午後8時の訪問者はどこで見れる?今すぐ視聴できる動画配信サービスを紹介!

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午後8時の訪問者 映画

2017年4月8日に公開の映画「午後8時の訪問者」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「午後8時の訪問者」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。

午後8時の訪問者が視聴できる動画配信サービス

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最終更新日

午後8時の訪問者のあらすじ

午後8時、診療受付時間を過ぎた頃、若き女医ジェニーは鳴ったドアベルに応じなかった。翌日、診療所の近くで身元不明の少女の遺体が発見される。その少女は、診療所のモニターに映っていた子だった。彼女は誰なのか?なぜ命を失ったのか?ドアベルを押したとき、何を伝えたかったのか?次々と浮かび上がる疑問の中、失踪直前の少女の足取りを追うジェニーは、自ら危険に晒されてしまう。少女の名を探し、彼女の断片を集めていくうちに、ジェニーが辿り着く予想外の死の真相とは――。

午後8時の訪問者の詳細情報

「午後8時の訪問者」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。

監督
脚本家
出演者
カテゴリー
ジャンル
制作国 ベルギー
公開日 2017年4月8日
上映時間 113分

午後8時の訪問者の公式PVや予告編動画

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午後8時の訪問者のよくある質問

Q
映画『午後8時の訪問者』のあらすじはどのようなものですか?
A

映画『午後8時の訪問者』は、若い女医が偶然にも診察拒否した患者の死に責任を感じ、その謎を独自に解き明かそうとする物語です。彼女の良心と罪の意識がリアリズムのなかで描かれます。

Q
『午後8時の訪問者』のメインキャラクターについて教えてください。
A

『午後8時の訪問者』の中心キャラクターは、担当医である女性医師です。彼女はプロフェッショナリズムと個人としての葛藤を抱えながら、事件の真相を追います。

Q
『午後8時の訪問者』の主なテーマは何ですか?
A

『午後8時の訪問者』のテーマは、道徳的責任と社会的良心です。主人公が感じる罪悪感が、物語全体に深い問いかけを及ぼします。

Q
『午後8時の訪問者』の制作チームについて教えてください。
A

この映画は、ジャン=ピエール・ダルデンヌとリュック・ダルデンヌの兄弟によって監督されました。彼らはリアリズムを重視した作品作りで有名です。

Q
『午後8時の訪問者』はどのような評価を受けていますか?
A

『午後8時の訪問者』は、社会的メッセージが強い作品として映画批評家から高評価を受けています。監督のダルデンヌ兄弟によるリアリティのある描写が特に評価されています。

JAPANMATE運営事務局
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映画

午後8時の訪問者の感想&レビュー

  1. ちうべい ちうべい

    小さな町の開業医を補佐する代理医・ジェニーは、研修医に意見を求めつつ診察を進める。研修医はいつも不安と不満を顔に浮かべている。

    診察が終わる午後8時、インターホンの鳴る音が響く。研修医はドアへ近づこうとするが、ジェニーはそれを制止する。時間外対応は不要だと。

    しかし翌日、ブザーを鳴らした少女が遺体で見つかる。医師でありながら与えるという治療の側にあるはずの人が、相手の与えてほしいという意志を無視してしまったのか。事件を知って以来、ジェニーは彼女の親族を探し出し、本名を突き止め、正式に埋葬するべく奔走する。

    誰もが彼女の行動を賞賛するわけではない。いや、そんな人間はいない。だが、ジェニーの揺るぎない決意は誰の目にも明らかで、それに関わる者たちもまた本気の対応を迫られる。

    誠実だとは必ずしも言えない。彼女を好む者も憎む者も、あるいはただ距離を置く者ですら、彼女の意思と対峙できなければ、彼らの不安は拡がる。人の本気は、形を問わず必ず他者に影響を及ぼす。ジェニーは自分が与える立場にあることをかみしめ、以前より成熟した優しさを持って、与え方を磨いていく。

  2. 海風

    地味な展開ながらも終盤にかけてサスペンスが緩やかに継続し、最後まで飽きることがなかった点は高く評価できる。画面は固定ショットが多く、登場人物の内面の揺れが強く表出されるタイプではない印象もある。ダルデンヌ兄弟の初期作のような静かな映像語りにも見えるが、実際には比較的新しい作品である点は少し意外だった。本作は、周囲からは見過ごされがちな個人の実存的な感性を静かに露わすことを控え、ストーリー展開に観客の関心を集中させる作りになっている。これも本作の長所のひとつだ。

  3. 千葉恵里

    ダルデンヌ兄弟の映画の終わり方が大好きで、カメラが離れる演出が印象的です。存在しなかった人々の名前を調べる姿勢は、彼らがこれまで貫いてきたスタンスを反映しています。初期の3作よりも当事者との距離や、カメラと主人公との関係が広がっており、彼らの立場を端的に示す作品と言えるでしょう。

