2020年3月20日に公開の映画「21世紀の資本」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「21世紀の資本」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
21世紀の資本が視聴できる動画配信サービス
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21世紀の資本のあらすじ
2014年、日本でも発売され大きなブームを巻き起こした経済学の名著『21世紀の資本』は、フランスの経済学者トマ・ピケティの著作として世界的に高い評価を受けました。全700ページという大部で完読が難しいとされる一方、著者のピケティ自身が監修と出演を務め、一般の読者にも五感で理解できる完全映画化が実現。難解な数式を一切使わず、著書で示した資本主義の理論を映像で表現します。映画はウォール街やプライドと偏見、レ・ミゼラブル、ザ・シンプソンズなど、映画・小説・ポップカルチャーの要素を豊富に用い、過去300年にわたる世界各国の歴史を“資本”の視点から切り取ります。
21世紀の資本の詳細情報
「21世紀の資本」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
原作者 | トマ・ピケティ |
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監督 | ジャスティン・ペムバートン |
出演者 | トマ・ピケティ |
カテゴリー | 映画 |
ジャンル | ドキュメンタリー |
制作国 | フランス ニュージーランド |
公開日 | 2020年3月20日 |
上映時間 | 103分 |
21世紀の資本の公式PVや予告編動画
「21世紀の資本」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。
21世紀の資本を無料で見る方法は?
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感想・レビュー
アマゾンプライムで課金して視聴。経済の知識が深くなくても話題作として驚きとグロテスクさを強く感じた。好きな言葉ではないが、日本社会にはいわゆる親ガチャと努力の限界、自己責任論を完全否定する現実があると感じさせられる内容だった。映画が公開されてから5年が経ち、GAFAMの勢いは以前ほどではなくなってきた一方で、AI系企業の台頭が目立つようになった。OpenAIやAnthropicは倫理性を重視する姿勢を示し、UBIにも前向きな発言をしており、未来には希望の兆しが見えるのかもしれない。映像面には無駄な場面も多く、全体の尺は90分とやや長く感じられた。結局のところ、庶民としてはお金に依存しない幸福の追求を見つけるべきだと痛感した。
モデルを変えなければ資本主義は労働と結びつかなくなる、という指摘もあります。
18世紀以前の封建制度(資本は土地で、働く人々はわずかな賃金しか得られず、ほぼ奴隷状態)から、フランス革命、産業革命、帝国主義、世界大戦、大恐慌、小さな政府志向、グローバル化経済、リーマンショックへと続く約3世紀にわたる世界の政治経済の流れを、今回ざっくりと振り返ることができました。
資本収益率(金融資金や不動産などの不労所得)が経済成長率を上回る局面では、富がさらに蓄積され格差が拡大します。高度な技術の普及とともに資本収益率はさらに上がりやすい可能性があり、18世紀のヨーロッパのように相続が格差の連鎖を生み出す時代が再来する、という予測と警告はすでに現実味を帯びています。
これを阻止するには、タックスヘイブンの取り締まりと累進課税の徹底による資本の再分配が不可欠です。
新しい発見は多くありませんでしたが、短時間で世界の潮流を大まかにつかめる作品で、私が高校生の頃に見ていたらと思う内容でした。今の中高生にもぜひ見せてあげたい。
一言で要約すると r>g。詳しくはこう。投資界隈で広く語られる r>g の格差をテーマにした映画で、r世界の住人と g世界の住人の格差を指摘します。金持ち父さん貧乏父さんの右側の人と左側の人の比喩にも通じる内容です。映像はかなりカッコよく、なぜ r世界の住人に富が集中してしまうのか、その答えが理解できます。
2025年7月30日、Yahooフリマで「金持ち」と検索したところ、1,480円のDVDが見つかりました。
不平等を前提に、生活費をできるだけ抑えて暮らす現実的な選択をしてしまう自分は、もしかして資本主義の支配から逃れられていないのだろうか。
この作品が伝える核心は、資本の力が強すぎるため、世界規模での再分配を進めるべきだということだと受け止めている。でも、それが現実的に可能かどうかには強い疑問を抱く。
ルールができると必ずそれをハックする動きが生まれるタックスヘイブンのような仕組みが出現する現実も想像させる。日本社会において、例えば大企業の法人税を見直して資本が外国へ移動するのを止められるのか。そんな懸念と絶望にも似た感情が湧いてくる。
皆さんはこの問題をどう考えますか。ぜひあなたの意見を聞かせてください。
ボードゲームの実験では、コイントスと資金、サイコロを多く持つプレイヤーがどのように増長するかを見ることができ、その様子を映像で観察する意味があった。
彼らはコイントスによって得られた富を、自身の実力によるものだと信じ込んでいる。
ボードゲームでこのような現象が見られるのだから、実生活においても同じようなことが起こると考えるのは容易だ。
経済に詳しい人には、どれもこれも知っている話で、特別すごい内容ではない。一方、経済に詳しくない人には、さっぱり理解できないかもしれない
強気相場は楽観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、そして狂気の中で死ぬ。これはサー・ジョン・テンプルトンの言葉として広く知られています。
2025年5月5日。「始まった」と感じているのですが、同時にトマ・ピケティを見直すべき時期だったと気づきました。
「歴史は繰り返さないが韻を踏む」というマーク・トウェインの言葉も有名ですが、今まさに似たようなパターンや現象が繰り返されつつあり、この瞬間に自分が立ち会うとは思いもしませんでした。
かつてのローマ帝国と現在のアメリカを結ぶ論点には、崩壊という見方もあります。
第一次世界大戦前に世界を支配していたのは英国とフランスであり、米国の覇権が永遠に続くはずもないという見方は少なくありません。
原著『21世紀の資本』は2013年にフランス語で刊行され、予言書として話題になることもしばしばです。
正直、5年前にこの本を読んだときはピンと来なかったのですが、今日改めて読み直すと、現在進行形で起きている出来事とあまりにも重なって、怖くなるレベルでした。
トランプ政権の関税をきっかけとする貿易戦争は、いわば序章に過ぎないのかもしれません。
大恐慌から大不況へ、さらにファシズムの台頭を経て戦争へと向かうこの連鎖は繰り返されるのでしょうか。
次の時代に、労働をどのように支配するのか。AIもまだ未知で、方向性がはっきりするまでの間は、バークシャー・ハサウェイのようにキャッシュポジションを高めて待つべきだと感じます。
ウォーレン・バフェット氏の退任発表と、昨年の動きを見ても、投資の神様としての存在感はなお大きいと感じます。
社会や経済についての話題を自然に理解できるようになりたい。
映画よりもむしろNHKの内容に興味がある。
封建制の時代からの歴史の流れは興味深かったけれど、提案される解決策が現実的ではなくて、途方に暮れてしまう。