と心理戦、重厚なスタイルが特徴の香港ポリティカル・スリラーに合わせる夜の味覚。
映画に合う食事
香港式ロースト盛り合わせ(焼味三拼)
叉焼・燒鴨・焼豚などを一皿に。硬派な夜食として印象的。
香ばしい甘辛ダレと脂の旨みが作品の緊張感と相性
合うシーン:中盤の沈黙の心理戦
黒胡椒ビーフ炒飯
強火の香ばしさとスパイスの刺激が権力闘争の怒りを象徴
映像のテンポに合わせて黙ってかき込むと没入感が上がる
海老ワンタン麺(蝦雲吞麺)
夜食の定番。透明スープと細麺が理性と緊張感を映す
深夜の視聴に最適
お酒
シングルモルトウイスキー(スモーキー系)
ラガヴーリン16年、カリラ12年など。静寂と炎の対比を際立たせる香り。
香港クラフトジン「Two Moons Gin」
ジャスミンと陳皮の香りで都会的な余韻を演出。夜景と合わせて味わうと世界観が広がる。
バーボン・オールドファッションド
力強さと権力の象徴として相性抜群。
中国茶(ノンアル派)
プーアール茶や鉄観音の深煎りで渋みと奥行きを。夜の余韻を深める一杯。
おすすめの楽しみ方
観る時間帯:夜22時以降、照明を落として視聴
食事:焼味プレートまたは黒胡椒ビーフ炒飯
お酒:スモーキーなモルト or 香港クラフトジン
音楽:エンドロール後も余韻が残る静かな時間を演出
今作も権力闘争が中心テーマです。警察長官ラウの妻が人質にされ、前作での黒幕リーの息子ジョー(エディ・ポン)の釈放を要求する謎の存在が現れます。ラウは要求に従い、自らジョーを連れて行くが、結局彼を逃がしてしまいます。この結果、責任問題を追及する査問会が開催され、立法会からオズワルド・カン弁護士(チョウ・ユンファ)が登場します。リーの証言により、ラウの立場は危うくなっていきます。真の黒幕は一体誰なのでしょうか。
前作でラウの計画に利用されていたICACのビリーが協力者として姿を見せるのが素晴らしいです。個人的にはマン・トウのさらなる活躍も見たかったです。
前作同様、ラウとリーが互いの言葉を全く聞かずに言い争うシーンがあり、少し笑ってしまいました。終盤まで、リーは敵として振る舞っているだけだと思っていましたが、まさに堕ちた正義そのものですね
前作で捕らえられたジョーの救出から物語は始まる。
退任したリーさんは目立たないかと思いきや、やはり彼は親バカである。
息子の話になると少し正気を失うのは、前作から変わらない。
早い段階からラウに関する怪しい疑惑が提示され、私も動揺を隠せなかった。
リーさんとはアプローチが異なるが、彼もまた正義を貫こうとしているのかと考えていたところ、上級弁護士役でチョウ・ユンファが登場!
80〜90年代の彼を最近観始めたので、現在の彼を観るのは意外にも初めて。
年齢を重ねた彼には、若い頃とは違った魅力が感じられる。
前作に比べて物事がより複雑になり、水面下でのやりとりが増えている印象がある。
リーさんは前作のラストでの引き際がとてもかっこよく、「やっぱりかっこいい!」と思ったのに、話が違うじゃないか!
権力はそんなにも人を魅了するものなのか、私には理解できない。
香港の映画を観ることが増える中で、市街地での乱闘や銃撃戦が頻繁に描かれ、一般市民も犠牲になることが多いと感じる。
作中で「アジアで一番安全な都市、香港」と何度も言われるが、これほどまでに一般人が犠牲になり、通信システムがほとんど機能していない中で、本当にそれを信じることができるのか疑問を抱かざるを得ない。
行ったことはないが、実際の治安も非常に気になるところだ。
元警察長官が政治家たちを巻き込み、香港の権力を掌握しようと画策する。退職したリーを警察長官の座に据えようとするが、その手法は非常に巧妙である。リーと現職のラウとの対立は激化し、リーの正義感は揺らいでいるように見える。前作に比べて分かりやすい部分はあったが、市街地での銃撃戦は一層過激になり、警察が通信システムを支配する中で、安全についての説得力は欠如していた。
1週間前に観た前作は好印象だったのに
2016年の作品か。今の時代にはそんな作り方はもうできないのか。
ショーン・ラウは香港警察の長官に就任し、警官誘拐事件の解決に導く。しかしその直後、ラウの妻が再び誘拐される事件が発生。犯人は、投獄されていた主犯格の釈放を要求してくる。
「コールド・ウォー 香港警察 二つの正義」の続編は、前作の葬儀シーンから始まり、前作のラストへと自然につながる。長官となった主人公は、妻を取り戻すため自ら作戦を遂行するが、妻は救出される一方で前作の主犯格は逃走してしまい、その責任を問われることになる。
前作が対立の図式で終わったのに対し、本作はサブタイトルにもある通り一方が完全に闇へ落ちる展開となり、正義と正義のぶつかり合いという単純な構図は崩れる。職権乱用が前作よりも露骨に描かれ、政治・司法の絡む難解さも増しているため、若干の中だるみを感じる場面もあった。
それでも、アーロン・クォックとレオン・カーフェイの言い争いは健在で、今回はチョウ・ユンファが加わって更に迫力が増す。陰謀めいた政治色と力強いアクションを両立させた作風で、前作以上にストーリーの質を重視している印象。ただしこの作風にはやや馴染みにくいと感じる観客もいるかもしれない。
アクションは爆発と銃撃戦の見せ場が多く、粗さはあるもののテンポよく楽しめる。前作同様、全体としては満足のいく仕上がりだった。ラストから続編の可能性を匂わせる余韻はあるが、実際に製作されるかは不明のままだ。