  4. けいやん

    ダルデンヌ兄弟の作品は、ほぼ間違いなく名作だ。ここまで信頼できる監督はほかにいるだろうか。主人公の強さと、女性ゆえの弱さが丁寧に描かれ、男性の性への愚かさも浮き彫りになる。そんな行為がもたらす後悔と死、家族を深く悲しませる結末について、彼は果たして意味を見いだせただろうか。ラストで姉の登場と証言がリアルに響き、観客は自分を重ねて自分は可愛いのだと感じる瞬間がある。

  5. 金魚埠頭

    ヒロインの視点で描かれる医療従事者の日常が展開され、落ち着いたトーンの中に不条理な出来事が織り交ぜられています。

    制作中にBGM付きのバージョンも考えられていたかもしれませんが、BGMなしの方が観る側との距離感がぐっと近くなる印象を受けました。

  6. どんぺー どんぺー

    サスペンス色がかなり強め。主人公が医者には守秘義務がありますと言いながら女性の手掛かりを集める展開が印象的だった。医療ドラマ要素が薄いにもかかわらず、医師設定が見事に効いていると感じる。

  7. 独り言 独り言

    ダルデンヌ兄弟の特徴が薄れていて、個人的には少し物足りなさを感じた。

  8. いしぐり崇之

    ダルデンヌ監督の作品は二作目。
    以前観た『サンドラの週末』に興味を持ち、ついに観ることができました。

    本当に素晴らしかった。アデル・エネルがとても美しくて。

    午後8時、微熱を抱えた憂鬱の中で、すれ違うアデルと研修医。
    医者であるアデルが研修医に注意をしていると、診療所のブザーが鳴ります。
    出ようとする研修医に対して、もう閉院して1時間も経っているから出なくていいと言うアデル。

    翌日、女性の遺体が発見されました。その女性は昨晩ブザーを鳴らした人でした。
    夜のドアを通り抜け、診療所にたどり着きたかった女性。
    あの時に出ていれば悲劇は避けられたかもしれない。アデルは動き始めます。

    とにかく人を訪ねるアデル。身元不明の遺体のためにエネルギッシュにあちこちを回り、写真を見せながら「彼女を知っていますか?名前だけでも教えてください」と尋ねます。

    終始音楽はなく、アデルの姿を映し続けるダルデンヌ監督。

    行動が思考を変えていく。扉を開けなかったことへの罪悪感を感じるアデル。
    少し暴走気味な行動は警察から注意されることもありますが、アデルなら許される雰囲気があります。
    周りの人たちも徐々に変わっていく様子が見えます。

    大切なのは、今できることを全力で取り組むことです。
    それを通じて自己を見つめ直すアデルは、やっぱりエネルギッシュ。落ち込んでいる研修医の態度を考え直し、彼の実家まで行ってしまいます。

    もっと激しい展開を期待したいところですが、そういったものではありません。
    特に目に見える何かがあるわけではありませんが、静かにアデルが変わっていく様子が美しく、人間の素晴らしさを感じました。心の深いところから湧き上がる感情がありました。
    そして、アデルがかわいいなと常に思っていました。目の前のアデルをただ見つめたい衝動に駆られました。

    お話とは関係ありませんが、アデルからの注意をありがたく受け止められない研修医に、一言言いたくなりました。

    「ちっ、最近の若い者はちょっと厳しいことを言うとすぐに拗ねる」と、45歳の今なら言える気がします。
    鏡の中には、今も震えているあの日の私がいます。
    #夢見る少女じゃいられない

  9. ゆんちゃん ゆんちゃん

    2025年139本目

    ダルデンヌ兄弟の作品を一気に視聴し、ついに完了しました。配信終了ギリギリに間に合い、この『午後8時の訪問者』を最後に選んだのは、他の作品と比べてやや長めの上映時間だからです。しかし、その分、他の作品よりも分かりやすい再生の希望が描かれており、スッキリとした気分で鑑賞できる締めにふさわしい映画でした。一人の死がどれほど多くの人々に深い影響を与えるかを見事に表現し、主人公ジェニーの不器用な行動が彼女の誠実さから人々の心を動かす様子が印象的です。ダルデンヌらしくないとの評価も理解できますが、弱者に対する搾取や不可視化といった社会問題を訴える姿勢はしっかりと受け継がれています。

  10. 岡田倫太郎 岡田倫太郎

    U-NEXTの配信終了が迫る中、気になっていた本作を視聴。ダルデンヌ兄弟の作品としてはこれが4作目。

    あらすじ
    ある工事現場で身元不明の女性の遺体が発見される。診療所の女医は、その女性が死の直前、夜間のベルを鳴らして助けを求めたのを自責の念から見過ごしたことをきっかけに、真相の解明へと踏み出す。

    感想
    ダルデンヌ兄弟らしさは保ちつつも、事件の真相を追うサスペンス色はこれまでの作風ほど強くなく、意外性も控えめだ。とはいえ社会的メッセージ性が際立つ点は魅力で、人に手を差し伸べることの大切さが深く描かれている。全体としては高品質なドラマだが、これまでの「ロゼッタ」や「息子のまなざし」と比べると、強烈な衝撃はやや弱いと感じられる。

    結論
    社会派ドラマとしての完成度は高く、ダルデンヌ作品のファンにはおすすめ。ただし、痛烈な衝撃を求める人には物足りなく映るかもしれない。